622085

HOME | DIARY | PROFILE

【フォローする】【ログイン】

高橋信次先生に学ぶ

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

selabo96

フォローする

Calendar

正法No.46

(10)

Favorite Blog

ふと思ったこと(727)

New! マー坊007さん

Comments

sefuti @ なかみちです副管理人のなかみちです。太陽さん、は…

Shopping List

お買いものレビューがまだ書かれていません。

リンク集

< 新しい記事

新着記事一覧(全628件)

過去の記事 >

2021.09.26

男の役割、女の役割（４）

カテゴリ：正法誌No.45

男の役割、女の役割（４）

　1920年10月

シング牧師はゴダムリ村に来た時に、その部落の近くのジャングルの
中に人間の化物がいると聞いた。

高い台地から見ていると、狼たちが出入りしている穴があった。

子狼が一匹二匹と出てくると、すぐその後につづいて、ものすごい化物、
インド人が恐れて近づかないほど恐れている化物が現われた。

手足や身体は人間のようであるが、髪が肩と胸の上部までおおいかぶさっている。

はっきり顔は見えなかったがまぎれもなく人間の顔である。

相談がまとまって、数日後の日曜日、その穴を包囲してつかまえることになった。

最初出できた大人の狼二匹は逃げた。三番目の狼それが母狼だった。

逃げようともせず、すさまじしい形相で歯をむきだした。

捕えるつもりだったが捕獲隊の一人があやまって矢を射て倒れた。

最後に捕えたのは子狼二匹と、狼に育てられた二人の子供であった。

　1920年11月4日

男の子はアマラ、女の子はカマラと名付けられてミドナプルの孤児院に収容された。

狼の習慣がすっかり身についていて、食べ物はペチヤペチヤとなめて食べ、
日中は眠っているかウトウトし、身じろぎもしない。

夜はうろつきまわって夜中に三度、人間ばなれのした声で遠吠えをする。

さて、この本には、元々人間の子供なのであるから、普通に人間の子供としての
しつけ、教育をすれば、元の人間の相にかえるであろうといろいろ努力をしてみたが、

服を着せると口で引き裂き、机の上に食器を置いて食べさせようとすると、
口で地べたに引きずりおろしてペチヤペチヤ食べるし、それでも1929年、
捕えられてから7年目には二才の子供位の知能は出てきた。

しかし、1929年11月14日午前四時、狼少女カマラは遂に普通の人間になることは
できなかった。

狼としての習性を多少残して死ぬまでのことがくわしく書かれているが、われわれが
知らなければならないことは、捕まえてから死ぬまでどのようにしたかという、

その生育指導の仕方ではなくて、人間には人間となるべくしつけし教育する時期が
あるのであって、その時期をはずしてしまったので人間となることはできないし、

もしその時期に、狼としての習性を教え込んでしまうと人間は狼と同じようにも

なり得るということで、しつけ、教育には時期があるということである。

記事は、正法1982年5月号第45号より抜粋　

（一部言い回しを変えています）

～続く～

月一回ＳＥ研究所オンラインセミナーを開催しております。

どなたでもお気軽に参加していただけます。

詳しくは

第12回ＳＥ研究所オンラインセミナーのご案内をご覧ください。

10月23日（土）10時から11時30分
http://selaboshop.cart.fc2.com/?ca=50

お申し込み・お問い合わせは

SE研究所までお願いします。

selabo96@gmail.com

TEL　 026-259-5567