ふたごノート

ふたごノート

PR

カレンダー

コメント新着

姉と妹 @ Re:ミロミロ様 コメントありがとうございます~! >みん…
姉と妹 @ Re:みかん様 コメントありがとうございます~! >す、…
ミロミロ@ Re:腹減り一行&スウォン陛下&テジュン&リリ様 アクスタ作りました!(01/03) こんにちは☆ みんなとっっても素敵です♡ …
みかん@ Re:腹減り一行&スウォン陛下&テジュン&リリ様 アクスタ作りました!(01/03) す、、、素敵っっっっ!! 細部まで拘って…
姉と妹 @ Re[3]:ミロミロ様 コメントありがとうございます。こちらも…

フリーページ

銀魂


キャラクターについてby姉


エピソードについてby姉


イラスト・by妹


ペイントby妹


(超)個人的名言録by姉


その他・雑記


イラスト・ペイントby妹・全作


アニメイラスト


少女マンガイラスト


少年マンガイラスト


映画・ドラマイラスト


その他イラスト


イラストby妹・メイキング


読んだ漫画リストby姉


作者・あ行


作者・か行


作者・さ行


作者・た行


作者・な行


作者・は行


作者・ま行


作者・や、ら、わ行


頂きものイラスト


ふたごノートについて・about


イラスト倉庫


その他作品記事まとめ


イラスト・銀魂・夏シリーズ


イラスト・銀魂・冬シリーズ


イラスト・DVDジャケ風シリーズ


イラスト・♪This world is yoursシリーズ


イラスト・20000ヒットリクエスト企画


イラスト・万事屋メインーその1


イラスト・万事屋メインーその2


イラスト・真選組メインーその1


イラスト・その他


イラスト・漫画感想ーその1


イラスト・漫画感想ーその2


イラスト・アニメ感想ーその1


イラスト・アニメ感想ーその2


イラスト・アニメ感想ーその3


イラスト・落書きーその1


イラスト・アナログ(白黒線画)


イラスト・アナログ・フォーマルシリーズ


イラスト・鉛筆画


イラスト・ヒットお礼イラスト


イラスト・贈りものイラスト


イラスト・GIFアニメ


イラスト・コラボ絵


絵チャット録


イラスト・アニメ感想ーその4


イラスト・ダイヤモンドパフュームシリーズ


イラスト・アニメ感想ーその5


劇場版関連イラスト


イラスト・漫画感想ーその3


イラスト・落書きーその2


イラスト・真選組メインーその2


イラスト・万事屋メインーその3


2023.10.28
XML
カテゴリ: 愛to暁のヨナ

旅行の余韻も止まぬまま、
新刊・花とゆめ本誌・ボイスドラマに原画展諸情報…と、
ヨナ関連の猛攻撃を受けて、あたふたしてます。

今のところ、 大原画展もこの日程なら行けるかな?上京したいね、
と妹と話しているところです。


ひとまず、単行本2冊まとめて感想のような、そうでもないようなものです。


​暁のヨナ 41・42巻感想
+暁のヨナの本題について(姉編)




暁のヨナの30巻台の後半から、
より一層「もだもだしているな~」 という印象を持って読んでいます。

20巻台の真国編を読んでいる時も同様のことを感じていましたが、
もともと主体が多過ぎて飽和状態のところに、
メイニャン・チャゴル・ヴァルたち各将軍等、南戒関連の主体が複数登場し、
群像劇飽和状態が一層深刻化してるな… ​​ 「こじらせてるなぁ」 ​​ …と。


草凪先生は、どんなに端役の立ち位置に収めた方がイイようなキャラクターたちも、
それぞれの感情を描きたくなっちゃう作家様だと思っています。

この、 キャラクターへどこまでもどこまでも入って行ってしまう作風 は、
他作家様でも見かけることはありますが、
それにしても 草凪先生のこの部分の入り込み方は、もはや病的 …というか。

作家様としての、最大の強味だと思っていますし、
まさにこれこそが、末永く追い続ける熱狂的なファンを獲得する原動力だと思います。

これでも草凪先生的には、あまりにも広がり過ぎないように、
自制されてるんだと思うんですよ。
(たぶん放っておいたら、真国の五星や、南戒の将軍たちのエピソードだけで、
いくらでも描き続けちゃうんじゃないかな…。)


暁のヨナ…今、42巻 という膨大な巻数になってきました。
30巻発売の頃には、47(ヨナ)巻くらいまでには終わるかな~?
50冊は行かないよね~?
…なんて思っていましたが、まぁ、おそらく無理でしょう。

草凪先生の体力的なものも、当然限界はあると思っておりますので、
30巻台後半のこじらせ方をじっくりゆっくり眺めながら、
​白泉社の歴代大作同様、完結まで読めなくても、致し方なし。 ​​
…という心の準備というか、覚悟もどこかで持ちながら読んでいます。

ただ、本当に ​存分にこじらせながら描き続けてこその、この面白さなので。​
草凪先生の思いのままに、是非このまま、じっくり。



​◆「暁のヨナ」の本題とは何か?​

とはいえ42巻は、 完結に向けて物語を大きく転換させる巻 だったと思っています。

34巻でヨンヒ様主観の親世代過去編がひと段落して、
35巻からのメイニャン登場~36巻以降の南戒攻防があって、
39巻でハク様⇒スウォン様への千樹草の手渡しシーンがあって、
40~42巻で、緋龍城焼失からの四龍行方不明展開…
​それと同時進行で、 スウォン様⇒ハク様への明確なアクション がありました。
先ほども書いてきた通り、暁のヨナは主体数が膨大になってくる中で、
あちこちに解決すべき問題が山積しています。

現状、大きな問題としてヨナ姫たちの目の前にあるのが、
​​40巻以降に大きく展開させてきた、 ​「四龍の呪い・短命」問題​​

それと類似する形で存在する、緋龍王の子孫に受け継がれる 「緋の病」問題

​また、南戒との戦争状態をはじめ、 周辺諸国との火種 は多々くすぶっている状態です。
これらが同時並行で急激に深刻さを増して来て、
正直、どこから手を付ければ良いのか分からん …が、​
ここに来て超急を要するのは四龍問題だぁああああ!!!
逝くなお前らぁあああああ!!!
…ってところかな、と思います。

もちろんこれらの諸問題は、全て解決すべき重大問題ばかりで、
一つでも積み残した状態では、この作品を終えることは出来ない と思っています。

草凪先生が、キャラクターを不幸な状態のまま終わらせることなんてない、と信じています。


​​​…ここで、いち読者の着目点、というか、語りたいポイントがあります。

じゃあ、「暁のヨナ」の根幹にある問題…
「本題」とは、一体どれのことなのか。
​​
諸問題の全部を解決しないと終われない…のはもちろんそうなのですが、​
でもやっぱりその中で、暁のヨナという物語の始まり…
​​​ 「『この問題』が、暁のヨナの核心だ」
というものがあると思っています。
​問題というか、 ​「謎」という言い方の方が正しい​​ 気もします。​
​いつだったか当ブログで、
​「私は、暁のヨナは『群像心情ミステリー』だと思っている」 ​​
という書き方をしたことがあります。
​​42巻現在、 「群像心情」という部分があまりに肥大化し、
上記のような問題が山積してて、非常に分かりづらい… というか、
わざと分かりづらいようにここまで描かれて来てるのだと思いますが、​​
結局、「暁のヨナは、何を描いている話なのか」?

私は、ものすごくシンプルに、 暁のヨナの本題は「物語の始まり」…
すなわち、「スウォン様の謀反劇」にある と思っています。

​​ スウォン様が、何故、あの謀反劇を『あの形』で起こしたのか?

暁のヨナを読んでいて、読者が一番気になるのはココだと思います。


謀反劇の意図について、スウォン様は最初から、
「高華国を強国にするため」だ と強調して来てます。

30巻台以降は、スウォン様がモノローグで心情を吐露したり、
親世代の過去話が描かれたりして、背景について説明をしてくれている…
ように見えて… ​でも結局、やっぱりよく分からない。​
しっくり来ない。モヤモヤしたままになってる。


​​42巻・243話で、スウォン様とハク様が1巻以降初めて
思いっきり話をする展開が来て、 この核心だと思われる部分について、
ハク様がスウォン様を問い詰めるシーン が出て来ましたね。
​​
「なんであんなやり方したんだ!?」って。
​イル陛下を殺して、ヨナ姫も殺そうとして、追い出して、傷つけて…って。

いや…もう、流石、ハク様だと思いました。

​問い詰めるべき論点が違う。そこじゃない。​

ヨナ姫に関しては、スウォン様が今回言っていた通りなんだろうな、と思っています。
城に居た頃のヨナ姫は、何の力もない小娘だと思ってたし、
殺すことになったとしても致し方ないと思ってた、と。

それが、死地を乗り越えて帰って来たら、すげぇ目つきになって、
周囲の大人たちも掌握できそうな貫禄になっていて、
今の彼女なら、四龍を従えていれば、王職もいけると思ってるよ、と。

イル陛下が「ヨナ姫は緋龍王の化身~」とか言ってたことについては、
スウォン様はもともと懐疑的且つ「だから何だ」というスタンスであり、
それが謀反劇の動機にはならないという前提を置いたとして、ですが、

ヨナ姫よりも、「高華国を強国にする」方を優先したよ、 と言われてしまえば、​
謀反劇におけるヨナ姫への対応について、
スウォン様の行動・言動に特段の矛盾・疑問点はありません。


イル陛下については言わずもがなですが、彼が空の部族長としての権力を掌握しており、
スウォン様の目指す「強国思想」の妨げとなっていたため排除したよ、 と言われれば、​
そりゃそうですよね、という話です。


​…もう一人、居ましたよね。 ​​
あの謀反劇で、「追い出された」超重要権力者が。

国家権力から締め出され、
国王殺害に関する無実の罪を着せられて、部族・家族と縁を切らざるを得なくなって、
終いには追手に追い詰められて崖から落ちて、殺されかけてた人が。

史上最年少で将軍職に就いて、風の部族長をやりつつ、
ヨナ姫の護衛という名目で緋龍城に上がり、
今後も風の部族は、絶対的に親・空の部族であることを周囲にアピっていた、
​​ ソン・ハクって人のこと なんですけど。

若くして誰もが認める圧倒的天才武人で、且つ風の部族内における圧倒的カリスマで、
​​ 間違いなく今後の高華国の武力面の中核を担っていくであろう宝のような人材 であり、​
コイツが、ムンドク将軍のスタンスを引き継ぎ、絶対的に親・空の部族であることは、
空の部族にとって、向こう数十年の安定的な王権体制維持が確約されるようなことのはずです。

しかもハク様は、親・空の部族…ももちろんですが、
​​ どっちかと言うと、完全に親・スウォン様 だったんですよ。

空の部族内部で、イル陛下とスウォン様の思想が相いれない場合は、
もちろん内容にも寄りますが、イル陛下の権威は保ちつつ、
スウォン様の思想の方を推進・実現出来るように立ち回ろうとしたと思うんですよ。

第一話段階のパワーバランスを普通に見れば、
スウォン様が今後、自身の思想を実現していくに際して、
最重要キーパーソンは、間違いなくハク様のはず です。

スウォン様にとって「翼」と言いますか、
「ハク様が居るから、自身の思想を実現できる」という存在。

スウォン様の目指すべきものが、
「周辺諸国の制圧~高華国強国化」なのであれば、尚更です。
​​
ユホン派のくすぶる空の部族内における、
イル王排除~空の部族内部の権力奪取をするやり方も分からなくはありませんが、
その辺は「ユホンの意志を継ぐ」ことを前面に打ち出せば、
部族内部の実質支持はおおよそ得られるわけで、

今後の発展性を考えれば、何よりも優先すべきは、
​ハク様、ひいてはそのバックの風の部族全体を味方につけるべくの
協力要請​



なんで「強国化」を目指す政権が、
協力的なカリスマ天才武人を排除しようとするんですか。
スウォン様に問い詰めるべきは、 ​スウォン政権最大の矛盾…​
​「なんでスウォン様は、謀反劇を
『ハク様を追い出すような』やり方で実行したのか?」


私は、暁のヨナの本題は、これ↑だと思って、ずっと読んで来てます。

実際問題、スウォン政権は、ハク様を追い出して、風の部族の反感を買っておいて、
結局、様々な危機的局面を自分たちだけじゃ回せてない。

空の部族内の側近たち…
策を立ててるんだか何やってるんだかよく分からない参謀や、
明らかにトップに据える器じゃない将軍、

他部族将軍たちも、
分かりやすく裏切る気満々の古参、
思慮浅く自己評価の肥大化した武人、
事なかれ主義の地蔵…

スウォン様は、こんな↑持ち駒で、
本気で強国化(周辺諸国制圧)に乗り出していて、
うん、その無謀な勇気は称賛に値する…というか、「正気かな?」と思います。

​​​​​
ハク様は、謀反劇を発端として、
社会的に抹殺されて(というか、自ら消滅して)から、
ずーーっと、動くにしてもヨナ姫&四龍の影に隠れながらで、
29巻で表舞台に出て来る(戦場で名前・元の身分を認知されながら闘う)まで、
30巻弱も「いち個人」としては対外的な存在感を一切消して、押し黙ったまま でした。

緋龍城に戻ってきて、生存・存在は認知されてもなお、
「一兵卒です」「新米兵士です」 って言いながら、
戦場の最前線で闘って来ました。

以前書いた感想 ​の通り、243話はスウォン様がハク様に、
こう↓言いに来た回なんだろう と思っています。

私は長くない。あなたにここで死なれちゃ困る。
戦線を離脱しろ。ヨナ姫と後のことは頼む。


簡単に言うと、 ハク様を戦場の最前線で本気で殺しかけて、
スウォン様がようやく「折れた」 というか。

ハク様が名無しのいち兵士として、
戦場で命がけで闘ってしまうのを止めに来た、 ​​
…んだろうな、と今のところは受け取っています。


スウォン様をここまで持って来れたから、
作品として、ようやく四龍問題にも大々的に突っ込んでいけるんだな、
と思って読み進めています。



物語はちゃんと進んでいるとは思ってるんですが、
いかんせんこじらせどころが多過ぎて、まだまだこの先も
全っっ然長いんだろうな、 と思っています。
​​
感想記事も、ゆるゆると無理のないペースで
上げていけたらいいな、と思っています。

by姉

​​​​​​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023.10.28 20:23:36
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: