ブックアドバイザー木村綾子の日々の徒然

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2026年09月04日
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お散歩記事の割り込みです。

昨日、「河鍋暁斎の世界」の特別展を観に行ってきました。



河鍋暁斎の名前は全く知らず、ただ、今回展示されている「猫叉図」の猫様を何だったかの記事か、書籍で目にして、この猫様の存在だけを知っていたんです。
そのため、この特別展の案内を観た時に、「あの猫様だーーー」というところから、「河鍋暁斎」という画家のことを知ったのでした。

撮影が可能な作品でいちばん心を奪われたのは、こちらの「地獄大夫と一休」。



私が幼い頃アニメ「一休さん」は再放送も含めて何度も観ました。
その後、少し大きくなって、一休さんの生涯を知った時から、アニメの最終回に一休さんが「髑髏」を持って都を歩く姿が思い出され、そこから一休さんと髑髏は切っても切れないものと私の中ではなってしまいました。
その髑髏がこの作品には描かれており、でも、その一休さんのこっけいな姿が何とも言えない味わいをもたらしてくれました。
まさか、ここで髑髏と一休さんに出逢うとは!



こちらは、「百鬼夜行図屏風」です。
百鬼夜行は様々な絵師さんが描いていますが、今回の河鍋暁斎も含めてどれも個性的。
ここでもくすりと笑わせて頂きました。



他は撮影不可でしたので、私の中で印象深かったものをポストカード等で購入。
全てやはり猫様です(笑)。
右のクリアファイルが私が以前から知っていた「猫叉図」。
今回の特別展で知ったのですが、この作品は連作で、この猫叉は踊っていますが、もう1作は踊り着かれて常夜燈の上で寝ている図なんです。
可愛いったらありゃしない(笑)。

左上のものが、「鯰の船に乗る猫」。
私はこれが今回の特別展ではいちばんのお気に入りとなりました。
鯰は政府(お役人)を表しているのだそうで、お役人が飲んだくれて、寝てしまっているのを猫が扮した芸子さん達が引っ張っているというものなのだそうです。


左下は、「猫の月見」。
月見のアテが捕まえたネズミというのは、なかなかシュールだと思います(笑)。

これらはイギリス在住のゴールドマン氏の所蔵したもので、1980年代から現代に至るまでの40年の歳月をかけて集めたものとのこと。
これって、裏を返せば河鍋暁斎の作品は世界各国に散らばっているということですよね。
どのような経緯で世界にこれらの作品が羽ばたいていったのか。

そんなことも、思いつつ、博物館を後にしました。

今月23日までが会期ですので、関心を持たれましたら、是非お立ち寄りください。


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最終更新日  2026年09月04日 06時46分25秒
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