PR

×

Freepage List

Calendar

Profile

FPお助け隊

FPお助け隊

2010.06.19
XML
独学 3級FP技能士 試験 解説 中野克彦 なかじまともみ 田中尚実


(2) 資本回収係数は,現在保有している資金(元金)を一定の利率
  によって複利運用しながら毎年一定金額を一定の期間にわたり
  取り崩していくときの,毎年の取崩し金額を計算する際に利用
  することができる。




TanakaBlue.jpg
 解説者:田中尚実

  (キャリアコンサルタント、CFP(R)、1級FP技能士)




(2) 正解:○ 【6つの係数(資本回収係数)】


現在の資金を一定の利率で複利運用しながら、一定の期間にわたり取り崩していくときの金額を計算するには、「資本回収係数」を使います。


【過去の出題】
2010年1月3級学科試験 (31) 「6つの係数(終価係数)」
2009年9月3級学科試験 (31) 「6つの係数(年金現価係数)」
2009年1月3級学科試験 (31) 「6つの係数(年金終価係数)」
2008年9月3級学科試験 (31) 「6つの係数(終価係数)」
2008年5月3級学科試験 (32) 「減債基金係数」
2008年1月3級学科試験 (34) 「年金終価係数」
2007年9月3級学科試験 (2) 「年金現価係数」
2006年9月3級学科試験 (3) 「資本回収係数」



「係数」には次の6種類があります。

   1.終価係数
   2.現価係数
   3.年金終価係数
   4.減債基金係数
   5.年金現価係数
   6.資本回収係数



資本回収係数とは、現在の金額を一定の利率で複利運用しながら、一定の年数で取り崩した場合、取り崩し額はいくらになるか、という計算をするときに用いるものです。

例えば、現在手元にある1,000万円を利率2%で複利運用しながら、5年間で取り崩した場合、毎年の取り崩し額はいくらになるのか? というときに使います。

   1,000万円 ÷ 5年間 = 200万円

ですが、「利率2%で複利運用しながら」なので、1年あたりの取り崩し額は200万円よりは少し多くなりますよね。
それを簡単に計算するために「資本回収係数」を利用するのです。

各係数ごとに、運用利率、運用年数からなる係数表があり、もとになる数値に乗じて計算します。
資本回収係数の係数表を抜粋すると以下の通りです。


          <資本回収係数表>
   ┌──┬───┬───┬───┬───┬
   │  │ 1%│  2% │ 3%│ 4%│
   ├──┼───┼───┼───┼───┼
   │1年│1.0100│1.0200│0.0300│   │
   │3年│0.3400│0.3467│0.3535│   │
   │ 5年 │0.2060│ 0.2121 │0.2183│   │
   │7年│0.1486│0.1545│0.1605│   │
   │9年│0.1167│0.1225│0.1284│   │
   │10年│0.1055│0.1113│0.1172│   │
   │15年│   │   │   │   │



上記に上げた例は、「2%で5年間」運用しながら、なので「0.2121」を使います。
計算式に代入すると次のようになります。

   ┌──────────────┐
   │ 1,000万円 × 資本回収係数 │
   └──────────────┘
          ↓
     1,000万円 × 0.2121= 約212万円

2%の利息が5年間つくことになるので、200万円より12万円増えた金額が取り崩し額になるわけです。


6つの係数に関する問題は、「こういう場合には、どの係数を使うか」?という聞かれ方をします。

6つの係数については頻繁に出題されるので、確実に正解できるようにしておきましょう。


────── COPYRIGHT (C) 2010 Naomi Tanaka All Rights Reserved. ──────





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010.06.19 22:54:52


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: