ブックアドバイザー木村綾子の日々の徒然

ブックアドバイザー木村綾子の日々の徒然

2021年12月21日
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何をきっかけでこの作品を知ることになったのか、うっかり忘れてしまったのですが、子どもと関わる仕事をしている身としては読まなくてはならないという使もってもって手にしました『​ 生まれたのは自閉症くん。 ​』。

​ ​

作者の第2子である息子さんが自閉症だったことからその様子を4コマ漫画として描いています。
4コマなのに、とても息子さんの状況を的確にとらえていて、とても伝わりやすかったです。

何よりも、私自身、彼を同様のお子さんと関わることも多く、とりわけ発話が出来ないということでその行動の意図をなかなか汲み取ることができないこともしばしあります。
しかし、全く同じ行動ではありませんが、あぁそうなのかーーーと腑に落ちる場面がたくさん出てきました。
恐らく、最初は親である作者も分からなかったはず。


それでも、親である作者さんは、我が子の特異な言動に目をつむる日々で、2歳になってようやく「ことばの発達相談」に電話します。
ここからの展開が早かった!
知人にもASDのお子さんを持つ方いますが、彼女は常々「早期発見、早期療育」とおっしゃってます。
また療育施設に通うということは、同じ状況の他の家族と知り合うこともでき、悩みや不安が共有できるという利点もありますが、親にとっても居場所ができるというのが最大の利点なのかもしれないと思いました。

そして、この作品ではきょうだい児についてもきちんと触れています。
障害を持つ兄弟がいることに対してそのきょうだいはどう思い、何を考えているのかということを綴ってくれることで、その周囲の人たちはどのようにその家族をまるごとサポートできるのか(大げさなサポートではなく、さりげないものがメインとなりますが)考えさせてくれる起点になるとも思いました。

この作品は小学校をあがるまでのことが書かれています。

今、手元には小学校入学後のものもあるので続きを読んでいきます。


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最終更新日  2021年12月21日 14時53分29秒コメント(0) | コメントを書く


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