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2019.08.13
XML
カテゴリ: 愛to少女マンガ

おはようございます。

ずっと気になってた作品です。
7月に3巻が発売されたようだったので、手を出してみました。



『金色のマビノギオン-アーサー王の妹姫- 1~3巻』
(山田南平先生・白泉社・マンガPark)
金色の髪・瞳を持つハーフの少女・高校1年生の 若宮たまき
彼女と、幼なじみの 真・広則 の3人は、
修学旅行で訪れたイギリスで、突如不思議な世界に導かれてしまう。

そこでは、たまきにそっくりな金髪の少年が重傷を負い、死にかけていた。
周りを取り囲む男性たちは、彼を 「アーサー」 と呼んでいた…。


山田南平先生が、満を持して描くブリティッシュ・ファンタジー!
渾身の「アーサー王伝説」!
​​
これは…っ!オモシロいです…!!
こんな山田南平先生の作品は、今まで読んだことがないです。

​「満を持して」というか、 とにかくご本人が描きたくて描きたくて、
マンガParkというアプリでの連載で、おそらくとても自由に描かれている作品のようです。​

商業用としては、編集部の意向を汲んだ別作品を、
別冊花とゆめの後続的な電子コミック誌「花ゆめAi」で走らせ、軌道に乗せているようで、
本当に器用な作家様だな… と思います。

山田南平先生は、個人的には 本当に商業誌の作家様として完璧 というか、
誰もが振り向く、いつまでも古くならないオシャレさのある画力・画面・色彩を持って、
それでいてきちんと編集部の意向を汲み、
中高生から大人読者まで、幅広い年代の方に合わせた設定を、狙って持ってこれる方というか。​

読者的にも、そしておそらく編集部側としても、
この方の作品が載っていれば、まず間違いがない。

雑誌としての付加価値も高まるし、
それでいて固定ファンの付いている作家様ですので、
コミックス単体の売上もきちんと取れるし…(たぶん)。


ただ、やはりだからこそ、と言いますか…私個人的には、
もう一歩、エゴイスティックでもいいんだよ! …というか。​
キャラクターが、あともう一歩、
読者の心をえぐって来てもいいんだよ! …というか。​
そんな印象を持って、今までの作品を読んで来ていました。
​​​

それが このマビノギオンは、山田南平先生ご自身が、
商業誌用のリミッターを完全に意図的に外している印象で。 ​​

まず、 アーサー王という題材自体が分かりづらい…
あまり、少女漫画では好まれて来なかった題材だと思います。

ゲーム文化や洋画作品に精通されている方は、
単語やあらすじ等、もっと土壌があるんだと思うのですが…。

私自身は、「アーサー王」と言われても、
ディズニー映画の「『王様の剣』…?」くらいしか出て来ず、
ほぼ知識0(ゼロ)の状態で読み始めました。

この状態では、本当によく分かりません。
登場人物も全然ついて行けないし、魔法やら妖精やらしきたりやらも
何が何やら、って感じです。

​その上で、どうも山田南平先生は
いろんな語り方・複数の寓話集の筋立て・キャラクター設定を
ご自身の解釈で縦横無尽に行き来 し、​
さらに現代からタイムスリップした3人の高校生たちを
​主要キャラクターと同化させる 妄想を
ダイナミックに入れ込んで来ている ようです。​

私は、あまりに分からな過ぎて、
Wikipediaでアーサー王伝説の登場人物の名前を検索しながら読みました。
「ほうっ…なるほど、このキャラクターはコイツとオーバーラップさせるんだな、
ふむ、このキャラが今後こうなるってことは、この描写はその示唆・前振りなのか…」
みたいな。

​​​反則的な読み方なのかもしれませんが;
ただこれはっ…
商業誌…しかも少女漫画としては、難し過ぎる!!

ハイカルチャー過ぎる;
もともと「アーサー王」の土壌がない読者には、キツ過ぎる…!! ​​​

登場人物の設定に、ウケ狙いの萌え要素は感じません。
むしろ、グロイ!エグイ!
誰がいつ死ぬか分からん不安感と、悲劇的な末路が作品を支配しています。​
読み進めるの、ツライんですよ…。


​ただもう、 ​作者さまのエゴイスティックなパワー​​ というか。
​「ここがこうだったら、面白くない!!?」という ウキウキワクワクな暴走妄想 が​
​ノリノリキレキレの描写で、誌面いっぱいに繰り広げられている​ のを見ていると、
ついつい… ​​ 「アーサー王伝説、面白そうだな…」と
うっかり押し切られて来る。​​
そんな作品です。
​​​​​​

「エゴイスティックで、毒オンリーな、
未だかつて観たことない山田南平先生!」
と聴いて、興味を惹かれるマンガ好きの方は、 是非ご一読を! ​​ ​​ ​​

おススメです。

by姉





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最終更新日  2019.08.13 07:05:24
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