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2022.02.06
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カテゴリ: 識別について
鳥友から3日に手賀沼沿岸で観察したホオアカについて質問をもらいました。
ホオアカとカシラダカが冠羽を立てる点、両者の識別について質問をもらいました。
(1)冠羽を立てる点について
一般的には興奮すると冠羽を立てると言われています。
3日に手賀沼の畔で冠羽を立てていたホオアカは、興奮というよりは風が強いこともあり、
冠羽を立てているように見えたというように思っています。一枚目の写真です。
興奮して冠羽を立てているカシラダカの冠羽を立てる前と後の写真を紹介しておきます。
野田市の座生で撮影したカシラダカです。2枚目と3枚目の写真です。
興奮していない状態のカシラダカは、4枚目の写真のような状態です。
(右が雄で頭上が黒色、雌は頭上は褐色です)
(2)ホオアカとカシラダカの識別について
両者の識別では、ホオアカのほうが頭や背に灰色味があり、ホオアカの頬は赤褐色、
ホオアカは、喉から胸が白く、胸にT字のように見える黒い模様があります。
また、胸から腹は赤褐色がかっている個体とそうでないものがいます。
カシラダカは胸と胸側から脇腹に茶色の縦斑があります。
なお、カシラダカは冠羽を立てたホオジロと誤認されることがありますが、
ホオジロは下面は無斑ですが、カシラダカは胸と胸側から脇腹の茶色の縦斑があります。
(写真)
ホオアカ:2022年2月3日手賀沼で撮影
カシラダカ:2016年12月、2017年1月野田市座生で撮影





















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最終更新日  2022.02.06 14:36:11 コメントを書く


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