ブックアドバイザー木村綾子の日々の徒然

ブックアドバイザー木村綾子の日々の徒然

2026年04月25日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
2026年の登拝始めが醍醐寺でしたが、再び醍醐寺へ。
と言うのも、冬の特別公開で40年ぶりに下醍醐三宝院内にある茶室「枕流亭」が公開となったんですよー。
それは是非とも見学したいということで、醍醐寺となった訳です。

まずは上醍醐への参拝。
2日は寺務所まででしたので、この時は奥の院まできちんと今年初めの御挨拶に。

いつもの定点観測の寺務所。
そのお隣の画像は清瀧宮拝殿。



如意輪堂と奥の院。



今回この奥の院参拝は、朝日を丁度浴びる時間帯。
その朝日が岩窟まで届き、いつもよりも明るく神々しく感じました。
何よりも岩窟を構成する柱状節理が赤褐色で好物を含んでいることが確認されて、めちゃくちゃ萌えてしまいました。

行場と本宮の峰。



ここまで一気に参拝してピストンで上醍醐伽藍まで戻って、そのまま下山。

そして、三宝院。
何度もここへは足を向けつつ、ガイドさんの解説も拝受させてもらってましたが、今回もガイドさんの解説を聞かせてもらったところ、何故か初めてとなる話がひょっこりと(笑)。
それが、こちらの藤戸石。



もともと岡山県児島の海中にあったもので、源平合戦の時、源氏の勝利を導いた石と言われているようです。

そこから足利義政(銀閣寺) → 織田信長所有 →豊臣秀吉(聚楽第)の手に渡り、三宝院造営時に秀吉がここに移したのだそうです。
そのため、この石を「天下の名石」と言われているのだそうです。
素人から見ればただの小ぶりな巨石なのですが、その時代時代を渡り歩いていたとは!
このようなことは教えてもらわなければ知らずに人生を終えるところでした。

それから、その秀吉が使っていた金の茶碗。




なるほどーーー。
やはり餅は餅屋に聞いてみるべきだと思いました。
思い込みは怖い!

こちらが40年ぶり公開の枕流亭です。



秀吉が聚楽第から移築したと言われている茶室です。
近年の調査では江戸時代以降に建たれた可能性もあるとか。
なぜこのような色合いにしたのかということをガイドさんに尋ねたのですが、ガイドさん自身は知らないとのこと。
うーーーむ、やはりガイドさんはマニアの方にして頂きたいと思う瞬間でありました……。



と言うことで、上記に書いたこと以上のことは何もわからないままに退散。
ただ、この茶室の場所から見える純浄観はなかなかに良きでした。





懸造りで重文に指定されていることは知っていたのですが、こちら側にいらっしゃったガイドさんによると、この純浄観はもともと秀吉が醍醐の花見のために、槍山に建てられたもの。
それを三宝院に移築。
三宝院に移築された場所には本来何もなく、奥宸殿から先の藤戸石がまっすぐに見ることが出来ていたそうです。
しかし、純浄観を移築することで純浄観を移築することで純浄観が宸殿と藤戸石を遮ることがあっては不都合なため、懸造りにして、床の高さをあげて宸殿から名石が見れるようにした…というのが純浄観が懸造りであることの通説となっているようです。
が、別の説もあり、槍山の山頂は決して広くないため、もともと槍山にあった時は崖っぷちに建てたので、この時点で純浄観は懸造りではなかったのかというもの。
そのため、三宝院に移築した時も藤戸石を目隠しすることなく移築できたのかもという説。
私は何度も上醍醐に登拝していて槍山の横を通り過ぎてますが、後者の説を私は推しますねー。
槍山狭すぎ(笑)。
当時の古地図の発見があれば、確定されるんですけどねー。
こちらのことを教えて下さったガイドさんは超マニアのようで、次々と話が盛り上がりました(笑)。

以上がこの日のお散歩でしたー。


にほんブログ村





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2026年04月25日 07時00分09秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

プロフィール

幻の民

幻の民

コメント新着

2026漢字@ Re:読書/『しずくと祈り』。(02/10) 2026漢字は、0896241455 をどうぞ。
トレーニングメニュー@ Re:読書/『1945年8月6日あさ8時15分、わたしは』。(12/10) トレーニングメニューは、0896236553 で…
鈴木藤三郎伝@ Re:お散歩(7月20日・前編)/『石鎚山』。(10/11) 鈴木藤三郎伝の知りたいことは、08962444…
幻の民 @ Re[1]:読書/『吉田類の愛する低山30 二合目』。(02/09) 日本の懸造りめぐりさんへ そこは見逃し…
日本の懸造りめぐり@ Re:読書/『吉田類の愛する低山30 二合目』。(02/09) 低山登山番組でたまに無名のお堂がでてき…

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: