「きらりの旅日記」

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ほしのきらり。

ほしのきらり。

2022.03.29
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カテゴリ: 美術館・博物館
​​​​​​​​​​フェルメールの時代には楽器が恋のお相手を見つけるためのアイテムだったとは驚きましたが



woman with a Lute near a Window.1662-63

『リュートを調弦する女』 1662年〜1663年頃​

​(窓辺でギターを弾く女)​

ヨハネス・フェルメール
Johannes Vermeer
(1632-1675)


1632年10月31日?〜1675年12月15日?(43歳)

​​ Jan  van  der  Meer  van  Delft​​
​​​ ヤン・ファン・メール・​ファン・デルフト ​​​​

オランダ(ネーデルラント共和国)の画家。

バロック期を代表する画家のひとり。
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​
ヨハネス・フェルメール
​Johannes Vermeer​

『リュートを調弦する女』 1667年〜1665年​

油彩 カンヴァス 51.4cmx45.7cm

ニューヨーク「メトロポリタン美術館」所蔵。


フェルメールの絵を見ていると



黄色いサテン地のマントを身にまとい

窓辺で一人「リュート」を調弦している女性。


ヨハネス・フェルメール
​Johannes Vermeer​


「リュート」という楽器は、

調弦が難しく、

それに長く時間を費やすと聞きますが・・・



「リュート」の音を発しているシーンを

描いているにも関わらず、

画面は、静寂に包まれているかのようだ手書きハート


壁の地図の下部には・・・

​「EUROPE」​ の文字があり、

海には多くの帆船も描かれている。



地図は ​・・・ 「船乗り」、​

リュートは ​・・・ 「恋人」、​

座る人のいない椅子が 「待ち人の不在」、​

をイメージさせる。


2018年・東京・上野の森美術館「フェルメール展」にて(部分)

航海に出た恋人の帰りを想い、

ふと窓の外に視線を向けた瞬間。

であることを物語っている。




Vrouw met waterkan.1664-1665

『水差しを持つ女』 1664年〜1665年​

(窓辺で水差しを持つ女)

油彩 カンヴァス 45.7cmx40.6cm

ニューヨーク「メトロポリタン美術館」所蔵。


画面中央の女性を・・・

窓、テーブル、地図がバランスよく取り囲み、

安定感を与える空間構成。


光の表現も秀逸で、

水差しや壁、

そして女性の頭巾にいたるまで、

窓から差し込む光が当たっている。


金属の水盤の側面に映った

テーブルクロスの柄まで、

描きこまれている点にも注目したい手書きハート





19世紀には同時代のオランダ画家の

メツーやデ・ホーホの作品と考えられていた


(参考文献:朝日新聞出版/フェルメールへの招待より)
(写真撮影:ほしのきらり)


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最終更新日  2022.03.29 00:10:08
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