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インドの写真をアップする暇もなく、時が過ぎて行きます…。慌ただしい日本滞在です。 さてインドという国はとても広く、1週間という私たちの滞在では観光できる場所も限られてしまいます。でも「ここは絶対に行っといたほうがいい!」と勧められて足を延ばしたのは、アグラにあるタージマハル。イスラム建築の中で最も美しいとも評される、大理石でできた白く輝く建物です。 まずは上のような、よく知られたアングルでの一枚をどうぞ! タージマハルとは、ムガール帝国の時代の建築物で、今から350年ほど前のものです。当時の皇帝が愛する王妃のために建てたお墓なんですね~。タージマハルへは南門から入ります。下のような赤砂岩の門がドーンと目に入ってきます。立派です。インド建築にはこの「赤砂岩」がとてもよく使われています。こちらの門は赤砂岩と大理石を組み合わせたもの。 門の周りにぐるっと施されているデコレーションは、イスラムの聖典コーランの句です。 タージマハルの中に入ると、お墓が2つ並んでいます。王妃のものと皇帝のもの。実はこの2つの石棺は空っぽで、2人の遺体は地中に横たえられているのだそうです。こうして石棺を置くことで、2人の遺体が横たえられている場所を人の足が踏まないように配慮されているのだそう。お墓の中は、左のようなお花のデコレーションで飾られています。素晴らしいのは、こうしたデコレーションがすべてペイントではなく、大理石を彫って宝石や高価な石が埋め込まれているという点。気の遠くなるような手作業だったと思いますが、このような装飾が石棺や壁に施されています。 こちらも大理石を彫って作られた花のモチーフ。アグラは大理石の産地として有名だそうで、アグラ産の大理石は質がいいことで知られているそうです。大理石を彫りこむ作業は並大抵のものではありません。ナイフの先にダイヤモンド・チップを取り付けて彫られたそうです。今のような機械が全くない時代に、こうした精巧な装飾がすべて手作業で行われたというのは驚くべきことですね。この美しい大理石の建築物、タージマハルへはデリーから日帰りでも行くことができます。デリーからは200キロほどの距離だそうで、(順調に行けば)片道5時間ほどで到着します。発展を遂げているインドでは車の数が異常に多いうえに、バイクや水牛やリクシャー(オート三輪車)などが道路を我が物顔で走って(水牛の場合は歩いていますがね)いますので、どこに行くにも時間がかかります。さあ、ゴールデンウィークにはインドに行かれる方も多いのでは?? 是非この美しいタージマハルを見逃さないようにしてくださいね。 インドもいいけどヨルダンもええとこやで~。http://picturesque-jordan.com/
2012.03.25

私の目は極度に乾燥しております。何度もこのブログでも愚痴っておりますが、レ―シックをした後すぐにヨルダンに渡りまして、ヨルダンの強烈な日差しに目がヤラれてしまいました…。その後は極度の乾燥に悩まされておりまして、その″カピカピ感″といったら!!! かなり充血もしますし、悩みの種であります。 レ―シックをした時は、とうとう人間は神の領域にまで達したのか! と思うほど感動しました。だって近眼を治すんですよ~。眼鏡もレンズもいらない生活! なんてラク~~としばし有頂天になっておりました。でも神様のすることと違って、人間のすることには必ず副産物(副作用)が伴うんですよね…。レ―シック後のドライアイには相当苦労しております。とはいえ、レ―シックをしてもすべての人が極度のドライアイになるわけではありませんので、私の目がたまたまそういう目質(?)だったというだけでしょうが…。さてそんな訳で、一時帰国の際にはせっせと眼科に通うのが私の習慣です。目薬を1年分ため込んでヨルダンに戻るというパターン。ところが今回は、初めて「涙腺プラグ」とやらをつけてもらいました。私の目は涙の量も少ないらしく、少ない涙を有効に活用するために、それぞれの目に2つずつある”涙腺”を閉めてしまって、涙が排出されずにたまるようにする、という治療。シリコン製のプラグを涙腺に差し込むというタイプのものです。涙が排出されずに残るので、カピカピだった目が潤うという理論です。さて、この治療の効果は?? いや~本当に潤いますね! カピカピ感がなくなり、常にウルウルとしています。なんて爽快!! …と思ったのは、またしても束の間で、今度は涙があふれる~~。涙腺がいわば詰まっていて自然に排出されないわけですから、たまった涙がどうしても外にあふれてくるわけです。いつもいつも涙を拭いていないといけない!! そういえば、おばあちゃんがよく涙を拭いていたなぁ。私もお年寄りになった気分ですよ。カピカピを取るか、ウルウルを取るか…。まぁ、ウルウルのほうがいいでしょうな。「大は小を兼ねる」ということわざもあるし、ないよりあるほうがいい。とはいえ、涙って多すぎても困るもんですね。人と話しているときに、ツツーッっと涙が流れ落ちることもあるわけで…(汗)それに目全体が「うるうる」というよりは、「目頭に水がたまっているって感じやな」とは母の論。確かに…潤っているというよりは「溜まっている」というほうが正しいかもしれません。ああ、やはり人間のすることには副産物が伴う!! カピカピかウルウルか…難しい選択なのであります。 夏休みはヨルダン散歩。http://picturesque-jordan.com/
2012.03.24

かの有名な「レ・ミゼラブル」ですが、私はロンドン時代にミュージカルにはまりまして、ロンドンにあるシアターに足しげく通い、何度も同じミュージカルを鑑賞し、CDなども購入しました。 合理的なイギリス人、会場が暗くなると同時に、後ろの席の人たちがダダダーッッと走って前のオーケストラ席にガシッと座るんです。初めこれを見たとき、強烈なショックを受けました。でも確かに前の席が空いているわけですから、後ろから移動してくるのは合理的? 係員に制止される人もいましたが、大半が成功しておりました。 そんなわけでロンドン時代の後期には、私も一番安いチケットを購入し、音楽が鳴ると同時にダダッとダッシュしてオーケストラ席近くに陣取るというようなことをしておりました。もちろんこれはシアターの構造にもよります。二階席からはできない技(ワザ)ですね。さて話が逸れましたが、レ・ミゼラブルは、弟のために一切れのパンを盗んだがゆえに19年も投獄されたジャン・バルジャンの生涯を描いたもの。物語はいろんな方向に展開していきますが、話は happy end で終わりますので、心がぽかぽか温かくなる素晴らしい作品です。それにしても、今の中東情勢を見ていると「ああ、無情!」と思ってしまう。メディアの流すニュースに、「中東は危険!!」というレッテルが貼られてしまっているのは、″冤罪(えんざい)″にも等しいことだ、と憤慨するのは私だけ??とばっちりを特に受けているのはヨルダンでしょう。私の中東生活は丸4年を終えて5年目に入っていますが、私の周りの人たちのヨルダンに対する反応は全く変化なく、「危険!」「流血!」「戦闘!」と思い込んでいるようです。確かに少し老けはしましたが(涙)、それでも4年間元気いっぱいに中東で暮らしている私を見て、ちょっとは考えを変えてくれたらいいのに~、と思います。現地の事実を話しても話してもぬぐい去れない流血のイメージ。良くも悪くもメディアの流すメッセージの強さを思い知らされます。中東のイメージがネガティブからポジティブに変わることを願いつつ…皆さーーーん、ええとこやで、ヨルダンは! と訴え続けて行こうと思っています。 ホームページが新しくなりました。http://picturesque-jordan.com/Crea Traveller でヨルダンが特集されています。http://crea.bunshun.jp/articles/-/1376
2012.03.16

今日は ビジネス用ホームページのリニューアルのお知らせです。これまではマイクロソフト・サーバを使ってホームページを開設していましたが、サーバを変更いたしました。 今後は、以下のサイトにアクセスしていただけたらと思っています。http://picturesque-jordan.com/ただし、まだすべて完成ではなく、改善の余地が大いにあり…。ホームページを自分で作るのって難しいですね!! 中身の濃いホームページにしたいと思っていますし、マメに更新することで今後はヨルダンの治安状況など、お客様からよくご質問をいただく点を常時アップしていけたらと思っています。またサーバの変更に伴い、お問い合わせ先も以下のように変更になります。 naoko_kimura@picturesque-jordan.comでは、今後ともよろしくお願いいたしま~す。ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ 当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2012.03.12

今日3月11日は、東日本大震災からちょうど1年目の日でした。復興の道のりはまだまだ険しく、家族を一瞬にして失った方たちの悲しみが癒えるまでにもまだまだ時間がかかると思います。日本にいると被災者の方々に関するニュースに日々接することができるので、震災時に中東にいた自分にとってはとても貴重なことだと思っています。 さて寒の戻りで、明日からはかなり冷え込むとのことです。まだまだ油断できませんね。3月半ばにもなりますと、ヨルダン観光がハイシーズンに入ります。シリア騒動などでマイナスのイメージが付きまとう中東ですが、とても happy なニュースがあります! 3月10日発売の Crea Traveller (文藝春秋) でヨルダンが特集されています。取材コーディネートとアテンドをさせていただきました。http://www.bunshun.co.jp/ もご参考になさってくださいね。目印はこぉんなぺトラの表紙です→ま、こんな風にこんな時期でも中東に関心を持ってくださる方々がおられて、中東びいきの私からするとかなり嬉しいです。実際にヨルダンは平和ですし、ヘルメットをかぶって弾丸をよけながら生活している…なんてことは決してないのですから。シリア情勢は相変わらずですが…、開けてはいけないいわゆる「パンドラの箱」を開けてしまった以上、こうなることは初めから当然予期できたことでした。今後も混迷の度を深めて行くであろうシリア情勢。政権が倒れたら、宗教戦争 (内戦) に突入かもしれませんね…。今でさえ、政権 VS 民衆というよりは宗教戦争の色が濃くなっています。シリアのツアーのお手配を再開できる時を心待ちにしています。その時は Crea Traveller でもシリアを取り上げてほしいものです。Crea Traveller でヨルダンが特集されていますヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ にほんブログ村←応援して下さる方はクリックしてくださいね。
2012.03.11

この春の時期から夏にかけて、ヨルダン観光に来られるお客様が多くなります。よくあるご質問が死海のホテルに関するものです。 「Movenpick と Kempinski のどちらがよいでしょうか?」とよく聞かれますが…難しいです。どちらも良いです!! 日本人のお客様に人気があるのは Movenpick です。が、これは知名度が高いという理由であって、実は Marriott も Kempinski もお勧めできます。死海のホテルはさすがリゾート地だけあって、どのホテルも質やサービスがよいです。Kempinski ですが、以前にセクハラ事件などがあり、私としてはお客様にお勧めしてきませんでした。が、この度、雑誌の取材に同行する機会がありまして Kempinski に宿泊いたしました。何と、日本人のホテルマンがおられました。2010年10月からホテル・マネージャとして Kempinski に勤務されているそうです。私のブログでアップしたセクハラ事件がちょうど起きた後くらいに、この方がホテル・マネージャとして Kempinski にいらしたようですね。で、Kempinski の印象ですが、かなりピリッと引き締まっていました! やはり日本人のホテルマンの方の存在は大きいと思います。以前はマネージャクラスもヨルダン人だけで、ノラリクラリ、ダレダレという感じが否めませんでしたが、現在の Kempinski はキビキビ、ピシッとしており、サービス・質ともにかなりお勧めできそうです。→部屋からプールを望みます。プールの向こうには死海が広がります。ケンピンスキーのお部屋はすべて死海ビュー。↓それから各部屋のミニバーのドリンクはすべて無料です。ビールもありますよ。 バスルームはアメニティも含め、かなり充実しています。バスタブに加え、シャワー室も独立しています。 細部まで行き届いたサービスは Kempinski ならでは。しかし、1年少しでこんなに雰囲気が変わるなんて、日本人ホテルマンの存在はすごい!! と感心いたしました。 そんなわけで、今では自信を持ってお客様にお勧めできる Kempinski です。他のホテルの追随を許さない高級感は、Kempinski ならではですね。セレブにとっては、アンマンでは Four Seasons、死海では Kempinski というのがお決まりの組み合わせだそう。庶民派の私ですが、Kempinski でりフレッシングなひと時を楽しませてもらいました。仕事だったので、けっこう緊張はいたしましたが…。 皆さまもゆったりゴージャスな休暇をご希望なら、Kempinski にぜひご宿泊くださいませ。ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ にほんブログ村←応援して下さる方はクリックしてくださいね。
2012.03.02
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