「きらりの旅日記」

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ほしのきらり。

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2022.03.30
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カテゴリ: 美術館・博物館
​​​​​​ヨハネス・フェルメールが33歳〜34歳頃に描いたワシントン・ナショナル・ギャラリー所蔵の作品を見てみましょう手書きハート

ヨハネス・フェルメール
​Johannes Vermeer​

The Girl with the Red Hat

oil on Panel,c.1665

Andrew W.Mellon Collection 1837.1.53

『赤い帽子の女』 1666年〜1667年頃​

油彩 板 22.8cmx18.0cm

ワシントンDC「ワシントン・ナショナル・ギャラリー」所蔵。

ヨハネス・フェルメール
Johannes Vermeer
(1632-1675)


1632年10月31日?〜1675年12月15日?(43歳)

​​ Jan  van  der  Meer  van  Delft​​
​​​ ヤン・ファン・メール・​ファン・デルフト ​​​​

オランダ(ネーデルラント共和国)の画家。

バロック期を代表する画家のひとり。

フェルメールが 33歳〜34歳頃 の作品 。​


『赤い帽子の女』



・・・にも見えなくない!

どこか謎めいた表情の女性が、

こちらの存在に気が着いたかのように

ふと顔を向けた一瞬をとらえた

スナップショット的な作品。


​東京・上野の森美術館「フェルメール展」にて(部分)2018年撮影。​

顔は・・・大部分が、

広いつばのある赤い帽子の影となっているため、

左頬から口元にかけて、

強い光が当たる部分との対比が鮮明で、

見る者に強い印象を与える



研究者によっては、真作かどうか?

疑問視する意見もあるが・・・


1996年に23点ものフェルメール作品を集めて、

「マウリッツハイス美術館」で開催された

「フェルメール展」のチケットには、この作品が使用された


​Briefschrijverde vrouw.1665-1666

『手紙を書く女』 1665年〜1666年​


油彩 カンヴァス 45.0cmx39.9cm

「ワシントン・ナショナル・ギャラリー」所蔵。


​​ 東京・上野の森美術館「フェルメール展」にて外看板撮影(2018年)


画面左から差し込んだ光が、

机上に置かれたさまざまなものや、

女性のリボンやイヤリング、




手紙、真珠、黄色いマント、

ライオンの頭部のついた椅子など・・・

フェルメール作品に頻繁に登場するアイテムを、

一枚の画面に光とともに収めた秀作である

ちなみに、

女性の後ろの柱には「恋人」の存在をほのめかす。



「ヴィオラ・ダ・ガンバ」が描かれていることから、

女性が書いている手紙には

恋人に宛てたラブレターだと解釈することもできる


(参考文献:朝日新聞出版/フェルメールへの招待より)
(写真撮影:ほしのきらり)


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最終更新日  2022.03.30 00:10:09
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