吉村宗之のお買い物ブログ

吉村宗之のお買い物ブログ

PR

×

プロフィール

ショッピングソムリエ・吉村宗之

ショッピングソムリエ・吉村宗之

サイド自由欄

当ブログで紹介した
シングルモルト一覧

アフィリエイターの
皆様へのお願い
当ブログ記事の無断引用・転載が、最近しばしば見受けられます。引用する際は、 引用元が「ショッピングソムリエ・吉村宗之のお買い物ブログ」である旨を必ずご明記いただくか、もしくは当ブログへのリンクを張っていただきますようお願いいたします。

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

バックナンバー

2026年10月
2026年09月
2026年08月
2026年07月
2026年06月
2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月
2026年01月

カテゴリ

2011年07月18日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
完熟の桃やアプリコットを思わせるフレーバーが何とも心地いいスペイサイドモルト、グレンロッシーを今回は紹介しましょう。このシングルモルトは、かつてはUD社(現ディアジオ)の「花と動物シリーズ」でリリースされていましたが、現在オフィシャルボトルは一切発売されていません。そのせいもあり知名度は低いのですが、ボトラーズものではしばしば大当たりも見受けられ、スペイサイドモルトファンならぜひ押さえておきたい銘柄です。

同じ敷地内で隣接して建てられているマノックモアとは、姉妹蒸留所の関係にあります。グレンロッシーの創業は1876年。マノックモアがオープンしたのは1971年ですので、姉妹とはいってもおよそ1世紀近い歳の差があります。両蒸留所のウイスキーにもキャラクターの差異ははっきり表れていて、フルーティで芳醇なグレンロッシーに対し、マノックモアはすっきりとしてやわらかな風味に仕上がっています。そもそもマノックモアはグレンロッシーの第2蒸留所として建設されたはずなので、味に大きな違いがあるのは興味深いですね。

蒸留所があるのはウイスキーの町エルギンの南西部で、町の中心地から6キロメートルほど離れた場所。広大な敷地には20万樽を貯蔵できる10棟ものウェアハウスが建ち並び、そのたたずまいはなかなか壮観です。700メートルほど西には、蒸留所名の由来となっているロッシー川が流れています。なお仕込み水はロッシー川ではなく、マノック丘の頂を水源とするバードン川から引いています。

ポットスティルは初留が3基、再留が3基の計6基。ディアジオ社系列の蒸留所としては珍しく、再留釜は3基ともラインアームに精留器が取り付けられています。純度の低い蒸留液はこの精留器によってスティルに戻され、よりピュアなスピリッツを生産できる仕組みになっているのです。ちなみにディアジオ社の蒸留所で精留器があるのは、あとはキースにあるストラスミルとローゼスのグレン・スペイだけです。もちろん隣のマノックモアにも取り付けられていません。

グレンロッシーはウイスキーライターの故マイケル・ジャクソン氏が、高く評価しなかったシングルモルトの1つです。確かに「花と動物シリーズ」は若干平凡な仕上がりですが、この蒸留所の本当の実力は決して低いものではありません。ボトラーズものは残念ながら少量しか出回っていませんが、機会があればぜひ飲んでおきたいスペイサイドモルトです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011年09月10日 16時12分41秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: