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2021.08.04
XML
カテゴリ: 愛to少年マンガ
​​​​​​​​

コミック全巻セットを衝動買い 週末を使って爆読 しました。



少年漫画感想

​『テニスの王子様』​
(全42巻・週刊少年ジャンプ・1999-2008年)

名門・ 青春学園中等部のテニス部 に入学して来たのは、
アメリカJr.大会4連続優勝の天才少年・ 越前リョーマ

小さな身体から繰り出される超絶技巧…
スーパー上から目線で生意気な口をききながら、
リョーマの日本中学テニス界での快進撃が始まる。



​9月に初のCG映像の劇場版が公開される​ ということで、
予告(→​ こちら ​) を何気なしに観てみたら…なんか…なんかっっ!

よく分からないけど、大勢で歌って踊ってて、
お祭り感があって、すごく楽しそう!​
コロナ禍で、久しく見ていなかったようなこの感じ!イイ!楽しい!

そして、 ​桜乃ちゃんがまさかのサードクレジット表示!​
え、桜乃ちゃんがガッツリ出るなら、観に行っちゃおうかな!

でも、踊ってる他校の子たち、全く分からないな。
テニプリ本編、実は旧作の十何巻かまでしか、読んだことないからな。

よし、真面目に読んでみよう!

といういきさつなのですが…。


テニプリ…こと、『テニスの王子様』については、
ブログの初期初期でも記事を書いてた…こともあるかもしれませんが、
私たちは、漫画の連載開始時、限りなく主役のリョーマ君に近い年齢だったという、
​「超・ど真ん中世代」の作品​ です。

連載開始~アニメ化くらいまでの間は、
友達にコミックを貸してもらって、読んでいました。

面白い作品だとは思っていましたが、
小学生の頃より慣れ親しんだ「SLAMDUNK」に比べ、
スポーツ漫画としては描写が物足りないと感じた点や、
桜乃ちゃん等、登場が楽しみだった可愛い女の子たちが、フェードアウトしてしまった点、
同時期にアニメが開始した「ヒカルの碁」の方のコミックを揃え、のめり込んだこともあり、
ハマることはなかったな、という作品でした。

ただ、「自分たち向けのコンテンツ」だとは認識していませんでしたが、
二十年以上経っても、こうして漫画の連載も続き、
​大きなメディア展開も継続されているということで、
本当にすごい作品だな、 と思っています。

特に、作者の許斐先生の徹底したファンサービス精神も合いまった、
見たことのなかったような 多種多様なメディアミックス展開 に関しては、
​(詳しいわけではないですが) ​私の意識化では​
「テニプリが走りだな」 と思っているものが多々あります。​

何十人(何百人?)という裾野の広いキャラクター達のキャラソンCD発売 や、​
2.5次元舞台・ミュージカル というジャンルの確立、

何より、大勢のイケメンや美少女が並び、お気に入りの子を選び、「推す」、
集団アイドル的な作品パッケージ展開

あとは、 自ら「王子様」「プリンス」と名乗る…
たいへん潔く、訴求対象に伝わりやすいパッケージタイトル

今でこそ当たり前に思うようなものも、
この作品が開拓して来た道じゃないかなぁ、 と思っています。

(いや、本当に「テニスの王子様」って最初に聞いた時、
「なんだそりゃ!」 って思いましたもん。
「少年漫画において、自分でそこまでえげつなく名乗るのか、
裸の王様みたいだな」とすら思いましたもん。
当時ではそれくらい他にない、大胆なタイトルでした。)


​​ ここ20年における日本エンタメ界に与えた影響、
生み出した文化は、数知れず… ​​
偉大なパッケージですよね。本当に。

メディア展開のすべてに手を出す気はありませんが、
とにかく漫画本編をきちんと真面目に読んでみよう、と思いまして、
すっごく真面目に読みました。

改めて、「こんな作品だったんだな」と感動する部分がたくさんありましたので、
​​​取り留めなく書き記していきたいと思います。


*以下、最終巻までのネタバレを含む感想です。
未読の方はお気をつけください。*




◆「漫画」がめちゃくちゃ上手い ​​

発行部数何千万部のレジェンド作家様の作品に、今更何言ってんだ、って感じですが、
​​​​ 「こんなに『漫画』が上手い漫画だったのか!」 ​​ が、
今回一番驚いた部分でした。

単純に、情報が一発で入ってきて、読みやすい。
一コマ一コマの構図取りが練ってあることが分かる。
絵にもパワーがあり、伝えたいインパクトが伝わってくる。

いちいちページをめくったところに、思わず「わっ」と言わせる、漫画特有の仕掛けがある。
パラパラめくるだけで、すごく面白いんですよ。

​​ 「魅せる」力のなんてある漫画作品なんだ 、と思いました。

本当に、今更何言ってんだ、ですが。



◆青春学園レギュラー陣がそれぞれ読み応えがある

他校のキャラクターたちも含めて、
キャラクター個人、各校毎にそれぞれのファンがついている作品、という認識だったので、
話が進むにつれて、他校の描写が増えてくるのかな?と思っていましたが、
そうでもなくて。

基本的には、 青春学園の主観で、
地方大会・都大会・関東大会・全国大会をずっと戦い抜く物語 であり、
(主役のリョーマ君を立てることを前提として、)
ほとんどずーーっと、青学のレギュラー陣が描かれていました。

手塚・大石・不二・乾・菊丸・河村・桃城・海堂・越前  の9キャラクターですね。​
この9名に関しては、42巻を駆け抜けて、
一人一人成長や変化があり、本当に読み応え・満足感がありました。

あぁ、こんなに青学に寄った作品だったんだな、
こんなにココが読み応えがある作品だったんだな、と思いました。
(もちろん旧作のみの話であり、
『新テニスの王子様』では、この辺は変わって来てるんだとは思います。)

各キャラクターについては、後ほど触れていきたいと思います。



◆「王子様」の話なのか、「王子様たち」の話なのか

今回読み直して、改めて確認しておきたかった部分です。

私は、メディアミックス展開がまだないような漫画初期から触りだけ読んでいて、
​この作品は、 ​​「リョーマくんの『ドヤーーッッ』を魅せる作品だ」​​
と認識していました。

超英才教育を施された天才テニスプレイヤーのサラブレットの、
なんか細胞のつくりから違う感じ…

リョーマくんというキャラクターの本質は、
実に少年漫画的な、テニスにストイックな 「サムライ」 なんですけど、
周囲から観たその存在感は何かと言ったら、生まれから違う 「王子」 というか。

数多のテニスプレイヤーたちを魅力的に登場させながらも、
それらを全員引き立て役・囃し立て役にしてしまうリョーマくんの特別感を、
いかに描写するか
それがこの作品の売りであり、描くべきものだと思っています。

ですので、上述してきた話で少し触れているようなメディアミックス展開…
「王子様たちの中から、推しを見つける」という
乙女ゲーム的な楽しみの提供・パッケージ感に関しては、
​この作品の抱える ​「ダブルスタンダード」​ だな、​ と思っています。

メディアミックス展開に関しては、企画主体が別に存在するわけで、
もちろん他作品においても同様に
「原作と製作意図が異なる」「バランスが異なる」のは普通のことなのですが、
この「テニプリ」という作品におけるそこのギャップは、非常に顕著だな、と感じています。

漫画作品というのは、「物語」なので。
受け取り方は読者によって千差万別になる、のは分かっているのですが、
でも「軸がきちんとある作品」であれば、
基本的に「提示できるもの」は一つだけだと思います。


全42巻を駆け抜けて…しっかりと、はっきりと認識できたのは、
​「漫画原作は、『越前リョーマ』という
『テニスの王子様』を描く作品だ」​
ということでした。

そうだよね…!やっぱり、そういう作品だよねっ…!

もちろん、中盤になってくると、他キャラクターの試合が長く描写されたりはしますが、
ただ物語としては、ほとんどの対戦における花形試合をリョーマくんがかっさらうという作りで、
一切ぶれることなく、「王子様」に花を持たせるお約束展開 でした。

絶対的な安心感・信頼感を持って読み進められました。



◆女の子キャラクターの描写について

本記事冒頭で、 「桜乃ちゃんが出るなら、映画見ようかな!」 と思った、と書きました。

「テニプリ」というと、男キャラクターだらけの作品という印象が強いですが、
漫画原作初期では、桜乃ちゃんをはじめ、女の子のキャラクターというのは、
複数人、結構印象的に登場していました。

テレビアニメが始まり、10巻台に入ってくると、
先ほど書いたようなメディアミックス展開も加速していき、
まぁ… 作者の許斐先生が、ファンに気を使った …という言い方でいいのか分かりませんが、
女の子キャラクターの登場自体が極端に減ってしまい、私としては残念に思っていました。

もともと許斐先生は、女の子キャラクターを大事に描ける作家様だと思っています。

それぞれの個性を活かしたビジュアルで、可愛らしく描写するのが非常に上手ですし、
また、さり気なくベターでキュンとくるシーン・エピソード作りも、
ジャンプ作品では他にあまり見ないくらい、上手い作家様です。

はっきり言って、やろうと思えば、サンデーラブコメ並み…
コナン並みのラブコメ度合いで話を回そうと思っても、全然出来る作家様だと思います。

私としては、「ちょっと勿体ないな…」と感じる部分だったりするのですが、
まぁ…これは難しいところだな、と。

あえて、たくさん女の子を出して、たくさんカップル作って…なんてことは、
もちろんやる必要はないと思います。

ただ、この作品の「ダブルスタンダード」のうち、漫画原作軸…
​​ 「リョーマ君」に集約する物語として、桜乃ちゃんだけは! ​​
ここだけは、当初仕掛けた通りに、こだわってちゃんと描き切ろうとしてるのかな、と。

桜乃ちゃんというキャラクターは、第一話の冒頭から思いっきり定義されていますが、
リョーマくんを、「王子様」にするキャラクターです。

​「お姫様」居てこその「王子様」だろ!​ という、
ものすごく単純な考え方だと思います。
単純なんですけど、この娘を助けたり、守ったり…という描写、
単純に、ものすっっごく「王子」感出るんですよ。

ダブルスタンダードが喧嘩してしまう部分なので、
「テニプリ」というパッケージ上、気を使う部分だろうな、とは思うのですが…

ただ、やはり描くべきものとして、こうして桜乃ちゃんを大々的に魅せてくるバランスは、
​漫画原作を基軸に捉えている私のような読者としては、 非常にしっくり来ます 。​

だって…第一話冒頭から…最初から、描く気満々で仕掛けてあったし。
ビジュアルも、「王子」・「姫」で対比させて、
どんどん大人っぽくしていく予定だっただろうし。



◆テニス→謎の魔術合戦化

​最初はテニスをちゃんとやっていましたが、
​​ だんだんテニスではないものになっていく …というのは、
有名でしたので知っていました。

私は十数巻までしかしっかり読んだことがなかったので、
今回初めて、その インフレーションっぷり をまじまじと体感したわけですが、
​まぁ・・・ 噂に違わず 、まぁ・・・いろいろ凄かったです。
十巻後半台の、最初の氷帝戦のあたりで、若干「ん??」と思うような技が出始め…

二十巻台に入ると、分身したり、身体が光ったりしてスーパーサイヤ人みたいになったり…

三十巻台の全国大会に入ってくると、
テニスの話というか、オーラの使い方の話をずっとしていましたし、
選手が客席まで吹っ飛び始め、血みどろ・吐血が当たり前な空気感に。


二十巻台以降は、キメ技シーンで噴き出すことが多々ありましたし、
正直最後の方は、何を読んでいるのかよく分からなくなったりもしました。

…が、もともとインフレーションしていくのを知っており、
心の準備ができていたのもありますが、
案外、違和感なく読めたな、 というのが素直な感想です。
基本的に私は、この作品はテニスを魅せる作品というより、
「リョーマくんの『ドヤーッッ』を魅せる作品」だという認識だったので、
テニス離れ・人間離れしていっても、『ドヤーッッ』が描けていれば、
作品として筋が通っていると感じる いうか。

終いには「相手の五感を奪う」という完全にただの魔術めいた応酬が繰り広げられますが、
​これも、 その中でテニスを楽しみ始めるリョーマくんを描くためのもの ですので、​
不自然だろうが、トンチキだろうが、何のための設定なのかがぶれなければ、
(あくまで私は、ですが)素直に読めるもんだな、と思いました。

…「新~」の方に入っても、インフラは加速・悪化の一途を辿るようですので、
どこまでついていけるか、許容できるかは分かりませんが…。



◆各キャラクターについて

​・越前リョーマ(青春学園中等部1年)​
絶対的主人公。ここまでも書いて来ましたが、
やはり「テニスの王子様」とはこの子を指している、と認識して私は読み進めました。

最初読んだときは、まんま「SLAMDUNK」の流川楓、という印象だったのですが、
ちゃんと読むと、この子はこの子としてきちんと確立しているなぁ、と思います。

周囲の年上達に可愛がられ慣れてる&持ち上げられ慣れてる、
誰に言わせても「天才」ということで、ひたすら「王子様」ですね。

あまりにも生意気な口をききますし、「唯我独尊」タイプではありますが、「暴君」ではない…
ちゃんと周囲のキャラクターたちを大事に&尊敬できる、魅力的なキャラクターだと思います。

先輩たちの試合のピンチの場面で、
焚きつけるようなセリフをバシッ言い放つシーンが複数回ありましたが、
それぞれのシーンがインパクトがあって、すごく好きでした。
あまりに「王子」的な立ち位置からの、この子しか言えないセリフばかりでしたので。


​・桃城武(青春学園中等部2年)​
​今回読んで、
「こんなに読み応えのあるキャラクターだったんだ」と感心したキャラクターその1 です。
レギュラー陣の中で、リョーマくんと一番仲が良いようで、
自然と出番の多いキャラクターでした。

熱血漢の直情タイプ…に一見みえるけど、案外くえない「青学いちのくせ者」。
「周りが見えなくなる」良さと「周りをよく見る」良さとを、よくよく使い分けているというか。

もともと、こういったキャラクターとして描く予定だったのか分からないのですが、
なかなか他では見ない、「実際にこういう人居そう」なリアリティもあり、
なんか「怖い」キャラクターだな、と思って読みました。


​・海堂薫(青春学園中等部2年)​
得意技「スネイク」と、粘って粘って粘っていくスタイルを貫くキャラクターでした。

上からも下からも、かなりとっつきにくい、絡みにくいキャラクターだな、と思っていましたが、
試合では、シングルス枠が埋まってしまっているため、ダブルスでの出場が多く、
思ったより協調性のあるキャラクターだったんだな、と思いました。


​・手塚国光(青春学園中等部3年・部長)​
青学テニス部内において、絶対的王者として君臨する部長。

リョーマくんのことは、天才同士でしか分かり合えない次元でよく把握できているのか、
扱い方が非常に上手だな、と思って観ました。

カッコいいんですが…絶対「中学3年生」は嘘だと思います。


​・大石秀一郎(青春学園中等部3年・副部長)​
「こんなに読み応えのあるキャラクターだったんだ」と感心したキャラクターその2 です。
超天才や自分勝手なキャラクターがとっちらかる青学テニス部を一手に世話する
優しく安定感のある副部長。

青学テニス部が、なんとなく上手くまとまった、イイ感じのチームに見えるのは、
ほぼこのキャラクターの腐心によるものだと思って読みました。
このキャラクターの働きっぷりは、もっと評価されるべきだと思います。

今回、まじまじと「テニプリ」を読んで、一番憧れるキャラクターは誰か?と言われたら、
私的には間違いなく、この大石くんでした。

プレイヤーとしては、ダブルスを得意としていますが、派手さはないです

ですが…いや、このキャラクターは凄いですよ。
なんやかんや、青学レギュラー陣が、大石くんに頭が上がらない描写に説得力がありました。


​・不二周助(青春学園中等部3年)​
「こんなに読み応えのあるキャラクターだったんだ」と感心したキャラクターその3

名実ともに、部内「No.2」の天才プレイヤー。
リョーマくんが、はっきりと「バケモノ」だと明言したのは、
青学内では手塚くんと、この不二くんの2人だけでした。

このキャラクターは、とにかく全国大会セミファイナル・四天宝寺戦がとても印象深かったです。
グイグイこのキャラクターの本質…というか、内の部分に踏み込んでいくような戦いだったので、
見応えがすごくあって、「ここまでしっかり描くのか」と驚きました。


​・菊丸英二(青春学園中等部3年)​
アクロバティックプレイを得意とする、基本的にはダブルスプレイヤー。

アクロバティックというか、もはや忍者のようになっていまして、
分身とかしだして、更に分身しながら一人ダブルスとかやり始めて、
やる気になればNARUTOに登場できるんじゃないかこの子、と思いながら読みました。

最初、この子が分身したのが21巻とかなんですが、あまりにインパクトがあって、
ジャンプ掲載当時、学校で噂になっていたのを覚えています。

飄々としたキャラクターですが、
「兄2人、姉2人の5人兄弟の末っ子」という設定が巻中のどこかに書かれていて、
なるほど…!とすごくしっくり来ました。

他のキャラクターもそうなのですが、家族構成までしっかり見えてくる、
説得力があるキャラクター描写がさらっとなされていて、凄いな、と思っています。


​・乾貞治(青春学園中等部3年)​
長身のデータ大好き・イロモノキャラクターですが、
大石くんが部の運営的なマネジメント方面を司っているとしたら、
構成部員各々の、トレーニング等の技能的・身体能力的なマネジメント方面を見ていたのが
この乾くんであり、いちプレイヤーの域を超えた活躍を見せた、超有能キャラクターです。

中学の部活動…ですので、普通と言えば普通なのかもですが、
青春学園中等部のテニス部、全国区で有名な名門校であるにも関わらず、
まともに大人の指導者をつけていないので。
(竜崎先生もテニスの球出し等はやっていましたが、基本的にはただの顧問ですので…。)

乾くんの存在は大きかったと思います。


​・河村隆(青春学園中等部3年)​
ラケットを握ると、人格豹変…以外にあまり印象がなかったのですが、
パワー勝負には常に駆り出され、いつも大けがを負いながらの血みどろ戦を繰り広げてくれた
人身御供…いえ、流石に37巻の四天王寺戦で、はるかかなたの客席上段へ吹っ飛ばされた時は
どうしようかと思いました。

他の選手の試合と絵面が大きく異なり、作品として色はつくのですが…
いえ、身体に気を付けたテニスをしてね…。


​・越前南次郎​
世界ランク1位に手をかけかけていた、元伝説のテニスプレイヤー。
リョーマくんの父親。
ひたすら最強キャラということで、さほど多くない登場シーンが、
どれも印象的に描かれており、存在感がありました。

「まだまだだな」とか言いながら、
息子の才能を誰よりも信じ切っており、期待しまくっている節があるので、
とりあえず…リョーマくんが素直にテニスを頑張ってくれる子でよかったね、というか…

最終話付近、唐突な山籠もり修行の敢行で、若干息子を殺しかけたことについては、
もうちょっとしっかり反省してもいいかな、と思います。


​・竜崎桜乃​
大事にされて欲しいです!!!


​・不動峰中学校(東京)​
流石、初期をしっかり読んでいただけあって、
この学校の登場人物は非常によく覚えていました。
神尾・伊武くんの2人が、キャラが立っててお気に入りです。


​・聖ルドルフ学院中学校(東京)
こちらも、しっかり読んでる時期でしたので、覚えてる…部分もありました。
不二(弟)のブラコンっぷりが印象的でした。


​・山吹中学校(東京)​
対亜久津くんの試合…ここまではかなりしっかり読んでいたので、覚えてました。


​・氷帝学園中等部(東京)​
​​ これが、かの有名な「跡部景吾」か…! と。​
テニプリをしっかり読んでいなかった私ですら、
流石になんとなく名前を知っている人気キャラです。
(ちょっと前に、単独CMとかなんとか言ってたような…。)

10巻台の、最初の青学との対戦描写を観るだに、
他の学校と比べて、これほどのけた違いな人気を得る理由がいまいち分からなかったのですが、
関東大会初戦で消えたはずのこの学校が、
なぜか全国大会に出場し、大々的に青学と再び対戦する展開になったのは、
ファンの熱心な応援の賜物なんだろうな、と思って読みました。


​・六角中学校(千葉)​
幼少期よりオジイにテニスを教わって育った一団で形成される、仲良しチーム。
アイドル的なキャラクターの不在?からか、地味めな扱いになっている感がありましたが、
私的には、とても好きなチームでした。

​・立海大附属中学校(神奈川)​
絶対的覇者。「SKAMDUNK」で言うところの山王工業。
真田くんと幸村くんが、最初同じ人かと思っていろいろ混乱しました。


​・比嘉中学校(沖縄)​
構成員、全員忍者。
あまりいい描かれ方ではなかったので、ちょっと可哀想でしたね。


​・四天宝寺中学校(大阪)​
強烈キャラのオンパレード。
青学との各対戦も、かなりぶっ飛んでて、見応えがありました。
金太郎くんは、「新ー」の方でもガッツリ描かれるのかな?
楽しみです。





…とりあえず、爆読直後に思ったことは全部書けたかな?

超真面目に読みました!!!
​​めちゃくちゃ面白かったです!!!​​


20年以上続く作品ということで、メディアミックスが多岐に渡り、
また、それを受けてもありますが、
作品を支える熱心なファンの求める作品像も多岐にわたる中で、
作品自体をどう位置付けていくか…

長期連載になっている漫画作品を追いかけている身としても、
非常に勉強・参考になる部分があるなぁ、と思います。



さて、次は「新テニスの王子様」ですね。
ちゃんと読んでいきたいと思います。

9月公開の劇場版は、基本的には観に行く気満々なんですが、
コロナの状況等もありますので、無理はせず…
鑑賞できる機会で、鑑賞していきたいな、と思っています。

by姉
​​​​​​​​





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最終更新日  2021.08.04 07:50:29
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