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をクリックすると、作詞作曲した 「強さと優しさ」
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「シービスケット」という映画を観ました。
とりあえず、パンフレットから抜粋です。
「主要な登場人物は、一家離散で自暴自棄になった
天涯孤独な騎手ジョニー・”レッド”ポラード。
巨万の富を築きながらもひとり息子の死から立ち直れないチャールズ・ハワード。
そして近代化の波に洗われて”愛すべき西部”を失い、
世間からもハミ出してしまったカウボーイ、トム・スミス。
物語は、彼らの心にぽっかり開いた喪失感の穴を、
小さくて気性の荒いサラブレッド、シービスケットが、
まるで見えない糸のようにつないでいく。
そして、その小さな輪が不況で落ち込んだ人々の心に
希望の光を点す過程を綴っているのだ。
3人を演じるのは、レッドにトビー・マグワイア、
ハワードにジェフ・ブリッジス、
そしてスミスにはクリス・クーパー。
まさに新旧の演技派勢ぞろいといった顔ぶれは、
それぞれのキャラクターをそれぞれの持ち味で
立体的に奥行き深く演じながらも、
ひとつの心温まる世界をクリエイトすることに成功している。」
本当に気持ちのいい映画で、久々に泣けましたね。
ハワードの何気ない言葉に心打たれました。
森でひとり、骨折した馬を黙々と治療して、
「ケガしたからといって、命あるものを殺すことはない」
というスミスの言葉に感銘を覚えたハワードは、
馬の調教師にスミスを雇うことにする。
その後、レッドが右目が見えないのを隠して、
レースに負けてしまい、
「裏切られた」と逆上するスミスを、
ハワードはこう穏やかに慰める。
「ちょっとのケガで、命あるものを殺すことはないさ」
完全な馬と言われるウォーアドミラルを観て、
「完全なものなんてあるわけがない」
と、シービスケットと戦うよう挑戦し続けるハワード。
「見捨てられてたシービスケットが、なぜ強くなったのか?」
と記者に聞かれ、ハワードは答える。
「チャンスをまた与えられたからだ。
人間もそうだろう?」
また、骨折して、再起不能と言われたレッドの代わりに
シービスケットに騎手として乗り、ウォーアドミラルに勝ちながらも、
「レッドをもう一度シービスケットに乗せてやってほしい」というウルフ。
「そうしなければ、骨がつぶれるより前に、心がつぶれてしまう」と。
ハワードは、亡くした息子とレッドを重ねて、
また事故がおきて、死んでしまわないかと心配してるが、
レッドとウルフの熱意に押されて、許可する。
そして・・・それから先はお楽しみとしておきましょうか(笑)
ウルフを演じていたゲィリー・スティーブンスは、
本当に、名誉の殿堂入りジョッキーなのです。
映画初出演とは思えないほどの堂々とした演技でした!