ふたごノート

エトレンジャー第一話について－その１ 、 その２ の続きです！！

十二戦支爆裂エトレンジャー　　　 第一話「こんな冒険ありぃ～？」－その３

はてさて～今回のノベルワールドは～...
猿の時代、鼠の時刻、兎の方角... 桃太郎のノベルワールド です！
毎回、 ノベルワールドの「位置」 というのが、十二の動物たちで示されます。
...コレ、おもしろいですよね。

なんとな～く、分かるような選択になっています。ちなみに...100％ではありませんが、この時に登場した動物は、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その回出撃する可能性が高いです。

この後ですが、キリンダーが、 「誰もが知っている」童話 の説明を、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ごくごく簡単にします。
...これが...うまい！
何話から見だしても、「ああ、これはこういうアニメなのね」ってすぐに理解できるんです。

ちなみに、この童話説明ですが、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次第に エトレンジャーのメンバーたちが するようになっていきます。
このシーンが、もうキャラクター立ちまくりっていうか...。

エトレンジャーは一話の構成要素が本当にしっかりしたアニメですが、
この「童話説明」は、その回における重要な前フリに使われたりする、
非常にオイシイ構成要素 です。

今回は 桃太郎 の説明でした。

「んなこた誰だって知っておま。」 ｂｙバク丸

「 ...せやったら話早いわぁ～。
邪霊モンスターは、その物語に出てくる誰かに取り付いてますねん。」

...この「話早い」ってのが、本当にすごいんですよね...！
皆が知っている、「童話」を使うからこそ詰め込み、省ける情報量！
→詳しくは、 「エトレンジャーについて－その２」

「誰かって、誰だよ？！」
「知りまへん。」

エトレンジャーの役目は、ノベルワールドへ行き、
そこで誰かに取り付いている邪霊モンスターを見つけ、退治すること ...らしい！

↑この編の説明の仕方とか、本当に上手ですよね...。
説明と質問というやりとりによって、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 この世界の「可能・不可能」設定 をどんどん説明します。

「頼りないメカですねぇ...。」 ｂｙドラゴ
「まったく、先行きが不安でニョロリ～。」 ｂｙニョロリ

いきなり「頼りない」発言をされるキリンダー。
...このあたりの、 「万能じゃない」の が、エトレンジャーキャラの何よりの魅力です。

「ノベルワールドには二日しか居られまへんよって、気付けておくんなはれや。」

「それから～、先に言うときますが、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　邪霊モンスターに侵略されたノベルワールドは、まともやおまへん。」
一同ざわめき。
「それって、どういうことなの？」 ｂｙクリーム
「行けば分かります。...ほな、出撃メンバーを決めまひょか～。」

...つらつらつらと、超重要事項を言うキリンダー。

この時の、 キリンダーに軽くあしらわれたクリームの反応 とか...！！...うまく言えないんですが、 ものすごく職場っぽい！ んですよね。

だんだん...エトレンジャーが動物に見えなくなってくる...そんな予兆ですwww。

さて、毎回、3～6人の出撃メンバーを選出し、ノベルワールドに派遣する、 出撃メンバー制度！

さも当たり前のように登場しましたが...コレは 恐ろしい設定 だよ...本当に...。

むしろ コレを思いついたからこそ 、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「エトレンジャー」というアニメが出来上がったんじゃないか
なんて考えちゃうくらい...。

この辺りは、既に エトレンジャーについて－その２ で大いに語ってあります。

「今回の出撃メンバーは...　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　バク丸、モンク、ポチ朗、タルト、クリームの五人さんだす。」

...これしかない人選ですね！
バク丸、クリームは...ホラ、あれだ... お約束のヒーロー＆ヒロイン ってことで♪

この メンバーを選ぶ時のルーレット とかさぁ...本当に誰が考え付くんだよぅ？！

...毎回毎回、誰が行くのかわくわくしながら見ちゃうじゃない？！
っていうか、それを狙って作られてるんですけどね...。

あとは、12人で円を描くというエトレンジャーの象徴的な体系を、毎回インプットさせる機能もありますよね...。

選出されたメンバーは、突如パカッとカプセルに包まれ、ポポポンっと亜空間に放り出されます。

... この出撃方法 が、エトレンジャーの面々にはなかなかに大不評です。
まるで労働環境に文句をつけるように、毎回（大抵バク丸が）愚痴ります。

↑労働組合のリーダー？！www

ここで、この一話のタイトル・「こんな冒険ありぃ～？」につながる、
「こんな出撃、ありぃ～？」 の台詞が入ります。
一話は二話との連作ですが... しまりますよね～！ 一話だけでも！

さて、ノベルワールドについたら... 謎の船内。

...その時、クリームが気づいた！ ここは…ここは… ○○○の中だぁ～！！！！

伏字にしたら、全く意味が分かりませんね...。
ただ、 このシーンの衝撃 はもう、 本編を見ていただくしかない！ と思って...。

この一話は本当に、 「いかにこのシーンで驚かせるか」 が全てだったような気がします。ココで 視聴者のハートをゲット するわけですね！

私はリアルタイムで見ていなかったので、想像でしか言えないのですが... これはゲットされるでしょう！確実に！

この「なるほど！...うまい！」っていう感動は、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　子供向けアニメではなかなかないと思います。

...どうなってんだよこりゃあ...？...どうすりゃイイんだよこれから...？

...以下、次回！！ ...気になるわぁぁぁぁあ！！！

この引き！ 本当によく出来た一話です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

そしてやっぱり、 出しておきたい設定、キャラクターに順位をつけて、
ものすごく綿密に予定をたてて出していっているの が分かります。

...う～ん！最高！！

あ、ちなみに、「出しておきたい設定」の一つが、
バク丸とクリームがヒーロー・ヒロインだってこと です。

最期の方のシーンでは、それが全面的に押し出されています。...これがこの後効くんだよなぁ...♪

イヤ...素直に言うとね... イイよね！！ラブラブイイよね！！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 そんだけです。...すみません...。

それにしても、なっがぁぁぁぁ！！
もはや感想でも何でもないよ、コレ。ただの 全シーン解説 だよ！！

感想は毎回書くたびに「うまく書けねー！！」と落ち込むのですが...。本当にうまく書けないなぁ...。

もうなんでもいいや。
一話でこんだけ書くくらい、エトレンジャーを愛してます！ ってことで...。

見たことのない方は是非！→ ニコニコ動画・エトレンジャー 第1話 パート1

ｂｙ姉