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『魂の言葉』随分と大袈裟なタイトルをつけましたね。辰吉選手のファンだから、又吉さんの後を追ってベストセラーになって欲しいものです。ボクシングのファンになったのも、辰吉選手がチャンプになったのが、きっかけでしたから。宿敵ナバナレス選手との初戦も凄かったけれども、再戦はもっと凄かった。1ラウンドでノックアウトする気合でラッシュして、それでそのテンションが最終ラウンドまで続くんだから、見ているこっちは大興奮。手に汗握りましたよ。もう顔がぐちゃぐちゃになってね。それでもファイトし続ける。ホント感動しました。ボクシングって、リング上のファイトも勿論感激するけれども、それまでのトレーニングが過酷でしょ。そのストイックさがまたいいんだよなぁ。。。チームのスポーツは私は嫌いです。孤独な戦いがいい。自分と自分との戦い。赤井英和さん主演の映画【どついたるねん】も大傑作でしたしね。松本人志さんも辰吉ファンだったそうで、昔のバージョンの【ダウンタウンDX】での対談も忘れられません。彼らは今でも交流があるのかな?彼、網膜剥離で引退か、と叫ばれて一時はスキャンダルになりましたが、無事にリングに復帰。とにかく彼の試合からは目が離されませんでした。だってカッコいいもん!息子さんの寿希也くんも大きくなって、プロテストに合格したそうだから、これからの活躍に期待してます。頑張ってチャンプを目指せっ!
2015年09月01日
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そもそもがスケベ心で、「イククル」という出会い系サイトへとアクセスして、それが一体どんなものか検証してみようとしたのが動機でした。登録料は無料ということで敷居は低かったです。ほんと遅ればせながらなんだけれども、凄いですね。びっくりでした。以前から犯罪の温床として要注意の出会い系なのですが、良くプログラミングされてました。登録プロフィールの詳細さ。年齢検証。ポートレイトの編集機能。詳細なマッチング機能。どれをとっても、非常に煩雑で複雑な高性能を誇るものでありました。とてもじゃないが、使いこなしが難しそうで、これは私の手に及ぶものではない。そもそも、いい歳こいて、若い娘とイチャイチャしようという根本の発端が不純です。定職についていないので金は無いし、夜遊び下手だし、顔は不細工だし、身長は低いし、車は持っていないし、インドア派だしと、女にモテる要素なんて元来無いのが私です。その上この複雑な機能を使いこなそうとすれば、それは徒労に終わるか、はたまた性悪女にぶち当たるか、知れたもんではありません。それにしてもこの「イククル」というサイト。公称会員数実に800万人。世の中お盛んですね。いつの世も男と女、うまくいったり、いかなかったり、酷いケースでは犯罪にまでに発展する。それが若い子が簡単にネットで恋人募集をするもんだから、「京都市」という限られたエリアであっても、わんさか女の子達が勢ぞろいしています。ポートレイトの自撮りも手馴れたもの。ずら~っと顔写真が出るわ、出るわ。そりゃこれを悪用して犯罪行為をしようと考える者がいたって全然不思議ではありません。私はってぇと、、、即、退会しました。でも折角アプリをダウンロードしたんだから、また挑戦するかもしれないな。。。
2015年08月30日
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髪の毛ボウボウ、ヒゲがボウボウだったので、昨日は中学時代の同窓生がやっている理髪店へ午前中行って参りました。昔話なんぞしながら、ほっこりした時間を過ごせましたね。腕前も確かなんです、彼は。でもどう考えても3,800円の出費は痛いです。まぁこの暑い中で、自分で髪を切る勇気が出なかったから、仕方ないんですけれども。この晩、1時間半しか眠れなかったので、猛烈な睡魔に襲われまして、正午から午後4時半まで熟睡してしまいました。なんたる惰弱な。。。いかんなぁ。。。夜眠れなくて、昼に爆睡する習慣がこの夏、身に付いてしまいました。避暑の意味もあるんですけれどね、ささやかながらの。。。いっそ北欧へでも行ってしまいたいわ。そこで、すー☆さんとこのサイトへコメントを寄稿しようとしたら、拒否されてしまいました。この方かなりデリケートで、楽天プロフィールでフォローしないとコメントは受け付けないし、コメント禁止用語の設定をされていて、寄稿には慎重になっておりました。なかなか見つからないんですよねぇ。。。お気に入り登録がこちら満足で登録できるブログって。。。すー☆さんのブログは読んでいてとっても楽しくて、満足してお気に入り登録させてもらいました。その後、相互お気に入り登録が成立して、私としましては、末永いお付き合いをさせてもらったら、嬉しいなと感じておりました。TONEの格安スマホの衝動取得も、この方のブログの記事がきっかけです。それがコメント拒否設定。ショーック!やっぱりお気に入りも解除されていました。何かいけないことをコメントしたかなぁと思い返すのですが、これといって思い当たる節も無く、なんだかガックリしてしまいました。午後7時に外食。近場に新しくできたレストランで、ハンバーグ定食を食しました。1,500円持参で訪れたのですが、1/4パウンドの量では、お腹が満たせませんでした。それにうっかり500円玉を紛失してしまうし。。。う~む。家に帰ってサンドイッチを食してお腹を満たした後に、落ち込み気味の気分を解消する為に、PCでテレビ録画した【月曜から夜ふかし】を見ることにしました。ところがこれがまさかの再生不能エラー発生。え~っ?!も~う踏んだり蹴ったりだな、と深く嘆いてしまいました。東芝のサポートは当てにならないんですよねぇ。。。過去の経験から言って。。。こんな日は、深く眠りに落ちてヤな事は忘れるのに限るとばかりに、眠剤を6錠服用して午後10時にはヤケクソで就寝してしまいました。そして目が覚めたのが午前1時。やれやれ、また昼寝爆睡パターンの一日が来るのかと思うと、全く憂鬱です。ま、長い人生こんな日もあると自分を無理やり納得させて、ここにブログを更新させてもらいました。
2015年08月28日
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もうそろそろ夏も終わろうとしています。私にとっては大歓迎です。本当に今年の夏は辛かったです。外出らしい外出もできずに、部屋に閉じこもって、エアコン入れて、扇風機を回して読書やテレビ三昧でした。惰弱な性格の私はそろそろ英語の勉強も飽きてきています。学生時代は英語は好きで得意科目でもあったのですが、最近は白人の外国人観光客に遭遇すると、何か道を尋ねられるのではないか、と恐怖症気味になってます。情けない。一旦復学してやろうと思ったら、初志貫徹しないといけませんよね。分かっちゃいるんですが、実践が伴わない。困ったもんだ。それで昨日の朝、郵便受けをまさぐっていたら、ありましたありました。恐れていた8月分電気利用料金明細書。とにかく毎日エアコン使いまくりでしたからね。1万2千893円でした。父親と私の二人同居生活で最高額を記録しました。父親もご機嫌斜めですね。基本的に父親からは電気料金は8千円枠に収めろ、という命令ですから大幅なオーバーです。でも仕方ないか。電力料金自体も値上がりしていますしね。他の家庭の電力利用料金が、いくら位の相場なのかは、判然としませんが。。。私はエアコン大好き人間で、父親はエアコン大嫌い人間です。夏の真っ盛りであっても父親一人の時の居間のエアコンはスイッチを入れず、扇風機が回っているだけでした。なんだか自分の部屋だけで、電力を浪費しているみたいで申し訳ない感じ。労働も家事もせずに、ただエネルギーを消費しているだけの自分。存在自体が無駄です。
2015年08月26日
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~次期藩主・毛利元徳と銀姫の長男・興丸が無事に誕生して、その守役としての大役を果たしている美和であったが、城内では世継ぎである興丸と共に学び競わせる同朋御小姓選びが進められ、彼女もその人選に頭を悩ませているところだった。その頃下関の開港に向けて尽力していた高杉晋作であったが、大奥内に立ち現れる。久し振りに彼の顔を見て、喜ぶ美和であったが、元徳に対して高杉は驚くべき提言をする。それは幕府と戦うために、長州藩にとっての宿敵・薩摩藩と手を組むべきだ、という内容だった。美和は予想だにしない話に驚きを隠せない。夫・久坂玄瑞の命を奪ったその薩摩藩と手を組むなんて。。。藩内でも多くの反対意見が巻き起こる中、小田村伊之助も坂本龍馬との出会いから、新しい日本を作る為には薩摩と組むことが必要だ、と認識を改める。桂小五郎と共に薩長同盟に向けて、西郷吉之助との交渉に挑む。伊之助に薩摩との同盟は、どうしても納得できないと訴える美和に対して、伊之助は自らの思いを彼女に語るのだった。それは、俗論派の椋梨藤太の処刑に関する話であった。兄や仲間たちを処刑し、伊之助をも投獄して処刑しようとしていた椋梨。しかし、椋梨の武士の覚悟を聞いて、彼を許す気持ちになった伊之助。椋梨は斬首され新しい歴史の動きが、長州藩内にも、そして西郷の胸の内にも脈動するものがあった~低視聴率に喘ぐ大河ドラマを私はまだしぶとく、一度も欠かさずに見続けております。大奥に入った美和は、銀姫に気に入られ、その子守役ももう板についたものです。大出世ですね。銀姫を演ずる田中麗奈さんの登場により、ドラマがより引き締まったように感じているのは、私だけではないでしょう。視聴率もジリジリと上昇中。今回は銀姫の出番はほとんどありませんでしたけれどね。美和の父親が亡くなるところがちょっと感動的でした。死の間際、「寅。そこにいたのか」と失いつつある意識の中で、妻に手を差し伸べる父親。美和は手紙でその逝去を知らされて悲しむのでした。もう大奥からは一歩も出られず、父親の死に際に立ち会えない自分。辛かったでしょうね。久し振りに伊原剛志さん演ずる坂本龍馬が登場。無頼の徒として既に脱藩している彼は人間的魅力とその頭のキレで、小田村伊之助や桂小五郎を魅了します。龍馬といえば福山雅治さんのイメージが未だに残っているのですが、伊原剛志版の坂本龍馬もなかなかチャーミングですね。多分これ以降は頻繁に登場するはずですが、来週はまたまた幕府軍との戦の始まりです。本当に日本の歴史は戦争の歴史でもあるなという感慨が隠せない私です。安保法案に揺れる現代日本。過去についつい思いを馳せてしまいます。
2015年08月24日
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今、慣れないスマホでブログを更新している最中なので、拙い内容しか書けずに申し訳ございません。楽天がついにモバイル参入で月額500円あまりの基本料金だとか。toneが月額1000円だから負けています。それにツイツターの登録も撥ねられたし、散々です。もう少し待たねばならなかつたか?いや、もう少し待ちたい。ツイツターが対応してくれるまで。。。対応してくれるかどうか心配ではあるけれど......【以上が原文ですが、とてもこんな貧弱な文章と内容では公開するのにためらわれます。でもこれだけ入力するのに、どんだけ時間がかかったことか。。。゚(゚´Д`゚)゚あと写真画像が取り込めるかのテストもしなければならない。これが無いとスマホを購入した意義の半分が無くなってしまう。しかし楽天もやってくれるわ。。。それにしても、返す返すTwitterの投稿がスマホで出来ない、というのには参った。TONEにはまだ対応しておりません、と聞いて涙が出そうになったよ。】
2015年08月23日
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スマホの日本における普及の勢いは凄まじいばかりです。年末頃にはシニア層をも巻き込んで一億総スマホ時代がやってきそうです。アナクロ趣味の私もさすがに時代の潮流に置いていかれるのが怖くなって、ついに昨日白昼馬鹿暑い中を京都中央郵便局までスマホを受け取りに出かけました。TONEはオンライン・販売もやっているので。自宅で昼間寝てたんでしょうね、配達員さんのチャイムも聞かずに。。。とにかくもう暑いのなんの汗だくです。帰ってから早速水シャワーを浴びてシャンプーしました。すっきりした体で開梱しました。とにかく何から何まで私の考えは甘かったですね。保護シールを自分の手で貼るのに、実に1時間もかかってしまいました。どうしてもずれるのです、そして気泡が入ってしまうのです。デジカメを購入した時にプロの手に任せてホント正解でした。店員さんはいともたやすく美しくシールを貼ってくれました。こんな単純作業がこれほど難しく、時間がかかるとは思ってもみませんでした。まぁお前の手先が不器用なんだよ、と指摘されればそれまでなのですが、何度も貼ったり剥がしたりで精神的に参ってしまいました。やれやれなんとか格好がついたかな、と思ってみても液晶画面を光らせると、ゴミが混入していて、折角の新品がまるで中古品のような有様で、がっくりです。でもこれはほんの序章に過ぎませんでした。このツールさすがに奥深い。お昼から今まで設定とテストの試行錯誤の連続で、時間を忘れてしまいました。あ~ぁ今時のビジネスマンは可哀想だな。首輪をつけられストラップをつけられた会社の犬ですよ。特に外回りの営業マンなんて、隔世の感があります。父の現役時代には営業マンも息抜きで喫茶店で時間を潰したり、パチンコで遊んだりと結構楽な仕事だったそうですが、今ではなんのなんの携帯・スマホでの会社への報告、商談のスケジュール管理と休む暇無し。きついでしょうね。行ったことのない土地への出張もスマホがあれば、簡単に順路の検索ができます。便利な世の中なのか、不幸な世の中なのか。。。それでGDPが上がってくれればまぁ文句も言えませんが、「お父さんたち頑張って」と本当に言いたい気持ちになりました。一方、学生さんたちにとっては、どうか。。。待ち合わせには本当に最適です。電話やメールでリアルタイムで連絡を取り合って、結果がすぐ出る。待ち時間潰しのゲームもある。既に携帯の時代から天国だったでしょう。救世主だったでしょう。それがスマホにグレードアップしてお互い知らない遊び場への順路が分かる。便利だなぁ。。。知らない人同士が出会えて親しくなれるSNSも利用が便利になりました。一昔前は単なるつぶやきだったのが、今では百花繚乱の自己主張の場。ビジネスにも発展しています。以前私は孤独を癒すために、YouTubeでAKB48のプロモ・ビデオを見てから寝付くという習慣でしたが、今は全然違う。Twitterにどっぷりハマっております。楽しくて仕方が無い。それで徹夜してしまうのも珍しくない。だって面白いんだもの。色んな人々がこの世の中にはいるのだなぁって感動します。PCでこれだからな。スマホを使えばどんなもんでしょ。ただ日本語入力が物凄く不便ですね、それが欠点。長文が打てません。慣れが必要かな?ゲームの世界もホント様変わりですよね。Wiiなんてでかい筐体で遊んでいたのが嘘のようにポータブル全盛の時代となりました。ネットの仲間と力を合わせて敵キャラをやっつけるシュミレーションRPGなんて、私の頃には考えられなかったよ。スマホ大活躍ですね。ただ私には理解できないのがアニメのエロゲー。なぜあんなに興奮してプレイするのやら、その心理がさっぱりなのです。世代の違いかなぁ。。。中国では4Kスマホが人気だというし。。。日本もそうなるんでしょ?どうせ。。。4Kなんて、どこがいいんだか、さっぱり私には理解できないのですが。。。そんなのこれ以上、画質を上げてどれほどメリットがあるのかなぁ。企業さんとしては付加価値作りに余念が無いのでしょうが、貧乏人の私には興味の範疇外ですね。
2015年08月22日
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この番組、以前からのお気に入りなのですが、今回は格別に面白いです。まずは第1回・第2回の粗筋紹介です。「自然淘汰により生物は進化する」という画期的な理論を、粘り強い観察と精緻な論理の積み重ねで築き上げた『種の起源』。著者チャールズ・ダーウィンは、この著作で既存の生命観を一変させました。この書物は当時の大ベストセラーとなりました。 19世紀を代表する博物学者ダーウィンは、医者を父に持つ富裕な家庭に生まれました。学校が大嫌いで、野山を観察するのが大好きな少年でした。当然父親の職業を引き継いで医者を目指しますが、当時は麻酔など無く悲惨な手術と出血に耐えられなかったダーウィンは医者の道を断念。牧師になりますが、これも続かず。結局博物学者の道を歩むことになります。おりよく軍艦ビーグル号での世界一周航海測量に乗船しないか、との誘いが舞い込みます。歓喜した彼はビーグル号に乗って世界各国を旅します。その途上、各地で珍しい生物相をつぶさに観察する機会を得ました。帰国後、集めた標本を研究する中で「神が万物を創造した」という当時の世界観ではどうしても説明できない事実につきあたります。「生物が長い時間をかけて徐々に進化してきた」という前提に立てば、さまざまな現象がうまく説明できると考えたダーウィンは、20年かけてこつこつと秘密のノートに自分の考えをまとめ続けました。何故秘密にしていたのか。当時の世論からは到底受け入れ難い概念だったからです。 ある日学者の友人から、自分と同じような考え方を記した手紙をダーウィンは受け取ります。これを契機に、彼は『種の起源』の執筆を開始します。 生物の分類をくっきりと分ける「種」は、神が天地創世の際に創造したものであり、その創造以来一切変化していないというのが19世紀当時のキリスト教的な世界観でした。だがその世界観では同一の地層から「今は絶滅した生物の化石」と「現在もみられる生物の化石」が一緒に見つかるという事実がどうしても説明できません。ダーウィンは、人間が飼育栽培する動植物が、人為的な選択によって世代を追うごとに変異を累積し、同じ「種」とは思えないような変化を遂げていく事実に注目します。当時愛玩動物としてイギリスで人気のあったハトの余りにも多様な形態がヒントになり、自分もハトを飼い人口交配の実験を繰り返します。同じようなことが自然界でも起こっているのではないか?同じ種の生物が世代交代を経るごとに変異を累積し、やがて当初とは大きく異なった種へと変貌していく「進化」。自然界でも飼育・栽培と全く同じ現象が生じると考えたダーウィンは「そのような変化を推し進めていく原動力とは何か?」を解き明かします。これまで観察してきた事実をつきあわせながら、その原動力を「生存競争」「自然淘汰」といった概念を使って見事に説明したのです。生物の進化は、生物同士が同一環境でそれぞれに必要な資源を求めて熾烈な競争を行った結果、たまたまその環境に適した変異をもった生物だけが子孫を残すことができるために、結果として起こる現象だというのです。 さて第3回、ダーウィンは『種の起源』で単に「進化論」という自説を提示しただけではありません。「考えられる限りの反論」や「進化論にとって一見説明できないような不都合なデータ」を一つ一つ検証し、自らの理論を徹底的にテストしています。「進化の途上にある中間的な種やその化石が発見されないのはなぜか?」がまず第一。化石が出来る過程そのものがほんの偶然の幸運の産物であり、中間種は化石が出来る前に絶滅してしまった。ここでは馬の進化がケースとして採り上げられます。 第二、「眼のような精緻な構造が果たして進化だけで生まれるのか?」ミドリムシ、プラナリア、オウムガイの眼球の構造に焦点を当てて、解説されました。第三に「世界中で同じ種が同時多発的に生まれるのはなぜか?」 難問ともいえる反論に対して、ダーウィンは植物の種を食べた鳥が海を渡り、糞を落としてそれが発芽したのではないか。動物が問題となります。「そうだ、氷河期では世界は陸続きであったのではないか!」自説を応用することで、巻き起こるであろうと予想される反論を見事に論駁してゆくのです。実に痛快愉快。さてさて第4回の放送が待ち遠しい私です。
2015年08月20日
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私は数年前には、歯ブラシへのこだわりなど全く無くって、目に付いたものをレジに持っていくという習慣でした。けれども昨今はもっぱらサンスターのOra2一筋です。ヘッドが小さくて、細かいところまで磨けるし、その性能も大したものです。歯医者さん推奨をうたう高価な歯ブラシもありますが、私にとってそれは贅沢品ってなもんです。ある日、映画を観に行った時に、開演まで空き時間があり、近くのドラッグストアで歯ブラシと洗顔料を買うことにしました。色々な商品が並んでいるのでブラブラして時間を潰していたのですが、気がついたらもう映画の時間ギリギリになってました。洗顔料は購入するのが決まってて、片手に持っていましたが、歯ブラシのコーナーはまだ未チェック。慌ててサンスターOra2であることだけを確認してレジへと。。。失敗しました。「かため」の歯ブラシを生まれて初めて購入してしまったのです。それまでは「ふつう」が普通でずっと使ってきました。「やわらかめ」は私はお子様向けって印象で問題外なのですが、「かため」の歯ブラシは人生初体験でした。初めて使って「カタッ」と、そのあまりのかたさに驚きと後悔が、心に同時に生じました。こんなん使っていたら、歯のセメント質を痛めてしまうよ~と思いながらも、勿体無いので使い続けました。長持ちします。私はローリング法とバス法を併用して歯を磨く習慣なのですが、「ふつう」だと、すぐに毛先が開いてしまって使い物にならなくなってしまいます。それが「かため」だと、あの購入したのはいつだったか思い出せないくらい長持ちです。それに磨き終わった後の歯がスベッスベで気持ちが良い。舌触りが良いです。あと、レンタルフロス、レンタルピックや、つまようじを使わなくなりました。ちょいちょいっと歯ブラシで歯の詰まった箇所をいじると綺麗になります。使い続けているうちに歯に馴染んで、適度なかたさになりますしね。貧乏人である私にとっては歯ブラシの出費も神経質になってしまうのです。今使っている歯ブラシがダメになっても、多分私は「かため」の歯ブラシを選択するでしょうね。これは私にとって大袈裟に言えば一種の革命的体験でした。
2015年08月19日
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某氏のブログに偶然たどり着きまして、その方が「基本料金千円で夢の機械のようだ」と絶賛されておりました、格安スマホ、TONE。ガラケーさえ持ったことのない私。モバイル初心者にも優しいインターフェースというのにも惹かれまして。。。ずっと憧れていたんです、スマホに。。。某氏のブログも面白く、楽しくて読むのに没頭。こんな記事さえもスマホでupできるんだ、という事で衝動買いしてしまいました。衝動買いといっても、昨日はネットで初期設定・購入手続きをしただけです。ガラケーさえも持ってなくて、いきなりスマホかよ、とか、働いてもいずにインドア派なのに携帯かよ、とか嘲笑されそうですが、世の流れに乗り遅れたくなかったのです。初期費用含めて本体・2万7千円足らず。繰り返しになりますが、基本料金千円です。いつになったらブツが届くのか、自分で使いこなせるか、ドキドキ不安と期待でワクワク気分に只今浸っております。きっとご対面したなら、鼻血が出るんじゃないかって感じです。公式HPで詳しく機能やスペックを調べていたのですが、自分の利用目的には必要十分といったところ。とにかく携帯生活に慣れることからのスタートです。ホント久し振りの興奮を味わっているところですねぇ。。。
2015年08月18日
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しかしアメリカも酷いことをやってくれたもんです。非戦闘員である民間人を狙った焼夷弾の投下。そして更に原爆の投下。悲惨と言うしかない。70年前ってそんなに昔のことですか?日本という国の長い歴史から見れば、ちょっと前の話です。なのに食べるのに精一杯という時代。かえるの干物を食べるかぁ~。今の日本の飽食の時代からすると考えられない。お金さえあれば、何でもたらふく食べられる今の日本。これが「平和」っていう意味なのでしょうか?まぁ日本もアジアでは随分と酷いことをやったそうですが。。。こんなアニメを観るとやっぱり切なくなる。兄妹は、いくら嫌味を言われようとも、やっぱりおばさんの家でご厄介になっていれば、こんな結果にはならずに済んだのに。。。お母さんの遺体の描写はかなりグロい。こんなシーンあったっけ、と何度か繰り返し観ているのに忘れていました。何度も放送されているアニメだけれど、何度観ても切ない。高畑勲監督の渾身の力作でした。この作品が【となりのトトロ】とのカップリングの上映だったなんて、かなりシュールです。上映の順番はどちらが先かは知りませんが。。。それにしても当時の人々は空襲警報、おっかなかっただろうなぁと思いを馳せます。命の重さが今とは全然異なる時代です。この貴重な体験、やはり語り継いでいくしかないでしょうね。
2015年08月15日
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もうテレビオンエアを待ちに待った作品でした。行定勲監督と芦田愛菜ちゃんがタッグを組んだ、ほんわかレトロ風味の大阪が舞台の映画。これまでの芦田愛菜ちゃんの固定観念を打ち破り、目玉の髪留めを非対称にしたおさげ髪、強烈に個性的で好奇心旺盛な、関西圏外に住む人々にとっては暴力的な言葉遣いをする小学3年生の設定。どれも皆楽しみな要素満載の一本であったわけです、少なくとも私にとっては。。。でも観てみてがっかりでした。もっとはじけた冒険的な映画を想像していたのです。確かめるために、例によってYahoo!映画ユーザーレビューを参照したのですが、ポイントは3.88のハイスコア。どの方も芦田愛菜ちゃんの自然体の素晴らしい演技を大絶賛。私もそれには同意しますよ。何せ天才子役さんなのですから。。。周囲の小学生たちの描写も自然だし、エピソードもそれなりにユニークだし。。。「自分が子供だった頃を懐かしく思い出し涙が出た」とか、「何回観ても飽きない」とも記されていました。う~む。これ観て涙するか……。もう感性の違いとしか表現のしようの無いものを感じました。子供向けの映画では決してありません。大人向け・家族向けの映画となっておりました。子供の複雑な心理を描いているので、子育て中のお母さんだったら感慨深い作品でしたでしょう。西加奈子さんの原作をほぼ忠実に映画化したものであったそうです。それにしてもなぁ、事件らしい事件は何も起こらず、クライマックスと言えるクライマックスも無く、淡々と子供の心情に寄り添って映画は進みます。子供の精神的成長を描いた作品なのですが、それにしては事件不足、冒険不足。あまりにものどか過ぎます。引っ掛かりが全然無かった。自分にとって。。。ハッピーエンドの情景は素敵だったですけれどね。私が小学3年生の頃は、福岡に住んでおりました。かなり荒い言葉遣いであるのは映画と共通。でもその頃の記憶が全然喚起されないのです。これは困る。この映画、ここがツボなんだから。頼りない記憶をたどってみても、自分はヒロイン・こっこちゃんとは余りに正反対の性格。情操的に貧しい体験の記憶しか残っておりません。悲しいかな。。。男の子と女の子の差はあるかもしれませんが、映画のように幼馴染みの親友の男の子がいたこっこちゃんが本当に羨ましいです。それにしても余りにも情操的に貧困な小学生だったなぁ、と自分でも思います。他人のことを思いやらない、自分勝手な性格。本当に嫌な奴だったと思います。少年時代を振り返ってみて。イマジンが足りなかったのだな。8人の大家族に愛情深く育てられたこっこちゃんは、知らない初耳単語を書き留める学習帳を持ち歩き、そこにたどたどしい文字で、新しい単語を記していきます。ノートの冒頭には「こどく」の文字が……。憧れてたんですかね。自分がクラスメイトのことをカッコいいと思ったら、すぐに真似してしまう素直な性格。このあたりは芦田愛菜ちゃんのイメージどおりなのだろうかな?クラスメイトたちの演技は本当に自然体。監督はコントロールが難しかったと思います。とにもかくにも芦田愛菜ちゃんの百態を鑑賞する映画。それ以上でもそれ以下でもありませんでした。ちなみに興行収入は惨敗。私とほぼ同世代の将来を嘱望される実力派中堅監督が、こんなこじんまりした映画を撮っていて、果たして良いのだろうか、と疑問の念を禁じ得ませんでしたね。
2015年08月12日
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今日の京都市の気温、またグングン上昇中です。予想最高気温は37度とのこと。体温以上。酷暑が続きます。好きなテレビ番組【月曜から夜ふかし】ではエルニーニョ現象により今年の夏は猛暑となるでしょう、と春の時点で予告してましたが、これほどまでとはまさか予測しておりませんでした。もう既に夏バテ状態でして、食欲が全然わきません。体重も減りました。なのに何故か腹回りは、太ってきてます。エアコンによる空気の乾燥で水分の過剰摂取による水太りです。春はほぼ毎日の早朝ジョギングで、94センチあったウェストを88センチにまで絞り込むことに成功しました。でも今現在90センチまで戻しております。夏痩せと俗に言うけれども、私の場合は夏太りです。これも自宅に閉じ篭り殆ど外出せず、汗をかくことを極端に嫌う性格の報いでしょう。秋になればトレーニングを再開して、どうせ水分のぷよぷよだから、容易に絞り込めると楽観視してはいるのですが、今の自分の腹は自分が見ても醜い三段腹ですね。あな、わろし。。。実際の話、午前4時には毎日起床しているのですから、ジョギングに出るのは可能なのです。けれども汗でどぼどぼになり、シャワーを浴びるのが面倒臭い。風呂もシャワーも嫌いな性分でこれで4日間ほどシャワーも風呂も入ってませんね。頭が痒いです。そろそろ身体を洗わねば不潔です。嫌だなぁ。。。早く涼しくなってくれないものだろうか。おそらく、ここ一週間が勝負どころですね。それから先は段々と涼しくなってくれるだろうと希望的観測。何せウェスト78センチが目標ですからね。涼しくなったら早速早朝ジョギング始めてダイエットします。今はとにかく食欲が無くてもバテバテで寝たきりにならないよう、朝晩食べ物を胃に詰め込んでます。味なんてどうでもいいです。エネルギーが摂取できれば。持病である宿痾の躁うつ病の方は快調です。気分は毎日大変明るい。気候が安定しておりますからね。服薬も怠らずに欠かしておりませんからね。これが秋になって不安定な気候になると肉体的には健康でも、精神面ではメランコリックになってしまう。つくづく厄介な人間だなと自分でも思っております。
2015年08月10日
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こう暑くてはエアコン入れて読書が一番。……ということで只今読了したところです。いやぁ良く出来たミステリー小説でした。初めのうちは参考文献の多さから、知識のひけらかし気味ではないの?といった印象で、実は1/3ほど読み進めたところで中断していたのです。少年犯罪、それも軽犯罪ではなく殺人事件にまで至るという重いテーマも足かせになりました。しかしまぁミステリー小説を中途で投げ出すってのも無粋な話だなと思い直しまして、頑張ってもう一度手に取り読み始め。あとはストーリーにグイグイ引き込まれ、ラストまで一気読みでした。凄いパワー。お勧めのミステリー小説です。2005年8月刊行の古いベストセラー本ですから、Amazonなんかだったら、中古で一冊一円で買えます。サイトで注文したならあとはお任せで自宅に郵送され、ふくよかで緻密に計算された上質の書籍が買えるのですからこれはもう嬉しい話なのではないでしょうか。~生後五ヶ月の愛娘・愛実の眼前で、自宅でベビー・サークルに倒れ伏すような形でナイフで刺殺された妻・祥子。自分の両親を自動車事故で幼少期に一気に奪われた主人公・桧山貴志は、初めて自分の家族を持てた幸福の絶頂から不幸のどん底に突き落とされる。犯行に及んだのはいずれも十三歳の少年三人組。桧山は彼らに復讐するために自分の手で殺してやりたいくらいだ。とそう思うのだが、少年法の為にこの三人は守られ、刑事処分を受けずに、罪も問われることもなく、少年鑑別所送り。あまりの理不尽さに憤る桧山なのだが、これは少年の可塑性に基づく更生手段ということで彼らの本名も住所も顔も、そして裁判の傍聴さえも不可能という。いくらなんでもこれは酷い。最愛の妻を殺されたのに、犯人たちはのうのうと社会復帰し、一見平穏な生活へと戻ってゆく。そんなことがあっていいものかと憤慨する桧山は独力でまるで探偵さながらの物凄い行動力で、その三人を追い詰めてゆく。だが少年Aは何者かによって殺害され、少年Bは電車のホームに突き落とされ、あわや落命。少年Cは背中をナイフで一突きで殺害され、という負の連鎖が発生する。テレビ報道で「できることなら自分の手で彼らを殺してやりたい」などと本音を漏らしてしまっていた桧山は当然重要参考人として警察からマークされ、苦境に陥る。愛娘である愛実の笑顔だけを生きがいのエネルギーとして、桧山は独自に真相究明に奔走する。だが、殺害された妻・祥子には暗い過去があり、それを託児所のまゆみに打ち明けられショックを受ける。調べれば調べるほどにもつれた糸の過去は。皮肉な現実として明るみに出てゆき、クライマックスでは、まさかまさかの真犯人が愛実を人質にとって桧山の経営するレストランに立てこもる。そしてラストにはとんでもないどんでん返しが待ち受けていたのだった……~こうして書けば、この小説がいかに面白いものであるかは充分に伝わるでしょう。著者である薬丸氏は漫画の原作を3本ほど、サラリーマンの手すさびに書いていたそうですが一念発起して江戸川乱歩賞に応募する決意をし、ついには勤めさえ辞めてしまったほどの入魂の一作。殺人事件の犯人と被害者遺族との感情の対比のバランス。そしてそれが少年犯罪であった場合のデリケートな扱いがテーマである重い作品。とにかく描写が精緻で、登場するキャラの描き分けも十分。主人公である桧山も魅力的な人物設定。ストーリー展開における伏線の張り方なども手馴れたもので素人離れしており、本作はぶっちぎりで第51回江戸川乱歩賞を見事に受賞しました。めでたしめでたしな話でありますが、小説の後味は少々苦目のコーヒーといった具合。事件解決の爽快感は味わえるものの、少年刑法というものについて深く考えさせられる重厚な一作となっておりました。あまりにも話が出来すぎており、作り込み過ぎという批判もありましょうが、それはそれデビュー作。これはこれで大成功だと思います。大変充実した時間を過ごせて、とても幸せでした。
2015年08月07日
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ヒアリングにせよスピーキングにせよ、基盤となる単語力が錆び付いてしまっておりますので日々苦戦しております。まず簡単な文法学習参考書を購入。そして文具店で単語カードを購入しまして、優秀なボキャビル・フリーソフトと評判のP-Study System8をダウンロードしまして、単語力のパワーアップを目指してます。だけど、歳には勝てず、一旦記憶した単語が記憶からボロボロと抜け落ちてしまう。くっそ~プンプンいや、このフリーソフトは確かに良く出来ておりますよ。これ、プログラミングするのは大変だったろうなぁと想像を馳せまして、作者さんに日々感謝しております。あとは根性だ。石に齧り付いてでも、英語をモノにしてやる。幸い昨今はネットの盛況で、無料の学習サイトが沢山ありますので、ケチケチ学習です。便利な世の中になったものです。これからの時代、バイリンガルは常識。小学生たちに負けてはいられません。挫折しないよう亀の歩みで頑張っていきます。
2015年08月05日
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私が学生時代だった頃に、文壇デビューしたミステリー作家・綾辻行人氏がこんなにも老け込んでいるのにまず驚きましたね。密室殺人の一連のシリーズでブームを巻き起こした著名な作家さんです。彼は大の乱歩ファンで、過去に夢中になって少年向けの乱歩の小説を熟読。いまだに彼の書架には、それらが保存されその圧倒的な冊数に驚嘆しました。没後半世紀、江戸川乱歩氏に関する新たな資料が続々と発見されています。創作の苦悩と戦時下において作品を絶版にされブラックリストに入れられ悩む江戸川乱歩氏。その実像に迫ったドキュメンタリー番組でした。東京大空襲にも焼け残り、乱歩の実家は東京・池袋にひっそりと現存します。通称・幻影城。彼の蔵の中には自らが集めた、国内外のミステリー小説・古今東西の犯罪の研究書・妖怪たちに関する書籍などなど、その数約2万冊が眠っているそうです。処女作は『二銭銅貨』緻密な暗号小説の草分けであり、スリルに満ちた謎解きで優れたミステリー小説として、世の人々は驚愕と絶賛の嵐となります。29歳だった乱歩は一躍時代の寵児となりました。1894年生まれ、本名・平井太郎。父親の仕事の都合で3歳の時に名古屋へと移り住みます。学校に巧く馴染めず休みがちだったといいます。自分を「異邦人」と感じていたそうです。想像の世界に浸ることの多かった乱歩少年の興味をひいたのが活版印刷。乱歩少年は金属の文字の活字に夢中になりました。父親に買ってもらったその冷たい重さ。それが彼と文学との幸運な縁結びとなります。18歳となった乱歩は大学に進む為に上京。そこであの『モルグ街の殺人』と出会い衝撃を受けます。作家を本格的に志し、29歳で本格デビュー。次々と作品を発表し、名声を欲しいままにします。傑作『屋根裏の散歩者』が生まれたのが丁度この頃です。後にこうした作品はエログロ小説と呼ばれ、乱歩はそれ風の小説をどんどんと書き連ねます。モボ・モガが街を闊歩する時代。彼の作品は次第に世に受け入れられていきました。これまた傑作『人間椅子』、そして1929年、衝撃作『芋虫』で作風を完全に固めます。「自分の書いていた作品を恥ずかしいと思っていた。でも出版したいという思いが強かったという二重性があったね」と彼は残されたテープで語っていました。彼は1936年『怪人二十面相』で新たなジャンルを開拓します。論理的整合性を持つ小説を書きたかったのに、何故少年向けの探偵小説を書き綴ったのか?治安維持法が制定され、徐々に表現の自由にも手が及び始めていた時代でした。1936年2.2.6事件発生。この時42歳だった乱歩が世に問うたのが『怪人二十面相』だったのです。この作品は軍事統制の中、子供のみならず大人にも受け入れられました。戦中、怪人二十面相シリーズは、続々と書き続けられてゆきますが、3作目発表時点『芋虫』がついに発禁処分となります。そして乱歩はブラックリスト入り。そもそもペンネームが敵性語。無理もありません。1941年太平洋戦争開戦。敵性語の規制は強化され、海外のミステリー小説も規制の対象となってゆきます。そしてついに乱歩の作品全部が絶版処分となりました。果たして彼の苦悩はいかばかりだったでしょう。1945年戦争は終結します。蔵の中に閉じこもり書籍を読み漁っていた乱歩は、再び世に出てアガサ・クリスティー、ディクソン・カー、エラリー・クイーンらの作品の翻訳で世間を賑わせます。1949年、中断していた怪人二十面相シリーズをまた再開です。子供達に絶大なるブームとして受け止められます。一旦創作活動を休止して社会活動を始め、新しい戦後日本のミステリー作家の発掘に尽力し、1954年江戸川乱歩賞の設立します。そこで彼の目に留まったのが、松本清張氏。でも氏は乱歩の作品を批判していました。「初期の乱歩の作品には人間性が滲み出しているものが多かった。だがやがていつの間にかそれは消えていってしまう。私は探偵小説をお化け屋敷のかけ小屋からリアリズムの外へ出したかった」でも乱歩はその批判も寛容に受け止め彼を擁護し、才能を認め、戦後の芭蕉のひとりと目します。論理的なミステリー小説を目指しながらも、生涯それを実現できなかった江戸川乱歩。「世の中みんなが明るい楽しい小説だったら、逆に絶望じゃないですか。たとえ暗くてもエロくてもグロくても、仮面を被った人間の中の秘めたる情念のようなものが滲み出している乱歩の作品が未だに人気があるのは、そこにあるのではないでしょうか」芥川賞作家中村文則氏はそんな風に分析していました。乱歩が書き綴り残し手がけた作品は125にも及びます。1965年乱歩は波乱万丈の生涯を終えました。享年70歳。現在もディープな乱歩マニアが存在し、彼らを魅了し続けます。それは、少年向けの探偵小説から大人向けの暗い情念を宿した小説群まで、乱歩独自の美意識と才能、ミステリー小説への深い情愛が秘められているからに違いないと私はそう思いました。内容てんこ盛りで、ウェルメイドな番組であったなと感じました。
2015年08月03日
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フジテレビ毎週木曜23:00~23:30放送の【アウト×デラックス】が今、私の最高のお気に入りの番組です。毎週毎週楽しみにして見ています。【マツコの世界】がゴールデンに移行したように、この番組も同様となり、枠も1時間番組になってもらいたいと思うくらい。毎週招かれるゲストがとにかくユニークで駄目駄目な人ばかり。有名人もいれば市井の方もいらっしゃいます。バラエティ・トーク番組なのですが、盛り上がること盛り上がること。私はこの番組を見始めてから、1年になりますが、将棋の世界の天才・加藤一二三氏があれほどのアウトぶりだとは大笑いした記憶があります。それ以来彼は最高齢のレギュラーメンバーとなっています。実に愛すべき人物ですね。番組コンセプトが斬新で、ナイナイ矢部っちとマツコさんの司会ぶりも息がピッタリ。世の中には様々な人々がいるものだなぁと、見てていつもつくづく思います。視聴率は多分大したことないと思うのですが、とにかくまだご存知無い方は必見の番組です。ちょっとカルトな風味も隠し味です。面白さは私が自信を持って保証します。(#^.^#)(公式HPもかなり凝った作りになっておりますよ)
2015年08月02日
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実は私は自分の書いた過去のブログを遡って読む習慣は殆ど無いのです。ですから今回今年2月1日のブログまで遡ってみて驚きました。まずテーマとなっているのはほぼ映画とテレビとの視聴感想、その日起こった簡単な記述、病気の愚痴、それぐらいのバリエーションしか基本的にありません。本当は時事ネタに対する感想や、自分のその日に行った行為の深い反省など、そしてお出かけの写真などもupするつもりでいるのですが、それが全然出来ていません。なんとも貧困な内容であります。そして、ブログを書いている頻度にびっくりしました。かつては毎日、酷い時には一日二本のブログをupしていました。今から考えると想像もつかないことです。よく毎日そんなにネタがあったもんだと呆れます。それもつまらないことをダラダラと。。。こんなネタで書いててよく恥ずかしくもなかったな、と今振り返って改めて恥ずかしい思い。ネットの古本屋の販促をしつこくしてたのも、これまた恥ずかしい。(/ω\)ハズカシーィ。それから、時間の感覚が振り返ってみて全くの違和感があることです。ずっと前の事がついこの間のように鮮明に記憶に残っているのに、つい最近の出来事がなんだか遠い昔の事のように思えるのです。インパクトの違いですかね?ガメラの映画を観た感激はつい最近のように思えて、ディテールもしっかり記憶しているのに、図書館戦争のアニメ映画の内容なんて完璧に記憶の中に残っておらず、えっそんな映画観たっけかって感じなのです。映画だけでなく、日常の出来事においても然り。改めて人間の記憶のいい加減さについて感慨を深めました。「人間」って自分だけか?(^O^)歳のせいもあるだろうなぁ。。。そうそう、自分の年齢に対する愚痴を繰り返し書いておりますね。そんなの誰が読んだってクソ面白くもないだろうにね。。。ただ、文章がある程度まとまっており、文脈がわりとしっかりしているのが救いです。だってこんなに短いブログを書くのに小一時間かかっているんですよ、推敲を重ねて。それでてんでバラバラな散漫な内容を書くようになったなら、これはもう痴呆化が早発的に始まっているってことですかね。剣呑、剣呑。。。これからは、もっとまともなブログをupしていきたいものです。……と言いつつ、誤字脱字はますます増えて、話題はあちこち飛散するようになっていったりして。。。う~む、充実したブログをこれからは本当に書いていきたいと思ってはいるんです。
2015年08月01日
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家の台所は大変不潔な状態になっているので、Gがはびこって仕方がない。ホイホイで最初は対処していたのですが、満員御礼が続き、それでもまだ黒いのが走り回っています。ええぃこうなったら徹底的に絶滅させてやる、と一昨日ゴキジェットを購入して駆除する方針を固めました。これが意外と楽しい。夜中真っ暗の台所へと二階の自室から、下りてきて、暗闇の中、ゴキジェットを手探りで探し出す。そしてパッと電気をつけます。すると必ず、2~3匹がうろちょろしている。特にシンクの三角コーナーが集結所。これを揺らして、おびき出し、ゴキジェットでひと吹き。奴らは煩悶しながら死に絶える。完全に死ぬまでは少々時間がかかるので、その間に冷蔵庫の製氷室からマグカップに氷を山盛り供給します。暫くすると、完全に死んでいるのでティッシュを2枚取り出して奴らの頭をすくい取り捻り潰します。快感!!手を石鹸で洗って、居間でテレビを見ます。昨晩はずっと前にオンエアされた映画【小さいおうち】を鑑賞しました、マグカップ片手に。最初の方はしょぼい感じでダメかなぁと思っていたのですが、物語が進むにつれて映画の世界に引きずり込まれました。さすがは山田洋次監督作品だけのことはありました。芸達者な役者さんたちばかりが登場して、話を盛り上げます。私が苦手な回想形式の進展だったのですが、女中のタキ役の黒木華さんが抜群に良かったです。テレビドラマ【天皇の料理番】で強烈な印象を残した彼女ですが、本当にいい役者さんです。おっとり穏やかな女性が秘めた愛情表現が素晴らしい。吉岡秀隆くんも松たか子さんも力演。昭和時代にさかのぼり、小さなおうちで繰り広げられる、慎ましやかな三角関係が見事に描出されておりました。氷を頬張りながら、至福の時間を過ごさせてもらいました。それにしても吉岡秀隆くんは、本当にいい役者になりましたね。暗い十五戦争の時代をほんのり明るく照らしてくれてました。
2015年07月30日
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昨日オンエアされた伝説の月9ドラマをエアチェックして1話&2話を続けて見ました。正直言って大人の鑑賞に耐えない。月9神話も崩壊したな、とツィートしたところです。まぁいい歳をしたおっさんを対象に作られたドラマではないことは予想していましたがこれほど酷いとは目にあまる。王道の恋愛ドラマなんだけれども、スケール感に乏しい。高校時代から新社会人になった仲間たちが、全然時間のギャップを活かせていない。福士蒼汰くんにキムタクや福山雅治たちのカリスマ性を求めるのはそもそも無理な話。本田翼ちゃんは可愛い。けど、それだけ。高校生から成長した大人になった感覚が全く伝わってきません。視聴率が二桁に届かないのは当然です。ただ、現在の中高生や大学生、新社会人は共感して見ることのできるドラマにはなっていました、と思いたい。いいシーンもありました。ふたりが映画館で盛り上がるところ。巧く撮っているな、と初めて思ったシーンです。中年のおっさんから見ると、懐かしげな、くすぐったい感じのするドラマでした。でも第3話の展開も気にかかるから、結局のところ、また見てしまうんだろうなぁ。。。しかしこれ、脚本が甘すぎないだろうか。先々が心配です。それにしても、野村周平くんが子供過ぎる。全然エリート医師に見えない。ここの設定は、もう少し実年齢が上の医師が絡んだ方がずっと面白いと思いました。
2015年07月28日
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これは有名な作品で映画化もされたので、きっと既に読まれた方も沢山いらっしゃると思います。ですので、ここではごく簡単な粗筋をご紹介するに止め、自分の個人的な読後感想を述べたいと思います。~主人公である真次は、家庭内暴君である大会社の社長の次男。社長は現在入院中でほぼ危篤状態。それでも真次は面会さえ拒むくらい、父親を毛嫌いしている。その一因であるのは、父親と口論になった慕っていた長男の昭一が家を飛び出し、地下鉄で投身自殺を遂げた暗い過去にもあった。本来なら今頃世界的に有名なこの会社の重役であってもおかしくないのに、その座には三男がいる。真次はしがないセールスマン。シンデレラナイトという会社勤めで、いかがわしい女性もの下着を東京の地下鉄を駆使して営業に回っている毎日。妻子持ち、母親も同居。だが会社のデザイナーと不倫の関係にある。この不倫相手のみち子が才能があり、また魅力的な女性として描かれており、この物語のキーパーソンとなっている。もっともメインとなるのは、真次のタイムスリップ体験。父親の過去の苦労して生きてきた、その生き様を何度も目撃するにつれて、新しい角度から父親を見直す過程にある。そして長男・昭一の出生の秘密と自殺の真因が明かされ、みち子との恋の行く末、これが物語のミステリアスな要素となる。そして意外な苦い結末へと、話は地下鉄のような快適なスピードで展開してゆく……。~私はてっきり結末は涙涙のハッピーエンドと思っておりましたが、甘かった。結局父親との和解はならず、みち子とも結ばれない結末。意外でしたね。詳述はされないのですが、真次の心の底では妻子を深く愛していたのですね。離婚しようと考え、そしてみち子にプロポーズさえしますが冒険は無しです。とても悲しい感動的な物語です。それにしてもこの小説よく映画化しましたね。よほど金がかかったと思います。だって東京オリンピックにわく東京、モボ・モガの闊歩する大正戦争シーン、それに戦後闇市と時代時代がそれぞれで、大道具・セットを担当された方々はとんだ大仕事だったでしょう。キャストも豪華です。真次には堤真一、みち子には岡本綾、父親は昔にアムールとあだ名された商才にたけていた男と描かれますが、アムール役には大沢たかお、その愛人・お時には常盤貴子が扮しているそうです。この本を読んだなら、読者はそれなりの自分のイメージを頭の中で映像化されるように浅田次郎氏は実に巧みに書いているのですが、果たしてこれが映画となって、どのように変化しているかあるいはいないか、興味深々ですね。いつかDVDレンタルして、この目で確かめてみたいです。誰だってそう思うと思いますよ。この小説を読んで感動した方ならばきっと。。。大傑作とは呼べないかもしれませんが、タイムスリップ体験が興味深く描かれており登場キャラもとても魅力的。素敵な小説に仕上がっておりました。未読の方には是非とも二重丸のおすすめ図書です。
2015年07月27日
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本当は近くのスーパーまで出かけてゴキブリ対策のスプレーとホイホイ、そしてトイレの消臭剤、それに新しいスリッパを購入したいところなのですが、何せこの暑さ。ここんとこ一週間足らずは、自宅にこもりっきりになって、エアコンのスイッチを入れて、ゲームと読書、昼寝の生活です。惰弱な性分で父親に買い出しと料理を頼りきっています。たまには自分で食材を買出しに行って、料理を自分で作ってやると喜んでくれるだろうなぁ。親任せの生活は無責任なのだけれども、身体が動かないからいかんともしがたい。父親さまさまです。うつの症状は改善されてきました。一時は「明日死のう、明後日死のう」そんな後ろ向きな鬱屈した梅雨のシーズンでしたが、気候が安定してきて、変薬もして随分とましになってきました。英語の復学をしようかな、という意欲さえも出てきました。これで自由に外出できるようになれば、最高なのですがね。書籍は只今、薬丸岳『天使のナイフ』のつかみの部分を読み出したところです。第51回江戸川乱歩賞受賞作です。少年犯罪をテーマに扱った作品で、それもサバイバルナイフによる13歳の中1生徒3人組で主婦殺害、という不穏な書き出し。あまりの少年たちの甘い罰則に怒り主人公が復讐の殺害を行ったのではないかとの嫌疑をかけられる……という展開ですね。この年の受賞候補作品中ではダントツの出来であったそうです。これからに期待してます。また並行して谷沢永一『人間通』もちらちら読んでいます。こちらは散漫なエッセイ。読み易いといえばそうなのですが、ちと説教臭くて難儀しています。ピース又吉の芥川賞受賞作品は図書館でチェックしようと思っています。テレビであちこちの番組に引っ張りだこの売れっ子になりましたね。素直に賞賛したいと思います。浅田次郎『地下鉄に乗って』は昨日読了しました。なかなか良かったです。彼の出世作ですね。いずれレビューして、ご紹介したいと思っております。でもこの暑さでPCに向かうのが億劫で億劫で、いつになったらレビューのブログをupできるか分かりません。
2015年07月25日
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私は映画を観る時には、ほとんど子供目線になってしまうので、子役が主要キャラとして登場すると完全に感情移入してしまう。そんな時大人になりきれていない自分を痛切に感じる。傑作【パリ、テキサス】にしたって、やっと今、大人目線で鑑賞できるようになり、主人公のあまりのワガママさに腹が立つようになったほど。それまではハンター少年が可愛くて彼の目線でしか映画を鑑賞できずに、観方が全くの幼稚でした。色彩設定がいいなぁというのは一見して分かったものでしたがね。そんな私だから、【トイ・ストーリー】にしても、お話がシンプルで、フルCGアニメという衝撃冒険満載で、ワクワク感動させられた1作目に対する思い入れがあまりにも大きいのです。監督がジョン・ラセター氏から交代してしまったのは失敗だったのではなかろうか、と思う。今回テレビ・エアチェックで【3】を鑑賞してみて。。。導入部、子供の空想の遊びのシーンがどう考えてみても長過ぎる。もっと刈り込んだ方がテンポ良くて、映画としては改善されるのではないだろうか。そして、急に画面が狭くなり、ムービー撮影のシーンとなってしまうが、これって本当に必要?あまり意味が無い印象を受けましたね。作中ラセター氏愛するトトロが登場するが、これはやり過ぎ。どうせやるなら主要キャラと絡ませ、見せ場の一つも見せて欲しいところ。それにそもそも託児施設での登場キャラクターたちが、ごちゃごちゃ多過ぎて把握しきれない。一見いいもん、実は悪もんのハグ・グマ・ボスのキャラクター設定にもイマイチ納得できない。そしてこの映画全般にいえることだが、ストーリー展開のテンポが早過ぎる。色んな要素をふんだんに詰め込み過ぎてるのではないだろうか。でも確かに面白いことは面白いのです。例えば、バズがスペイン語モードにリセットされてしまい振る舞いもそれらしくなってしまうところ。笑わせてくれます。ケンとバービー人形ができてしまい、シックの♪「お洒落フリーク」をBGMにしてケンがコスプレするところ、これは子供向けというより、大人向けのサービス・シーンですね。ジャイアント・ベビーの片目が潰れているのが芸が細かくて良いし、「バブー」と怒って、ハグ・グマ・ボスを焼却炉の蓋をあっさり開けて、落っことすところは大笑いでした。ラストはやっぱり感動的でしたね。大学生に成長したアンディが近所の小さな子供に自分の愛玩したおもちゃたちを託すところは泣ける。確かに泣けます。家族連れで観ても面白いし、夫婦で観ても面白いし、カップルで観るのもまた良い。一人で観るのもいいね。そういう意味では確かにピクサーに一本とられましたけれど。。。だけど私は、どうしても1作目のインパクトと共感が捨てられず好きなんだよ~。正直な話・・・
2015年07月22日
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今日は原チャリの免許の更新の為に、京都市伏見区羽束師にある、運転免許試験場を訪れました。ここは京都市と名乗ってはいるものの、ド田舎で、非常に交通のアクセスが悪い立地条件になっておるのです。いつも更新にはひと仕事かかってしまいますね。ルートは豊富にあるのです。阪急ルート。JRルート。地下鉄・近鉄ルート。京阪ルート。ただこれが帯に短し襷に長し。原チャリのペーパー・ドライバーである私にとっては実に苦痛を伴う行為です。それにこの暑さ。7月30日が誕生日である私ですので、夏の終わりにでも行ったらいいんとちゃうん。と言われそうなところですが。かつて小学生だった頃、夏休みの宿題は7月に全部終わらせてしまわねば、気が済まなかった私としましては、やはりこの月に済ましておかないと気分のおさまりが悪いのです。顔写真に写す髪の毛の長さももうそろそろ伸ばす限度でしたから、切迫した感覚があったのです。こうやって家に帰ってきて、本当にやれやれでした。午前の部を選択。一番安上がりで到達できそうな京阪ルートで行くことに決定。前夜にインターネットで、天候の具合と時刻表なんぞリサーチしてメモっておいて、完璧な準備です。ところがいざ出かけるとなると、外部環境に慣れるのにイライラ、やはり引きこもりが長すぎた。どん臭さも全開。無事に現地に到着できたのですが、事務手続きと人ごみと暑さにイライラ。書類の記入に気をとられていると、脇に置いておいたバッグの存在を完璧に忘れてるぅ~。「この手荷物どなたのでしょうかぁ~」「あ~、私です。私です。」財布から小銭がジャラジャラ散乱する。幾つかの書類をまとめるのに、地べたに腰を下ろしてオロオロする。あ、またバッグがどっかいったぁ……ってな感じですわ。メガネ・メガネ、運転用のメガネにかけかえないと、とまた地べたに腰を下ろす。いけませんね。社会生活から長く離れていると。要領が悪くなって。もう、モロに障害者ですわ。行動不審者ですわ。これ以上トラブルが募ると介護者が必要になる。リハビリして早く社会復帰せねばならんなぁと痛感した一日でした。しかしそれを阻むのが、この暑さです。引きこもらざるをえんでしょう。エアコン入れて。しかし健常者の方々は、この暑い中を社会に出て働いているのだなぁと思うと、遠い目になってしまう、そんな私なのです。これから先、どうやって暮らしていこうぞや。とりあえず、この夏をどう乗り越えていこうぞや。暑さにも寒さにも弱いんだよな、ボクチン。
2015年07月16日
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ミステリー小説なのですが、自分にとって非常に感慨深い作品でした。大体の粗筋はこんな感じです。~交通事故で視力を失い、同居していた父親にも先立たれ、一人静かに孤独な生活を営むミチル。そして職場の人間関係が巧くいかずに悩み、人付き合いを恐れるアキヒロ。駅のホームで起きた、急行列車が通過する際に人を突き飛ばすという殺人事件が寂しい二人を引き合わせることになった。容疑者ともくされて追われるアキヒロは、ミチルの家に逃げ込むことになる。そして彼女の家の居間の隅に身を固くして隠し、うずくまる。最初はそのことに気づかなかったミチルなのだが、他人の気配を微妙に察知し、食料が少しずつ減っているのを知るにつれて、誰かが自分の家に侵入し、居着いているのに気づく。怯えの感情に襲われるミチル。警察に通報しようかとも思うのだが、侵入者がそれほど悪い人間でもないと徐々に感じ始め、孤独も癒されることだし、通報するのをためらってずるずると知らないフリをして生活していこうと決める。こうして奇妙な同棲生活が始まった。そして意外な真犯人が明らかになってゆく・・・~という展開。寒い12月、駅のホームの近くを舞台に、お互いに人間付き合いの苦手な孤独な人生を営んでいる二人の生活が克明に描写されてます。私自身も人付き合いが苦手でずっと寂しい生活を余儀なくされているので、二人の感情の揺れ動きには心を動かされました。これから二人はどうなっていくのだろう、というサスペンス風味もたっぷりだし、できれば和解して友達になって欲しい、と読んでいる最中に懇願しました。現実には到底ありえない設定の小説なのですが筆致が繊細でリアリティもほどほどにありました。事件の真相には「えっ?」という意外性もあり、存分に楽しめました。私は学生時代から、引っ込み思案でなかなか友達もできずに、学校へ行くのが辛い生活を送ってきました。集団行動にどうしても馴染めなかったのです。社会人になってからも「お前はどこの職場でも通用しねぇ人間だよ」と酷い言葉を先輩から言われ、傷ついた経験があります。そして職を転々としても現実にそうなってしまい結論的に無職の中年男になってしまいました。精神も病んでしまいました。小説の中の二人の主人公も共に生きづらい人生を歩んでいます。読み進めていくうちに、そんな二人を本当に愛おしいと思い、感情移入してしまったのです。ミステリー小説だけあって、かなりトリッキーな書き方がなされています。まず登場人物の名前が総てカタカナ表記になっています。そしてその登場人物たちの容貌の描写は殆どなされません。鉄道のホームの描写が執拗に繰り返えされ、かなり不自然な書き方の部分も多々あります。でも一応ですが、ハッピーエンドとなっており、確かに暗く寂しい小説には違いないのですが、一筋の光明が垣間見える仕掛けになってます。少なくとも私にとっては深く記憶に刻まれる一冊となりそうな読後感を抱きました。読んで良かったなと素直に思わされた作品でした。ミチルの目が不自由な設定のため、まるで壊れ物を扱うような、とてもピュアな小説です。
2015年07月02日
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今日珍しくオーダーが入りました。それにしても割の合わない商いもあったものです。利益といえば、子供の小遣い程度。そして蔵書は手元を離れてゆく。梱包は神経を使って大変面倒な作業です。毛髪の混入など問題外。宛名の漢字など難しいものであれば、しくじることもあります。それでなくても漢字が手書きで書けなくなって困ってきているのにぃ。。。メッセージも封入してテクテク郵便局へ。手続きしてやっと完了。達成感はありますけれどね、でも郵便事故の心配も。お客様の手元に無事に届いて高評価のお返しがあったなら、本当に舞い上がるくらい嬉しいです。それにしてもAmazonの商品平均値付けは安過ぎと思います。価格競争で多くの古本屋が競っております。1円出品なんてしている店舗も沢山あります。不条理だ。送料はAmazon持ちですがそれも手数料で実質ゼロ。自腹を切らなければいけません。1円の値段では絶対赤字です。店名のPRくらいにしかならないのじゃないのかな?慈善事業をやっているわけではないんですからね。私も以前は廉売攻勢をかけて、沢山の古本を売りましたが、あまりの虚しさに手を引きました。今ではオーダーがあれば儲けものって感じで、売り上げは激減しました。それでいいんです。今、私は生活意欲を失ってしまっているんで、手間いらずのこれで丁度いい。それにしても手間のあまりかからない大きな儲けが期待できる商いって何かありませんかね。そんなおいしい話なんてあるわけないかぁ。。。世の中甘くないですものね。。。
2015年06月24日
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16日深夜テレビ放送録画での鑑賞でした。ヤフーのユーザーレビューでは散々叩かれて、総合ポイントも2.28という極めて低い評価でしたが、個人的には結構楽しめました。深夜に観たからかな?【呪怨】シリーズ初見だったのですが、かなりえげつない表現が散見され、好みも劇場版第3作ということで、色々な意見が寄せられています。音響効果によって観る者を怖がらせるのはホラー映画の常道を踏まえていて、好感が持てます。少年の口笛がそよ聞こえてくると何かが起こる。わかっちゃいるが、怖いです。佐伯家の謎が徐々に究明されていく、という展開なのですが、キャスティングも悪いとは思わなかったし、グロい殺し方も手が込んでいて満足がいきました。でも猫を電子レンジに入れるのは動物虐待ではないのかい?それにしても、あのグルグル渦巻き模様は何を意味していたのだろうか。。。だが不満なのは佐伯邸が明るすぎること。佐伯邸のみならず映画全体のトーンが明るすぎます。落合正幸脚本・監督には及第点はあげられると思いましたが、演出技法として、ホワイトの画面をインサートして物語を寸断し、お話を進行させるやり方は、私は大嫌い。映画は時系列的に進行させるのが、分かり易くて一番です。せいぜいカット・バックか回想シーンが許容範囲内。佐々木希さんの女教師役は適任でした。違和感無し。好演。外国人はホラーというと、ゾンビがつきものですが、私はゾンビがそれほど怖いとは思いません。(勿論ゾンビが登場しないホラー映画の秀作も沢山ありますが……例えば【悪魔のいけにえ】とか……【キャンディマン】とか、あれこれと……)所詮特殊メイクでしょ?って感じです。ゾンビよりも生々しい人間の悪霊の方がずっと怖い。ドヒャー・ブシューの出血シーンより、牛乳パックから黒い液体がドロっと出てくる方が、ずっと気味悪い。からめ手からじわじわ攻めてきて、恐怖感を煽るのが良ろしいかと思われます。お金を払って劇場で観る価値は無いかもしれませんが、スクリーンでこれを観たらかなりの恐怖感を味わえるのではないか、と思いました。
2015年06月18日
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自分のつまらない日常をダラダラ書いたところで、どうなるわけでもなし、楽天の過去のブログの遡りの困難さから、備忘録としての役目も果たさない。単なる自己満足でブログを書いたって、読んで下さる方々もそれほど存在しない。コメントを書いてもらったなら、それなりの励みにもなるのだろうが、ここはコメント記入が極端に無いブログである。なんの意味があって自分はブログを書いているのだか、さっぱり意義が分からなくなってきた。ココ◎ツさんとか、ば◎なっぷるさんが楽天ブログを見限って去っていった意味が今になってようやく理解できるようになってきた。要するに面倒臭いことこの上ないのである。自分の生活は、ジョギングをすること、食べること、寝ること、という極めて単純な要素から成り立っている。社会から放擲されて、孤独な日常に甘んじている自分は50にもなって結婚もせず、子供も育てず、働きもせず、父親の脛を齧って生きている寄生虫である。そんな生活に一体誰が関心を持つというのだろう。精神障害がこれほど日常生活を蝕むなんて、理不尽この上ない。何の意味を持って自分が生きているのか、さっぱり理解できなくなってきた。薬に頼って生きている自分。不毛だ。不毛以外の何物でもない。喜びも悲しみも感動することも涙を流すこともなくなってしまった自分。感情の起伏というものが、全く欠如した抜け殻のような人間。己の存在価値なんて、なんにもありはしない。ただ時間だけが規則正しく過ぎてゆく。これからどんどん醜く老いていく自分は、どうやって生きていけばいいのだろう。年金も無いわけだから、収入も無い。生活は成り立つのか?こういう時である。希死念慮が自分の頭に溢れかえってくるのは。。。眠っている間に何の苦痛も無く死ねたなら、どんなにかいいだろうと思う。やれやれ。人間って生きていくのは本当に面倒臭い話だな。恐竜が絶滅したように、人類も集団絶滅してくれると楽でいいだろう。例えば流星が地球を直撃するとかなんとか。。。いいなぁ、それ。自分ひとりが死ぬのは侘しいが、全人類が一瞬にして死滅するのなら、侘しくもない。それっていいなぁ。。。
2015年06月02日
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1964年度作品。長らくモノクロに拘ってきた、いわゆる芸術派監督の初のカラー作品に共通して見られる色彩の強烈な主張が、このフェリーニ監督の初カラー監督長編作品にもはっきりと感じ取られます。映画プロデューサーの夫を持って裕福ですが、つつましやかなごく平凡な主婦であるジュリエッタ。結婚生活もうまく行っていると思っていた15年目の結婚記念日。酔って帰宅した夫はそれをすっかり忘れたフリをして、大勢の仲間を連れて祝います。二人きりで過ごそうと思っていたのに大変賑やかになったその夜、客の中には霊媒師や占い女などもいて、彼女に不吉な予言をしたりします。案の定、就寝中、夫が別の女の名を呼ぶのです。ジュリエッタは夫が浮気していると思うと気が気でない。興信所に調べさせると、なるほど、若い愛人の存在が浮かびます。絶望に打ちひしがれるジュリエッタですが、幼い記憶の去来に心を和ませます。隣家のスージーは、彼女の消極性が夫を不倫に走らせるのだと、浮気を奨励し美青年を紹介するのですが、いざ、二人してベッドに入ると、聖女の出現に我にかえるジュリエッタでした。精神科医はそんな彼女が、内心では孤独を求めているのだと告げます。そこで彼女は、独りで生きる勇気を持つに至るのでした。戸外を一人歩むジュリエッタ。降霊会の描写など、神秘思想への傾倒が著しい、女性版「81/2」とでも言うべき幻想巨編。いわゆるフェリーニ的映像魔術の、純粋に詩的なイメージがとりとめもなく、そしてきらびやかに展開します。マシーナの女優としての魅力に因るところ大なのは、いつも以上です。百面相に百変化。とりわけ衣装への執着はこれまで以上とも言うべきもので、色彩がきらびやかに氾濫しています。長年音楽担当のニーノ・ロータの音楽的才能の爆発が凄いです。全編音楽が鳴りっぱなし。セリフで埋め尽くされた脚本の図太さ。このショットを撮る為にこの大道具をこしらえるかという贅沢ぶり。とにかく巨匠フェリーニのいつもの手の内が、更にカラー化することにより拡大・膨張して観る者に襲いかかるパワーは絶大です。
2015年05月30日
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昨晩は午後10時に就寝して、今朝午前2時に目が覚めました。睡眠のゴールデンタイムを制覇して、体は快調・快調。……と言いたいところですが、現実は鉛のように体は重く。気分は泥のように冴えず。実際AKB48のプロモーション・ビデオに元気をもらい。そして外気がさわ~っと冷風が吹く、湿度の低い好コンディションでなかったなら今日は早朝ジョギングをサボってしまっていたでしょう。午前3時にスタートです。昨日のホッピングするような快調なペースとは打って変わって、ウォーキングと同じようなスピードで一歩一歩踏みしめながら、とにかく自宅へなだれ込みました。ひぇ~。扇風機でクーリング・ダウンしながら、串団子とあんドーナツを食しました。甘いものがとにかく美味い。それからフランスパンと牛乳で簡潔に朝食を済ませました。あ~あ、もう毎日の早朝ジョギングは諦めて、隔日にしようかなぁと真剣に考え込んでしまいました。でもなぁ、ジョギングしたい日に雨なんかが降っている不快感を思えば、体調が悪くてもなんとか走り遂せる快感は代え難いからなぁ。。。本を読む気力が湧かない。テレビ・ドラマも見たいという気にならない。勉強なんてさらさら。ゲームさえしたいと思わない。労働意欲ももう喪失している。こんなんで生きていると言えるのだろうかな?自分の人生。。。疲労が重なっているから、こんなにネガティブになるのだろうかな?
2015年05月29日
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午前3時40分スタート、午前4時半エンドです。梅小路公園のグラウンドの芝を走るのが気持ち良くて2周しました。それでこのタイム。かなりピッチを上げましたね、今朝は。いつもなら1時間のトレーニングなのにね。シューズの反発に素直にしたがって、地面を蹴るとピッチが上がるようです。ダメージもそれほどありません。午前4時を過ぎるともうあたりは明るいです。これからは、スタートの時刻をジリジリ切り上げていって、最終目標は午前2時のスタートです。今はTシャツに下がジャージですが、スウェット姿に切り替えるのも、アリですね。まるでボクサーのように、減量の鬼になりたいです。
2015年05月28日
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昨日は京都文化博物館にて、ドキュメンタリー映画の名作と誉れの高い【東京オリンピック】を観てきました。アジアで初のオリンピック開催となり、日本という国が、国民が、イベントを支えた裏方で働く人々が、いかに熱狂と情熱を燃やしたかが、よく伝わってきた作品でした。1965年(昭和40)東宝作品、実に169分という膨大な上映時間でした。確かにオリンピックという国をあげてのイベントを収録・記録するには、これでもまだ時間が足りないくらいのものです。選手たちの人間味・生活感・存在感さえリアルに伝わってきました。でも競技によって割かれる時間の長短の意味がよく分かりませんでした。独特に放たれる日本の習俗・民族感が私にとってはまるで、他のアジアの国民的祝祭のように目に映り、違和感は最後まで払拭されずに終わりました。これって果たして「名作」なのでしょうか。ふんだんに回されたフィルム、そしてそれを編集する作業というのは、私には想像さえ及びません。けれど長い上映を観終えてトボトボと歩いて帰途につく深夜、なんだかしっくりこない異物感がどうしても抜けません。これが時代の隔たりというものなのでしょうか。まぁとにかくこの難物をひとつの作品としてまとめ上げた市川崑監督、そして映画の裏方に回った映画制作者の沢山の方々のご苦労に関しては大いに敬意を表したい気分です。今度改めて開催される東京オリンピック。それにどれほどの大変な労苦が費やされるか、莫大な予算が費やされるかと思うと、目がクラクラしそうです。夢・時代の徒花・コマーシャリズム・ドーピング問題などなど含めて、清濁併せ呑んで私たちは新しいオリンピックを目撃・体験・体感することになるのでしょうね。~1964年10月10日から24日まで日本で開催された東京オリンピックを収めた超長編記録映画。この作品は、オリンピック規約に基づいて公式に記録するために企画された。決定的瞬間を記録するために記録映画映画界・劇映画界から集められたキャメラマンは164名、18mmから2,000mmのレンズを使用し、用意されたキャメラは103台、撮影されたフィルムは約40万フィートにのぼった。監督の市川崑は、脚本に和田夏十、白河依志夫、谷川俊太郎を起用し、撮影も劇映画の名匠・宮川一夫を総撮影監督に据えた。それまでのオリンピック公式記録映画の枠を取り去り、競技の勝敗や我が国の選手の活躍を記録することよりも、トップ・アスリートたちの美しさと人間性を表現することに焦点が当てられた。後にこの制作態度は「芸術作品か記録映画か」という国民的論争を巻き起こした。~
2015年05月27日
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近くにあったレンタルCD屋が閉店しました。そりゃそうでしょう、図書館へ行けば只でCDが借りられてしまう昨今ですからね。でも餅は餅屋で、図書館の所蔵枚数に比べれば桁違いの枚数を置いていたのですから、残念ではあります。そこで閉店セールのレンタル落ちCDを漁ってみました。CHAGE&ASKA【NO DOUBT】がたったの300円。以前このアルバムはこのテーマで取り上げたはずです。今日改めて耳を傾けた次第です。もう「凄い」の一言。私が生まれてから聴いてきた邦楽CDのベスト10に食い込んでくるかという勢いです。アルバム・ジャケットが内容を象徴しています。雨の降る浜辺でビニール傘をさしたふたり。音が湿気を含んで豊かなのです。まず、捨て曲が無い。どの曲がシングルカットされても不思議ではない仕上がり具合。歌詞&メロディーが憂いを含んで美しい上に、アレンジがこの上ない作り込み。隙がないのですね。私もPCで自作の曲を作ってみようと色々音楽機材を買い込んで来ましたが、その気持ちを萎えさせるに充分なプロフェッショナルな仕上がりです。これにはかないません。生まれ変わりでもしない限り、この音は自分には作れない。とにかくいちいち手が込んでいるのです。耳の穴をかっぽじっても聴こえないくらい微細な音の細工が一曲一曲に施されています。さすがはプロのエンジニアですねぇ。ディスコグラフィーで、このアルバムがどの時代に位置するのかを調べてみると、19th.Album. ほぼラスト・アルバムでした。ふたりの力が良い具合に重なって、その限度に達した音楽。なるほどなぁと感嘆しました。思えばこのデュオは「ひとり咲き」で福岡出身デビュー。福岡は本当に沢山のアーティストを生んできた土地です。この頃のサウンドは、強いて言えば演歌調フォークロック。Jポップなんていうハイカラな範疇には全然入らない。私がまだ中学生頃の昔々の話になります。90年代に音楽シーンを席捲。ヒット曲を連発。私はこの頃になっても、彼らの作るサウンドには全然興味が湧きませんでした。なんだかネトネトした粘り気を帯びた曲調とそして歌い方が気に入らなかったんです。でもこの【NO DOUBT】ではいい意味で枯れて、脱色したような曲調そして歌声になってます。ASKAがスキャンダルを起こして、それ以来ラジオでさえ歌声を聴くことがなくなりました。もう過去の音楽とさえ言えるのですが、トータル・アルバムとしての本作の完成度は今流行りのJポップのグループを探しても、なかなか見つかりません。日本のみならずアジアに旋風を巻き起こしたこのデュオは、もう注目を集めることも無いでしょう。2014年5月17日、ASKAが覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕。たとえ、クスリの力に頼って作った音楽であっても、このアルバムの価値は不滅です。
2015年05月26日
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とにかく暑すぎます。日中、クリニックだの薬局だのスーパーだの郵便局だのちょこまか動くと滝のような汗をかきます。とにかく案件をこなして、午後6時から嫌いな風呂に入ると本当に脱力しました。軽く飯を食って、エアコンのスイッチを入れ、フローリングの床の上に寝転がっていると、睡魔に襲われました。気がついたらもうこんな時間。私のブログには「睡魔」という言葉が頻出しますが、本当に襲われるのです。お薬の副作用という面があるものの、正直な話、実は眠るのは好きですね。仮性的自殺の気分を味わえますから。時々【ガメラのお葬式】のような酷い夢でうなされたりしますが、大抵は寝起きはいい気分です。ただし、時間をロスしたなぁって後悔は大きいです。昨日も活字とは無縁の生活を送ってしまいました。明日が図書の帯出期限なのですが、書籍未着手・映画DVD未着手・音楽CDのみダビング完了というのが実態です。1ヶ月も帯出期間の余裕をもらっているのに、どうしてこうなんだろう……。やっぱり睡眠過多でしょうね。自堕落な生活を送っています。自分を律して生きることのなんと難しいことぞ。facebookに入会して「ブログを書いているのでお暇があればご訪問下さい」なんて書いてしまったので、あまり過激な事は書けなくなりました。でも他のブロガーのようなぬるま湯のようなブログは書きたくない。ふむ。自由な文章が書けないならば、facebookの看板は下ろした方が得策かもしれませんね。うん。そうしよう。別にブログのアクセスを稼いだからって誰かから報酬をもらえるでなし。。。しかしNさんはバイタリティがあるなぁ。そりゃ一社の社長なんだから、当たり前と言えば当たり前なんだけれども、facebookを自在に活用しておられます。人脈が広がるはずだ。彼のように行動的な人間に憧れます。もうひとりお友達ができたのですが、彼はナイーブで控えめ。Nさんとは好対照です。なかなか面白い人物であるのですが、学会とはあまり深く関わり合いたくないですね。宗教とは麻薬ですから。強烈に魅力的であるが同時に一旦足を踏み入れると、自分が間違った方向へ導かれても足が抜けない。信仰心無いですわ。だって母親の遺骨を見せられたら、人間死んだら終わりって思っちゃいましたから。霊魂の存在を説く人は多くいる。誰だって死んだら終わりとは思いたくないし、臨死体験がこれほど多数報告されれば、霊魂は実在するのかもしれない。でも私はそれに積極的に感知したいとは思わない。人生限られた時間で迷妄に惑わされたくありませんね。さてそろそろ早朝ジョギングの準備でも始めますか。。。
2015年05月26日
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友人のNさんからの勧めで、今頃facebookに登録・入会したのですが、その自由度の高さに衝撃を受けました。これは凄い。凄いです。ネットを介した友人紹介などのシステムは完璧。また自分のプロフィールのアッピールも存分に出来て、大満足です。観た映画・観たい映画・お勧め映画。読んだ本・読みたい本・お勧め本。好きな音楽・お勧め音楽。お気に入りのスポーツ・チーム。お気に入りのスポーツ選手。コンテンツてんこ盛り。これで当分は孤独を感じる必要がありません。さて、このところ二度寝の習慣が身についてしまいましたが、今朝は午前2時に目がパッチリ。う~む、いかん。今日はスケジュールが過密です。……して早朝ジョギングは午前2時半から短縮コースをジョグ。Tシャツの上にヒートテックの長袖を着用してのスタートでしたので、帰ったら汗びっしょり。2着とも洗濯機にぶち込みました。う~ん、お薬の配分が難しい。頭の回転をスローダウンさせるセレナミンを4錠。抗うつ剤を3錠。睡眠導入剤を3錠。眠剤を3錠って感じですかね。これで午前4時半に眠れて、午前8時半まで熟睡できれば万々歳です。
2015年05月25日
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つい今しがた二度寝から目を覚ましました。それにしても疲れきった夢を見てしまったものです。スケジュール手帳に映画の予定が記述してありましたので、それを観に行ったのです。場所はなんと駅のホーム。さんまちゃんが店主の串カツ屋で、勝手に自前の大画面ハイビジョン・テレビで映画の上映会を開いているのでした。タイトルは【ガメラのお葬式】(^_^;)正面にガメラの遺影を掲げた祭壇があり、映画関係者たちが各々お焼香をあげる光景が延々と撮影されておりました。疲れる。見ててこんなに疲れる夢は久し振りです。facebookに入会手続きをして、いつの間に眠り込んだのか、記憶が定かにありません。ふ、不毛だぁ~……。
2015年05月24日
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昔読んで理解していたマニュアルでも、今全然忘れ去ってしまってます。ソフトウェアにハードウェアの楽器群部屋に山積みです。下手に音楽制作に手を出してしまったのが間違いの元です。書棚には普通の本で読んでいないものばかりがうず高く。。。やれやれ、これらを攻略する為のエナジーは、どこから生じさせればいいのだろう。もうげんなりしてしまいます。活字を読むエナジーが加齢と共に明らかに減退してますね。活字を追うと、徐々に睡魔が襲ってきます。そしていつの間にやら夢の世界へ。。。でも齢82になる父親は、本当に貪欲に読書を趣味としています。それだけでも充分に尊敬に値しますね。少しそのエナジー、分けてもらえませんでしょうか。お願い、プリーズ。抗うつ剤の副作用は確かにありそうですね、これは、、、だって病的だもの、活字離れ。昨晩はそいういったわけで、マニュアルを手にして活字を追うと睡魔に襲われ、もういいや~と投げ出してベッドに寝そべり午後11時には確実に夢の世界へ、うふっふ~♪陽水さんです。目がぱっちり開いたのが午前3時。なんだか今日は猛然とジョギングがしたい欲求が強く生まれてきましたね。それで午前3時半に自宅をスタート。梅小路公園ルートを経由してフルコースを気分良く早朝ジョギング。1時間たっぷり走りましたよ。帰ってきた時の何とも言えない疲労感が気持ちいいんですよね。今朝はぬくかった。長袖のヒートテック下着を着ないでも、Tシャツ姿で肘の冷えが無かったですものね。これからはこういう日が続くんだろうな。庭の紫陽花が異様に元気ですから。もうちっちゃなつぼみをつけています。四季の移ろいというものは本当に不思議なものです。さて今日は、セルフ・ポートレイト写真にエフェクトを加えて完成させて、facebookに入会。そして、大河ドラマの【花燃ゆ】を見て、一番薄いマニュアルを読破しましょう。頑張れ!自分。
2015年05月24日
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中途覚醒がありまして、テレビを2番組見ましたが、また深い眠りを貪り、今。洗濯物を取り入れました。洗濯するのは嫌いではありません。特に洗濯槽がグルグル回るのをじっと見ているのが快感であります。干すのはそれほどでもありませんが取り入れもまた楽しい仕事です。昨晩干したものがすっかりピカピカに乾きました。「干物を取り入れるのは午後3時まで」という母親の遺訓に従ったまでです。明日の朝は早朝ジョギングできますかね?微妙な天気予報です。雨雲が微妙に京都南部をかすめていきます。これから読書します。【Heikブックストア京都店】では売れてしまっても後悔しないものは極力お安く、売れて欲しくないものは法外な値段をつけるか、出品を削除するかしました。お陰で出品数も99商品となってスリムなものになり、見通しが良くなりましたね。皆様におかれましても、今が買い時だと思いますよ。目標を定めず、時間の流れるままに生きる。長い睡眠は昼食と間食をやり過ごす良策と考えましょう。荘子の思想の実践です。お勉強はそこそこに、です。今更捻りはちまきでお勉強なんてガラではありませんよ。
2015年05月23日
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昨晩は眠剤の服用量を間違えてしまい、寝込んだと思ったらたったの1時間で目がパッチリと冴えて起きてしまったんです。【Heikブックストア京都店】の商品の価格改定に手をつけていたら、あっという間に時間は過ぎて、午前4時40分。あたりはとっくに明るくて、とてもじゃないが「早朝」ジョギングとは言えない状態。梅小路公園ルートを今朝は外して、短縮ルートの30分間ジョギングです。森林浴ができなくて、とても残念な結果になりました。それでもTシャツの上に長袖ヒートテックを着込んだので、かなり発汗しました。これから適量の眠剤をまた服用して、お昼まで爆睡する予定。おやすみなさい。。。
2015年05月23日
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司会はアナウンサーの武内陶子さんと伊集院光さんです。古今東西の名著を題材にして毎週1回で合計4回放送で、その道に詳しいゲストを迎えてトーク、アニメーション、朗読、コントといった多彩な手法で、名著を解剖するというラジカルな番組です。今回俎上に取り上げられたのは、かの有名な『荘子』。ゲストは臨済宗の僧侶であり、芥川賞作家となった玄侑宗久先生。もうこの方が大変物知りであり、尚且つ男前でありますので、説得力たっぷり。薀蓄もたっぷり。オーラの輝き勿論たっぷり。彼自身が『荘子』の大ファンであるというのですから、この番組を見ない手は無い。「究極の主体性とは受け身になることである」ってんですから、乱世になってもその時代の波に我が身を任せて、自在の境地に遊べ、という事ですね、つまり……。「目標」や「ビジョン」、「ノルマ」といったものが我が物顔で跋扈するこの世の中に反骨する精神思想です。奥が深~い。頭でこねくり回したものなんて、それにとらわれてしまうのなら捨ててしまえ、という過激な思想でもあります。伊集院光さんはこの思想に極めてシンパシーを持たれているご様子。作為での世渡りは馬鹿を見るって感じです。確かに的を射ているのですが、この生き方を実践するのは難しい。テレビを見ていて宮沢賢治先生の有名なメモ「雨ニモ負ケズ~」を連想してしまいました。玄侑宗久先生は俗世を捨てて生きる道を選ばれているのですから、それでもいいですけど宮沢賢治先生でさえ、「サフイウモノニ私ハナリタイ」と自戒の気持ちで書いてあるわけで俗世を生きる者としては、とても受け入れ難いものがありますね。でも世間に対するアンチテーゼとして一度は真剣に取り組んでみたい書物だなぁと思いました。
2015年05月22日
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このところ安定して日経平均株価2万円台をキープしております。結構。結構。私が注目している銘柄として東◎精密やあ◎HDなどが非常においしい動きを見せてます。東◎精密は買っておくべきでしたね。失敗。失敗。今からだと乗り遅れだしなぁ。住◎商事は一昨日大きく下げましたが、ほんの少しだけ回復です。回復基調が進むのを希望します。-98,250と含み損益も復帰しております。もっと大胆に上がって欲しいね。それもひとり勝ちでね。な~んちゃって。
2015年05月22日
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昨晩は眠剤を大量服用したので、アラームにも頼らず午前2時にパッチリ目が覚めました。睡眠のゴールデンタイムに就寝したので、頭が冴えています。ヤフオクのお嬢さん人形は苦戦中。アクセスは大量にあるのですが入札までにはいかず。まぁオークション終了までまだ時間はたんとある。室内で完パケを作ってしまったので、もう後戻りはできません。なんとか5,980円くらいまでせり上がらないかなぁ。。。送料込だからそれくらいの値がつかないとペイしません。facebook用途のセルフ・ポートレイト作りに熱中しています。少しでも痩せているように写せたらいいんですけれどね。ほっぺたがぽっこり肉がついているのですよね。父親が電子辞書を物色中というのを晩御飯の時に聞いて、それではこれではどうじゃ。と私がAmazonに出品しているカシオワードを見せると合格点をくれた。本当はペンタッチのものが欲しかったそうなのでありますが、あんなのペンをすぐに失くすに決まってます。2,500円で商談成立。身内で商売していりゃあ世話ないわ。テレビで【バリバラ】がゴールデンに移行したのですが、ちっとも面白いと思えませんね。MCが無理やり明るく振舞って、障害者の痛い身の上話を紹介するのですが、無理やり具合が半端じゃねぇ。ゲストの宮本亜門さんも東ちづるさんも明るく振る舞い過ぎ。障害者はね、そんなに簡単に社会に適合できないの。健常者が想像もできないような闇を抱いていつも生きているの。でもまぁNHKがこの番組をゴールデンに移行した、その度胸には感心・感心。午前4時の早朝ジョギングまでには、かなり時間があるな。繰り上げて午前3時出発・午前4時帰宅で、家でドラマのまとめ見をするかなぁ。【64】全然見てないし、【天皇の料理番】も録画ストックが消化しきれず。ましてや【デザインの梅干】なんて全然だぁ。あ、そうそう【戦う!書店ガールズ】も1から2回まで見て、そのままだな。よし、午前3時スタートだ。
2015年05月21日
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今朝方のブログで、ヤフオク出品のタイミングを測りかねる、と逡巡してましたが見切り発車で、午前2時頃だったかな、ヤフオク出品を完了致しました。可愛いセーラー服姿のお人形さんです。ご興味がありましたなら、入札の方、どうぞよろしくお願い致します。既に160名程の方々が興味を示してクリックされています。でもまだ入札者はいません。貴方が一番乗りかもしれませんね。(#^.^#)さて今朝の早朝ジョギングは、実に快適でした。午前4時~たっぷり午前5時までです。長袖ヒートテックの効果はてきめんで、大量の汗をかきました。気分爽快です。それからテレビを少々見まして、軽く眠剤を服用しまして、今、目が覚めました。そして快便でした。今までの便秘が嘘のようです。お薬のコントロールも巧くいってます。これ以上何を望もうか、という程順調に生活しておりますが、惜しむらくは読書欲の低下です。これが復活さえすれば申し分ありません。一時、創◎学会に入信してみるか、と考えを巡らせておりましたが、妹に相談すると「ほんま頼むからそれだけはやめといて」と一蹴されました。会員を折伏するとポイントが増えて、ステータスが上がるそうです。既に学会は完全なピラミッド状態の階層が出来上がっており、日蓮上人の教えを学ぶとテストがあり、ランクアップ。選挙活動で走り回るとランクアップ。……といった具合です。つまらん。それではfacebookで人脈作りを行っていきたいと思います。スマホの力も活用してね。今、一気にスマホ獲得への情熱が湧いております。これからの可能性に期待度大です。
2015年05月21日
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仮眠が少々長過ぎましたね。夕食の団欒を終えて午後7時半から寝始めて、午後10時に目を覚ましました。「あっ、そうだ。今日はヤフオクにお人形をupする予定だった」とまどろみながら思い出して、出品の操作をするのですが、ヤフオクがベータ版からリニューアル版に本格移行したので、銀行の口座登録などをねっこりやっているとタイムアップ。そりゃないでしょ、写真画像をフォトレタッチ完成させて、本文の紹介文をWORDで作っておいて、準備万端整えていたのにね。それでもタイムアップはタイムアップ。仕方ない。明日の晩にもう一度トライするか、と自分を納得させます。映画の日取りが迫っているので、27日終了日のピン・ポイントでの出品になりそう。逆算すると明後日出品となるのかな?微妙ですね。これから暫らくゲームやテレビを見たりして、午前4時から早朝ジョギングのスタートとなります。本当なら読書をしたいのですが……。読書熱がどうにも冷めてしまって……。ネットの古本屋の店主が読書離れかいな。情けないのぅ。。。父親の読書熱を私に少し分けて欲しいと思います。午前4時から早朝ジョギングのスタートです。3日ほど前からコースを変更しまして、いよいよ梅小路公園ルートを範疇に入れました。従いまして1時間ほどのジョギングをしております。疲労はそれなりにあるのですが、外気が冷た過ぎて発汗しないのです。これじゃあ脂肪燃焼にはならんな、と今日はヒートテックの長袖を着て出発する予定です。半袖のTシャツ姿では肘が冷えます。今の時間からモチベーションをupしてゆく感じですね。
2015年05月21日
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女性ヴォーカルものに目が無い私としては、橘いずみ、ずっと応援してました。コンサートは行った事ないけれども、きっと聴衆のハートを掴んでぶっ飛ばしていたんでしょうね。ミュージック・メインストリームからほぼ引退状態というのは寂し過ぎます。これはベスト盤を借りてきたものです。迷わずCD-R焼き。「失格」で完全に吹っ切れてブレイクしたのがよく分かります。テイ・トーワの【FLASHER】Y.M.O.が開拓したテクノ・ミュージックが今風にアレンジされてリリースされていました。Y.M.O.大好き人間にはたまりません。クラブラウンジ・テクノとでも表現するものに仕上がっています。カッコいいです、テイ・トーワさん。でもしかし、これはダビングするかどうか、判断が必要です。音が気持ちいいけれども、すぐに飽きてしまいそうな感じ。着想は面白いのですがね。ディー・ライトでやっていた音楽とそのまんま同じ印象。いずれにせよ、ビッグ・ネームに跳ね上がったものです。スーパーカーは拾い物って感じです。狙っているのは日本版ソニック・ユース。一聴して丸分かりです。ソニック・ユースはデビュー当時からずっと継続して今まで聴いているので、全然違和感の無い感じで耳に響きました。CDの収録時間たっぷり使っての大作【スリーアウトチェンジ】恐れを知らない青春の輝きと鬱屈を巧く表現できています。これはCD-Rダビングしましょう。テイ・トーワはMDダビングですかね。それにしても今回図書館で帯出したCDたち、どれも合格点です。何せあんなに試聴を重ねて厳選に厳選を重ねましたからね。今度の図書館行きの際には、クラシック2枚、ブラコン1枚を狙っております。市バスと地下鉄で、簡単にアクセスできる図書館が近いというのは大変なメリットです。これで私の耳が肥えてくれたなら、それで本望というものです。クラシックは、ブラームス交響曲第4番、そしてリストのピアノ協奏曲が狙い目ですね。ブラコンはどれを借りるか全く予測がつきません。意外とマイルス・デイヴィスなんてのに浮気してしまうかも。。。この図書館、マイルス・デイヴィスのオリジナル・アルバムをほとんど置いてあるのです。E.L.Oやボブ・ディランやU2などほとんど偏執気味に総てのオリジナル・アルバムが揃っています。これはユーザーの声を反映したものか、それとも担当者の個人的な趣味なのか、さっぱり分かりかねます。
2015年05月20日
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昨日火曜日、日経平均株価が再び終値2万円台に乗せました。塩漬け株であった住◎商事の株価上昇が堅調です。チャートで見ると、ずっと右肩上がりが続いております。一体どこまでこの上昇基調が続くのでしょうか。一時は15万円以上の含み損があって、それが遠因で株の取引きから手を引いたのですが、それが-91,350まで持ち直しております。このバブルの再来のような株高現象が円安の定着によることは明白です。これが日経平均とリンクして住◎商事の株価が損益ゼロになったなら即売りです。夢みたいな話ですが、うっかり夢とは思えなくなってきました。四季報では「赤字転落も。」と泣きたいような記事が載っておりましたし、現実に先年度末決算では赤字転落です。それでもこの人気ぶり。そろそろ株の配当金が眼中に入ってきますが、住◎商事は配当性向が凄くいいのです。それも人気のひとつだし、現在の株価が不当に安いという点が挙げられます。つまりお買い得ってこと。私も低すぎると思いますね、今の株価が。。。皆さんの下支えを得て、住◎商事の株価上昇に期待度大ですね。ここでちょっとPRしたら、株価も動きますでしょうかね。なぁ~んちゃって。とにかく株式のディールをする人が増えれば増えるだけ投機熱が上がるわけで、プラスの方向に展開して明るい未来が見えてこよう、という話です。株の話だけってのも無粋な話ですので、もうひとつのトピックに切り替えましょう。今の私は大変幸せで恵まれている、という事です。南海トラフ大地震でも起こらなければ、父親の健康が著しく悪くならない限り、私の幸せは右肩上がりです。父親も齢82になりました。もういつ死んでもおかしくない年齢です。確かに昨日のようなヘマをやらかしますし、物忘れも酷くなっています。けれども基礎となる身体自体は非常に健全で、たばこも酒も呑まず、女遊びもしません。ナイト・ライフの大人の遊びがゼロです。こりゃ金が貯まるはずですよ。貯まらなければ嘘です。スーパーマーケットで安売り特売の肉や魚を見分ける能力に長けており、貯まらなければ嘘です。私なんて50歳にもなっているのに、子供扱いですからね。この子は精神障害があるのだから、自分の年金を削ってでも養わないといけないという使命感が非常に強いです。私もいい気で、実態は精神障害ですが、ただワガママで他人と楽しみを共有できない、という「病気」があるだけ。それってただのアスペルガーじゃないのかしらん、って程です。中年アスペルガー。抗うつ剤さえ怠らず服用していれば健常者とほとんど変わりありません。一度父親に私の癲癇発作を見られたから余計でしょう。でも癲癇発作はここ10年全く発生しておりません。精神科医が薬を変えたからです。だから趣味道楽で、午前2時というこの深夜にも関わらず、ステレオのボリュームを9時の方向まで上げて、爆音で音楽鑑賞できます。父親は耳が遠くて、ひと部屋隔てているので気がつかないし、お隣さんは忍耐強く、私のワガママを大目に見てくれています。自室の密閉カプセル化は完璧なものです。だってぇオーディオ評論家でもないのにハイファイにこだわってスピーカーの下には、大理石のインシュレーターを装備し、スピーカー・コードはベルデン。接続コードはカナレ。まさに贅沢三昧。駄目な息子を抱えていると、親って大変な仕事だな、素朴にそう思います。子供を作るのは人生の大変なギャンブルであると思いますね、つくづく。。。
2015年05月20日
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午前10時退院だから、それまでに病院へ来て。という父親からのメールがありましたので私は午前9時には病院到着です。歓談し合う二人なのですが、担当の看護師Aさんがベッドのそばに来て、「お熱と血圧を測らせて下さいね」とお声。そして入院代金の請求書が手渡され、「エレベーターを1階まで降りて、十字路がありますので、そこを右に曲がると順番待ちのカードを引き抜けば、呼び出しがかかりますので、そこでバーコードを読み取らせると自動的に現金請求の液晶画面になりますので、お金を投入して下さい」と説明がありました。よく理解が出来ぬままに、取り敢えず私が支払って来ました。係りの事務員さんに誘導されるままです。これでは最新のベンダーの機能が台無しだな、と内心思いつつ。取り敢えずお会計が完了しました。私は7階まで再び戻ると、もう父親は身支度しております。こちとら看護師さんと父親の間で、退院手続きが完了しているものと思うじゃないですか。それでいそいそと病院を去って、市バスで自宅へ向かったのです。家のドアの前までたどり着くと、中で電話のコールがかかりっぱなしでした。それが異常に長い。これはまずいな、と急いで鍵を取り出して家の中へ。電話に出ると、恐れていたとおり看護師のAさんでした。「お父様には一応説明差し上げたのですが、事務手続きと書面、お薬がまだ手渡されておりません」と悲痛な声。「必須なものですか?今から立ち戻らないといけないのでしょうか」「お手数かけますが、是非とも今すぐに病院へ戻って下さい」やれやれ、またしでかしました、父親の早合点。以前の入院でもあった事で、「学習機能無いなぁ」とがっくりしました。ルンルンで部屋着に着替えている父親に、その旨を伝えると「じゃあ、病院また行ってくる」二度手間じゃないですかぁ~。と、叫びたい気分でしたが、「お願いします、あと牛乳と菓子パンも切れているので確保してきて」と努めて冷静に対処。こんな父親とまた二人の生活はつつがなく続くのでしょうか。。。はぁ~。。。
2015年05月19日
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父親は入院後、翌日即オペで数日は予後観察状態でした。これがまたラッキーな事に非常に経過が良くって、私なんて水曜日になるだろうと毎日付き添いしながらでしたが明日の火曜日退院と決定しました。ありがたい事です。でも正直な話、もう少しひとりきり生活を満喫したかったなぁ、なぁんてね。思ってしまうのです。正式な病名は、膀胱結石。父親にとっては宿痾のようなものです。去年はもう少し重篤な症状でしたが、今回は痛みも苦痛もなく生活できるのですが、癌細胞を切除した際に残り物がありますよってデジタル写真を渡されて、「じゃあついでに取ってしまうか」てなもんです。本人に心理的ダメージはそもそもありませんでした。ちょっとした旅行気分。でも毎日見舞いに行くこちらの気持ちにもなって欲しいと思いましたね。病人にエネルギーの精気を吸い取られる感じで、帰宅したらバッタリ・ベッドでした。困ったものです。午後6時頃に起き出して、スーパーへ食材を求めに行くって生活を続けていました。楽天ブログの更新も眼中にありませんでしたね。申し訳ありません。毎日100名近くの方々が様子を見に来られるのですが、更新できずにすみませんでした。オペ自体は全身麻酔でしたので、本人は上の空って様子で、その日の晩になってトイレへ行くと激痛が伴って難儀したという、その程度のダメージです。尿管からカテーテルを入れて、引っ掻いて石を壊し、グズを拾うという作業だったようです。病院食もヘルシーで美味しかったそうです。自分が作ったものよりうまかった。と言ってました。やれやれ、また親父と息子の二人三脚の生活が始まるのだなぁと思うと善し悪しですね。生憎今日は雨模様。天は私たちを祝してくれない様子です。さっき傘を二本用意して、火曜日のゴミ出しをしました。父親が帰ってきても、すっきりした生活が出来るように掃除は昨日のうちにバッチリです。ファブ◎ーズで消臭・除菌。玄関に居間っと。受け入れ態勢万事OK.ア〜、雨止んでくれないかなぁ~。
2015年05月19日
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父親が耳が不具合のため、これまで父親の通院など手続きなど一切妹任せになってます。さすがに今日は手術前入院日ですので、父親と妹と府立医大付属病院へ行くことにします。午前9時半に自宅を出発する予定。四条大宮で妹を迎え入れ、3人で堀川通を北へと市バスで遡行します。ちょっと面倒臭い手続きなのですが、まぁ本人も妹も2人共に通い慣れているのでトラブルは無いと思いますが、かなり待たされるのではないか、と予想して湊かなえ氏の『告白』を持参します。読書するのは一番の時間潰しであると知っているからです。今を去る事何年前か分かりませんが、岩手県の花巻市に宮沢賢治先生崇敬訪問をしたことがフラッシュバックします。資料館へ行くのが大きなイベントでしたがあちこち観光めぐりしました。その時も電車の待ち時間を過ぎて読書にいつの間にか没頭してしまい、遅れて駅へ到着するという失態をしたはめになりました。本とは実に不思議な時間潰しツールです。ここで広告しておこうっと。【Heikブックストア京都店】では皆様のご来訪をお待ちしております。半分は音楽CD販売みたいになってますけれどね。ちょっと強気の値段設定をしておりますので、このところ開店休業状態です(^_^;)廉売でマージンを出すのでなくて、方針転換しまして、1品でマージンを得られる価格設定をしているのが要因と知ってはいるのですが、そこはあくまで強気です。今度は妹という頼もしいパートナーがおりますので間違いは無いでしょう。明日即オペで喉からカテーテル挿入をするそうです。勿論麻酔をしますが、医師としては部分麻酔を希望していたのを父親のわがままで、全身麻酔します。気が付いた時には手術は無事に終わっており、結石は除去される段取りだそうです。よく分かりませんが。。。予定では5日間の入院生活ですので、明日の手術日ともう1日お見舞いに行こうと思っております。手に何かをぶら下げて、差し入れです。これが今月のメイン・イベントとなります、我が家にとりましては。。。手術が成功することを願っております。
2015年05月14日
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今日のジョギングはほとんどベストと言える状態でした。午前3時スタート。でスタートはスローでしたが、途中でピッチを上げる。またスローモードに変える。これを5回ほど繰り返しました。タイムは23分。ぎょえ~今までの記録よりも7分もゲインしました。\(^▽^)/!疲れ方が半端ではない。玄関のかまちに座ったまま暫らく放心。汗びっしょり。快適です。そして段々と疲労回復してきたら、氷を頬張りながら、ミルクを呑む。そして居間でテレビを鑑賞。午前6時くらいになると、また睡魔がやってきますが、眠剤の調整とそしてアラームのセットで二度寝。それでも午前9時に起きられました。完璧だなぁこれ。完璧だよ。今までは眠剤も呑まず、目覚まし時計のアラームもセットせず、二度寝はダラダラ午後零時半まで転々とベッドで眠りを貪っていただけに嬉しくなります。天候も良さそうなので、今日は散歩にでも出ようかなって気分です。Hさんのガレージ料金が封筒に入れて郵便受けに入ってたので、丸儲けです。早すぎるんだけれど、遅いよりもマシです。何かいい事ありそうな朝です。
2015年05月13日
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