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今日は午後から青葉賞を見に行きました。丁度10Rの輪乗りの頃に雷が鳴り始め、そして雨も降り始めました。レースは向こう正面で2番人気のナタラージャが競争中止。場内がどよめきました。1番人気のオーシャンエイプスは直線で伸びを欠き、後方から追い込んできたヒラボクロイヤルが差し切り勝ち。父は東京優駿を制したタニノギムレット。ヒラボクロイヤルは本番でも連には絡みそうですね。面白い存在です。第14回 青葉賞
2007.04.28
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今日は国立西洋美術館の「イタリア・ルネサンスの版画」に行ってきました。二回目です。やはりこの企画展ではマルカントニオ・ライモンディが一番良いです。まったく知らなかった人ですし、ルネサンス期の人なので今後作品を見る機会があるかわかりませんが、ライモンディの企画展があったら是非見たいと思いました。企画展を見た後は、また常設展の「平成14-18年度新収蔵版画作品展」を見ました。ここには切手や名刺ほどの大きさでありながら良くできている版画からピカソまでいろいろな版画があります。特に15世紀16世紀の細かい版画はいつまで見てても飽きないくらい精巧にできていると思います。第二第四土曜日は無料なので、また「平成14-18年度新収蔵版画作品展」を目当てに来ようかと思います。国立西洋美術館
2007.04.28
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「運のつき」養老孟司著(新潮文庫)著者の人生を遡りながら、著者がなぜこのような考え方をするようになったのかを解説した本。やはり養老孟司の本は面白いと思ったのですが、「全共闘」などという言葉が出てきて、(自分の勉強不足もありますが)体験してないことだけによくわからず、どうとらえていいのか迷うところがありました。★★★★☆運のつき
2007.04.26
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今日はサンスポ賞フローラSとジョッキーマスターズを観に行ってきました。今までは草花を愛でることなどしなかったのですが、今年になって草花を愛でるようになり、今日は場内の庭園を見てまわりました。まだ桜が咲いていましたし、池には鯉がいて、岩に亀が日光浴していて、のどかな日曜日です。サンスポ賞フローラSは、ベッラレイアが断然の人気。レースはイクスキューズがスローペースで絶妙の逃げ。ベッラレイアは直線で前が壁になりながらも外に持ち出して差しきり勝ち。ベッラレイアの勝利でナリタトップロード産駒重賞初勝利。本番の優駿牝馬では人気のダイワスカーレットを差しきれるかどうか、面白い存在ですね。最終レースの後、第1回ジョッキーマスターズが行われました。今回はダービーとオークスのジョッキーによるレースということです。パドックにジョッキーたちが姿を現すと歓声があがり、普段のレースとは違った盛り上がり方でした。スタート時にはスターターとして柴田政人元ジョッキーが登場。粋な演出で場内も盛り上がってGIファンファーレが鳴り響き、場内全体が華やかな雰囲気になりました。エキシビションレースとはいえ、ゲートが開くと本格的なレースとなり、直線ではスタンドから大歓声。最後は先に抜け出した河内洋ジョッキーを本田優ジョッキーと安田隆行ジョッキーが追い込みましたが3/4差で河内洋ジョッキーが勝利。スタンドからは9人のジョッキーに温かい拍手が送られました。勝馬投票券が発売されないレースでこれほど盛り上がるとは思いませんでした。みんな純粋にレースを楽しんでる雰囲気で、とても良い企画だと思いました。毎年開催してほしい企画ですね。サンスポ賞フローラSジョッキーマスターズ
2007.04.22
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今日は損保ジャパン東郷青児美術館の「ペルジーノ展 ~ラファエロが師と仰いだ神のごとき人~」に行ってきました。土曜日の午後でしたが、ゆったり見られるくらい空いていました。1473年の工房「ジョヴァンニ・アントニオ・ペトラツィオ・ダ・リエーティの娘の潰瘍を治す聖ベルナルディーノ」ペルジーノの作品ではないですが、15世紀の絵としてはよくできてると思いました。人物の描写もそれほど稚拙ではないですし、柱に使われている金色と青の組み合わせが気に入りました。ペルジーノ「石棺の上のキリスト」黒い背景に杭を打たれた手を見せるように腕を広げるキリストの絵。軽く目を閉じた顔から深い精神性や優しさを感じました。ペルジーノ「聖母子と二天使、鞭打ち苦行者信仰会の会員たち(慰めの聖母)」この企画展のポスターになっている作品。肌に独特の色艶があり、画面からなんとなく優しさを感じる作品でした。先日見たダ・ヴィンチの「受胎告知」では草花や天使の羽が写実的でしたが、ペルジーノの絵はシンプルで柔らかさというか優しさのようなものを感じます。ペルジーノ「聖母子と天使、聖フランチェスコ、聖ベルナルディーノ、信心会の会員たち(正義の信心会の旗幟)」この絵も上記の聖母子の絵に似た絵です。この絵には「セラフィム」という天使が描かれています。セラフィムには胴体がなく、子供の顔に6枚の羽という天使です。解説のパネルによると、天使にも階級があり、このセラフィムは一番上の階級の天使ということです。ダ・ヴィンチの「受胎告知」に描かれている大天使ガブリエルは「大」が付いているものの、階級としては下ということらしいです。それにしても、このセラフィム、子供の顔に羽だけという姿はなぜか不気味に見えます…。ペルジーノ「少年の肖像」黒い背景にうつろな目をした少年の絵。これも独特の肌の質感で、不思議な臨場感のある絵でした。うつろな目の奥に心が見え隠れしているようでした。ペルジーノの肖像画はなかなか良いです。ペルジーノはレオナルド・ダ・ヴィンチと同時代に生きた画家ですが、ダ・ヴィンチは写実的、ペルジーノは柔和な感じでした。初期ルネサンスの時代はまだあまり写実的ではなく、上記の絵以外は少し面白味のない、いかにも中世的で技術的に未熟な感じの絵が多かったです。金券ショップで200円引きでチケットを買い、普段なかなか見られないペルジーノの絵を見られることを考慮しても、ちょっと物足りなかった気がしました。もっと描写のしっかりした絵がいくつもあればもっと満足できたと思いますが、ペルジーノの絵はなかなか見られないので、もう1度見に行くかもしれません。損保ジャパン東郷青児美術館
2007.04.21
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火曜日の夜中に「武=孝太郎」という番組がやっていて、1回限りの番組かと思ったら、今週もやっていて、先週と今週は武豊と小泉孝太郎が社台スタリオンステーションに行って今は種牡馬として活躍している名馬とご対面。ディープインパクトをはじめとして、スペシャルウィーク、ダンスインザダーク、クロフネ、タニノギムレットなどがいました。それから、亡くなった名馬のお墓もありました。エルコンドルパサーやアドマイヤベガ、それからサンデーサイレンスとノーザンテーストのお墓も。最後はこれから名馬になるかもしれない2歳の2頭が登場。ディープインパクトの半妹(アグネスタキオン×ウインドインハーヘア)とエアグルーヴの子供(クロフネ×エアグルーヴ)。ディープインパクトの半妹はすごくかわいらしい顔☆エアグルーヴの子供は品のある雰囲気☆この2頭、来年のクラシックで活躍しているかもしれませんね☆
2007.04.18
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「ガール」奥田英朗著(講談社)いろんな悩みや問題を抱えた30代OLの短編集。悩みや問題を解決していくなかでいろんなことを学ぶ主人公。それぞれの話の終わり方が清々しくて面白かったです。★★★★★ガール
2007.04.17
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今日は国立西洋美術館の「チューリヒ工科大学版画素描館の所蔵作品による イタリア・ルネサンスの版画 ルネサンス美術を広めたニュー・メディア」に行ってきました。版画の企画展は初めてです。土曜日のお昼でしたが、館内は空いていました。第1章 イタリアにおけるエングレーヴィングの誕生アントニオ・ポッライウォーロ「裸の男たちの闘い」第2章 ヴェネツィアの版画アルブレヒト・デューラー「大きな馬」ベネディット・モンターニャ「岩窟の聖ヒエロニムス」第3章 マルカントニオ・ライモンディと盛期ルネサンスのローマの版画家たちマルカントニオ・ライモンディ「凱旋(ヤーコポ・リパンダの原画にもとづく)」マルカントニオ・ライモンディ「疫病(モルベット)(ラファエッロの原画にもとづく)」マルカントニオ・ライモンディ「クオス・エゴ(ラファエッロの原画にもとづく)」ジョヴァンニ・ヤーコポ・カラーリオ「楯と槍のある戦闘場面(ジュリオ・ロマーノの原画にもとづく)」第4章 新たな版画表現の追求コルネリス・コルト「アンジェリカを救出するルッジェーロ(ティツィアーノの原画にもとづく)」コルネリス・コルト「荒野で読書をする聖ヒエロニムス(ティツィアーノの原画にもとづく)」若干幼稚な作品もあり、少し物足りなさがあったのですが、常設展の1室で「平成14-18年度新収蔵版画作品展」として版画が展示されていて、(常設展の版画の方が良くできている物が多かったように思うのですが)常設展の版画も見ることによって100%鑑賞に満足した気分になりました。エングレーヴィングやエッチングの版画は「線」だけによる表現で、あまり面白味が無いと思っていたのですが、実際に見ると面白いものですね。線という最もシンプルな表現方法でどこまで描写できるか、というのは興味深いところです。会期はあと半月ほどですが、もう1度行こうと思います。イタリア・ルネサンスの版画国立西洋美術館に来た時は、外に展示してあるロダンの「カレーの市民」を見るのですが、今日は今まで気付かなかった人物がやけに良く見えました。ロダンの作品は見る度に新たな発見があります。
2007.04.14
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今日は東京国立博物館の「レオナルド・ダ・ヴィンチ-天才の実像」に行ってきました。開館時間(九時半)頃に着くように行ったのですが、開館十分前に着きました。既に門の前に列ができていました。それほど沢山の人がいるようには思わなかったのですが、大雑把に数えてみると百人ほどいました。この列はチケットを持っている人の列で、チケットを買う列は別でした。予め金券ショップでチケットを買っておいてよかったです。開館時間になると、列がそのまま門を通り、第1会場に進みました。大勢で列を作って進むのはちょっと修学旅行の気分。この企画展の第1展示室は、本館のいつもは閉鎖されている展示室。入る前に手荷物の検査と金属探知機をくぐりました。ここまで警備が厳しいとは思いませんでした。薄暗い展示室に入ると、ぼんやりとした光に浮かび上がるレオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」がありました。まずは少し遠くから眺めてみました。若い頃に描かれた作品なので、他のルネサンス期の絵とそれほど変わらない印象でした。それから目の前に行って見ると、天使の羽と地面に咲いている花の描写がとてもリアルでした。羽は「天使の羽」というより「鳥の羽」のようでした。その頃から鳥や花への観察眼は鋭かったのでしょう。第1展示室はこの1枚だけの展示で、30分ほど見てから、平成館の第2展示室に向かいました。第2展示室はレオナルド・ダ・ヴィンチの手稿を元にレオナルドが考えたことや発見したことなどが様々な展示物や映像で紹介してありました。ここはあまり期待してなかったのですが、予想以上にわかり易くて面白かったです。じっくり見て、映像も全部見たので全て見終わったら二時半になっていました。2005年の森アーツセンターギャラリーで開かれた「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」は“レスター手稿”の展示がメインでそれほど面白いものではなかったのですが、今回は油彩画を(1点ですが)見られて、第2展示室も面白くて良かったです。今度は“右側”から見てみたいので、もう1度見に行こうかと思っています。レオナルド・ダ・ヴィンチ-天才の実像
2007.04.13
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今日は国立新美術館の「大回顧展モネ 印象派の巨匠、その遺産」に行ってきました。11時頃に着いたのですが、入場10分待ちでした。展示室は第1章から第5章までの5つのテーマで分けられていました。その5つの中にもさらにテーマが設けられていて、モネの作風や業績がわかるようになっていました。第1章 近代生活「ゴーディベール夫人」1868年 オルセー美術館室内の女性を描いた作品。即興的な筆致でありながら、しっかりとした描写でした。モネは光の描写や移ろい行く色の変化などを追い求めた画家ですが、このように普通の肖像画を描き続けていても、歴史に名を残したのではないかと思わせるほど素晴らしい出来栄えです。モネらしい作品ではないですが、僕にはこの企画展で1番良かったといえるほど感動しました。「日傘の女性」1886年 オルセー美術館有名な絵なので期待していたのですが、意外にも感動はありませんでした…。感動しなかったのは自分でも不思議です。日傘の女性は他にも何点か描いているので、そちらの方もいつか見てみたいです。「読書をするシュザンヌと描くブランシュ」1887年 ロサンゼルス美術館草原で読書をする女性と、その横でパレットと筆を持って絵を描く女性。柔らかい筆致と色彩で、のんびりした雰囲気がとても良いです。第2章 印象光-Lumiere「アルジャントゥイユの小舟」1872年 オルセー美術館割と即興的に描かれている部分もありますが、乱雑な感じのしない作品で、のんびりとした雰囲気が気に入った作品です。「ヴェトイユ」1879年 トリトン財団、オランダ筆のタッチはやや細かく、全体的に鮮やかであり柔らかな色彩で穏やかにきれいな風景画です。階調-Valeurs「かささぎ」1868-69年 オルセー美術館雪景色を描いたものですが、雪の上の影に臨場感があり、光の陰影の描写が素晴らしいです。色彩-Couleurs「庭のカミーユ・モネと子供」1875年 ボストン美術館イスに座って縫い物をしているカミーユと、地面に座って本か何かを見ている子供。二人の背後には赤やピンクの花が植えられています。母子ときれいな花。穏やかな時間の流れを感じます。「モントルグイユ街、1878年パリ万博の祝祭」1878年 オルセー美術館モネの本にはたいてい載っている絵。手前から奥に伸びる道に溢れんばかりのフランス国旗。本で見た時は実に華やかな絵だと思ったのですが、実際に見るとそれほど華やかには見えなかったです…。悪くはなかったのですが、「日傘の女性」に続き、これも予想を若干下回った感動でした。第3章 構図簡素-Vide「地中海の岸辺、曇り日」1888年 青山ユニマット美術館手前左に岩場を描き奥に海と空が描かれていています。海や空は紫や橙色。簡素な構図の中に微妙な色彩の妙味があります。ジャポニスム-Japonisme「ヴァランジュヴィルの漁師小屋」1882年 ボストン美術館これも丘と海と空の構図ですが、こちらはきれいな青天です。これもシンプルな絵ですが、漁師小屋のまわりの草や花のいろんな色が見ていて飽きさせないです。「ポール=ドモワの洞窟」1886年 茨城県近代美術館画面の右上は岩場とそれに開いた洞窟、その他は海で、洞窟と海面という実にシンプルな作品。しかし、シンプルながらも、岩場の質感を感じますし岩場の配置から奥行きを感じられ、深みを感じる海の描写はとても素晴らしく感じます。こういうシンプルな構図でありながら奥行きや遠近感を意識した描写は浮世絵の影響でしょうか。平面構成-Composition en registres「ルエルの眺め」1858年 丸沼芸術の森所蔵(登録美術品として埼玉県立近代美術館に寄託)モネは1840年生まれなので、18歳の時の作品ですね。画面の奥には林があり手前は草原で草原を流れている小川で男性が一人で釣りをしている絵です。丁度良い程度に写実的で、見ていてとても心地良い作品です。この作品は、2004年に東京都現代美術館で開催された「花と緑の物語展」でも出品されていて、とても気に入っていた作品です。これで見たのは二度目ですが、また出会えて嬉しかったです。「ヴァランジュヴィルの風景」1882年 ポーラ美術館手前に草原、奥に海と青空。手前にはヒョロヒョロと細く長い木が数本立っています。青い空と海に手前の細い木が面白さがあります。反射映像-Reflets「アルジャントゥイユのレガッタ」1872年 オルセー美術館青い空と草木の茂った岸辺と川。川にはヨットが数隻あり、水面にはヨットと青い空が映っています。筆の跡がしかりとわかる筆致ですが、素早く描いてその場の雰囲気を画面に写し取ったような感じで乱雑さはなく、のどかな風景がとても良いです。「ヴェルノンの教会の眺め」1883年 吉野石膏株式会社(山形美術館に寄託)手前にセーヌ川が左右に流れ、奥に教会が見えます。柔らかい筆致で、描写が硬すぎず崩し過ぎず、このくらいの描写が僕は一番好きです。「セーヌ川の朝、霧」1897年 個人蔵画面の左側には草木がうっそうと生い茂って緑色で覆われ、画面の右側はセーヌ川が手前から奥へ(あるいは奥から手前へ)流れています。草木の緑と川や空は紫で、川の一部に草木が映っています。ぼんやりとした幻想的な風景です。「サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会から見たドゥカーレ宮」1908年 メトロポリタン美術館画面の手前が川で奥にドゥカーレ宮。川は青や紫、ドゥカーレ宮は橙色で描かれていて、幻想的な雰囲気がきれいです。「大運河、ヴェネツィア」1908年 ボストン美術館これも手前に画面手前に川で奥に建物が見える構図です。朝日(あるいは夕日?)が当たっていて、これも青、紫、橙色がきれいです。第4章 連作リズム-Rythme「ポプラ並木の下で、青天」1887年 州立美術館、シュトゥットガルト「エプト川のポプラ並木、風の日」1891年 オルセー美術館「ポプラ並木、秋」1891年 フィラデルフィア美術館「エプト川のポプラ並木」1891年 イセ文化基金ポプラ並木の連作はモネの連作の中でも一番好きです。直線的なポプラの木が幾何学的な美しさを感じ、連なるポプラの木々は遠くへ行くほど低く見え、その高低や木の間隔からリズムを感じます。色彩や構図やポプラの木から、様々な美を感じ取ることができるので、特別に好きな作品群です。形態-Forme「積みわら」1885年 大原美術館子供二人が積みわらに寄りかかって座っている絵。二人と積みわらには木の影で、奥の積みわらは太陽の光が当たっています。子供二人が座っているのでかわいらしさもあり、明るく穏やかな色彩もきれいで、太陽の陰陽で変化をつけているのも良かったです。「積みわら、雪の朝」1891年 ボストン美術館「積みわら、夏の終わり、朝」1891年 オルセー美術館この二つの絵の積みわらは円錐形をしているので、独特の形態です。積みわらを描くのはとても面白いと思います。変化-Variation「ルーアン大聖堂、正面とサン=ロマン塔」1893年 オルセー美術館「霧のルーアン大聖堂」1893-94年 青山ユニマット美術館ルーアン大聖堂という、そのもの自体に色や形の変化のないものを太陽の光の変化や霧という気象条件の違いによって、ルーアン大聖堂の表情の変化を捉えた作品。画面いっぱいに描かれているので迫力も感じます。移ろい-Ephemere「サン=ラザール駅」1877年 オルセー美術館これもモネの本にはよく載っている絵で、楽しみにしていたのですが…これも意外に感動がありませんでした…。「国会議事堂、日没」1904年 カイゼル・ヴィルヘルム美術館、クレフェルト「ロンドン、国会議事堂」1903年 マルロー美術館、ル・アーヴルロンドンの国会議事堂を描いた作品。ほとんど同じ場所で同じ時間に描かれていますが、「国会議事堂、日没」の方は、朱色の夕日(太陽)が描かれていて、「ロンドン、国会議事堂」は既に日が沈んでしまったようで夕日が描かれていません。同じ場所から描かれた絵なので、そのちょっとした違いの色の変化を味わえます。ぼんやりとした描写が夕方のしみじみとした雰囲気を醸し出しているようです。「チャリング・クロス橋」1899年 メナード美術館「テムズ川のチャリング・クロス橋」1903年 吉野石膏株式会社(山形美術館に寄託)「テムズ川のチャリング・クロス橋」1903年 リオン美術館この三点の絵もほとんど同じ場所から描かれていて、時間の変化によるテムズ川の水面のきらめきや色などの移ろいが堪能できます。上野の国立西洋美術館にも同じテーマの「チャーリング=クロス橋、ロンドン」という作品があり、とても好きな絵なのですが、その好きなテーマの絵が三点並べてあるのはとても嬉しかったですし、三点を鑑賞するのは実に幸せでした。第5章 睡蓮/庭筆触-Facture「睡蓮の池」1900年 ボストン美術館日本風の太鼓橋がかかった池の絵。赤や緑を中心に、青・紫・黄がちりばめられてカラフルですが、独特の筆致でクレヨンで描いたような趣で、それほどうるさくない程度にカラフルです。「日本風太鼓橋」1918-24 アサヒビール株式会社「日本風太鼓橋」1918-24 マルモッタン美術館この二つも日本風太鼓橋を描いた作品ですが、晩年に描かれていて、全体的に形態がハッキリせず、何か炎や蜃気楼がユラユラしているような感じです。綜合-Synthese「睡蓮」1907年 ポーラ美術館「睡蓮」1907年 和泉市久保惣記念美術館モネの睡蓮といえばほとんどの人が思い浮かべる水面に睡蓮の絵。改めて睡蓮は良いテーマだと思いました。モネが20世紀美術に与えた影響というのはあまり意識したことがなかったのですが、こうやって企画展としてテーマごとに分けて展示して20美術への影響についての説明を読むと、ただ人気のある画家という意識から、20世紀美術に大きな影響を与えた画家という意識に変わりました。最後の展示室の後はグッズ売り場。いつものように図録を買って、絵ハガキも買ったのですが、12枚も買ってしまいました。これほど絵ハガキを買ったのは初めてで、最高記録です。二時頃に展示室を出たら入場待ちの行列はありませんでした。朝の方が込むのでしょうか。あと1回か2回行きたいです。大回顧展モネ 印象派の巨匠、その遺産
2007.04.08
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今日は東京都美術館の「オルセー美術館展」に行ってきました。9時5分頃に着き、並ばずに入れたのですが、館内は既に週末の午後くらいの人込みでした。今回、新たに良いと感じたのは、エドワード・スタイケン「田園、月光」「月光、池」「谷への道、月光」写真作品ですが、幻想的で良い作品でした。最近は少しずつ写真作品の良さがわかってきました。今回も改めて良いと思った作品は、ポール・セザンヌ「サント=ヴィクトワール山」セザンヌらしい色彩と筆致をいつまでも見ていたくなります。アンリ・ファンタン=ラトゥール「バティニョールのアトリエ」写実的で臨場感あふれる絵。本当に素晴らしい絵だと思います。ホイッスラーの「画家の母の肖像」やゴッホの「アルルのゴッホの寝室」など、有名な絵が来て、そういう絵が見られたことは嬉しかったのですが、オルセー美術館といえばコレ!という絵もあともう少し来てほしかったです。今度は自分がオルセー美術館の方に赴きたいと思いました。オルセー美術館展
2007.04.07
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三月中頃からHTMLやCSSの本を読んで勉強していました。つい熱中してブログの方が疎かになってしまいました。気付いたら最後の記事を書いてから半月ほど経ってますね。その間も、美術館などには行っていたので、追々書いておこうと思っています。ホームページにHTMLとCSSの一覧表のページを加えました。見ても面白くないと思いますが、HTMLのページの色の一覧はカラフルでちょっときれいなんじゃないかと思います。TAKESHI WEBSITE
2007.04.04
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今日は東京ミッドタウン内のサントリー美術館の「開館記念展I「日本を祝う」」に行ってきました。新しくできた東京ミッドタウン自体が初めて行くところで、なおかつ移転する前のサントリー美術館も行ったことがなかったので、サントリー美術館の展示作品を見るのも初めてでした。東京メトロ日比谷線六本木駅から地下通路を通って行きました。すると、テレビCMで見た石のオブジェがありました。石という硬い物質も、このような形だと親しみがあって良いと思いました。美術館で展示されている作品はほとんど手を触れてはいけないのですが、これは触れてもいいようなので触ってみました。見た目どおりに表面はなめらかな触り心地でした。「東京ミッドタウン フロアガイド」という小さな冊子を手にしてサントリー美術館を目指しました。敷地内に「サントリー美術館」が独立した建物としてあるのだと思っていたら、三階のフロアの一部がサントリー美術館となっていて、三階と四階が展示室になっていました。三階でチケットを買い、展示室の入り口は四階でした。狩野探幽「桐鳳凰図屏風」六曲一双の屏風絵。左右に一対ずつ鳳凰の番いが描かれ、右隻には子供のような鳳凰も描かれていました。鳳凰・桐・岩・川・雲が描かれていて、シンプルな作風によって空間を感じさせる狩野探幽らしい屏風絵でした。「切子藍色船形鉢」藍色と透明なガラスで作られた船形鉢。きれいな透明と藍色が良かったです。影まできれいでした。「浮線綾螺鈿蒔絵手箱[国宝]」表面が金で覆われ、浮線綾という文様が並べられています。この文様が独特で、とても素晴らしいです。鎌倉時代に作られたものですが、こういう昔の文様を見ると、現代のどんなデザインもかなわないくらい優れていると感じます。この国宝を見た後は、最初に来たエレベーターのところに戻ってきてしまい、“たったこれだけの展示量か…”と思ったら奥の階段を下がって、まだ下の階に展示室がありました。CMでも見た壁際に沿った階段を下りていきます。降りたフロアの窓際にイスが並べられていて、外を見ながら休憩できました。ここから外を眺めると、CMで見た橋が見えました。「色絵組紐文皿(肥前・鍋島藩窯)」「色絵毘沙門亀甲文皿(肥前・鍋島藩窯)」鍋島の皿は好きなので、当然この二つの皿も気に入りました。赤と青の二本の紐が描かれているシンプルな皿と、毘沙門亀甲文という独特の模様の皿。野々村仁清「色絵七宝繋文茶碗」黒地に七宝文と蓮弁文という文様が描かれています。黒を基調としているので落ち着いた趣ですが、周囲に並べられた文様が雅やかな雰囲気を醸し出しています。「紫色藤蒔絵徳利」紫色のガラスの徳利で、金色の藤の花が描かれています。紫色とガラスの透明感、それに金色の藤で独特の雰囲気があります。「藍色ちろり」藍色のガラスでできたちろり(湯に入れて酒を温める器具)。深みがありながら爽やかさもある藍色で、姿は落ち着きがあり凛としていて、生気さえ感じられそうな雰囲気でした。最後の作品を見終わると、最初にチケットを買った入り口に戻りました。ミュージアムショップとカフェはチケットを買わなくても入れるようになっています。狩野探幽、野々村仁清、それに国宝の手箱やガラス作品とバラエティに富んだ展示でなかなか面白かったです。サントリー美術館
2007.04.01
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