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2019.01.13
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カテゴリ: 愛to少年マンガ
​​
​一気読みしました!
少年漫画感想。



『冥銭のドラグーン 全4巻』
(沢田ひろふみ先生・講談社・月刊少年マガジン・2016年~)

1615年・大阪夏の陣。
戦力差はほぼ2倍。勝てる見込のない戦の中、
真田幸村率いる三千騎は、単独で徳川家康本陣に迫った。

そして、 幸村の嫡男・大輔 と、
幼なじみで鉄砲や軍略に精通する 少年・鏡風太 は、
見事、家康を討ち取ることに成功する。

・・・これを機に、「日本の歴史」は一変!
「天下泰平の世」は遠のき、再び乱世が訪れた・・・。


「遮那王義経」の沢田ひろふみ先生の新作!
​「お!今度のモチーフは真田なのか!」と認識はしていたのですが、
「もう少し単行本が溜まったら読もう!」と思って放っておいたうちに、
とっくに完結していたようです・・・。
今回ふと古本屋で目に入り、立ち読みを初めて、
​​ あまりに好みな作品 なもので、一気買いして来まして・・・​
なんでリアルタイム・新刊で買わなかったんだ!私!
・・・という後悔に苛まれています。 ​​
​​​
イイじゃん!!
この作品、すごくイイじゃん!! ​​
​​
歴史の流れを眺めていて、誰もが妄想する
​ここでこうなってたらオモシロかったのにな~​ ・・・を、
沢田ひろふみ先生の、どこまでも丁寧に書き込まれた画面で、
躊躇なく本気で具現化した、スーパーパラレル歴史漫画です。​
漫画ならではなとっかかりだなぁ~!と思います。

​​丁寧で、実力・意欲に満ちた漫画画面でしか意味を成しませんし、
もう、やろうとしていることが大好きです。
​​
コアな歴史好きの方の受けがいいとは思いませんが・・・
基本、面白ければいい!というエンタメ歴史好きの私には、
スーパークリティカルヒットですよ!




​​​​ 城! ・・・城ですよ!
出だしから、豊臣の旧大阪城天守閣の描写から始まるという・・・
​とにかく、 城描写に特化した作品 でした。​
日本の城は、 石垣作りのイメージ が強い方も多いと思います。
よほどコアな方でない限り、「城に観光」に行くときは、
大きな石垣で作られた、または天守閣が残っている&復元されているような
お城に行くと思います。

こうしたお城は、 基本的にはほぼ江戸時代以降のお城 です。
城づくりに石垣が登場して来るのが、 安土桃山でもかなり後期の方。

・・・用途によっては、それ以前よりあったみたいですけどね。
特に信長などは、とにかく「魅せる城」にこだわっていましたので、
かなり初期のお城から、天守・石垣が
「見えやすい位置に」ずどーんと据えてあったりします。

ただまぁとにかく、乱世の城というのは、基本的に「立て籠もる」為の、
山に必死で凹凸を作った「土&木づくりの要塞」だと思います。
石垣での丁寧な築城なんて、やってる時間も財力もない。
​​
それが、やはり 関ヶ原の合戦後以降 が主・・・なのかな?
戦が少なくなってくると、 総石垣作りの巨大城郭 が登場して来ます。
​​
時代が進むと、政治的・役所的な機能に重きが置かれたり、
庭に凝り過ぎて、城だか庭だか何だか分からないものになったり(金沢城とか)、
実際の戦闘的な危機感からは遠ざかったお城になっていきますが・・・

​​​​やはり、 安土桃山ラスト~江戸時代初期初期の築城や城の改築 というのは、
乱世をモロに体験した方たち が、 持ちうる全ての経験・知恵を投入 し、
まだ何が起こるか分からないという 高い高い危機意識 で作っていますので、
・・・超面白いんですよ。​​​​

​​その最たる城が、 彦根城 だったり、 熊本城 だったり・・・という、
「お城好き」と名乗る方たちが、真っ先に挙げ連ねる、有名な城郭たちだと思います。​​
​​

今回の漫画は、 「戦国の合戦」の面影 を残しつつ、​
どんどん改良を重ねる火薬道具 でそこからの変化を妄想しながら、​
こういった↑江戸初期のお城で、攻城戦を思いっきりやろう!
・・・という作品だったと思います。​​

彦根城の戦闘とか・・・超観たいですよね?!
城好きの方なら、絶対分かりますよね?!
​​そこにある、 城のロマン が!!​​

書けば書くほど、私(←城大好き)のような人間の為の漫画だなぁ・・・。

最終的には、 4巻で ​彦根城攻め​ だけをガッツリやったところで、
連載終了となっていますが・・・
もっともっと読みたかったなぁ~><!!
​​​
いや、リアルタイムで雑誌も単行本も購入していなかった人間に、
何も言う権利はないのですが・・・言うだけ言う!!

​​好きだなぁ~~!この漫画~~!!​​



全4巻。
2巻の段階から、わざわざガッツリ登場させていた 伊達政宗 とか・・・
もっともっとお話を膨らませる予定だったんだろうな、という要素が
そこかしこに見受けられますので、残念な気持ちも残りますが・・・

いくつか登場する合戦シーンもそれぞれ特徴的 で、
しっかり読み応えのある、いち作品としてまとまっている と思います。​

「漫画っていいな」と改めて思える作品でした。

​満足感もありますので、
​城好き・エンタメ歴史好きの方は、是非!​​


沢田先生、今後も 質の高い、しっかりと読み込める漫画作品 を何卒!
よろしくお願いします。

今度は、ちゃんとリアルタイムで追いかけます・・・!

by姉

​​





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最終更新日  2019.01.14 01:27:27
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