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イズ 1389 @ Re:暁のヨナシリーズ、完結です!…外伝4『王の風』速報感想。(07/03) ヨナ終わってしまいましたね。とても満足…
2026.09.27
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カテゴリ: 愛to少年マンガ
シルバーウィークの想い出…
『青道高校に入学&野球部に入部して、甲子園を目指した。』
訳:連休初日に、ダイヤのA 無印全47巻+ActⅡ30巻までを大量購入。 連休中、どこにも出かけることなく延々と読み続けた。

なんか…突然読みたくなったんですよね…。



『ダイヤのA』無印47巻+ActⅡ30巻まで

(寺嶋裕二先生・週刊少年マガジン・2006~2022年)

寺嶋祐二先生の作品は、ダイヤのAより以前の​ 『橋の下のバットマン』に思い入れがある人間 ​でして…ただ今回、ダイヤのAを思いっきり読み直してみて、すごく…面白いです。

主役主体の青道って何の間違いもない、超ストイック&クソ真面目&わりとイイトコの坊ちゃんたちが集う、幼少期からのエリートだらけ野球軍団なんですよ。
メンバーの子たちも皆10代半ばながら、組織論が染みつきすぎてて、組織として勝つ!意識が凄くて…レギュラー陣の責任感も、レギュラーを逃す先輩部員たちのチームへの献身も、何も言うことのない、文句のつけようのない“絶対的王道”をひたすら堅実に突き進むんです。

正直、なんでこんな間違いのない主役主体の物語を面白く描くことができるのか…不思議なくらいなのですが、1年毎…それより早いスパンでメンバーが目まぐるしく変わっていく、メンバーが最長でたった2年半しか居られないような流動的な組織体の戦いが、これほど大人&社会も巻き込んで発展しつくされているという異様な“高校野球フィールド”に関して、 構成員たち一人ひとりの主観や部活全体の空気感を捉えて、群像劇として本当に丁寧&立体的に描いていくから だと思います。

大枠の話筋はあるのだと思いますが、各キャラクターが本当にそれぞれの状況…微妙な空気感の変化とか関係性の変化とかを認識して、自分の主観に落として、何かしようともがいているのが伝わってくるんです。

これら寺嶋先生の描かれる繊細で情報量の多い群像心理描写は、バットマンの体裁でシリーズ化しても活きなかっただろうな…と思います。
(私はバットマン(薬師高校)の轟親子が大好きなのですが、各家庭背景まで見えてくるようなキャラクター造形が繊細なダイヤのAの中に放り込むと、河川敷でその日暮らしをする野球バカ親子はかなり浮いてますね…。まぁそれもコントラストとしてひとつの面白味だと思ってます。)



無印の方は、以前47巻まで読み進めたことはあったのですが、改めて濃厚で面白いですね~!

私がシリーズ通して一番好きなのは、やっぱり 無印の秋大会までの流れ ですね!
夏大会を劇的な幕切れで終え、3年生が一気に抜けた青道野球部が、夏の間はずっとふわふわ…不協和音というか、なかなか組織体としてイイ感触のないまま「これもう勝てるのかな…??」みたいな気持ち悪い欝々とした時期が続いて…、
でも夏大会の責任を感じて、片岡監督が秋大会までで退任意向であることを知った瞬間に、 御幸くんの「秋大絶対に獲って、監督辞めさせないようにしようぜ!(春の甲子園行き決めた自分たちを置いて辞めることは出来ないだろうという意)」の一声で、全メンバーの目標が一気に“最高地点”に設定されるところ! あのシーン大好きです。しびれます。

無印後半は、とにかく感想が『御幸くん。』の一言以外にない。


試合で攻守の要(扇の要&4番主砲)やるのも、新チーム形成や1~2年生間それぞれの微妙な不協和音で苦労するのも、夏の敗戦を引きずった沢村&川上の不調やぐんぐん伸びる降谷くんというアンバランスな投手陣をまとめるのも、終いにはケガを隠して無理して試合に出場する主役の王道シチュエーションも、 全部御幸くんがこなすという、完全無欠の御幸オンステージ状態。

決勝の薬師戦、御幸くんのケガに皆気づいてるのに、なんやかんやイイ感じの言葉&会話の流れでごまかして、監督含め誰一人彼の出場を止められない(御幸君が居ないとチームの攻守が本当に死んでしまい、自陣メンバーの士気がダダ下がりするほか、相手チームを勢いづけてしまいかねない為、本当に下げられない)ところが読んでて面白かったです。
御幸くんが9回表の土壇場で全力でホームまで突っ込む全力疾走&決勝点を決め込むところまでやり切っているので、物語の主役云々がどうのというか、そもそも御幸物語でした。

あとこの薬師戦は、 9回裏のピッチャー登板の駆け引きのシーン がとても印象的でした。
1点勝ち越しで迎えた9回裏、8回まで好投を続けて来た栄純くんが続投志願するも、監督は降谷くんへのピッチャー交代を選択。(ケガの為1回のみの投球制約がかかっていた降谷くんをマウンドに上げる=必ず9回で抑えないと、延長戦では登板出来るピッチャーが居なくなる背水の陣を選択)

チームとしては、御幸くんのケガの状態を考慮し、延長戦は無理=9回で必ず抑えきるという選択をせざるをえなかった…御幸くんを欠いては勝ち切ることが出来ないというもろさが垣間見える場面ですし、栄純くんとしては、エースではない=信頼感の足りなさ故、最後まで投げ切ることを任せてもらえなかったという悔しさの刻まれる場面です。
このシーンは本作ならではといか、青道というチームの持つ強みと危うさを全て凝縮した&ActⅡに向けた布石として機能する名シーンで、非常に心に残りました。



ActⅡは、主役の栄純くんが2年生になり、新一年生加入&夏大会までが描かれます。ActⅡはほとんど手を付けたことがなく、今回とても新鮮な気持ちで読めました。

数多の独自変化球を磨いて目覚ましく急成長を遂げる栄純くん&降谷くんのヒリヒリしたエースナンバー対決も見どころ抜群。

個人的に印象深かったのは、 夏大会が本格的に始まる16巻くらいまでかけて、ずーーっと練習風景&練習試合等の描写が長々と続くところ。
個性も豊かな新一年生たちの台頭と、2・3年生たちのヒリついたレギュラー&背番号争いと同時並行で、 エースとしていかに栄純くんがチームの精神的支柱という存在になりうるか… というところがじっくり描写されていて、野球漫画は数多あれど、組織体としてのこの部分を繊細に描写する作品は他にないだろうなぁ~~、と思いました。

エースナンバーが降谷くん⇒栄純くんに移行する中で、チーム内の関係性&パワーバランスも変化していくんですけど、夏の大会に向け、どんどん投手陣営が仲良く…というのも変ですが、投手一人では絶対に勝ち切れないトーナメントで、 実質ダブルエース体制で臨む青道のピッチャー層の厚さが、チーム最大の強味になっていくところ が感じられました。
無印の頃とはまた違う… 精神的支柱が“御幸くんオンリー”ではないチームにどんどん生まれ変わっていく過程 も観て取れて、いや~…面白かったですね。

ActⅡはまだ最後の数冊を購入できてないので、おいおい集めたいと思っています。







アニメの方はほとんどかじったことがないので、今PV観ただけだと“この子こんな声なんだ~”と意外に感じるところもあるのですが…原作に忠実に、ラストまでアニメ化し切るぞ!という制作サイドの気概を感じます。アニメの方も是非鑑賞してみたいですね。

by姉





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最終更新日  2026.09.27 23:24:38
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