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ガザとイスラエルの停戦が合意に達したことで、ホッといたしました! 毎度のことながら、ガザとの戦闘ではたくさんの死傷者が出てガザは事実上ボロボロになっていますが、数年ごとにこうした意味のない争いが突如として始まります。こうした意味のない争いの引き金となるのは、パレスチナ人側・ユダヤ人側双方の過激派による「ちょっかい」。混乱を引き起こそうとするこうした過激派の「おちょくり」には、双方が乗らないでほしいと思います。誰も得をしませんし、数千という尊い人命が失われるだけですから…。こうしたガザとイスラエルとの戦闘の中で、BBC による 「Jews And Arabs Refuse To Be Enemies」というようなキャンペーンも行われ、ユダヤ人とパレスチナ人が仲良く共存する様子を写した写真がインターネット上でたくさん掲載されました。下の写真では、ほっぺにイラストを入れた左側の男の子がアラブ、右側の男の子がユダヤ人です。BBC のホームページから転載させていただきました。一般のユダヤ人もパレスチナ人も決して戦いを望んでいるわけではなく、本当にごくごく一部の過激派だけが事の仕掛け人なのです。さて、停戦合意を受けてイスラエル観光はぐっと盛り返すことと思われます。ちょうど夏の時期にイスラエル観光を計画されていた方の中には、観光をどうするか最後まで迷われた方たちも多かったことでしょう。今後は問題なくイスラエル入りしていただけます! 実はガザとの戦闘中も、一時期はエルサレムも多少混乱したとはいえ、ほとんどの期間で問題なくご観光いただけました。ただ、やはり戦闘中ということで躊躇された方も多かったことと思います。またイスラエル側のガイドや旅行会社のほうも、お客様の身に万が一何かがあれば…という懸念から積極的に観光をお勧めできるような雰囲気ではなかったと思います。コロコロと変わる中東情勢には、こうして頭の痛い思いをさせられます。たくさんの魅力がギュッと詰まった中東…。争いで傷つきながらも、たくさんの観光客を魅了してやまない国々です。一人でも多くの方に中東の魅力を味わっていただきたいと思っています。ところで、エルサレムへの日帰りのツアーを提案するような旅行会社もあるようですが、まず無理だと思っていただくほうが良いです。当方ではお勧めできません。国境越えには思わぬ時間がかかる場合もあり、国境で時間が取られるとエルサレムでの実質的な滞在時間は数時間となる可能性もあります。1泊は必ず取るようになさってください。せっかくお金と時間をかけて移動されるのですから、数時間の滞在ではもったいなすぎます! ご旅行をお考えの方がおられましたら、是非余裕を持ったプランニングをされるようにお勧めいたします。↓良ければ応援のポチッしてください。↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2014.08.29
日本で挑戦したまつ毛のエクステの最後の1本が抜け落ちて、すっかり元のまつ毛に戻ってしまった先日、久しぶりに Vinaigrette (ヴェネグレッテ) へお食事に行ってまいりました。いえ、まつ毛が元に戻ったことと外食とは関係ないのですが…。単になんだか自分で作る料理に飽きて(笑)、Vinaigrette のお寿司が食べたくなったよ~。というわけで、2日続けて Vinaigrette に行きました。下の写真は、1日目に食べたサーモンサンドウィッチとオーダーしたアルコール。 2日目はお寿司を食べましたが、興奮して (?) 写真を撮っておりません。美味しかったーー! ただ、3500円も払いましたが、お腹がいっぱいになる量では決してありません。ああ、お寿司を動けなくなるほどたらふく食べたい(涙)!! この Vinaigrette は、以前のブログでもご紹介したことがあるレストランです。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201307230000/ アラブ料理ではありませんので、アラブ料理に飽きられた頃、ご旅行の後半などに足を運んでいただくと良いかもしれませんね。特にハングリーアワー中のご利用はお勧めですよ!さて、ヨルダン周辺国の情勢が悪化しているので、友達などから「生きているかー?」「大丈夫かー?」というメールが届くようになりました。はい、大丈夫ですので、安心してください! ヨルダンでの生活は全く普通です。ただイラクやガザからは、かなり depressed なニュースばかり飛び込んできて、悲しくなります。あちこちで人が殺されている映像は見るに堪えません(実際、見ていません)。戦争がないところでは、自然災害や疫病が起きているし…本当に大変です。「イスラム国」の台頭に伴い、イラク人の新しい難民がヨルダンに押し寄せつつあります。迫害を免れたキリスト教徒たちです。自分たちだけのアパートなどを見つけるのは至難の業ですので、親族がいる場合は狭いアパートに身を寄せてひしめき合ったり、あるいはダウンタウンの安宿に住み込んだり…などなどアンマンは人口過剰でパンク寸前です。来週から一斉に子供たちの学校が始まりますので、避暑に来ていた湾岸族 (サウジやクエートのアラブたち) がどんどん湾岸に帰って行きます。これに伴い、渋滞 + 湾岸族によるアパートの占拠は多少緩和されるものと思われますが…。「はよ帰りぃな、湾岸アラブ!」と心の中でぶつくさ文句を垂れている私です。さて、中東情勢の混迷に伴い、ヨルダンへの旅行についてお悩みの方もいらっしゃると思います。「行きたいが、家族から反対されている」とか「もう少し周辺国が落ち着くまで待ったほうが良いか」など、情勢や旅行の時期に関する色々なお問い合わせが来ております。シリア・イスラエル・イラク情勢ですが、ヨルダンへの間接的な影響はあるものの (難民の流入、物価の高騰など)、直接的な影響はありません。それぞれ独立した国ですし、政治的にも形態が異なりますので、今すぐどうこうということはないかと思います。私の意見を言わせていただきますと、もしヨルダンに本当に来たいと思っておられて、周辺国の情勢だけを心配されているということであれば、反対に今のうちにいらしておくほうが良いかもしれません。その理由の一つとして、シリア・イラク情勢が今後落ち着くことはまずないかと思います。それでシリアとイラクが落ち着くまでお待ちいただくというのは、あまり現実的ではないかと思います。またヨルダンに今すぐ影響があるわけではないにしても、5年後、10年後の情勢は全く異なっている可能性があります。私自身、普段の生活では周辺国の影響を感じずに暮らしていますが、さて3年後のヨルダンは? 5年後のヨルダンは? という話になりますと、全く読むことができません。こうした理由から、周辺国の騒動に巻き込まれていない今がヨルダン観光に適した時期なのではないかと思います。いずれにしても、周辺国の情勢のためにヨルダン旅行の時期を延ばされるというのは、あまり現実的なことではないように見受けられます。ご旅行の時期についてお悩みの方に、少しでも参考になればと思って書かせていただきました。 ↓良ければ応援のポチッしてください。↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2014.08.23
当方のお客さまから「シリアで邦人が拉致されたというニュースを聞いて、ヨルダンは大丈夫なのか、と心配になった」というようなお問い合わせも届き始めました。私自身は、シリアにまだ日本人がいたのか?? とビックリしてしまいました。 が、調べてみますと本当に日本人の男性が拘束されてしまったようです…。無事に解放されるようにと願っています。が、混乱状態のシリアに、言葉も分からない日本人が乗りこみ、しかも戦闘が激しくてほぼ崩壊しているアレッポに入るなんてどう考えても無謀な行動です…。こうした混乱した国々では、外国人が拉致されたり誘拐されたりするのが常です。だから、たとえ戦闘態勢でなくても、政情が混乱した国に入るのは危険なことです。まして、「イスラム国」が激しい戦いを展開しているシリアやイラクに入るのは無謀としか言いようがありません。確かに私のシリア人の友達は、今でもヨルダンとシリアを行き来していますし、イラク人の友達もイラクとヨルダンを行き来しています。ただ、彼らはアラブですから、何かあった時のコネがあります。コネの全くない外国人にとっては、戦争に巻き込まれることより、拉致あるいは誘拐されることのほうが怖いと思います。ですから、当方では現時点ではシリア・イエメン・エジプトへのご旅行はお手配しておりません。たとえいったん落ち着いたように見えても、誘拐の危険性はかなり長く残ります。混乱状態を利用して、手っとり早くお金を手に入れることができる誘拐のような犯罪が増えるのです。ヨルダンは近隣国の戦闘には一切かかわっていませんので、誘拐などの危険性もありません。が、こうした邦人拉致などのニュースが流れると、ヨルダンも同じように危険な国だというイメージがさらに流れてしまいますね…。いずれにしても、人の命ほど重い価値のあるものはありません。この邦人男性の無事を祈っております。↓良ければ応援のポチッしてください。↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2014.08.18
本日気付きましたら、ブログのアクセス数が40万を超えておりました。ブログを訪問してくださっている皆様、ありがとうございます。1日のアクセス数がかなり多い日もあり、一体どなたが読んでくださっているんだろうと実は不思議です(笑)。だって、ヨルダンなんてかなりマイナーな国ですし、なんせ、クレジットカードの盗難に遭って日本のクレジットカード会社に電話した時なんて、「は? ヨ、ヨルダン? …ヨルダンとは国の名前でしょうか??」と聞き返されたくらいですし…日本では知名度低いですよね~。そんな訳ですから、ヨルダンから発信しているブログは、一体どなたの目に留まっているのでしょう…もしかして、もしかして…ヨルダンの秘密警察なんかが私のブログにアクセスしてるんちゃう? と疑ってしまいます(半分本気!)。私がヨルダンの真実を暴いているから、マークされているかも!! あり得る~。といっても、別に嘘を書いているわけではありませんしね。真実を書いているだけですから、真実を。←マークして、と言っているようなものか(笑)?ま、というわけで、今日も懲りずにヨルダンの真実をお伝えしましょう。 さてさて、ヨルダンといえば、物価が毎月うなぎ上りに急上昇中。イラク難民、シリア難民の流入に加え、リビアやイエメンからもたくさんのアラブがやってきており…人口の急激な増加が物価上昇に拍車をかけています。人口の3分の2が集中するアンマンでは、アパートの数が足りません。だから、アパート代も恐ろしい勢いでどんどん上がっています。そのとばっちりを受けるのが、家具つきのアパートを借りざるを得ない外国人。7年前にヨルダンに着いた時は、200JD台のアパートが簡単に見つかったのに、今では同じようなアパートが500JDほどします。ちなみに500JDとは日本円に直すと7万2千円くらい。もう最近では400JD台のアパートを見つけることはほとんど不可能に近くなっていると思います。が、こうしたアパートは古いものばかり。新しいアパートなんて、700JD、800JD、1000JD なんて普通。第3世界で、しかも古いアパートですから、クオリティなんてあったもんではありません。家具は古いし、あちこちボロが出る。お金を払うなら払うなりに質が伴って快適に過ごせればまだいいです。でも古くてクオリティが全く伴わないとなると…単なるぼったくり!! さらにヨルダンでは、人間的に良い大家に出会えることが少ない。貸しアパートを所有しているアラブのほとんどが greedy (貪欲) で、金の亡者。ヨルダンでは、アパートの賃貸がラクして儲けられる一番手っ取り早いビジネスですから、賃借人のためにはびた一文使いたくないが、もぎり取れるものはもぎり取りたいという精神がみなぎっています。私のアパートの大家も、そうしたボロっちいアパートを所有するの欲深いアラブの一人。アラブのクリスチャン女性で、なんとまぁ、プライドの高いこと高いこと。金大好きで、古びたアパートの修理にはびた一文払いたくない。そのプライドは一体どこから来るのだろう? 何が根拠なんだろう? と不思議に思います。自分がヨルダン人やからって誇ってるん? えっとぉぉ、ヨルダン人であることを誇る理由はどこにあるんですかぁ? 単なる第3世界でしょォぉぉぉ?? と意地悪な質問をしたくなる(笑)。で、アパートは言わずもがな古いので、洗面台はすぐに詰まるし、トイレはいつもドブ臭い。目が痛くなるような刺激臭がすることもあり、絶対に排水管が詰まっているのは確実。それなのにオーナーは絶対にそれを認めず、入居した初期は、「誰もしばらく住んでなかったからこんな臭いがするのよ。使ってればなくなる!」とのたまっていたが、半年たった今は「アンタたち、6カ月住んでるわよね。洗面台の詰まりも排水の詰まりもアンタ達のせいよ。半年間も住んでるでしょ」だと。もう開いた口がふさがりません。アラブはLogical (理論的) に考えることができないので、こちらが理論で攻めようとすると、悲鳴にも似た声を上げ、「あーーーー、もう私はアンタ達に付き合ってられないのよ。最近脳卒中になったのよ。の・う・そ・っ・ち・ゅ・う! 分かる???!!! 長く話せないのよ!!」と金切り声をあげる…ええ、確かに軽い脳卒中になって病院に運ばれはりましたがな。でもすぐに回復してはりますやん。病気から何も学ばず、人格は変わらず…(いや、もっと悪くなっている??)。ま、そんな簡単に人は変わりませんけどね。…というわけで、話にならない、というのが彼女と話した後のいつもの感想。なんでもかんでも、私たちのせいですから。自分はいつも正しく、相手はいつも悪い、これが典型的なアラブの思考。アラブのクリスチャンの女性は、一般的にプライドが高すぎてもう手に負えません。アラブは全体としてプライドが非常に高い国民ではあるのですが、それでもイスラム教徒の中には男性・女性を問わずまだ謙虚な人たちを見つけることができます。ま、そんなわけで、ますますヨルダンは外国人にとって住みにくい国になっています。いやぁ。。。私も考えてしまいますね。いずれにしても、このアパートは契約が終わり次第、さっさと退散します! ↓良ければ応援のポチッしてください。↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2014.08.14
ロシア人の奥さんを持つイラク人の友達がいます。このロシア人の奥さんは2人の子供を連れて、夏のバケーションでロシアに帰国しておりましたが、本日ヨルダンに戻ってきました。ところでロシア人と書きましたが、彼女は今話題の旧ウクライナのクリミア出身の女性なので、数か月前までは「ウクライナ人」でした。が、今回のロシアによるクリミア併合を受けて、めでたく? 「ロシア人」になりました。めでたく? と書いたのは、彼女自身はロシア人になったことをひどく喜んでいたからです。ただ今回の帰省の際には、ウクライナからクリミア入りするか、ロシアからクリミア入りするか、かなりいろいろ大変だったようで…まだ彼女とは話していませんが、一体どんな旅行だったのか色々聞きたいと思っています。さて、このロシア女性のご主人であるイラク人男性はかつてシェフとして働いていたこともあり、料理が得意。年のかなり離れた夫婦なので、奥さんは非常に若い。で、この男性は年齢のためもあってお仕事が今はなく、彼女が外で働いています(幼稚園の先生)。イラク人のご主人さんは家で「主夫」をしています。そんな経緯もあり、奥さんが1か月以上ロシアに帰っていても、彼自身は食べることはきちんと自分でできます。奥さんも、旦那さんを一人残していても安心! ってワケです。そんな彼が、本日帰宅する奥さんと小さな息子たちのために愛情をこめて作ったのが下の料理。じゃじゃーーん。まだ煮込む前です。これはアラビア語では「ワラカ・アイナブ」と呼ばれる料理で、直訳すると「ブドウの葉っぱ」という意味。ブドウの葉っぱに、ミンチ肉の炊き込みご飯を詰めて巻き巻きした料理です。ブドウの葉っぱは、若くて柔らか――いものを使う必要があります。薄いブドウの葉一枚一枚に炊き込みごはんを乗せて、丁寧に巻いていきます。つまりすっごく時間のかかる料理。こうした詰め込み料理は、総称して「マハシー」とも呼ばれ、ブドウの葉っぱだけではなく、ズッキーニの中身をくり抜いてお米を詰め込んだり、トマト、ナス、玉ねぎ、それから上の写真のお鍋の中にあるようにピーマンの中に肉入りご飯を詰め込むこともあります。こうしたものをすべて総称して「マハシー」。マハシーについては、以前のブログでご紹介したことがあります。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/200903220000/ アラブは、このマハシーが大好き! ただ、手間がかかる割に、早食いのアラブにかかれば5分ほどで完食! 4-5時間もかかったのに…5分で終わり???? という主婦泣かせの料理でもあります。今回イラク人の友達が奥さんのために作った「ワラカ・アイナブ」も、ものの十数分で平らげられてしまうことでしょう。でも、一つ一つ丁寧に巻いていく作業は、まさに愛情そのもの。愛情たっぷりのアラブ料理の代表格です。皆さまも、ヨルダンに来られる際には是非是非この「マハシー」をお召し上がりになってみてくださいね。どのレストランでも、「ワラカ・アイナブ」は置いていると思います。しかし…2009年にこのマハシーについてブログでアップした時に、ぜひともマスターしてみたいと書いていたのですが…2014年現在もこの料理の仕方をマスターしていない私…。今だに食べるほう専門であります。多分マスターはできへんやろな…←すでにあきらめている。だって、4-5時間もかかる料理なんて…やってられませんがな!↓良ければ応援のポチッしてください。↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2014.08.09
ぺトラ Movenpick の一流シェフからお料理を学ぼう!!という新しいイベントがぺトラの Movenpick で開催されています。Movenpick ホテルで、シェフと一緒にアラブ料理を作って食べることができます。お料理の内容は、前菜としてファットゥーシュというサラダまたはババガヌーシュ(なすのペースト)など。メイン・ディッシュは、言わずと知れたヨルダン名物マンサフまたはマクルーベ(野菜とチキンの炊き込みご飯)などです。ご参加者の人数に応じて、お料理体験のお部屋が異なります。2名様から15名様までは、Movenpick の4階にあるTea Room での実習となります。人数が15名以上の場合は、Pool Terrace となります。ご予約は48時間前までに入れていただく必要がありますが、Movenpick にお泊りでなくてもご参加が可能です!さて、気になるお値段ですが、お2人様参加の場合はお一人様当たり US$ 45。5名様以上のご参加の場合は、お一人様当たりのお値段が US$ 40 となります。ホテルで直接お申し込みになるよりも、旅行会社を通していただくほうがお安くなっています。ぺトラの Movenpick のお料理のおいしさには定評がありますので、ここでお料理教室に参加できるのはなかなかできない体験かと思います。ぺトラに2泊などされる方がおられましたら、ぜひこのお料理体験への参加をご検討くださいね。ご関心のある方には、PDFファイルをお送りできます。ぜひぜひお問い合わせくださいませ。↓いつもありがたう。応援のポチッ↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2014.08.08
先日のブログで、5,6年前のアンマン市と比べて昨今のアンマン市の渋滞がひどいことを嘆きました。昨日も空のタクシーを見つけることができず、道路にたたずむこと20分はたまた30分か…やっとタクシーを拾うことができましたが、友達との約束の時間には30分以上遅れました。友達と分かれての帰り道、午後20時を過ぎても渋滞がとてもひどく、通常は10分ほどで帰れるところが30分もかかる。なんでこんなに渋滞してんの、アンマン??? この渋滞のひどさはここ1年ほど顕著になっています。ヨルダン人は「いやぁ、今日は週明けだから渋滞してるんだよ」とか「週中は車の数が増えるからね」とか「うーーん、ラマダン前後はサウジやカタールからの湾岸族がヨルダンに押し寄せるからね」とか・・・理由づけには事欠きません。が…、アンタら、なんでそんなに単純なん? 週明け、週中、ラマダン前後なんて本当は関係ないやん! よく考えてみぃな。ここ1年ずっとやん!!! と私は思うのであります。そんな訳で、これはヨルダン国内の車の数が増えすぎたことが原因でしょうな。車の数を規制せずにどんどんどんどん輸入。関税かけたら、ヨルダン政府にとっては大きな収入になりますからね。今では、一人1台車をもつのが当たり前。大家族のアラブが、それぞれ1台車をもつとどうなるか…車の数のほうが人間の数より多い。人口の3分の2が集中するアンマン市では、車の数が尋常ではなく、万年渋滞。でも、車を持てないアラブたちももちろんいます。特にヨルダンでは貧富の差が激しいので、みんながお金持ちなわけではない。そんなアラブたちはタクシーを利用せざるを得ませんが、待てど暮らせど、タクシーは来ない。20分、30分、道路に立ち続けるのも当たり前の光景。時間によってはあちこちにタクシー待ちのアラブが立っていて、数少ないタクシーをめぐって死闘 (?) が繰り広げられます。なんでこんなにタクシーを拾うのが難しくなったのか? これは私のかねてからの疑問でした。 で、昨日やっと私の疑問が解決しました。昨日の夜に利用したタクシーのおっちゃんが説明するには、タクシーの数が減っているのではない。タクシーの運転手が働くのをやめたからだ、と。渋滞でノロノロ運転をしていると、タクシーにとっては、お客さんから受け取るメーターの金額よりもガソリン代のほうが高いのです。つまり、働くほど損をする。そうなると、特に渋滞の激しい時間は、もう働くのをやめてしまう。だって損をするのですから、アホらしいですよね。そんな中で、ちょっと厚かましい若者のドライバーたちは平気でお客さんに「メーターの額では足りないから、1JD余分にちょうだい」とか「こんな渋滞だからメーターは動かさない。5JDちょうだい」などといえます。いえ、言わざるを得ないわけです。が、ちょっとおじさんのアラブで、ある程度マナーのある人は、そんなこと口が裂けても言えない。メーター通りの金額では損をするだけなのですが、だからと言って若者のように厚かましくなれない。養わなければいけない家族が待っているのに、1日クタクタに働いても儲けが5JDとか10JDでは話になりません。でも、それが今のヨルダンの現実。日々高騰するガソリン代を下げるか、タクシー代を上げるか、何とか手を打ってもらわないと生活はもはや成り立たない、とこのおっちゃんは本当に悲しそうに話します。その話を聞いて、私も本当に本当に本当に悲しくなって、いやぁ…一体ヨルダンはどこへ行くんだろう? と嘆かざるを得ません。もちろん、このおっちゃんにはメーターより2倍の金額を払いました。4,5年前は、10円ほどをめぐってタクシーの運転手とケンカを繰り広げていたこの私ですが(http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/200902190000/ などをご参照ください)、ここ1年ほどはタクシーの運転手にはかなり寛容になって、いやぁ、どんどん払うで~とかなり気前よくなっています。すごい変化! でも、本当に一般のアラブの生活は大変だと思うのです。せめて私にできるのは、ちょっとでも多めに支払うこと。こんな時は助け合わねば、と思うのです。金は天下の回り物。お金は入ってきて、また出て行く。ケチケチしても仕方がない。で・も!! このタクシーの運ちゃんとも話していましたが、ヨルダンにはお金がないわけではない。外国からかなりの資金援助を受けている。日本だってかなりの額を支援している。でも国民に全く還元されていない。じゃあ、膨大なお金はどこに行っているの? そうです、汚職です。政府の役人たちや一部の関係者たちの懐に入って行っている。お金持ちはどんどんお金持ちになり、貧しい人はどんどん貧しくなる。国民に全く還元されず、国民は苦しんでいる。それではねぇ…国民あってこそ国が成り立つのに。必死に働いているこのタクシーの運ちゃんのような人たちが報われなければ、悲しい。私がちょっと多めにタクシー代を払ったところで焼け石に水だとは思うのですが、一人ひとりが助け合いの精神を示すなら…と今日もタクシーの運転手にせっせと貢ぐ(?)私であります。わが心は、私腹を肥やすど厚かましいアラブと共にはありませんが、一般の誠実なアラブと共にあります! みんな頑張って!! と心で声援を送らずにはいられません。↓いつもありがたう。応援のポチッ↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2014.08.06
大型イード休暇も明けて、ごく普通の日常に戻ったヨルダンです。渋滞がひどいし、タクシーがつかまらない…今日もちょっと出かけたつもりが帰り道に空のタクシーを見つけることができず、約1時間歩いて自宅まで戻りました。アンマンでは、ちょうど午後16時ごろから魔の渋滞時間に差し掛かります。まず政府関係や銀行関係者たちが勤務を終えて帰宅に着き始めるのがこの時間。その後、企業関係の帰宅ラッシュが始まる17時、18時と渋滞は断続的に続きます。渋滞だけなら許せますが、タクシーがつかまらないというのはけっこうきつい。ひたすら歩くしかありませんから…。いやぁ、5,6年前のアンマン市は本当にラクだった~。そのころもイラク難民が大量にヨルダンに入ってきて人口が爆発的に増加したとはいわれていましたが、今と比べると街はまだまだ空っぽでしたよ~。車 (マイカー) がないと、こりゃほんまに大変です。さて、この時期のヨルダンでは美味しい果物たちが出回ります。代表的なのは、下の写真のようなプラム。日本ではプルーンとも呼ばれますね。ただしプルーンとは加工したものを主に指すようで、生で食べるものは「すもも」とか「プラム」という呼び方のほうが一般的みたいです。それから、こちらは以前のブログでもご紹介したことがあります。ペッタンコの平たい桃。日本の桃より水分が少なく歯ごたえがあって、熟す前にカリカリとかじっても美味しいし、もちろん熟したものを食べてもジューシーでおいしい。Very GOOD です。この他にマーケットには、チェリーやブドウもたくさん出回ります。まさにフルーツ天国! この時期にヨルダンにいらっしゃる皆様は、ぜひ果物の数々をおためしくださればと思います。さてさて、ここ数日、ヨルダンではあちこちでパーティが開かれています。日本でいう大学受験の結果発表が2日前にあり(といっても、日本とはシステムが全然違いますが)、いわゆる「受かった」若者たちの家々ではパーティが開かれるのが恒例。親族一同、友達一同が集まり、夜遅くまで "飲めよ、食べよ、踊れよ" の世界です。大音響で音楽が鳴り響き、花火もポンポンと上がり…お祭り騒ぎです。この「大学受験」はアラビア語では「タウジーヒ」と言われますが、日本でいう高校3年にあたる若者たちは、このタウジーヒのために1年間全ての楽しみをほぼ否定して、勉強に打ち込みます。ヨルダンやパレスチナでは、人生で一番大切な試験といってもいい。ま、勉強といっても、記憶、記憶で、盲目的に全ての学科を記憶するだけで、実は頭をほとんど使わないのですが…。だから社会に出ても、自分で考えて行動できるアラブの若者がいない…。このタウジーヒの結果といえば、全く気が利かない社会人を大量に生み出す、という何とも ironic (皮肉) なことではありますが。でもでも、1年間とにかく頑張った若者たちにはご褒美が必要ですよね! 私も昨日は、タウジーヒ合格のお祝いでパーティにお呼ばれしてきました。タウジーヒの後は大学に進学する子たちが大半です。親も子も、タウジーヒの1年は泣く思いで過ごします。タウジーヒの終わった若者たち、親御さん共々お疲れさまでした~。↓いつもありがたう。応援のポチッ↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2014.08.04
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