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5月頃からずっと咲き続けているチロリアンランプアメリカ大統領トランプ氏による関税政策は連邦裁判所で違法と判決されトランプ氏は最高裁判所に上訴した。日本とアメリカは過去を振り返ると争いの歴史であった。1905年に日露戦争に勝った日本に対し、日本人に席巻される恐れから移民が上陸するカリフォルニアで排日運動が激化した。カリフォルニア州は1913年に日本人の土地取得を制限する「排日土地法」を制定し、1920年にはさらに制限を強化した修正法を制定した。さらに1924年には排外主義が全米に広がり、連邦議会で移民法(排日移民法)が成立した。これに対して日本各地で反米運動や米国製品の不買運動がおこった。移民法は日米両国間の争いの種になり、1941年の太平洋戦争開戦の遠因の一つになった。戦争は開戦直後は優勢の時もあったが徐々に旗色が悪くなり、1945年には無条件降伏して敗戦した。終戦43年後の1988年レーガン政権時に米議会は戦時中日本人収容の誤りを謝罪し、補償した。これで移民法制定以来のアメリカの独善や排外主義が修復されたかに思われたが、第二次トランプ政権になってその修復力は弱くなり、良心や道徳的公正さも減弱してしまった。1865年南北戦争で北軍が勝利してから関税が引き上げられ、保護主義が取られていたが、1929年の世界恐慌と同時期に制定されスムート・ホーリー法の高関税が大戦の一因になった反省から、アメリカは自由貿易に転じて今日まで来ていたが、今トランプ氏が再度保護貿易主義、高関税に舵を切ろうとしている。トランプ氏の関税政策は法に違反しているが、彼の法順守への考えは薄く、関税だけでなく様々な法律違反を犯している。移民の一切摘発をきっかけにカリフォルニア州でおきた抗議デモに対して州知事の同意を得ずに州兵の派遣を命じたり、主要大学に対して反ユダヤ主義を放置したなどとして補助金を次々に打ち切り、学問の自由や大学の自治を侵害している。そのようなトランプ氏に対し、我が国政府を始め、殆どの国々が翻弄され、弄ばされている。世界一お金持ちで世界一軍事力のある国の大統領なだけに各国政府の役人や首長などでは太刀打ちできないのかもしれない。世界中の知性が集まり、現状打開のための対策を話しあった方がいいと思う。
2025.08.31
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今朝の朝顔人間は各成長時期に応じてそれぞれの夢を持って生きているのではないかと思う。子供の頃はスポーツ選手、看護師、保母さん、ユーチューバーなどに憧れ夢見ることが多い。青年期になるとカッコいい恋人を夢見ることもあるし、社会で活躍するために仕事選びや大学選びやその準備に明け暮れることもある。壮年期には家族の健康や進路、国際社会の安定と平和への願い、日常業務の安定など、生活や社会に結び付いた様々な夢があると思う。老年になったらどうだろうか?若い時にはその夢が目標になり、エネルギーとなり、活力にもなってきた。しかし 老齢になったら夢とか願いは殆ど無くなり、認知症にならないでもらいたい、がんなどの病気にならないように、配偶者に健康でいてもらいたい、孫やひ孫が健康で活躍してもらいたいなど自分や家族の健康や幸せを願うものが多くなると思われる。私は今83歳でリハビリ病院の常勤医師として働いている。夢は患者さんが少しでも健康になり、喜んでくれることである。それが張り合いで生きがいになっている。しかし働いている時はそれでよいが、夜間や土日など仕事から離れた時の夢や生きがいが浮かんでこない。体力をつけようと朝と寝る前に体操しているが効果はないようだ。趣味はピアノや歌を歌ったりすることで先生に就いている。テレビや新聞をよく読んで世相に関心があるが、そこまでで先頭に立って改革運動や平和活動を推進するまでの気迫や体力はない。患者さんに喜んでもらうという今の夢を継続していくためには丈夫な体力を保たなければならない。今後の夢は体力向上を目指していくことかなと思い、夕食後に近所の武田神社まで歩いて行こうと思い、3日続いていて、今日で4日目だが、これを続けることに夢を託そうかなと思っている。
2025.08.30
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チョウマメ(蝶豆)県医師会報8月号に「あなたの夢の過去・現在・未来」をテーマにするかテーマ自由の読者投稿ページの特集があった。23人の会員が投稿しており、いずれも素晴らしい投稿で皆さん真面目に生きてきたのだなと感心し、心が明るくなった。中には小学校時代はバスの運転手になるのが夢だったが高校生になると周りに医学部志望の生徒が多く、自分も医学部を受けて医者になった者もいれば、中学3年時に母親が子宮がんになり、医師が夢の一つになったという人もいた。それらを読んでいるうちに自分の過去・現在・未来の夢を書いてみたくなった。私は生まれて直ぐ、どこの誰だか知らないが「この子は賢そうなので何十年に一人生まれる子で凄い人物になるよ」と言われたという話を両親から何度か聞いた。現実は農家の長男なので、子供時代漠然と農家の後を継ぐと思っていて特別に何かになりたいなどの夢はなかった。しかし農業高校に入学した時、土起こしや肥桶担ぎ等が自分が思っていた高校生活とあまりに違っていたので退学したくなって受け持ちの先生の所に退学を伝えに行ったら「退学したら不良になるだけだ。この高校から東大に受かった先輩がいる。君も受けてみたらどうだ」と言われた。その時から東大に受かることが夢であり目標になった。農業高校にいながら夢中で勉強したが東大には受からず、静岡大学理学部に入れた。大学には入ったけれど目標とか夢がなく、専攻を決めることが出来なかった。その頃寮に入っていたがそこでシュバイツアーの伝記を読んでシュバイツアーのように生きたいと思った。医師になりアフリカに行くのだというのが私の夢になった。その夢をかなえるために東京に出て港湾労働をしながら勉強して医学部に入り医師になった。夢だったアフリカに行こうと手続きを進めたが周囲の猛烈な反対に遭いその夢は叶わなかった。アフリカに行く夢は叶わなかったが、その後は病気で苦しむ患者さんのために尽くすのが夢になり、それが現在の夢として継続している。未来の夢はどうなのか?今や高齢になり見る影もない。夢見ることもなく、死を待つだけの心境である。生まれた時、どこかの人が「何十年に一人生まれる人で立派な人になる」と言ってくれたとのことだがその面影はない。医師会報に書かれた皆さんは未来の夢として旅行する事、大型犬を飼うこと、スイーツを食べて歩くこと等を語っていたが、私にはその気力も体力もない。運命に任せるしかないが、お迎えがくる最後の時までは元気で暮らしていたい。強いて言えば、私の未来の夢はその時まで健康で意欲を失わないで生きたいということだ。靴下を脱ぐ時でもふらふらしてどこかにつかまりながら脱がないと危ない状況になってしまったが、挑戦の姿勢を失わないで生きて行こうと思う。
2025.08.28
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今庭で咲いている花 ガーベラ私は子供時代からラジオやテレビのドラマに夢中になる質で今は38年前に朝ドラで放送されて再放送のチョっちゃんに夢中で7時15分からテレビに釘付けになっている。黒柳徹子さんのお母さんの自伝に基づいたドラマでシナリオも役者も素晴らしくよくここまで行きわたった素晴らしい作品が出来上がったものだと感心しながら観ている。最近は世良公則演ずるチョっちゃんの旦那さんでピアニストの岩崎要さんが息子にバイオリンを教える場面がよく出てくる。父親に言われて息子は指から血を出しながらも必死で繰り返し練習させられる。自由の時間がなく息子は辛くて隣の建具屋さんに逃げ込んだり、物陰に隠れて泣いたりしていた。チョっちゃんは息子の状況を案じて「もっと優しく、もっと遊ぶ時間も与えてやって下さい」とお願いするが、父親は「息子に見込みがありそうなので厳しくしているのだ、1日練習を休めば3日かかってやっと元に戻れるのだ。1日一秒たりとも休む訳にはいかない」と相手にしてくれない。息子は息苦しくて死にたいと思っていたかもしれないが、父親は容赦なく「お前のためだ」と言って厳しい指導を続けている。これはドラマの中の話だが、現実にも音楽やスポーツ、芸能などの指導で息苦しい思いをしている子供は多いと思う。その厳しい指導のおかげで自分はこれだけの演奏家になれたとか有名なスポーツ選手になれたというケースもあるとは思うが、大半は親の厳しい指導にうんざりしたり、ぐれたり、反抗したりしているケースの方が多いと思う。数日前中学3年生が父親をめった刺しにして殺めた事件があった。父親を憎んでいたとのことである。父親は医者で自分と同じような医者になってもらうためには難関の医学部に合格してもらわなければならない。少年はスポーツが好きでサッカー部などで活躍していたが、恐らく父親は勉強しろ、勉強しろとうるさかったのだと思う。そして父親を大嫌いになり、憎み、このような犯行に及んだと思われる。親は子供のためと思って音楽やスポーツ、医学へ進むための勉強を強制するがそれが父親の期待通りに奏功することは少ない。子供の将来を狭い範囲に規制しては子供が可哀そうである。子供が好きな道に進むように援助してやるのが親の役割だと考える。
2025.08.27
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ゼフィランサス・エイジャックス私は土日を使って英会話、歌謡、ピアノの個人レッスンに通っていた。そのうち英会話についてはコロナの流行につれて、スマホでのリモートレッスンに切り替えたが、電波事情が悪く、時々うまくつながらず、一旦休みにしてコロナが終わったら再開しましょうとお別れしてそのままになっている。歌謡とピアノについてはコロナの最盛期にはお休みにしてその後は継続してきた。しかし高齢になったので来年の誕生日には運転免許証を返納することにしている。それにつれて趣味については車でないと行けないところなので歌謡につてはその旨お話して来年でレッスンを終了することにした。ピアノも今週の日曜日その旨先生にお話しして来年でレッスンを止めさせて頂くことにした。音楽とかスポーツには才能があり、どんなに努力しても最低ラインにも到達できないこともある。それは分かっていたので「こんなことも出来ないのか」と先生はどんなにあきれておられたかことかと思ってきた。今度止めると聞いてホットなさったのではないかと思った。ところが先生は随分がっかりして「それなら私がお家迄いきましょうか?」と言って下さった。それはお断りしたが、私が思っていたほど「出来が悪くて教えるのが嫌でたまらなかった生徒」ではなかったみたいだ。出来は悪かったが一生懸命努力していた姿を好もしく思ってくれていたのではないかと思って胸が熱くなった。その日のレッスンでは一段と分かりずらい方法で教えてくれて、能力の低いものがついていくのは大変だと思ったが、先生のお気持ちが分かったし、後1年しかないレッスンなので自分を無にしてついて行こうと思った。
2025.08.26
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今は時期的に咲いている花が少く、今の猛暑のなかでも咲いている花はさらに少ないが、松葉牡丹が咲いていたので掲載させて頂いた。(松葉牡丹は本年2度目の掲載になりますがご容赦下さい)昨日韓国の李在明(イジェンミョン)大統領が来日し、日本の石破首相と和やかに友好的に会談できたのは大変良かったと思う。お二人とも立派な指導者であって欲しいと願っている。『21世紀の対話』では指導者の条件についてどのように語られていたかみて見たい。池田「現在世界は決して平和で安定しているとは言えません。世界が抱える諸問題を解決していくには優れた叡智と高邁な理念に裏付けられたリーダーシップが要求されます。」トインビー「一つの民主的形態が満足に機能するためには策謀家でも扇動家でもない指導者、つまり国民が抑圧されたり、感情をあおられたりすることなく、その指導に従えるような、明らかに倫理的、知的長所を備えた人物が必要とされます。指導者の担う役割は明らかに最大級の社会的意義を持つものです。しかし利他的な理由でこれを請け負うとなるとそこには非常に公共的精神と無私の献身が要求されると思います。」池田「指導者は民衆に迎合するために自己を欺いてもいけませんし、自己の信念を通すために民衆を欺いてもいけません。どこまでも真実と誠実を根本としていかなければなりません。もし自己に対しても民衆に対しても欺瞞があったならば、彼はその瞬間から指導者としての資格を失うと思います。資格がないのにその権力の座を保持することに終始する政治家ほど社会にとって迷惑な存在はないと思います。私は政治家に望まれるのは自己に対しても民衆に対しても変わることのない真実、正義感、公正さをつらぬく事だと考えます。優れた指導者に要請される資質とは、勇気、正義、常識、寛容、礼儀などであり、それらが発揮されるための不可欠の条件とは、大衆とともに語り、大衆のために戦い、大衆の中に死んでいくという決意でしょう。」トインビー「私も凡庸な資質の指導者であってはどんな政治体制も首尾よく運営していくことは出来ないと思います。アメリカ大統領の歴史にも凡庸な大統領が何人かいましたが、彼らは結局扇動家や策謀家よりも国家にとって大きな害をなしてきました。」お二人は理想の指導者論を語っており、中々そのような資質を備えた指導者は少ないと思いますが、その理想に近い人を選んでいくことが、人類の進歩のために大切だなと思いました。国政選挙や総裁選、首班指名選挙ではこの本をもう一度読み返して、書かれている理想に近い人を選んで頂きたいと切に思いました。
2025.08.24
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スイカを2本植えて1本に2個実り他の一本には未成熟ながら一個実って合計3個収穫した。この写真が最後の一個だが日光にもよく当たり、首の蔓が茶色になるまで畑に置いたので一番おいしいのではないかと期待している。3~4日前から左下の犬歯が痛くてものが全く食べられなくなった。右で噛んでも噛んだ時左も触るので痛くて何も食べられない状況だった。恐らく歯髄炎で歯の根元にバイ菌が入った結果ではなかろうかと思い、一昨日の昼から抗生物質レボフロキサシンを服用してみた。とても良く効いて右で噛めば何とか噛める状態になった。それでも歯医者さんに診てもらった方がいいと思って本日午前中歯科医院に行ってきた。「抗生物質が効いたみたいですが、薬を飲まないとまた痛くなるかもしれないので歯に穴をあけて神経を抜き取ることにしましょう」とせっせとドリルで歯に穴を開けて神経の穴を探すも、行けども行けども神経管の部分が見つからず「神経が石灰化していて一部は神経に到達できたが他の孔は見つからないので来週又来てください」とのことで目的を果たせず帰ってきた。幸い抗生物質で痛みは止まっているので物は食べられるが治療の行き先を考えると気が重い。結局神経の孔が見つからずにその歯を抜かなければならないことになるかも知れない。でも抗生物質で今痛みがほぼ止まっているので今日孔を見つけようとして歯を削ったところはセメントで塞いで使えるだけ使ってみることになるかも知れない。爆弾を抱えているのにそれを取り除くことが出来ない状態は辛いが、気にしてもしょうがない。抗生物質で救ってもらってる間は、歯のことは考えないで元気に生きようと思う。
2025.08.23
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二十一世紀への対話: 対談 (中) (聖教ワイド文庫 9)価格:858円(税込、送料無料) (2025/8/22時点)楽天で購入今アメリカのトランプ大統領の仲介でロシアとウクライナ、ハマスとイスラエルが休戦、和平交渉を進めている。殺し合いの戦争を一刻も早くやめてもらいたいのは全世界民の願いだと思う。戦争の根底には愛国心が関係しており、池田氏とトインビー氏はその点についてどのように語っていたか見てみたい。池田「自分自身が生きている国土や社会を愛し、発展させていこうと願うことは、自分の生命を慈しみ、生活を向上させようとする人間の本性に根差したもので、そうした意欲も気力もなかったなら今日の人類社会の発展はなかったことでしょう。しかし自身の生存する社会への自然な愛が国家対国家の対立の中に巻き込まれ、利用され始めると人間の心の自然の発露が国家という次元の異なる原理によって変形してしまいます。国家対国家の関係は敵対関係としてとらえられることがあり、必然的に自国が他国に優位に立つことを要求します。また国民の意識の上にもあらゆる点において他の国より優れた国家として自覚することを要求します。自己の生存する社会への純粋な愛であったものが、他国民への憎悪ないしは蔑視に変わり、国家社会のための自己犠牲へと変質してしまいます。現代人にとって生活の基盤は全世界的基盤に広がっており、人間の生存の基盤が国家という狭い枠に閉じ込められていません。現在においては自分が生きている国土とは、そのまま世界を意味すると言えます。かっての愛国心に当たるものを現在に求めるとするなら、世界全体をわが祖国とする人類愛であり、世界愛でなくてはならないと思います。」トインビー「これまで人類の居住地のうちその住民と政府のみに捧げられてきた政治的献身は今や全人類と全世界、いな全宇宙に向けられなければなりません。私は人間にとっての正しい崇拝の対象とは「宇宙の中に、その向こうに、またその背後にある、究極の実在である」と信じています。私は「至高なる目的とは、人格の顕現、諸人への愛を第一義とする」とする王陽明の格言に賛同しています。愛は自我を全宇宙との調和へと引き戻す衝動です。」50年前にお二人はこのような会話をしていた。しかし現実には未だに国家に拘って戦争したり、トランプ氏のように恥ずかしげもなく「アメリカファースト」と叫んでいる人もいる。多くの人に『21世紀への対話』を読んでもらわなくてはと思った。
2025.08.22
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二十一世紀への対話: 対談 (中) (聖教ワイド文庫 9)価格:858円(税込、送料無料) (2025/8/20時点)楽天で購入 21世紀への対話とは池田大作氏とアーノルド・トインビー氏が今から50年前の20世紀に次の世紀である21世紀に向かって人類は如何なることを考え如何なることをしていったらよいかを語り合った内容である。本対談は元々口頭で行われたものであり、二人はロンドンで会い約10日間に渡って話し合った。本書の内容は実に多種多彩であり、あるものは当時の差し迫った関心事であり、あるものは我々の祖先が自意識に目覚めてよりこのかたずっと思索され続けてきた永久に重要な疑問でもある。東アジア人である池田大作氏と西欧人であるトインビー氏が東西の文化の源流や宗教、次の世紀に対して目指すべきことについて縦横無尽に語り合った内容である。本書は130以上の言語に翻訳され世界中の人達に読み継がれてきた本である。私も50年前に読んで感銘を受けたが、半世紀経った今、再度お二人の慧眼に触れようと読み始めている。先日その(上)を読み終えたのでこれから(中)を読み始めようと思っている。
2025.08.20
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ハクチョウソウ(白蝶草)が今も沢山咲いている4日前に咲き始めた高砂百合がほぼ咲きそろった咲き終わったと思っていたアメリカフヨウ(白)がまた咲いていた咲き終わったと思っていたアメリカフヨウのピンクが白が咲いたらそれにつられて同時に咲いていた。私は毎朝6時25分からのテレビ体操をしている。今朝も暑すぎて寝ていられないので体操前に起きて庭にでてみた。今は暑すぎて咲いている花は少ないが白蝶草は今朝も元気に咲いていた。待ち望んでいた高砂百合が咲き始めたと思ったら蕾全部が咲いていた。大きな花が咲いているが何だと思ったらかなり前に咲き終わったアメリカフヨウの白とピンクが株は違うのに同時に咲いていた。花は咲き終わったら枯れて消えていく。私もその時期にさしかかっているといつも思っている。でも枯れたと思ったアメリカフヨウが再度花を咲かせたのは、不気味ではあるが、人生でもそういうことが起こることがあるかもしれないということだなと思った。体操までまだ時間が少しあったので、新聞を開いてみたら【折々のことば】で佐賀県の女子児童が授業参観に来たフィリッピン人の母親に向かって「何で来たと!はずかしい!」と叫んだ。母親は気を使って去って行ったが、後年その後姿を思い出し嗚咽するという小さな囲み記事があった。その欄の一番下には高校野球の結果が載っていて県立岐阜商業が横浜高校に勝ち明日の準決勝に出場することが出ていた。県岐阜商高のライト横山選手は生まれつき左の指がないのだ。その苦悩はフイリッピン人の母親を持つこと以上の苦痛だったと思われる。しかしそれを克服して野球選手になり、甲子園に出場するまでになったのである。自然の力は凄い。アメリカフヨウが復活することがあり、フィリッピン人でもタイ人でも何処の国の人でも尊重される時代が来たし、左手の指がなくたって甲子園に出場できることだってあるのだ、ということが現実に起きている。今の私達は諦めの中で生きている人が多いと思う。日々挑戦して生きていれば何が起きるか分からないのが自然界の流れだと思う。老齢だからと諦めないで、今まで通り、挑戦しながら生きていくのでいいのだなと思った。
2025.08.20
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家の裏側に高砂百合が生えていていつ咲くだろうとずっと待ち続けていたが3日前にやっと1個が咲いた。てっぺんに蕾が沢山ついているのでこれから次々に咲いてくれるのではないかと思う。第107回全国高校野球選手権大会、昨年の優勝校京都国際高校と今まで一度もベスト8まで進んだことがない(春の選抜高校野球では優勝したことがあるが)山梨学院高校が対戦し、通勤途中でラジオを聴いていたら1回の表にいきなり京都国際が1点入れ、攻守とも筋金入りの京都国際がそのまま有利に試合を進め山梨学院は苦しいのではないかと思った。院内では患者さん達がテレビを観ていたがチラッと通り観することはあっても留まっては観れないので気にはなっていたが結果は知らなかった。しかし最後に山梨学院の監督がインタビューを受けており、勝ったのだなと思った。監督は高ぶることなく「このような機会を与えて頂いたので次の試合もそれに感謝していい試合をしたい」と述べていた。京都国際は昨年優勝した強豪で昨年の優勝投手が今年も健在で打ち崩すのは難しいだろうと思われていたが、結果は11対4で山梨が勝ってしまった。本日で4強が出そろうがまず山梨学院が残り、日大三校が関東一校を5対3で破り、県岐岐阜高が横浜高校を8対7で破り、今戦っている沖縄尚学と東洋大姫路の勝者が4強に残ることになる。山梨学院だけでなく山梨県勢はどこも夏の全国高校野球で優勝したことはなく、決勝に出たこともない。次の試合で勝ちぬいて決勝に出てもらいたいと願っている。参加チームは年々減少しており、今年は予選から3,396チームが参加したとのことだが、その頂点に立ってもらいたいと思う。でも勝負は時の運でどうなるか分からない。期待しすぎると落胆が大きいので、あまり期待しないで見守っていこうと思う。
2025.08.19
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ムラサキゴテン農水省とスポーツ庁が引退後のスポーツ選手を後継者不足で高齢化が進む農業などに従事できる道を切り開くための勉強会を立ち上げたとの記事を読んだ。20~30台で引退するアスリートに対し第2の人生を提供する場として農業などを勧めるのはどうかという協議会である。実際に有名なスポーツ選手が農業に転身して成功している例も多い。中垣内祐一(バレーボール)→米農家(福井県)、篠原信一(柔道)→ブルーベリー(長野県)、川口和久(プロ野球)→米農家(鳥取県)、高原直恭(サッカー)→コーヒー(沖縄県)、石川直宏(サッカー)→トウモロコシ(長野県)、三ツ間卓也(プロ野球)→イチゴ(神奈川県)等が挙げられていたが他にも活躍している前アスリートは多いと思う。農業では体力があった方がよい。その点アスリートは鍛え抜かれた肉体と体力を持っている。受け皿さえあったら第2の人生を拓く道としてかなり相応しいと考えられる。一般にアスリートの引退後はコーチや監督などの指導者やスポーツ放送の解説者などになっている人も多いが、それは一部の人で全ての人の就職口としては門が狭すぎる。今回は農業のことが主として語られたようだが、水産業も高齢化して人手不足である。水産業にも体力のあるアスリートは適しているのではないかと思う。近年日本人の寿命が延びて、一つの仕事に勤続して定年になり、その後は年金暮らしをするというパターンは古くなり、万丈の人生とは思えなくなってきた。若い時にはいくつか仕事を変えながら勉強し、壮年以後もいくつかの仕事をしながら人生をエンジョイして生きる方法がナウイとされる時代になった。アスリートがスポーツにかけた情熱を、自然の中等で再度燃焼させていくのも有意義な人生と思われる。
2025.08.17
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長男家族が植え替えてくれたモンステラ観葉植物モンステラが大きくなりすぎて場所を塞ぎ、しかも根元の方には葉がないので見た目も良くないので上の新芽の部分を切り取って植え替えたいと妻が言っていたが、中々「手伝ってやるから一緒にやろう」と言い出せず、野生のまま伸び放題だった。お盆さんで滋賀県の長男家族が来てくれた時、妻が一言言ったのだと思うが、私が勤めから帰ってみたら、野生のモンステラ(向かって右側)を小さく剪定してくれて、その切り取った枝を左側の鉢に植えてくれてあった。長男家族が協力して植え替えてくれたのだと思うが、出来栄えが見事で立派なものだと思った。思っていても中々それが実行できなかった老人夫婦と、おばあちゃんの一言ですぐ行動に移す若い人達の違いをまざまざと見せつけられた。左の鉢のモンステラは青々しているが、やがて根の関係で枯れてくるかもしれないのでよく観察しながら水をきちんとやっていこうと思う。今日は土曜日で1.5か月に一回、回ってくる土曜出勤の日である。朝9時に各階の看護師詰所を回って他の医師の受け持ち患者さんも含めて、病状を聞き、指示を出してきた。来週退院の患者さん4人について、退院以後、診て頂く先生への紹介状も書くことが出来た。このシステムが始まったばかりの頃は、歯医者さん受診や、やりたいと思っていたことが出来なくて少し大変だなと思ったことがあるが、最近ではその当番の日が巡ってくるのが楽しみである。土曜日は余裕があるので今まで気が付いていなかったことに気づくこともあり有意義である。今回気づいたことは、ある患者さんの血液型が測定不能ですと検査室から報告がきて困って紹介元病院に問い合わせた結果の報告書が来ていて、その患者さんはBm型とのことだった。表検査ではO型と出るが裏検査ではB型と出るとのことだがBの抗体が少ないのでO型とされている人も多いかもしれないとのことだった。5000人~6000人に一人いるとのことだった。私も医者を56年もしているが血液型にBm型があるなんて知らなかった。土曜出勤のように余裕のある時でないと学習できないなと思った。
2025.08.16
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サフィニアセリーグは阪神にマジックが点灯し、優勝はほぼ阪神と思われている今日の一戦、今まで巨人は阪神に3勝9敗と大きく負け越しており、0対0できた4回の表大山のホームラン等で4点取られ相手は伊藤投手で敗色が濃かったが6回の裏に代打坂本の3ランホームランで1点差に追いつき7回表に森下の2塁打で5対3と2点差に話されるもその裏代打中山の2ランホームランで同点に追いつき8回の裏にはキャベッジの勝ち越し犠飛で6対5と勝ち越して9回の表はマルチネスが0点で抑えて6対5で勝ち、負ければ5勝14敗になるところを大逆転で6勝13敗と持ち直した。4対ゼロとされたところで今日もダメかと諦めの気持ちを持った人が多かったと思うがよく巨人が粘り逆転したと思う。坂本、中山などの代打陣の秘めたる闘志がチームに活力を注ぎ込んだのかも知れないが優勝に最も近いチームに対し4対ゼロから逆転勝利したことは大いに称えられることだと思う。明日の長嶋茂雄記念試合には負傷欠場していた岡本も帰ってくるという。相手の阪神もこのままずるずると負けていくようなチームではないと思われ、明日の試合は本当の真剣勝負になると思う。阪神フアンも巨人フアンもその他のチームのフアンも注目してもらいたいと思う。
2025.08.15
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ペチュニア本日はお盆さんなので午後お休みを頂き、昨年9月に亡くなった義姉と本年3月に亡くなった義兄の新盆挨拶に行ってきた。義姉はパーキンソン病で4年前から私が勤めている病院に入院していて長い入院生活の末80歳で亡くなった。病気になる前は色々な所に出かけるのが好きで一緒に楽しい時を過ごしたことや、お酒が強かったことなど往時の活躍の状況を話し合い、懐かしかった。義兄については何十年も我が家の庭の片隅にある小さな畑で野菜を作ってくれたことや体調を悪くしてからは病身の身で野菜つくりのコーチにきてくれたこと等なつかしく話しあった。今年はお亡くなりになってしまったのでコーチがいなかったのでイマイチ野菜つくりが上手に行かなかったことを報告した。お盆さんには亡くなった人の霊が戻ってきてくれるとのことで色々お話して心を休めることが出来た。
2025.08.14
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カリブラコアラブレター[世界の快癒はいろいろな処置をほどこすことによってではなく、ものの考え方を改めることによってもたらされるのだと世界自身が気づくときに、ようやく世界は立ちなおることができよう]これはアルベルト・シュバイツアーの言葉である。今ロシアとウクライナ、イスラエルとハマスとの戦闘が続いていて毎日のように戦死者や餓死者が出ている。アメリカやEU諸国、心ある人や団体などが様々な介入を試みているが解決に至っていない。シュバイツアーは紛争の解決は人間の考え方を変えない限り、解決できないと述べている。領土欲や権力欲(支配欲)に狂った人達がいる限り、戦争は無くならないということだと思う。氏は「生命への畏敬」を覚知し、命あるものを自分の命と感じ、慈しんでいくべきだと述べている。無惨な戦争を無くすために、一人一人の心がシュバイツアーの言葉のように、お互いを思いやる心に変わっていくことを心より願っている。
2025.08.13
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丸まった背中 曲がった腰・うつむいた首 何歳からでも自分で伸ばせる! 名医が教える最新1分体操大全|本 1分体操 ストレッチ リハビリ 健康 セルフケア 自力で克服 猫背 ネコ背 ねこ背 姿勢 背中 背骨 治る 腰痛 ストレートネック 体操 腰 首 背骨外来 痛み 痺れ しびれ価格:1,738円(税込、送料無料) (2025/8/11時点)楽天で購入連休だったので、本を読んだりナニワイバラの枝切りをしたりした。ナニワイバラの若枝が伸びている所伸びている若枝を切ったところバラはトゲがあるので植木屋さんが来た時も切ってくれず、切り枝の処理も普通の燃えるごみの袋では駄目でトゲを通さない厚い袋に入れてそれから燃えるゴミの袋にいれないと収集に来た人の手を傷つけることになり注意が必要である。又切り落とした枝が地面に残っていると妻が草取りをする時うっかり掴んでしまうことがないよう、注意深くトゲ枝を拾い集めた。この枝が伸びるのは早くて2~3週間すると再度同じように枝切りをしなくてはならないので「面倒かけるから切ってしまおうか?」と妻は言うが、毎年5月には綺麗な白い花を一杯咲かせてくれるので枝切りくらいどうということもないので枝切りは私の仕事としてバラは残してもらっている。枝を切り終わって縁側の方に目を向けたらレモンが一つ実っていた。妻の話だと4つくらい成っていたが他の3つは途中でダメになり最後に残ったのがこの一個だという。スイカと言い、レモンと言い専門農家では沢山実らせているが、家庭菜園とか庭先園芸では難しいものだと思った。私にはまた明日から始まるプロの仕事がある。素人園芸はイマイチでもよいがプロの仕事はおろそかにできない。
2025.08.11
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暑さに強いサマーインパチェンス背中が曲がり、腰も曲がってきたが年齢で仕方のないことと思っていたら、慶応大学整形外科特任教授の石井 賢さんが、『丸まった背中は自分で行う背中延ばし体操で1ケ月で治せる』という本を書いた。楽天で購入して読んでみた。お腹側の筋肉が縮み背中側の筋肉が伸びきった結果なのでおなかの筋肉を緩め背中の筋肉が収縮するように毎日いくつかの体操を10回で1セットとして1日3回行えば背中は真っすぐになるというものだった。美人の方がモデルになって体操の仕方を写真で説明していたが、口でいうほど簡単なものではないと思った。でも石井先生の病院のリハビリ外来の患者さんの何人かは実際にその体操をして背中がまっすぐになったとのことなので私も挑戦してみようと思った。
2025.08.10
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玄関で咲いているゼラニウム妻が昨日上野の森美術館で8月6日から12日まで入場無料で開催されている書家の小林抱牛生誕100年記念展に行ってきた。素晴らしかったということで、プログラムを見せてくれたので開いてみたらおびただしい作品群が載っており、その中の一つに種田山頭火の『だんだん似てくる癖の父はもういない』の書があった。山頭火はお金持ちの家に生まれたが、浮気好きで放蕩の父親に悩み、山頭火10歳の時母親が井戸に飛び込んで自殺した。そんな父親を山頭火は憎んでいたかもしれない。放蕩癖を持っていたその父はもういないが、自分もその父にだんだん似てきていて困ったものだと詠ったものだと思う。親子はどこか似る場合とどこも似ない場合がある。私の場合は父とは全く似ていない。容貌も、体力も、放蕩などしないくそ真面目なところなど全く似ていない。父は村一番の力持ちで80歳過ぎで腰が曲がってよぼよぼになっても重い石を平気で持ったが当時50歳代で元気盛りの私はびくとも動かすことが出来なかった。父は食べ物が地面に落ちてもどこに落ちても平気で拾って食べるが私はテーブルの上に落ちたものでも食べない。私には周りよりも世界に目があり、アフリカに行って医療に恵まれない人たちの役に立ちたいと思ったが、父は絶対反対で「遠い南方などに行くべきではない。そこで死ぬかもしれない。妻子を困らせたり泣かせたりしてはいけない」という。私は自分より、自分の妻子よりもへき地などで困っている人たちの方が大事だと思うが、父にはそのようなことは分かっていなかったと思う。私には二人の子供がいるが二人とも力持ちで力が全くない私には似ていない。でもその二人の子供の孫達が思いやりがあり、私より真の思いやりがあるのではないかと思える節がある。そのうちの一人で今年高校を卒業した女子が医学部を志すという。将来アフリカに行きたいと言ったらもし私が生きていたら喜んで激励すると思う。
2025.08.08
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この暑さの中でも玄関で咲き続けているペンタス「林修の仕事原論」を読んだ。一流のプロフェッショナルになるための心構えが箇条書きでいくつか挙げられていた。私はその中で『優秀な人は環境に不満を言わない』に感銘を受けた。どんな職場にも気が合わない人、お客さんを第一に考えていない人、自分の思うようにならないと不機嫌になる人、どうしょうもないと思えるような人はいるものである。そんな時、優秀でない一般人は理想を掲げて何とか正してやろうとまともにやり合っても恐らく嫌な思いをするだけだから配置換えを願ったり、退職を考えたりする。しかし真のプロはそのような環境を嫌と思ったり逃げ出そうとしない。そのようなことはどこにでもあることでそのような環境に身を置くことになったのは自分を鍛えるためだと考える。どのような仕事にもお客さんがいる。お客さんを満足させ笑顔になってもらうのがプロの仕事である。例えば林修氏は予備校講師なのでお客さんは生徒である。勉強を理解させてあげて将来に希望がもてて笑顔にしてやることが使命だと考えている。そのためには環境を整えてあげなければならない。ところが中には会社の利益ばかりを考えている人もいる。中には有名校への合格率のみを考えていている人もいる。生徒一人一人の人格を尊重し、真の実力をつけさせ人生への希望を持たせてやるように指導していないと思える人もいる。そのような時、その人を高圧的に指導したり、言い争いするのでなく、自分の理想はひとまずおいて、相手のやり方を観察し、共通するところを見出して共に成長できるような関係を築くことが大切と考えていたのではないかと思う。あらゆる仕事の先にはお客さんがいる。お客さんのためにベストを尽くすのが仕事の要諦だが、そのお客さんにもレベルがある。様々なレベルのお客さんへの対応についても含蓄ある指導をしており、有用な実用書と思われた。
2025.08.06
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たまたま来日中の孫と二人で妻の誕生日祝に送ったブーケを妻が花瓶に挿したもの私の誕生日には私が忘れていても、ベルトとかシャツとかズボン、靴下などを買ってくれるが妻の誕生日は忘れていることが多く、日が過ぎてから言い訳しながら、小さな植木とか、つっかけとか観葉植物などを買ってくることがあったがあまり喜んではもらえなかった。今回はアメリカに住んでいて今度日本の大学に合格して、10月1日の入学式まで我が家に滞在している孫がいるので2人で金を出し合ってブーケを贈ることにした。花は孫が選んでくれたので綺麗で豪華なものになった。妻は「初めてこんなに素晴らしいものを貰った」と喜んでくれた。孫が選んでくれたので綺麗な花の取り合わせだったこともあるが、誕生日を忘れないで、その期日にもらえたことが余計嬉しかったのではないかと思う。誕生日を忘れていて、しばらくしてからあまり気の利かないものをもらっても嬉しくなかったのだと思う。今回は孫のおかげで喜んでもらえてよかったと思う。それというのも「ポツンと一軒家」を観て、亡くなった奥さんの墓参りを毎日している旦那さんの姿に感動し、自らを反省して、孫と相談してよいお祝い出来たので、テレビ番組にも感謝したいと思う。
2025.08.05
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マンデブラ(サンパラソル)昨日「ポツンと一軒家」を観た。41年前の台風で実家が吹き飛ばされてしまったその場所を開拓して現在78歳の男性が定年後石垣を積み、独りで5年かけてログハウスを造った話だった。建築関係の会社に勤めていたがお見合いで25歳の時に結婚した。結婚当初住んでいた家は台風で吹き飛ばされてしまったので、その後は街中に家を建てて住んでいたが、奥さんが「いつか元住んでいたあそこに家を建てて二人でお茶でも飲みたいね」と言ったことは忘れなかった。ところがその奥さんは21年前肝臓がんで50歳代で亡くなってしまった。その奥さんは毎日弁当を作って自分を送り出してくれて帰りが遅くなることが多かったが、ずっと待っていてくれた。そしていつも優しかったとのことである。その奥さんが亡くなってしまい悲しみにくれたがどうすることも出来なかった。そして定年になり奥さんとの会話を思い出した。荒れ果てたあの地に家を建てて奥さんが言ったことを実現するのだと5年間黙々と一人で家を組み立て完成させたのである。今はそのログハウスのまわりで野菜やハーブ、しきみなどを作り、毎週木曜日には海釣りなどをしてひっそり暮らしているが、奥さんのことは忘れたことがないとのことで、毎日しきみを持ってお墓参りに行っているとのことである。子供さんは2人いて別の所で所帯を持って暮らしているが、この森の中の一軒家をどうしてくれとは言っていない。子供さん達の判断で処分してくれていいと言ってあるとのことである。
2025.08.04
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千日紅高齢化の波の中で看護師が不足し全国では27万人不足しているという。そのおかげで入院を止めて外来だけにした医療機関が県内だけでも何件かある。当院もその例にもれず厳しい看護師事情の中で数か月前からネパールからの技能実習生5人が看護助手として働いている。言葉はどうなのであろうか?患者さんとのコミュニケーションはどうなるのであろうか?と思っていたが、心配ご無用、患者表札に仮名を振ってやれば患者区別は出来るし、「具合はどうですか」「処置をさせていただきます」などの基本語は喋ることが出来るし、我々に対してもいつも笑顔で挨拶してくれる。大変な戦力で病棟内を明るくしてくれている。言葉はネパール国内もしくは日本に来てから学んだのだと思うが日常会話は出来る。毎日元気一杯、楽しそうに仕事してくれている。優秀な女性達だと思う。今の日本の若者が海外に行って同じような仕事をするだろうかと思ったが、少子化でどんどん減ってきている日本の若者が看護師業務のような大変な仕事を避けるようになってきていることが現在の看護師不足を来たしている原因なので海外にいくことはなく、海外から手伝いに来てもらうという状態がしばらく続くと思われる。少子高齢化がもたらした一つの現象だと思われるが、他国の若者が異国でこのように立派に働いている姿を見てすがすがしいと思った。
2025.08.03
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カリブラコア静岡県伊東市の田久保真紀市長の学歴詐称疑惑を巡り辞める辞めないで二転三転して問題が長引いている。地方議会のなり手が少ない中で、地域のために市会議員を務めた後、市長に立候補して当選し、市長職を始めたばかりの時に学歴詐称が明らかになり、その問題でのやり取りの中で市長に相応しくないとして、議会側から辞任を迫られた事例である。市長は市民との公約がありその実現のために辞めないと言い張っているが、あたかも卒業したかのようにあれこれとりつくろったったりしたことは名誉ある市長に相応しい行為とは思えなかった。今の時代、市長を勤める上で学歴は全く問題にすることではないが、そのことで嘘を言っていたことが問題で、市民に素直に謝罪し、辞任するべきだと思う。せっかく当選したのに残念ではあるが、この問題に対する対応が悪すぎた。発覚してすぐに素直に謝罪していればこんな大きな問題にならなかったと思われるだけに残念でならない。
2025.08.02
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ツルバキア前半戦どうしょうもなかったヤクルトが前半戦終了間際から後半戦にかけてまさかの8連勝をした。投手陣は軸になる投手がいなくて打線は故障者が多くて点が入らない。当然のことながらセリーグで5位にかなり離された最下位でどうしょうもないチームだった。それが上記8連勝したのだから驚きである。ダメチームでもやればできるのだなと思った。そして昨日、9連勝がかかった試合では14対1で大敗した。これが本来の実力だと思う。今後連敗したりして益々離されていくかもしれない。でもこのチームで8連勝したことを胸に刻んで、ひたむきに戦ってもらいたいと思う。自動車業界では日産が大きく負け越している。生産工場を閉鎖し、従業員も何万人と解雇している。ヤクルトみたいなチームでも8連勝することがあるのだ。日産も慌てふためくことなく、じっくり腰を据えて再建に取り組んでもらいたいと思う。G7国の中で先にフランスのマクロン大統領がパレスチナ国承認の意向を示したが、イギリスも承認の方向との記事が出ていた。パレスチナ国承認については何度も議論されてきたが、大国の思惑でずっと敗北してきた。しかしここにきて勝利の可能性が出てきた。アメリカはパレスチナ国が承認されるとイスラエル、パレスチナ間の争いが一層激しくなると思って反対しているが、国として承認されれば国と国との話し合いになり、武力闘争は今よりずっと少なくなると思う。日本も承認して料簡の狭いアメリカを説得してもらいたいと思う。
2025.08.01
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