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2013.07.10
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カテゴリ: 愛to銀魂


銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれー感想その1

まとまっていないですが、今のところの、

どういう映画だったのか

思っていることの雑記です。

*以下、思いっきりネタばれ感想です。
内容を知らない方が、絶対に楽しめる映画だと思いますので
ご注意ください!*


今回の映画に関して、今

これぞ銀魂だ! ・・・という思いと、

こんな銀魂観たことない! ・・・という思いと、

相反する感想が二つあります。

これぞ銀魂だ! ・・・というのは、
描かれていた感情に対して抱く感想です。

1巻・1話(アニメでは3話)の
銀さんと志村姉弟との出逢いで始まったこの作品が、
今まで培ってきたものを、1点集中で爆発させるなら、

そりゃあ、描くのは「この愛」だ!!!・・・と。


もちろん、銀魂という作品で描かれてきた感情は
もっともっといろいろありますし、
真選組、攘夷方面・・・人気主体を泣く泣くないがしろにしていましたが、

ただやっぱり・・・1個だけ取り上げるとしたら・・・ここでしょう。


で、「この愛」に関しては、
私も妹も、当ブログを始めたときから、
ひたすら「銀魂のここが好きだ」と吐き出し続けて来た・・・

まさにまさしくその部分だったと、そう思っています。


作品をどんな捉え方するかは、受け手の自由ですが、

エンタメ作品を楽しむ時は、
なるべくなるべく、製作者の意図するバランスで受け取りたい
・・・という思いが私自身強いので、

この映画を観た最初の感触は、

「ここ!そうここ!!間違ってなかった!!嬉しい!!」 でした。


エンタメ作品を楽しむのに、
間違う、合ってる・・・っていうのも別にないんですけど;;

さてさて・・・本題です。

前述の「これだ!!」という思いと同時に、とにかく感じたのがこれです。

こんな銀魂観たことない!!


この二つの感想が、相反し過ぎていたため、
鑑賞から丸3日間、「私はいったい何を観たのか」が掴めませんでした。


3日間で、なんとかその2つを分けて考えることが出来たかな?と思い、
今こうやって徒然の文章を書いているのですが、

私の遅くスペックの低い脳みそがはじいた(今のところの)結論・・・


そうか!!私が今回観たのは、

これぞ銀魂!という、「万事屋の愛し愛される幸せ」を、

お話回しの全要素を使って、銀さんの主観に吹っ掛けるという、
銀魂では未だかつて観たことのないやり方で
1点集中で鮮明に描いている・・・

そういう映画作品だ!!


今回の映画、とにかく一番驚いたのが、

「2時間・完全銀さん主観」 の部分です。


実は一昨日、あまりに感想が書けなすぎて、
「新訳紅桜篇」DVD鑑賞会を開催していたのですが、

お話の作り方があんまりにも違って。

分かっていたつもりだったのですが、ここまで違うか・・・とびっくりしたんです。


空知先生って、 群像劇 の天才だと思っていたんですよ。

いろんな人の感情を作りこんで、
一気に鍋にぶっこんで、
一つの料理にまとめちゃう天才。

というか、ゲストキャラも含めた各主体が
すごくしっかりしている・・・立体感があるので、
主観をどこにもってきてもお話を進められるし

悲しいラストであっても、きちんと各主体が「納得」しているので、お話として締まるし。

・・・感情要素という調味料の配合・・・っていうのかな。

いろんな主体のいろんな感情を、一つの料理にする・・・

それが、短期間でぱっぱっぱ~~っと出来ちゃう・・・そこの嗅覚・・・っていうのが、

とにかく常人ならざる部分なんだろうな・・・とそう思っています。


紅桜篇というのは、この部分をすごく説明しやすいお話だと思っています。

銀さん、桂さん、高杉さんの立ち位置を鮮明にする・・・
あとは・・・劇的なお話展開で、ファンを掴む・・・という
お話・・・料理の意義がある中で、

ただ各個人を描くのではなく、
銀さんだったら万事屋、桂さんだったら同士の攘夷志士、
高杉さんの鬼兵隊、

それぞれの今生きているフィールドをガッツリ見せて、その上で敵対する流れを作る・・・

そういうことをやっている作品だと思います。


高杉さんのやろうとしていることを絵ヅラで端的に表現した「紅桜」と、
それを止めようとする銀さん、桂さん。

恐ろしいのが、やっぱり・・・
お話を回す要素として出てきている
刀鍛冶屋兄妹と仁蔵さんの・・・立体感。

この、要素から出発したゲストキャラが生きているから・・・

高杉さんの仁蔵さんの扱い方から観てとれる方向性、それを批判の眼で観る桂さん・・・とか、

鉄子さんの強い思いがあるからこそ、
攘夷だなんだという部分じゃない、人助けの観点から入る万事屋銀さん
・・・とか、

尚のこと、描きたい部分が鮮やかになる・・・と。


うん・・・ストーリーから始めておいて、
それが群像劇に出来ちゃう・・・

特に長編の作品は、基本描きたい・絡ませたい要素があって、そこからの群像劇・・・というのが基本だったと思います。

それが今回、2時間まるまる銀さん完全主観。

・・・驚きました。

・・・観たことない・・・こんな銀魂。


周りのキャラクターの行動・言動全部が、
銀さんの心情構成のバランスに全部ふっかかってくる
・・・ように作る

もう、お話の考え方の根本が違います。


銀さんがある日突然姿を消して、
謎の病が世界をぶち壊してから・・・5年。

強くたくましくはなったけれど、
優しさとツッコミを封印してしまった 新八くん と、
甘えることのできなくなってしまった 神楽ちゃん の二人。

そして、弱って元気のなくなってしまった お妙さん ・・・

銀さん的に「身内」のこの3人に関しては、
キャラクターの一番魅力的な部分をひっくり返す・・・
そういう考え方で作られているのをひしひしと感じます。

とにかく、成長はしているんだけど・・・これじゃだめなんですよ!

だめっていうか、嫌なんですよ。新八くんと神楽ちゃん仲悪いとか、もうたまらないんですよ。

白詛という病気?の設定に関しても・・・絵ヅラで弱っていること、危ないことが一発で入って来る・・・

はたまた、白詛流行の原因が分かる衝撃的なシーンでも、
白髪の絵ヅラが、過去の銀さんのイメージに直結して、
何の迷いもなく、あの行動に移れるのが納得出来ちゃって。

とにかく、 銀さん主観にとってストレスフルなんです。
この3人の描写が。


そして、真選組や桂さん、女性陣の行動言動も、
「万事屋」を浮き彫りにする視点に徹していました。

銀さんが居なくなった・・・という事実に対しては、
各キャラクター・・・もっともっと思うことがあるはずなんです。銀さん個人に対しては、
もっともっといろんな熱い思いがあるはずなんです。

そこを、設定と状況の入り方をいじり倒して、各キャラクターが「万事屋」に対しての思いを向けた発言をする・・・


各キャラクターの思いより、
銀さんの主観が、「万事屋」に一点集中することを
優先している描写に徹していました。

ですがそれが、不自然に観えないように、
各キャラクターに失礼のないように・・・
この部分に対する苦心の痕跡をすごく観てとれたと思います。


真選組から、近藤さんを引き離しておいたり、
それを皆の元に返す状況から、
「真選組」復活と、決して戻らない「万事屋」の対比に意識を向けたり・・・

桂さんも自由を拘束していたのも、同じ理由だと思います。


出落ちが素晴らし過ぎて、
「出落ちのためか」・・・と最初受け取ってしまったような
各キャラクターの状況設定ですが、

本当に、全体のバランスを考え、
万事屋要素より銀さんにストレスをかけない制限を設けて、
その中で、個々に生きてもらっているんだ
と、

3日間ほど頭真っ白になってたら・・・そう理解できてきました。

銀魂は、群像劇だからこそ、
主役主体以外のキャラクターですとか、ゲストキャラクターの発言がみんな生きてて、熱くて、
それが作品の一番の魅力だと思っています。


ただ、今作の映画は、
それを単一主体に吹っ掛けて・・・
その主観で2時間ぶっ通すので・・・

だから、いろんな人の熱い感情・・・はいつもの作り方をするより控えめだと思います。

ただもう・・・たった1個の・・・
他の要素全部でバランスをとった、
「これを描くために全てを捧げている」という
銀さんの主観感情が、

観たことのない・・・鮮やかさ。
・・・喰いにかかってきます。


そういう・・・映画だったのかな・・・。

はい・・・。とりあえず、今のところ書けるのはこういう感想でした。


あぁ・・・もう一度観に行きたい・・・。
もう一度どころじゃきっと収まらないけど・・・。

次の休みはいつ・・・?

愛に呪われて苦しいです。


by姉






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最終更新日  2013.07.10 08:13:23
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