「きらりの旅日記」

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ほしのきらり。

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2009.08.06
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カテゴリ: ロシア
エルミタージュ宮殿で一番広くて豪華なお部屋に入ります。ピッカピカのシャンデリアに本物の大理石に囲まれ、金の模様が煌びやかな天井とモザイク模様の床は、見事であります。

『ロシア旅日記』・・・聖ゲオルギーの間

IMG_5894.jpg
           宮殿で一番広い部屋 800平方メートル


           正面には、大きな玉座があるので
ゲオルギルスの間.jpg
           「大玉座の間」とも呼ばれますが・・・


           「聖ゲオルギーの間」とも呼ばれます。




聖ゲオルギーとは?

ロシア正教において一番有名な聖人「聖ゲオルギー」は、ロシアで悪いシンボルである「竜」を殺す聖人で、ロシアでは、軍人の守護神として大切な存在!その聖ゲオルギーが、白いレリーフになり玉座の上の壁に彫刻されています。ゲオルギーが馬に乗りヤリで突き刺して見えますでしょうか?
聖ギオルギー.jpg
            玉座は、必ず「東の壁」にあります。


            それは、聖地エルサレムが、ロシアから見て東にあるから・・・


            赤い玉座(皇帝が座る椅子)は、樫の木で 


            赤いビロードに 金糸と銀糸で装飾され


            玉座の前にある 足置きもお揃い






玉座の後ろには、双頭の鷲の刺繍があります。


           双頭の鷲は、16世紀から ロシアの紋章で
ゲオルギルスの間.jpg
           現在でも  ロシアのシンボルマークであります。








ホンモノ(人造大理石じゃ~無いです)


           だから・・・部屋は、とっても寒くって!


           真夏の30度でも・・・涼しい らしく?


           今は冬だけど、暖房が効いていて、寒くないけど・・・


           当時のお客様は寒かったでしょうね



天井の模様は、金ぱくで・・・床の模様と同じです
IMG_5894.jpg
           床の模様は800平方メートル 見事な 寄せ木細工で


                     中心からマホガニーの木 (一番 濃い色)
モザイクの床.jpg
                    その外側は、樫の木

                     更に外は、梨の木

                 菩提樹の木(普通の菩提樹ではなく珍しい種類)

                 白樺の木 (一番 明るい色)

                 胡桃の木 (ぽちぽち模様)


これ等は、全て 150年前のオリジナル


                 とっても 新しく見えるのは・・・?


           10年に一回 科学的な洗い直しをして磨いているそうです。 



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最終更新日  2009.08.06 21:37:33
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