年越しで読みました。子どもを産み育てたものとしては、感慨極まる場面もありました。
高校中退して19歳で結婚し、作家になって出産した ユカ
は、
なんだか作者と重なるような気もします。
密室育児の末、わが子を虐待してしまう母親なんてたくさんいると思うけど、 涼子 のように試行錯誤して悩みぬく人がどのくらいいるのか
三人の母親に共通するのは夫の不在でしょうか
母性なんて父親不在の家庭で生まれるはずもないのに、子どもを愛せない自分を責めてしまうんですよね男性が読んでも理解できないかも
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
同じ保育園に子どもを預ける三人の若い母親たちー。家を出た夫と週末婚をつづけ、クスリに手を出しながらあやういバランスを保っている"作家のユカ"。密室育児に疲れ果て、乳児を虐待するようになる"主婦の涼子"。夫に心を残しながら、恋人の子を妊娠する"モデルの五月"。現代の母親が抱える孤独と焦燥、母であることの幸福を、作家がそのすべてを注いで描きだす、最高傑作長篇。
『ハジケテマザレ』金原 ひとみ 2023.12.13
『デクリネゾン』金原 ひとみ 2022.12.30
『ミーツ・ザ・ワールド』金原 ひとみ 2022.05.04
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