さて、シリーズでご紹介している大相撲名力士風雲録ですが、今回の力士は大関が3人です。
この3人の大関ですが、比較的最近まで現役で活躍していたので、記憶にある方も多いと思います。
さて、3人を比較してみると以下のとおりです。
・魁皇 昭和47年生まれ 優勝5回 大関在位:平成12年~23年
・千代大海 昭和51年生まれ 優勝3回 大関在位:平成11年~21年
・栃東 昭和51年生まれ 優勝3回 大関在位:平成14年~19年
魁皇がほかの二人よりも4歳年上ですが、大関になったのは千代大海のほうが早かったのですね。魁皇と千代大海は、ほぼ同時期に大関だったわけで、この二人はライバルとして活躍していました。
栃東は少し遅れて大関になりましたが、引退も早かったですね。
さて、魁皇ですが、最も横綱に近い大関といわれていて優勝回数も5回ですから、横綱になるチャンスはあったのですが、残念ながら大関のままでした。でも、通算1047勝という大記録を作ることが出来ました。
また、千代大海ですが、高校時代はヤンチャをしていて、金髪で剃り込みのある頭髪のまま九重部屋に入門しようとして訪ねたところ、九重親方(元横綱千代の富士)に叱られたというエピソードがあったそうです。
入門してからは、激しいツッパリ相撲ですぐに昇進して大関になるのも早く、横綱への期待もあったのですが、怪我が多く横綱にはなれませんでした。
なお、栃東は、父親も元力士の関脇栃東で、技巧派だった父親譲りの技の冴えと強烈なおっつけが武器でした。若貴兄弟にあこがれていて、兄弟と同じ相撲の名門校である明大中野校出身です。
栃東は、大関になってから3回優勝しましたが、いずれも綱取りには失敗し、しかも怪我の影響もあって大関から2度陥落しましたが、2度とも関脇の地位で10勝以上を挙げて、大関に返り咲いたのは立派です。
しかしながら、激しい頭痛に悩まされていて、病院で検査したところ脳梗塞が見つかったということで、早くに引退したのは残念でした。
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