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本日は僕が個人的に意識していることをお伝えします。僕は小学生から野球をしていました。中学生になり、偶然強い学校で監督も甲子園には行けなかったようですが、地域では指導力の高い監督として有名でした。その監督から、「利き肩(ボールを投げる方)でかばんを担がないようにすること。また、肩から担がずに利き手と反対の手でかばんを持つこと。」と指導を受けました。その習慣が今でも残っています。パソコンをかばんに入れて持ち歩くのですが、自然と左手に持っていたり、肩から担いでも左肩でしか担げません。なんとなく気持ちが悪いというかしっくりこないのです。これは習慣であり、姿勢としてそうなっているのです。しかし今後のことを考えると、バランスが良いとはいえません。急にかばんの持つ手や担ぐ肩を左だけにしたりすると、一部分だけの姿勢矯正になり、全体から見ると逆に姿勢を悪くする可能性があります。少しづつ左右均等になるように努力しています。皆さんもこういったことはないでしょうか?スポーツをする場合、どうしてもスポーツ中に利き手中心を使うために、利き手と反対を使うようにします。しかし、過去はそうであっても、今はどうでしょうか?意外と利き手を使わずに、利き手と反対側ばかり使っていることはありませんか?スポーツをしている時と辞めてからとでは、身体の使い方や使う量も違うと思います。その時々によって変えていくことが大切です。過去の習慣はあると思いますが、この習慣が今となってどうなのかということも、一度考え直してみましょう。
January 19, 2005
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本日、僕のスポーツクラブの会員様からご質問がありました。「姿勢改善にはバランスが大切と聞いたので、左右対称の運動ばかりしています」僕は、「しまった」と思いました。以前に姿勢改善運動をいくつかご提案しましたが、左右対称運動ばかりではないのです。それは、左右対称のバランスを目指すものではありますが、もともと左右対称ではない姿勢で左右対称の運動をたくさんしても、左右対称にはなりません。ひとつ間違えると、より左右対称ではなくなるのです。基本的に、これまでご提案してきた姿勢改善運動とは、1.左右対称でないことの確認2.ある動きに対して、やりやすい方を見つける3.やりやすいほう方を動かして、痛くないようにする4.少しの時間でよいので、継続するこの4点を基本方針としています。ラジオ体操やエアロビクスプログラム等は、基本的に左右対称運動を中心として、左右対称の人が続ければ、姿勢を保持することが可能ですが、左右がかなり偏った人は、左右対称運動にこだわりすぎないようにしましょう。左右対称のバランスのとれた姿勢の人は少ないです。自分が左右対称でないことを認識した上で、左右対称になるような運動をしていただきたいと思います。本日こられた会員様は、既に左右対称姿勢でなかったので、すぐに左右違う運動をご提供しました。
January 18, 2005
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以前の日記にも書いたのですが、最近空を見上げる機会がなくなっています。僕は毎日電車通勤しているのですが、結構下を向いて歩いている人を見かけます。下を向くことにより、姿勢が悪くなります。まず、猫背です。猫背になることにより、腰痛になる可能性を高めています。腰痛から、首痛や膝痛、肩こりにもつながります。空を見上げるだけで、こういった姿勢改善につながります。また、気持ちが落ち込んでいる時にも、空を見上げることで前向きになれる可能性があります。一日一回で良いので、ゆっくり空を眺めてみてはどうですか?冬の夜空は星が綺麗です。少し寒いかもしれませんが、ゆっくり今日一日を振り返っても良いのではないですか?今、パソコンに向かって日記を読んでいただいている人も、同じ姿勢で首や背中、腰が疲れているはずです。たった5分の毎日の習慣が、姿勢改善になるのです。
January 15, 2005
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姿勢の大切さは、身体だけでなく心にも影響を与えると感じました。ここの所、脳の勉強をしているのですが、出張が重なりなかなか進まず、日記更新もままならなくなっていました。そんな中、ある精神的な患者さんをたくさん受け入れている病院に寄せていただく機会がありました。僕は「鬱」という病気は、その病気が増えてきており、スポーツクラブにも、時々いらっしゃるので、あまり気にはしていませんでした。しかし、「鬱」の人がたくさんいる光景は、なんとも不思議な感じがしました。僕の勝手な受け取り方かもしれませんが、姿勢の悪いというか下を向いている人が非常に多かったのです。肩こりや腰痛という痛みを伴う疾患を持たれている人も、意外と下を向いて歩いたり作業をしている人が多いのです。「前を向いて歩こう」という言葉は、外国人には伝わらないことが多いです。しかし、日本人の習慣としては、聞きなれた言葉ではないでしょうか?僕は、改めて姿勢改善の必要性を感じずにはいられませんでした。姿勢改善は、身体の痛みの改善だけではなく、心の改善でもできるのではないかと思いました。これからも、心と身体の姿勢改善のための勉強を、より一層勉強する思いを、自分自身で感じました。
January 14, 2005
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よく学生時代、「電車に乗ったら立つように!」と学校の先生やクラブの顧問に言われませんでしたか?僕は中学から大学までクラブをしており、今でも電車では座らない習慣になっています。電車で立つことは、足腰の強化と言われることがありますが、バランス向上にも非常に良いです。予防というよりトレーニングというつもりで、続けているのですが、自分なりに効果があると思っています。あの揺れの中で、つり革をできるだけ持たずに立つだけで、バランス向上になるのです。子供のころは、よく友達同士でどちらが長い間、その場から動かないでいられるか競ったもんです。普段の通勤が電車だからできることですが、皆さんも通勤や通学、散歩、家庭内での掃除やお料理の時等々、身体を動かしている以上、ちょっとした工夫で負荷をかけたりバランスのトレーニングができるはずです。やはり意識の問題と思います。
January 9, 2005
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以前の日記で姿勢の確認方法を述べたことがあります。眼をつぶって片足立ちとか両足でその場歩き、ブラの肩紐や靴底の削れ具合といったものをご紹介しました。今日は寝相についてです。寝相が悪い人もいれば良い人もいます。僕は寝相の悪い人は危険だと考えています。不思議なことに、人間には自然治癒力というものがあり、寝ている間に身体の筋肉や骨の損傷を癒したり、体力を回復させたりします。これは皆さんもご承知の通りと思います。しかし姿勢もしかりなのです。朝起きてからの生活習慣や運動によって歪んだ姿勢を整えようと、寝ている間に身体は反応しています。寝相の悪い人が危険なのは、寝相が悪ければ悪いほど、朝から寝るまでの間に、知らない間に姿勢を悪くしている可能性が高いのです。寝相だけは、自分ではなかなかわかりません。中には、朝起きたときに、「あれ、なんで自分はこんなときにいるの?」というくらい移動している方もいらっしゃるかもしれませんが…。何はともあれ、ご家族の方に自分の寝相を聞いてみましょう。もし、驚くほど移動したり動いている方は、身体が姿勢改善に一生懸命がんばっている証拠です。また逆に、日常の生活習慣や運動について、考え直す必要があります。特に運動している方は、運動をやめるようにおすすめしているのではありません。運動時に、左右のバランスを考えたり、偏ったトレーニングをしないことです。また、運動中の姿勢のあり方を少し意識するだけでも、かなり変わると思います。寝相で姿勢の状態がわかるとお伝えしましたが、「自分は寝相が良いから安心した」とも言えません。寝相が良い理由として、「姿勢が良く、身体に負担をかけていない」ことが大きな要因でもありますが、「身体が疲れすぎて、自然治癒力も働かず、姿勢も改善しない」というケースや「いわゆる病気等により、寝ている間に機能が不全」しているケースもあります。寝相も馬鹿にできませんよ。今の時代、そんなに姿勢の良い方は多くありません。もしかすると、寝相が悪いほうが、身体の機能が正常に働き、自然治癒力が活発化している方なのかも(笑)
January 8, 2005
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普段何気ない生活の中でも、意外と姿勢が悪いことによって起こる現象があります。有名どころでは、靴底ですね。ある程度の期間を履くと、必ず片一方だけ靴底が異常に減っていたり、靴底の内側や外側だけ減っていることがあります。これらは、姿勢の歪みからきているのですが、身体がアピールしているにも関わらず、「いつも片側だけ靴底が減るのよね~」と安易に捉えている人が非常に多いです。他では、ブラジャーの肩紐も姿勢が悪いと肩から落ちます。もちろん、なで肩の方は落ちやすいのですが、バランスが悪かったり歪んでいると、片側だけやけに落ちます。なで肩が原因なのではなく、片側の方が落ち込んでおり、姿勢という観点から考えると非常に危険な状況です。男性のサスペンダーでも同様です。また、以前にお伝えしたことのある、椅子に座ると足を組みたくなったり、腕組みをしたくなったり、首を片側にだけ鳴らしてみたくなる等々、身体はいろんな危険信号をアピールしているのです。この危険信号に気づくことができれば良いのですが、ほとんどの方が、習慣とかクセといったことで済ませているようです。ぜひ、身体のアピールを意識して下さい。日常生活の中で、身体のアピールを聞き、それに対して改善を図ることが予防につながるのです。もしかするとアピールではなく、身体の悲痛な叫びかもしれません。自分の身体です。もっと労わる気持ちが大切ではないでしょうか?
January 7, 2005
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よく姿勢が悪いと言われている方がいらっしゃると思います。では、なぜ姿勢が悪くなっているのでしょうか?僕は、筋力のバランスが崩れていることが大きな原因と考えています。僕がお世話になっている、Team Tさんがよく筋力トレーニングについて日記を書かれています。怪我をしないように、安全面に配慮されているものが多いので、皆さんも一度いろいろ試されてみては、いかがでしょうか?姿勢と筋力アップについてですが、よく背骨が変形して、背中や腰を痛めているのを聞きます。それは、腹筋と背筋が弱くなっていたり、バランスが悪いことが原因です。また、左右偏ったトレーニングも姿勢を悪くします。膝の痛みは典型的なパターンです。骨が痛いからと言って、サプリメントでカルシウムが多く含まれているものや、最近流行っているサメとかの軟骨を砕いたものは、あくまでも対症療法の一部であり、根本的な改善ではないと思います。骨の痛みを感じた時は、必ずどこか姿勢が悪かったり筋力弱くなってきているケースが多いですので、この機会に少しづつでも筋力トレーニングもされてみてはいかがでしょうか?そうそう、余談ですが、僕が水泳のクロールレッスンをしている時に、最後までお水をかけば、上腕の後ろ側(力こぶのできる裏側)の筋力トレーニングになって、引き締まるという説明をしました。するとある会員様が、「私女性なのに、筋肉隆々にはなりたくない」とおっしゃいました。残念ながら、そんなに負荷もかけずに筋力トレーニングをしたくらいで、筋肉隆々にはなりませんので、ご安心ください。
January 6, 2005
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スポーツクラブの参加率という言葉を聞かれたことはありますか?僕がこの業界に入った十数年前は、3%と言われていました。単純に生産人口に対してスポーツクラブに通っている方の割合です。当初は、アメリカが7%とか10%とか言われていたのですが、日本も健康ブームに乗って、10%くらいまでにはなるだろうと言われていたのです。しかし、現在どうでしょうか?多少、説はありますが、基本的にほとんど参加率は変わっていないという感じです。僕個人的な見解ですが、日本人の文化として、「予防」というものに対しての認識の甘さがあると思います。災害時の危機管理も同様です。スポーツクラブに入会される方の多くは、○医者にすすめられた○腰が痛くなったから○体重が増えてきたからといった、昨日の日記にも書いたある意味対症療法的な考えの方が、非常に多く見受けられます。姿勢についてもそうです。どこかが痛くなったり、調子が悪くなってから姿勢を気をつけても遅いのです。しかし、気づくことにより、気づかない方よりは、当然早いので、大切なことではあります。生まれてきた赤ちゃんや子供の時に、腰痛や肩こりに悩まされている子がいるでしょうか?生まれ持っての病やトラブルにより、致し方ない場合を除いては、僕は聞いたことがありません。生活や運動、習慣等々で自ら姿勢を悪くして、痛みが出るようにしているのです。一部の怪我を除いては、ほとんどの場合は、自身の責任であると言っても過言ではないと思います。僕は子供のころ、風邪をひくパターンは決まっていました。お風呂から上がって、親から「早くパジャマ着ないと風邪をひくよ」と言われながら、「大丈夫大丈夫」と適当に聞き流して、裸でいてる時に限って、数日後風邪をひくというパターンです。皆さんもご経験ありませんか?これも予防という意味で危機管理ができずに、また親から危機管理について注意を受けているにも関わらず、危機管理ができないのです。昨年、姿勢改善運動を提唱してきました。まずは体験していただきたいとの思いからご紹介してきたのですが、これからは、いつも意識していただける内容も増やしていきたいと思います。ありがたいことに、毎日何名もの方がこの日記を読んでくださっています。その中で、一日一回でも二日に一回でも、姿勢の改善によって痛みの緩和や内蔵の負担を緩和させることができるということを意識していただければ、僕自身も嬉しく思います。「毎日、姿勢姿勢っていう、こんな人もいるんだな~」と覚えていただければ、さらに嬉しく思います。その結果、一人でも多くの方の痛み等の改善ができれば、これ以上ない幸せであると思います。
January 5, 2005
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今年初の姿勢カテゴリは、ちょっとお堅くいってみます。世間で言う、腰痛や肩こり等々で病院に行くと、まずその痛みの部位を特定し処置をするという「対症療法」がほとんどです。この対症療法は、一時的に痛みの緩和や改善になるかもしれませんが、根本的な解決には至っていないと考えます。昨年から、姿勢について述べていますが、姿勢全体の改善がその痛みを改善させることが理想と思います。しかし、そんな簡単に姿勢の改善ができるとも思っていないので、継続することにより少しづつ改善させることが必要です。ぜひこの機会に、これまでの治療を思い起こしてみて下さい。まず、どこかに痛みを感じて病院に行くと、レントゲンや触診を行い、痛みの部位を特定します。そして、シップや赤外線といった治療をします。あとは日にち薬みたいなことがありませんでしたか?炎症があったとしても、動かさなければ基本的にその部位の炎症は改善しあたかも完治したかのような錯覚に陥るのです。しかし、数日から数ヶ月すると同じような痛みが再発する。そしてまた、同じような治療をする。病院やお医者さんを否定するつもりはありませんが、根本的な改善をしなければ、同じような痛みが発生するのは容易に思いつくはずです。病院やお医者さんは、その痛みに対する対症療法だけにとらわれずに、身体全体を見た中での改善策も考えてほしいと思います。僕個人としては、姿勢改善運動が全てと言っている訳ではありませんが、姿勢の改善が身体の歪みやバランスを整えて、痛みの部位が痛くなる前に予防できるひとつに方法として提案しています。痛みが出る前に姿勢改善運動をすることにより、痛みの予防にもなる可能性があることも、ぜひご理解していただきたいと思います。
January 4, 2005
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本日から僕のクラブも営業開始です。早速朝一番から会員様もお越しくださり、まずは年始の挨拶のために、フロントにおりました。ご挨拶をさせていただいた会員様やスタッフの朝礼でも伝えたのですが、この年始早々の運動開始が結構危険なのです。僕の経験上でも、事故や怪我が多いといえます。特に僕が経験しているのは、お風呂でのぼせる方です。運動後にゆっくり入ったり、お酒を抜くために長く入られる方が多いのですが、長く入りすぎての脱水症状が大きな要因です。特に今年は急に寒くなり、どうしてもお風呂が長くなりがちですが、ぜひスポーツクラブに通われている方は、こういったことも、ぜひ知っておいて下さい。また、寒い時ほど怪我もしやすいですね。初運動時は、身体を十分に温めて、慎重にしましょうね。
January 3, 2005
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あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。忘年会が終わったと思うと、早くも新年会です。朝からビール・シャンパン・ワイン・日本酒とお酒が抜けませんね。僕は日本酒が好きなのですが、やっぱり二日酔いになります。やはり流行の焼酎がいいんでしょうかね~。日本酒は久保田が大好きです。久保田は飲み口が最高で、ついつい調子にのってしまうお酒です。今年こそ、自重していかねばと思っています。今年も、姿勢とバランスを中心とした情報を提供し、真の心と身体の健康を目指していきたいと思っています。僕自身も、心身ともに前向きな姿勢を持って、何事もチャレンジしていきますので、よろしくお願いいたします。
January 1, 2005
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