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2010年06月03日
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 結局5月は、雨が多く寒くてぶうは、低空飛行のままでした・・・。(本人は、体調不良は天候不順のせいだと、申します)

 今週は、なんとかさわやかに晴れてるし、ぶうは学校も部活もなんとか行っています。

  今週は泌尿科のみ、母がぶうのおしっこミニボトもって、行ってきました。

 そしたら病院で久しぶりに、赤ちゃんの時から知っている青年に会いました。もう大学生です。
 心理とか社会学とか(おばさんにはよくわからない)学んでいるんだとか。お母さんによると、「考えること」が好きなのだそうで、何を考えるかというと、物事の真実とか、人の喜怒哀楽は何を持って感じるのか、とか・・・らしいです。静かな思考型青年、って感じ。

 小さい時を知るおばさんとしては、「あんた、なんでそうなった?」と思ってしまう。
 だって、こいつ3,4才のころは、いつでもALL TIME何か食べてないと気が済まなくて、次から次へとお菓子を口に入れて、あげくに吐くほど食べてた。ストップする能力に欠けてるんじゃないかと思うほど。
 そして超活発。病院の廊下でリハ用の歩行器を同じ二脊の男の子と奪い合って、つかみあいの大げんかしたことも。二人ともクラッチ、装具なんだけれど、「これは僕のなんだよ!!」「僕が使ってるんだよ!!」とギャアギャア泣いて、体のバランスうまくとりながらお互い攻撃・反撃の大騒ぎ。当時の院長先生が通りかかって、「いいぞ、どんどんやれ。ずーっとそこでけんかしてろ!」と一喝された少年です。
 そのころ、ぶうは世の中すべてが恐ろしく感じられて(たぶん)、何かに付け泣いていました。とっくみあいするBOYSを見て、「同じ二脊でも、随分気質が違うのだ・・・」とうっとり見ていたおばさんです。

 体型は大食だけあって、ポテチン。

 それが目の前の青年は、伏し目がちで静か。その活発さから「将来はきっとパラリン目指すアスリート?」などと言われていたのに、全くのインドア派で「なんか考えてるのが好きなんだよねー」だなんて、誰が予想した?それに、なんといってもやせてる!顔は面影あるのに、まるで別人みたいだわー。

 子供は、本当に変わる!

 大げんかの相手は、泣き虫で人見知りの子で、小学校の頃は「こんにちは」と言っても絶対知ってるのに、無視。今は愛想がいい好青年。春休みにぶうが診察室に呼ばれたのに姿が見えなかったら「僕が探してきましょう」などと言うので、びっくり。

 ぶうと同い年の車いすの女の子は、小学校の頃まで同じ学年とは思えないほど大きく、1年生の頃はぶうは細くて小さくて、この子の三分の一くらいのサイズに見えました。性格は明朗活発、力強し。ぶうは比べたら赤ちゃん。まったくお話しにもなりませんでした。でも今は、対等よ。不思議と相手のことを、自分の子供のサイズから眺めるから、「なんて大きなお嬢さん」と思ってたけど、今は「きゃしゃねー」なんて言っちゃう。
 (ぶうには内緒だけど、この子って、すごくいい子だと思うの、母は。だから、この間ばったり病院で会ったとき、病院内携帯禁止なのに『ぶう、メルアド交換しなさい、今すぐ、ここで』と言ってヒンシュクをかいました・・・)

 近所の子だって、小さな時自分の遊ぶ世界しか見えてなかった少年が、ある日「おはようございます」と言って挨拶したり、やんちゃばっかりだった子が、静かな恥ずかしがり屋になったりしてるです。ぶうの中学時代の学年トップのなんでもできるスーパー優等生は、幼稚園に入る前は、近所あちこちの家に黙って入って、冷蔵庫の中味を点検しては捕まってたし。「ん?物音?」と思って台所に行ってみると、チビちゃんが冷蔵庫開けてのぞき込んでるんですって。

 ぶうだって、このごろは泣かないし、大きい小さい関係なく大嫌いだった「子供」も、いつの間にか平気になって、同じ年頃の「人間」といるのはなかなかおもしろいことだ、と思うようになっています。

 ぶうが小さかった頃、先の予想はつかず、爆発してる性格の子は爆発した大人になるのだろう、人嫌いのぶうは団体生活は無理かもしれない、と思っていました。

 だけど、成長の過程は二転三転、変わるんですねー。
 ぶうも、まだ変わるでしょうかー。悩み多き青春のまっただ中・・・かな。さらなる成長を期待したいところだわー。  





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最終更新日  2010年06月03日 12時31分37秒
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