2025/02/23
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テーマ: 社交ダンス(9449)
カテゴリ: アニメのはなし
勝負するからには勝ちたい、勝負の極意、知りたくないですか?

賭博で問題を起こす芸能人やスポーツ選手がたまにニュースになりますが、ここでは選手契約そのものがギャンブルのようでした。

主人公はピッチャーなんですが、類まれな観察力や洞察力を持ち、相手のメンタルを操る悪賢い奴。

どんなに不利な条件でも負けない勝負師なんです。

爽やかなスポーツモノとはかけ離れた、ドロドロした物語でした。





沖縄の米兵の間で行われていた賭野球『ワンナウト』で負け知らずのピッチャーがいました。

ワンナウトを取れればピッチャーの勝ちというバッターとの一騎打ちです。

渡久地 東亜(とくち とうあ)には120キロ台のストレートしかありませんが、抜群のコントロールが持ち味で、相手の心理を読む達人でした。

自主トレで沖縄に来ていた天才打者・児島に見出され、彼の所属するプロ野球チーム『埼京彩珠リカオンズ』に入団することになります。







オーナーの彩川は球団の成績より金儲け主義で、密かに球団売却を計画しています。

渡久地は彩川オーナーに、年俸に代わる出来高払いの特殊年俸契約を提案します。

アウト1つ取るごとに500万円、その代わり失点すると1点につき5000万円のペナルティ、名付けて『ワンナウト契約』。

これは明らかに渡久地が不利な条件でした。





オーナーの予想に反し、渡久地はオープン戦でマリナーズやフィンガーズを抑えて2億7000万もの報酬を獲得します。

負けを取り戻したいオーナーは、あの手この手で渡久地を不利な状況で登板させますが、知恵比べでは渡久地が常に上を行っていて負けません。

シーズン開幕後、オーナーは契約内容をさらに渡久地に不利なものに変更。

強豪チームの優れた動体視力を持つバッターや、オリンピックレベルの俊足を持つ外人、さらに球場ぐるみのイカサマチームとの勝負も攻略して推定年俸は40億を超えました。





『ONE OUTS』(ワンナウツ)は、甲斐谷忍の漫画を原作としたアニメで、2008年から2009年まで全25話が放送されました。

渡久地は試合中でもベンチでタバコ吸ったりして新人なのに態度デカいんですが、彼の緻密な分析や司令塔としての能力をチームメートも次第に認めるところとなり、最後には監督ですら彼の言いなりでしたね。

オーナーのイジメにも似たやり方にも決して屈せず、常にクールに隙間を突いてくるクレバーな手法に感心しながら見ていました。



どうしても知りたい場合は、原作の漫画を読むしかないでしょうかね。











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Last updated  2025/02/23 09:33:58 PM
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