ブックアドバイザー木村綾子の日々の徒然

ブックアドバイザー木村綾子の日々の徒然

2021年12月20日
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どっぷりはまっています恐竜。
北海道大の小林氏や筑波大の田中氏の更に師匠の真鍋真氏と評論家の山田五郎氏の対談という形で現在の恐竜研究事情が語られている『​ 大人のための恐竜教室 ​』を入手、速攻で読みました。

​ ​

山田氏が痒い所に手が届く感じで私の疑問を真鍋氏にぶつけています。
山田氏と私は以心伝心か(笑)。

冒頭で山田氏このようなことを真鍋氏に突っ込んでいます。


最近の恐竜展なんかを見ると、20年前と比べてもさらにいろいろなことが変わっていますよね。これは親としての威厳を保つうえで、実に頭の痛い問題です。
ティラノサウルスなんて、僕が子どものころはゴジラみたいに直立気味で尻尾を引きずって歩いていたのに、いつの間にか前傾姿勢になって尻尾と頭を水平にして歩いているじゃないですか。骨格の化石は変わっていないはずなのに、なぜ歩き方が変わるんですか?(p12)


海で生息する首長竜がなんと恐竜じゃないんだそうです。

分類によると巨大な爬虫類なんだそうで。
爬虫類と恐竜の区別って1つではなく様々な事柄があるらしいですが、骨盤に穴があるかどうかもその一つで、首長竜にはそれがないんだそうです。
あれだけ、大きいのに恐竜じゃないなんて、気の毒というか何というか。

まぁ、研究がすすんだからって数十年前の常識ががらっと変わってしまうなんて、私の中でははじめての出来事。
あれだけ、小さき頃恐竜図鑑を読み込んだのに、もう全く役に立たないなんて。
山田氏の気持ちがよく分かります。
何せ、今の恐竜の常識が5年後には通用しなくなるかもしれないらしいです。

それから、羽毛って鱗が進化したものだということも本書を読んで知りました。
鱗なんて、しっかり見たことないから分からなかったのですが、羽毛になるような痕跡があるみたいです。

いちおう、「大人のため」なので、私たちが幼き頃はこうだったけど、なぜ変わったのかという研究の詳細も会話文として説明しているので、とても分かりやすいです。
もちろん、各ページの周囲には言葉では分かりづらいところは図や絵で捕捉されていますので、イメージしやすいです。


もう、自分の知っていたことを全てひっくり返されてしまいます。

で、まだまだ恐竜にはまっている私は積本に恐竜関係の本が出番を待っていらっしゃいます。


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最終更新日  2021年12月20日 18時14分56秒
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