今日は1月4日。僕が勤務している会社は今日までが休みで明日が仕事始めです。箱根駅伝も終わったことですし、お正月モードから通常の生活にもどるために今日は普通の休暇として過ごすことにしました。
ところで、僕は、歴史小説が好きなので、毎年、年末年始の休暇中に趣味の歴史小説を読むことにしています。歴史小説といっても、ほとんどが戦国モノです。ということで今回の小説は加藤 廣氏の「空白の桶狭間」という本にしました。

ご存知のように桶狭間の戦いでは、はるかに劣勢だった織田信長がわずかの手勢で今川義元を打ち取ったことになっています。ところが、この小説では、皆さんがご存知のような「合戦」は行われなかったということになっています。
今川義元という武将は、この桶狭間の戦いで敗れたこともあって、必要以上に愚かな大将だとされているのではないか?そもそもわずかの手勢だけで今川義元の首が取れたのか?大将の今川義元がやられた時、他の武将たちは何をしていたのか?今川義元は街道の農民たちが差し出した酒を飲んでいるときに織田信長の奇襲の遭ったことになっているが、そもそもなぜ農民たちが差し出した酒を飲もうとしたのか?
とまぁ、桶狭間については、今でもいろんな疑問がありますよね。そんな多くの疑問について加藤氏が独特の切り口から解釈して、物語が進行していきます。
読み終わった後には「なるほどなぁ~」と感じます。ご興味があればぜひお読みください。
なお、加藤 廣氏には、本能寺3部作といわれる「信長の棺」「秀吉の枷(上)(下)」「明智左馬助の恋」があり、これらも面白い小説です。特に「信長の棺」では、本能寺の変のさいに明智光秀がいくら探しても織田信長の死体を見つけることが出来なかったということについての加藤氏の独特な解釈があり、この小説も読みごたえがありますよ。

写真は単行本ですが、これらはもう文庫本にもなっていると思いますので、手軽な値段で読めるかと思います。
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