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今日は静岡県熱海市のMOA美術館「所蔵 名品展 -国宝 紅白梅図屏風-」に行ってきました。MOA美術館は、たしか十代の頃に行ったことがあるのですが、ほとんど記憶にないので初めて行ったような感覚でした。平日だからでしょうか、国宝が展示してあるのにもかかわらず空いていました。展示室1最初の展示室には岩佐又兵衛勝以などや伊万里焼などがありました。特に古久谷、柿右衛門、鍋島が数点ずつあったのですが、どれも良かったです。展示室2野々村仁清「色絵藤花文茶壺」 野々村仁清の茶壺を見たのは、東京国立博物館の「色絵月梅図茶壺」、出光美術館の「色絵芥子文茶壺」に続いて三つ目です。MOA美術館のサイトで見た限りではそれほど良いと思わなかったのですが、実際い見て見ると、葉の緑色になぜか惹かれました。それから地の優しい白色も良く、全体的に色に心地良さがありました。予想外に良かったです。国宝であることが少しわかった気がしました。展示室3尾形光琳「紅白梅図屏風」 この展示室には「紅白梅図屏風」だけが展示してありました。日本美術に興味を持ち始め、特に梅の良さに気付いて以来、MOA美術館所蔵の尾形光琳「紅白梅図屏風」は見てみたいと思っていました。実際に目にすると、画像で見るよりも梅の花がはっきりしていました。屏風を見ながら、梅の独特の形や川を大胆に中央に描いたことや川の模様など、描写の独自性にただただ感嘆していました。展示室4この展示室は仏像が展示してありました。仏像はまだ詳しくない未知の分野です。展示室5クロード・モネ「ジヴェルニーのポプラ並木」「睡蓮」「ジヴェルニーのポプラ並木」は連作で、上野の国立西洋美術館でも所蔵していて、そちらは明るい色彩で僕の好きな絵の一つなのですが、このポプラ並木の絵は全体的に紫色に染まった感じで、夕暮れ(または明け方)のようでした。落ち着いた趣がなかなか良かったです。「睡蓮」は1918年に描かれたもので、割と大雑把な筆致で抽象的な要素を多分に含んでいました。展示室6「灰被天目茶碗 秋葉天目」「玳玻天目鳳凰文茶碗 吉州窯」日本の茶碗も好きですが、少しずつ中国の茶碗も好きになり始めています。特に天目茶碗が好きです。長次郎「黒楽茶碗 銘 あやめ」小振りで慎ましやかな黒楽茶碗。色が褪せているというか落ちている感じでした。当時、実際に使われていたということで、そのせいでしょうか。歴史を感じる趣きでした。展示室7ここには中国の様々な陶磁器がありました。この方面には疎いのですが、どれもなかなか良かったです。展示室8美術館というか博物館にありそうな銅鐸や、中国の鏡(銅製)がありました。展示室9浮世絵版画が展示してありました。歌舞伎役者の浮世絵の題名に「二世坂東彦三郎」「四世松本幸四郎」などというのを見ると、連綿と続いている伝統芸能があることを認識しますし、日本にそのような文化があることを嬉しく思いながら見ていました。梅の時期に合わせての開催のようで、この企画展は3月5日までですが、できればもう1度行きたいと思っています。MOA美術館
2007.01.31
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今日は午後から東京新聞杯を見に行ってきました。人気はスズカフェニックスとエアシェイディ。両雄とも道中は後方待機で、直線でスズカフェニックスは大外を、エアシェイディは内を突いて、最後は内外離れて2頭が抜け出し、半馬身差でスズカフェニックスの勝利。スズカフェニックスがきれいな芝生の上を伸びてくる姿はスタンドから見ていて爽快でした。マイル路線は、去年の最優秀短距離馬に選出されたダイワメジャーがいますが、ダイワメジャーに肉薄するのはスズカフェニックスとエアシェイディでしょうか。ダイワメジャー、スズカフェンックス、エアシェイディ、3頭ともSS×ノーザンダンサー系なんですよね。デュランダルやアドマイヤマックスやダンスインザムードもそうでしたし。この配合は良く走りますね☆第57回 東京新聞杯
2007.01.27
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今日は東京都美術館の「オルセー美術館展」に行ってきました。9時半頃に入りましたが、早い時間の割には人が多く、絵を近くで見るには人の流れに乗るしかありませんでした。展示は五つのテーマに分けられていました。1親密な時間画家にとって親しい人の肖像画が展示してありました。アンリ・ファンタン=ラトゥール「シャルロット・デュブール」ファンタン=ラトゥールは花の静物画を何度か見たことがあるのですが、見るたびに花のみずみずしさや鮮やかさの表現に物足りなさを感じていたのですが、このような肖像画だと写実的であることによる立体感を感じてとても良い絵だと思いました。出来栄えの良さは展示室を見回して他の作品と比べてみても秀逸であると思いました。特にこの企画展では印象派という写実にこだわらない作風の絵がまわりにあるので、対照的にファンタン=ラトゥールの絵が「上手」、印象派の絵は「下手」という子供じみた感想を抱いてしまいます。ジェームズ・アボット・マクニール・ホイッスラー「灰色と黒のアレンジメント第1番、画家の母の肖像」美術史の本に載っていることが多い作品。そして、Mr.ビーンの映画「BEAN」はこの絵が話の中心となっていました。このような有名な絵を日本で見るとは予想もしなかったです。実際にこの絵を見ると、絵のどこを見ていいのかわからなくなりました。絵の真中には壁があり、人物の顔は右上にあり横向き、結局は色彩的に目立つ背景に描かれている絵の白い枠に視線が行ってしまいます。ところが、もちろん背景の壁に掛けられている絵がこの作品の主題ではなく、主題は椅子に座った女性。なぜか意図的に女性を見ようとしないと自分の視線がさまよってしまうようでした。 フェルナン・クノップフ「マリー・モンノン」クノップフは、去年の「ベルギー王立美術館展」で初めて見て良いと思ったのですが、このクノップフの作品も良かったです。どちらかというと落ち着いた色調で、寂しげな雰囲気があり、描写もはっきりとしていないのですが、それが叙情的でもあります。また、顔だけは写実的というか、ただ絵の具で顔が描かれているというより心を持った人の顔であるという印象を受けます。まだクノップフの作品は数点しか見たことがないのですが、クノップフはもっと作品を見てみたい画家になりつつあります。2特別な場所画家にとって特別な場所の風景画が展示してありました。クロード・モネ「アルジャントゥイユの船着場」モネが描いたアルジャントゥイユの絵は好きです。モネというと睡蓮が有名ですが、僕はアルジャントゥイユの風景画の方が一番好きです。のんびり、のどかな雰囲気がとても良いです。 ジョルジュ・スーラ「ポール=タン=ベッサンの外港、満潮」点描画家スーラの絵。スーラの点は一つ一つが小さく、絵に静けさと穏やかさがあり、そして時間が止まっているように見えます。この絵には海に帆を張った船が描かれていますが、海に波は一切無いように感じますし、また海風も無く船は帆を張っているのにもかかわらず全く動く気配が無いように見えます。明るい色彩と止まった時間をスーラの絵から感じます。ポール・シニャック「レ・ザンドリー、河堤」シニャックの点描画は、スーラとは違って派手さを感じる絵を僕はいままで多く見てきたのですが、この絵は穏やかな風景画でした。点描画はそれほど好きではなかったのですが、こういう穏やかな趣きの点描画はもっと見てみたいと思いました。3はるか彼方へ遠い異国や故郷などを描いた絵が展示してありました。ポール・セザンヌ「サント=ヴィクトワール山」セザンヌが何枚も描いたサント=ヴィクトワール山。セザンヌ独特の色彩と筆致は好きで、やはりこの絵も気に入りました。 フィンセント・ファン・ゴッホ「アルルのゴッホの寝室」高階秀爾の著書「続 名画を見る眼」に載っている絵であり、また美術史の本にもよく載っている絵で、この絵を日本で見られて幸せです。本にも書いてあり、また絵の横の解説パネルにも書いてありましたが、この絵は全く同じ絵が3点あるそうです。最初に描いた後で、さらに模写を2点描いたそうです。その模写した2点のうちの1点がこの作品です。隣に落ち着いた色調のセザンヌの絵があるので、より一層濃い色彩が印象的でした。この絵を見ているうちに、ゴッホに影響を受けたマティスのことが頭に浮かびました。 フィリップ=ジョセフ・ブロカール「手水鉢」 ルイ=コンスタン・セヴァン F.バルブディエンヌ工房「大型装飾花瓶」中東の模様が描かれた鉢と花瓶。とてもしっかりと模様が描かれてますし、普段見ない模様なので、ずっと見ていて飽きないです。4芸術家の生活-アトリエ・モデル・友人アトリエや友人を描いた絵が展示してありました。アンリ・ファンタン=ラトゥール「バティニョールのアトリエ」筆を持ちキャンバスに絵を描くマネの周りにルノワール、バジール、ゾラ、モネなど友人達がいる集団肖像画。人物の描写がとても素晴らしいです。大きな絵で臨場感があり、「再生ボタン」を押したら絵の中の人が動き出しそうでした。とにかく素晴らしい出来で、いつまで見ていても飽きません。この企画展ではファンタン=ラトゥールの絵の素晴らしさが一際目立っていたように見えました。描かれているモネが、絵の一番端で目立たないようにいるのは、モネがそういう性格だったのかなと推測したりしました。 ピエール=オーギュスト・ルノワール「バジールの肖像」「絵筆を持つクロード・モネ」ルノワールというと裸婦の絵で有名ですが、こういう絵を描いている時の画家を描いた絵も良いですね。ルノワールに関しては、僕には裸婦より画家を描いた絵の方が好きです。 ポール・セザンヌ「ギュスターヴ・ジェフロフ」書斎で机の上に本を広げ、椅子に座っている肖像画。この絵も気に入りました。背景に本棚があるので、本好きな僕にはそれだけで好きになる絵です。この絵もセザンヌ独特の色彩とタッチを堪能できます。5幻想の世界へ幻想的な作品や神秘的な作品が展示してありました。ギュスターヴ・モロー「ガラテア」肌の色がきれいで滑らかに描かれていました。緻密な描写の部分と荒い描写の部分があり、そういう描写によってより神秘性を増しているように感じました。神秘的な絵は特に好きというわけではないのですが、この絵はなかなか良かったです。 この企画展ではアンリ・ファンタン=ラトゥールの絵を実に長い時間見ていました。ファンタン=ラトゥールの絵と印象派の絵が一緒に展示してあると、どうしても印象派の絵が幼稚に思えてしまいます。印象派が当時は酷評されていたのがよくわかりました。印象派は好きなのですが、展示の仕方でこうなるものなのだと思いました。ポスターやチケット、それから図録の表紙になっているマネの絵は期待して行ったのですが、意外に感じるものが無かったです…。ただ、印象に残る絵ではありました。油彩画の他にも素描や写真も展示してありました。写真の作品は普段は美術館で全く見ないので、どう鑑賞して、どう良さを感じ取ったら良いのか、わかりませんでした…。あと何回か行く予定ですが、これからは人がもっと増えそうですね…ゆっくり落ち着いて鑑賞したいです。オルセー美術館展
2007.01.27
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「もっと知りたい狩野派 -探幽と江戸狩野派-」安村敏信(東京美術)「増補新装 カラー版日本美術史」監修=辻惟雄(美術出版社)最近は日本美術に興味を持っているので、この土日は天気が不安定だったこともあり、買ってからまだ読んでなかった日本美術についての本を読んでいました。「もっと知りたい狩野派」は狩野派の画家を一人一人取り上げ、どんな画風でどんな画家だったのか、それから狩野派について詳しく易しく書いてあって、まだ狩野派について詳しくない僕にはとても参考になりました。今までは狩野派といっても、ただ漠然と狩野派という派があったという程度にしか思っていなかったのですが、狩野派は始祖「狩野正信」が足利幕府の御用絵師となり、その後、狩野派は江戸幕府の御用絵師として幕末まで続いた由緒ある派だったそうです。特にこの本では狩野探幽を江戸狩野様式を完成させたとして多くのページを割いていました。狩野派は幕府御用絵師として仕えていた宗家やその一族が奥絵師としていて、その奥絵師に学んだ弟子が諸大名に仕えたり、町狩野として民間にも狩野派が活躍していたそうです。今でいう絵画教室でしょうか。従って、例えば琳派の尾形光琳や円山四条派の円山応挙も、初めは狩野派で学んでたそうです。なんとなく江戸時代というと、僕は浮世絵しか知らなかったのですが、江戸時代は狩野派が絵画の中心にあったようです。とてもためになった本なので、もう1回読んでみようと思ってます。この本を読んだことによって、今度、狩野派の絵を見る時は今までと違う感慨を受けるかもしれません。「増補新装 カラー版日本美術史」は、わかりやすそうで、それほどわかりやすくもない、ページ数の関係で文字数を絞った感じでした。あまり大昔の美術にはあまり興味が無いので室町時代から読みました。この本は1度読めばいいかなという感じでした。この本に似た「カラー版 日本美術史年表」の方が、もしかしたらもっとわかりやすいのかもしれないので、今度買ってみようかと思っています。もっと知りたい狩野派 -探幽と江戸狩野派-増補新装 カラー版日本美術史
2007.01.21
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「延長戦に入りました」奥田英朗(幻冬舎文庫)スポーツに関するエッセイ集。共感できる話、爆笑できる話、どうでもいい話、真面目な話、いろいろな話が載っています。笑える話だけ、あるいは真面目な話だけのエッセイ集ではないところが良かったです。★★★★☆延長戦に入りました
2007.01.16
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「風林火山」井上靖(新潮文庫)武田信玄に仕えた山本勘助の話。NHK大河ドラマの原作ということで読んでみました。冒頭から「城取り城取り」という台詞や“問題は実際に作戦に参画し、城取り、陣取りについての自分の才能を発揮できる地位を与えられるかどうかである。”という文章が出てくるので、戦での采配で活躍する場面が中心の小説かと思ったのですが、読み進めると信玄や由布姫などとの人間関係を中心として話が流れていき、期待してた流れにならず少し落胆…。途中から“人間関係を描いたドラマなんだ”と思うようにして気持ちを切り替えました。終わりが近付くと謙信との本格的な合戦になり、面白くなってきたところで終わり…。信玄が主人公でないとこうなってしまうのかと残念な思い。大河ドラマ、なんとなく観てみようと思ったので、観てます。大河ドラマを観るのは10年ぶりでしょうか。映画「武士の一分」はほどんど原作通りに作られていましたが、大河ドラマ「風林火山」は原作にはない若い頃の山本勘助から話が進められています。僕には原作の小説よりも大河ドラマの方が面白いです。★★★☆☆風林火山
2007.01.14
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今日は三井記念美術館の「新春の寿ぎ -国宝雪松図、卯花墻を中心に-」に行ってきました。第1室 茶道具「珠光青磁茶碗 銘波瀾」「中興名物 玳皮盞(鸞天目)」中国の茶碗はあまり見たことがなかったのですが、この2つを見て中国の茶碗も良いと感じました。また美術の興味範囲が広がりました。本阿弥光悦「黒楽茶碗 銘雨雲」光悦の茶碗は独特の雰囲気がありますね。好きというか、光悦らしさを感じます。第2室 茶道具「志野茶碗 銘卯花墻」小さな部屋ですが、この展示室にはこの国宝の茶碗だけが置いてあります。ホームページの画像では上から見た形はわかりませんが、実際に見るとつぶれてしまったように歪んでます。不思議な格子模様と歪んだ形…なぜこの茶碗が国宝なのか…奥の深い茶碗ですね。1回見ただけでは良さがわかりませんでした。第3室 茶道具名品展示・如庵「新春の取合せ」茶室に茶道具が展示してあります。展示室4 絵画狩野常信「寿老人・松竹図」やはり狩野派の絵は良いですね。右下を向いて少し哀愁を感じる寿老人です。微妙な顔の描写は素晴らしいです。円山応挙「雪松図屏風」国宝の屏風で、この美術館を代表する作品。去年、日本の美術に興味を持ち始めて、早くこの屏風を見たいと思っていました。実際に見ると、墨で描かれていて、特別緻密ということはなく普通の屏風絵のように思いましたが、ある程度離れて見ると、展示室のどの絵よりも存在感があり、雪の白と背景の金が印象的でした。白と金、あまりない組み合わせかもしれません。六曲一双なのですが、右隻より左隻の方が気に入りました。右隻は上に伸びて個性的、左隻は安定感があります。なんとなく、右隻が男性、左隻が女性、そして左隻の小さな松は子供かなと思いました。展示室5 工芸工芸品は特にコレというものはなかったのですが、どれも良かったです。展示室6 切手・「ベルギー王国とその切手」小さな展示室に切手が展示してあります。途中にこういうのが展示してあるのも悪くないですね。箸休めといった感じです。展示室7 江戸初期の宮廷文化と新指定重要文化財/新寄贈品土佐光起「女房三十六歌仙帖」鮮やかな色彩で緻密に描かれています。歌と絵、とても風雅で良い作品でした。こういう雅やかな作品を見ると心が広く明るく穏やかになるような感じます。伝 狩野永納「蛤香合」蛤に狩野派の絵。伝統的な物って良いですね。日本人で良かったと感じます。樂吉左衛門「焼貫き茶碗」「黒楽茶碗」「赤楽茶碗」千利休の時代から続く楽茶碗。当代の楽茶碗はとてもモダンでおしゃれな感じがします。時代に即した雰囲気です。永樂善五郎「松島絵茶碗」「交趾竹水差」「黒地扇面絵手桶水差」「松島絵茶碗」と「黒地扇面絵手桶水差」は雅やかで綺麗な茶碗と水差でした。うっとりと見入ってしまいます。「交趾竹水差」は緑と青の竹が描かれていて、シンプルで少し現代的な趣き。3つともとても気に入りました。どの作品もじっくり鑑賞すればしっかり心に染みるものばかりでした。今月いっぱいの企画展ですが、あと1回か2回来たいと思いました。一周して入り口の方に戻るのですが、そこにいろんな美術館のチラシが置いてあります。チラシの中には割引券を兼ねているものもあるのでいくつかもらって帰りました。三井記念美術館
2007.01.14
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「東京物語」奥田英朗(集英社文庫)1980年代を舞台にした小説。きっと作者と同じ年代の人なら懐かしさがあって良い小説だと感じる人も多いと思うのですが、僕は当時小学生で、なんとなく知っているようで知らない時代…。逆にもっと昔の話なら自分が全く経験していない時代の話として読めるのですが、中途半端に知っているようで知らない時代だと話に入り込めそうで入り込めないので、話が面白いようで面白くないような…。そんな感じでした。★★★☆☆東京物語
2007.01.09
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今日は三の丸尚蔵館の「福やござれ-寿ぎの美・新春に集う」に行ってきました。三の丸尚蔵館は初めて行きました。皇居東御苑内にある美術館です。皇居東御苑も初めてでした。地下鉄大手町駅から歩いて行き、大手門から入りました。大手濠を渡ったところに警察官らしき人がいたので、手荷物検査でもされるのかと思ったら、そのまま何もなく通過。監視、あるいは案内をしているだけのようですね。その先を進むと、柵に沿って交番のようなところの前を通るようになっていて、ここで入園料を払わないといけないのかと思ったら、僕の前を進んだ人が交番の中にいる人から何やら白い札を受け取ってました。自分も同じように受け取ると入園票のようなもので、帰る時は出口で返すように書いてありました。全く知らなかった仕組みでした。ホームページの皇居東御苑略図に「発券所」と書いてあったのはこのことだったんですね。何の券かと思ってました。そこからすぐに三の丸尚蔵館があります。10時少し前に入ったのですが職員さん以外は誰もいませんでした。その職員さん二人が展示品を見ながら話しているので、“まさか開館準備中で入ってはいけなかったのでは…”と心配になってきましたが、少しずつ自分以外にも入館者が来て“入っても大丈夫だったんだ”と胸をなでおろしました。最近は狩野派に興味を持っているので、今日は狩野探幽の「唐子遊図屏風」を特に期待して行ったのですが、なかなか良いと思いましたが、すごく良いというほどではなかったです。絵画で良かったのは、川端玉章「旭松岩上鶴図」、今尾景年「松鶴延齢図」、柴田是政「海老図(「漆画帖」のうち)」、橋本雅邦「寿老人亀鶴図」。その他、工芸品はどれも精巧で、縁起の良いものばかり揃っています。展示品を見ていくと、アッいうまに一周して入り口に戻ってきてしまいました。展示室が一室しかないのです。いつものようにもう一周して出ましたが、一時間弱で見終わりました。他の人なら30分かそれ以下で見終わると思います。図録や絵ハガキも売っていました。伊藤若冲や酒井抱一の絵ハガキが売っていて、どうせならこの二人の絵も見たいと思いました。この絵ハガキがほしくなりましたが、実際に見た絵の絵ハガキしか買わないと決めているので、今度実際に見た時に買うことにしました。予定よりも早く観終ってしまったので、どうしようか迷ったのですが、せっかくなので、この皇居東御苑を散策してみることにしました。北風が吹いていて少し寒かったのですが、皇居という最も有名でありながら初めて来たところなので、興味深く見てまわりました。咲き終わりのような椿がいたるところにあって、何も咲いてないよりは良かったです。江戸城本丸があったところは芝生の広場になっているのですね。今日は芝生の上に誰もいませんでしたが、春や秋の暖かい日は憩いの場として人が集まるのでしょうか。はじの方に「ジュウガツザクラ」というサクラが咲いてました。それから、天守台や二の丸庭園などを見てまわりました。忠臣蔵で有名な松の大廊下跡もありました。三の丸尚蔵館で過ごした時間より長く過ごしました。草木がたくさんあるところなので、当然のことながら冬以外の季節に来るのが良さそうです。一通り見終わり、ちょっと思案して、ここから地下鉄に乗って移動して美術館に行くと時間がなくなるので、皇居東御苑のすぐ近くにある東京国立近代美術館の常設展を見に行きました。第一日曜日で入館無料です。ここは近代の洋画も日本画も展示してあるのですが、最近は日本画を特に見たい気分になっているので、今日は日本画を重点的に観ました。最初の展示室では菱田春草「雀に鴉」が良かったです。雀と鴉を描くと、普通は雀は小さいのでかわいらしく鴉は黒くてずる賢い感じになりそうですが、この絵の鴉にはかわいらしさがあります。黒くても陰湿な感じがしません。人懐こいような雰囲気がありました。対して雀は絵の中に何羽も描かれていて、ヒッチコックの「鳥」じゃないですが、たくさんいると少し不気味さがありますし、中には少し鋭い目つきの雀もいて、かわいいようで怖いような。それほど難しいことを考えずただ鴉と雀がいるだけの絵として捉えればいいのですが、よく観るとそんな感じがしました。この絵の隣には渡辺省亭「雪中鴛鴦之図」があり、この絵はかわいい鴛鴦の絵でした。鴛鴦の後ろのにも鳥がいて、シンプルな構図の中に前後の空間を感じさせる工夫があることを気付きました。それから、洋画ですが、この展示室の和田英作「おうな」という夕日を浴びている老婆の絵はとても臨場感があり、素直に素晴らしいと思ってしまいます。この美術館で和田英作の絵はもう一点観たことがあるのですが、その絵も素晴らしく、和田英作という画家は色使いのうまさや描写力のある画家のようです。次の展示室で特に良かったのは速見御舟の「門(名主の家)」。去年のこの美術館の企画展「揺らぐ近代 日本画と洋画のはざまに」で速見御舟の写実的できっちり描かれた静物画を観たのですが、今日の絵も落ち着いた雰囲気でありながら堅固なものを感じます。また別の展示室には速水御舟の「夜梅」という作品があり、月に梅という風流な絵の中に完成された構図を感じます。まだ行ったことがないのですが、山種美術館の速水御舟「炎舞」「名樹散椿」も早く観てみたいです。その他では松岡映丘「屋島の義経」が少し大きな絵で細部もしっかり描かれていて印象に残っています。それから、鏑木清方「弥生の節句」「初冬の花」も鏑木清方らしい淡く優しい雰囲気で良かったです。また今日は東山魁夷の「たにま」「白夜光」を観て、東山魁夷の良さがわかってきた気がしました。東山魁夷の絵は少し幻想的で独特の静寂が画面を包んでいるように感じます。作品によっては抽象的に感じるくらいにシンプルな構成だったりします。この「たにま」という作品も、谷間だけが描かれているので自然の風景である谷間を描いているという感じがあまりないように思えます。「白夜光」は白夜のほのかな光に包まれた森を上から描いた俯瞰図で、幻想的で静かな世界が描かれています。とても気に入りました。帰りにミュージアムショップにこの絵の絵ハガキが売ってたので買いました。三の丸尚蔵館の後は予定とは違う方に進みましたが、とても楽しめました。また今度この道順で美術鑑賞しようと思います。三の丸尚蔵館東京国立近代美術館
2007.01.07
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「マドンナ」奥田英朗(講談社文庫)5つの短編「マドンナ」「ダンス」「総務は女房」「ボス」「パティオ」が収載されています。マドンナ:中間管理職の主人公が女子社員に恋してしまう淡く切ない話。中年の男性でなくても、片想いで告白できない時は誰でもそういう心境になってしまうだろうと共感してしまいます。恋愛小説は全然読まないので、もしかしたらありきたりな話かもしれませんが、なかなか面白かったです。ダンス:主人公の息子(高校生)がダンサーになろうとしていることを知る話。最後は、まぁまぁの終わり方でした。総務は女房:営業部の主人公が会社の習わしで局長候補として総務部で2年間働くことになる話。最後はもっと面白く終わると思っていたら普通に終わってしまいました…。ボス:中途採用で同い年の女性が主人公の新任部長になり、隙の無い部長に苛立ち奔走する話。途中で「もしかしてこういう落ちなのではないかと」予想できることが2つほどあり、実際にそういう落ちでした。パティオ:パティオと呼ばれる中庭で読書する老人と、その老人をビルの七階から眺める主人公の話。ある場所が賑わうことは良いことですが、賑わうことがないのも静かで良いことですね。老人が心地よく過ごせる場所も必要なんだと思いました。この本の中ではマドンナの次に面白かったです。「マドンナ」が一番面白く、次に「パティオ」、次に残りの3つでした。平均して☆4つといったところでしょうか。★★★★☆マドンナ
2007.01.05
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今日は東京国立博物館に行ってきました。1月2日と3日は獅子舞や和太鼓演奏があるということで初めて1月2日に行ってみました。目の前で獅子舞を見るのは初めてでしたが、お正月という感じがして良いものですね。見ていると、日本にいる、日本人であると感じます。獅子舞の次は和太鼓演奏。目の前で聴くと音の振動が体を突き抜けて邪気を払ってくれそうな気がします。和太鼓演奏する意味がわかった気がしました。展示作品のお目当ては長谷川等伯の「松林図屏風」と野々村仁清の「色絵月梅図茶壺」。長谷川等伯は出光美術館で2点見たことがありますが、あまり僕の心には響きませんでした…。今回の国宝「松林図屏風」はどうかと思って行ったのですが、素人ながらに思ったのは、長谷川等伯の絵はあまり間近で見ずに少し離れて見た方が良いということ。それで、描かれているものと何も描かれていない空間の良さを味わうといいのかなと思いました。墨で描かれている絵は奥が深いように感じます。野々村仁清の「色絵月梅図茶壺」は以前にこの博物館の企画展で見たことがあるのですが、やはり良いですね。その時に見た時は何もわからずに見ていたのですが、今はいろんな陶磁器を見てきたので、他の作品と比べて明らかに良いと思います。出光美術館にも「色絵芥子文茶壺」がありますが、月と梅が描かれている「色絵月梅図茶壺」の方が風流で好きです。他にも野々村仁清は、「色絵牡丹図水差」が雅やかな柄と絵で良かったですし、「白濁釉象嵌桜文茶碗」という白と灰色が混ざった色の茶碗が、華やかな茶壺とは対照的にシンプルで良かったです。できれば「野々村仁清展」をやってほしいと思ってしまいます。等伯と仁清以外では、長次郎の「黒楽茶碗 銘 尼寺」。少し口が傾いていて変化がありました。長次郎はどの茶碗も好きです。等伯以外にも本阿弥光悦や池大雅の国宝がありましたし、国宝や重要文化財に指定されてなくても良い作品がたくさんありました。この後、国立西洋美術館に行く予定でしたが、結局閉館まで見てしまったので行けませんでした…。お正月に獅子舞や和太鼓演奏と日本美術作品を見るのは良いですね。博物館に初もうでは毎年の恒例行事にしようと思いました。外国の方もちらほらいらっしゃいましたが、世界に誇れる日本の博物館ですね。博物館に初もうで
2007.01.02
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元日の夜はウィーンフィルニューイヤーコンサートを観て楽しんでます♪アンコール最後の曲「ラデツキー行進曲」を聴いた後は1年が良い年になるような気がします♪
2007.01.01
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明日、1月2日は「国立西洋美術館」「東京国立近代美術館」「ポーラ美術館」の入館料が無料です。ポーラ美術館は遠いので、国立西洋美術館と東京国立近代美術館には行こうと思っています。それから、無料ではないですが、東京国立博物館では長谷川等伯の「松林図屏風」や野々村仁清「色絵月梅図茶壺」が常設展で展示されるので行こうと思っています。美術館へ行こう ~A Day in the Museum~
2007.01.01
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今年のクラシックで活躍しそうな優駿たちを予想しました。GIまで行ってくれるとうれしいです☆ニュービギニングフサイチホウオードリームジャーニーアドマイヤオーラヴィクトリーダイワスカーレットウオッカアストンマーチャンルミナスハーバーアルティマトゥーレ
2007.01.01
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オルセー美術館展 東京都美術館 1月27日~4月8日20世紀美術探検 国立新美術館 1月21日~3月19日浮世絵名品展 太田記念美術館 前期 1月3日~1月26日 後期 2月1日~2月25日今年も海外からたくさんの名画が来ますね。まずはなんといっても「オルセー美術館展」。すでに神戸市立博物館で開催中ですが、東京では1月下旬から開催です。特にホイッスラーの「画家の母の肖像」やゴッホの「アルルのゴッホの寝室」は美術史の本にも載っているような絵ですのでとても楽しみです。今年、開館する「国立新美術館」。「20世紀美術探検」ということで、セザンヌ以外の作品は楽しめるか微妙ですが…新しい美術館なので美術館自体にも興味があります。浮世絵名品展ではフランスのギメ東洋美術館から浮世絵が来ます。北斎、写楽、広重などが見れるのは楽しみです。収蔵品の企画展では、挙げたらきりがないのですが、新春展 ニューオータニ美術館 1月1日~1月28日館蔵 花鳥画展 大倉集古館 1月2日~3月18日新春の寿ぎ―国宝雪松図、卯花墻を中心に― 三井記念美術館 1月4日~1月31日日本美術院の画家たち 松岡美術館 前期 1月5日~2月25日 後期 2月27日~4月22日古九谷-謎を秘めた躍動美- 戸栗美術館 1月6日~2月28日大名から侯爵へ-鍋島家の華- 泉屋博古館分館 1月6日~3月11日福やござれ 三の丸尚蔵館 前期 1月6日~2月4日 後期 2月10日~3月11日鏑木清方と仲間たち~金鈴社に集った人々 講談社野間記念美術館 1月13日~3月11日まだ先のことですが、3月にレオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」が来ます。ダ・ヴィンチの絵を日本で見られるのは幸せなことですが、ダリ展を上回る大混雑になりそうですね…。でも、楽しみです♪企画展一覧レオナルド・ダ・ヴィンチ 天才の実像
2007.01.01
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