全2003件 (2003件中 1-50件目)

松戸市千駄堀池を訪ねました。(オオハクチョウと再会)先月23日に訪ねた際には姿がなかったオオハクチョウ3羽が、岸辺に姿がありました。首を曲げて背中の羽の中に入れて熟睡しているかと思うと片方の目を開けていました。半球睡眠と呼ばれるもので片方の脳を休ませながら片方の目を開けていることが知られています。天敵から身を守るためと考えられてます。千駄堀池では、午前11時頃までは岸辺の草地で成鳥2羽と幼鳥1羽が背中に首を入れて眠っている姿を今季複数見かけています。11時すぎとなると、水面を移動し草本類(成長して木のように硬く太くならない柔らかい草の総称)をついばむ姿を観察してします。(水鳥の仲間)池ではカルガモ、コガモ、オカヨシガモ、ホシハジロの姿を観察しました。オカヨシガモは後方から見ると三列風切が垂れ下がりヨシガモ似に見えました。今日はヨーロッパに多いと言われている頭部上半分とその他の部分のコントラストが弱い個体のみ見かけました。ホシハジロは上面、脇が灰色の成鳥雄個体で、頻繁に潜水を繰り返していました。水に浮いているときには見えない14枚の尾羽が潜水の時だけその先端を観察でき、案外チャーミングな形状だなと思いました。このほか、水面で草本類をよくついばんでいたオオバン、そろそろ巣作りの準備をはじめたのか葦原付近を頻繁に品定めをしていたカイツブリの姿がありました。(自然観察舎から見た鳥たち)観察を開始した時の気温は5℃。北西の4m前後の風が吹き抜けていましたので体感はもっと低く感じました。しかし、千駄堀池を見渡せる自然観察舎は寒さを避けられるので落ち着いて冬鳥たちの様子を観察できます。モズ、ツグミの姿を見つけました。(写真)2026年2月19日撮影
2026.02.19
コメント(0)

残り10日で2月も終わりを迎えます。カモ類、シギ・チドリ類の様子を見に柏の葉公園から柏の葉キャンパス駅近郊の調整池、自然公園を探索して回りました。(ヨシガモの求愛行動)柏の葉の一角でヨシガモ雄が求愛行動を展開していたので、動きを見守ってみました。めぼしい雌の近くに接近し、周囲の水面にいる雄個体を蹴散らした後に尾羽を上方向にあげて雌にアピールしている姿を目撃しました。ただし、雌雄ともに向き合っておじきをした後、雄が首を伸ばし雌を先導する動きとなってカップル成立の動きは観察がかないませんでした。(その他のカモ類の様子)ヨシガモの姿があった池にはオカヨシガモ雄の姿、キャンパス駅近郊の湿地の草地でオカヨシガモ雌の姿、コガモの雌雄の姿がありました。(湿地帯で越冬したシギ・チドリ)キャンパス駅近郊の調整池に隣接した湿地ではイカルチドリ、タシギの姿を観察しました。イカルチドリは冬羽で、顔の模様はコチドリ似で黒色部が淡く、嘴が細く長い印象です。ピィオピィオとコチドリに比べて太い印象のある声です。タシギは、背と肩に黄白色の線が左右に2本あり、背と肩羽は黒みが強い感じでした。(シメは今日も群れで地面で採餌)先日は86羽の群れが地上で採餌する姿を観察しましたが、今日は落ち葉をクリーナップするメンバーが作業していたので40羽前後が時折地面に降りた姿を目撃したのみでした。(写真)2026年2月18日撮影
2026.02.18
コメント(0)

オフィス近くの谷津田を訪ねました。鳥媒花(花蜜を吸いに飛来した鳥に花粉を運んでもらう植物)の代表の梅が咲きそろい、メジロが10羽前後で飛来し、変幻自在な姿勢で枝に止まり蜜を吸っていました。三前趾足(さんぜんしそく:3本の指が前、1本が後ろ)のなせる技です。人でいえば、人差し指、中指、薬指が前、親指が後ということになることがそのバランスを支えています。(エナガVSメジロの梅をめぐる攻防)ところが今朝は、梅をめぐって攻防を目撃しました。花蜜を吸いたいメジロにの群れに割って飛来したのがエナガでした。エナガは樹液を吸いに飛来していた模様で、10分前後の間、エナガ5羽(所謂チバエナガ1羽を含む)対10羽前後のメジロの攻防を観察できました。エナガは、昆虫や節足動物を食べることが多い印象があったので意外な発見でした。なお、シジュウカラも梅に飛来しましたが、2種の攻防をさけて渡去してきました。(小さな池はアオサギの貴重な餌場)谷津田の一角にある小さな池と水田は、アオサギ、コサギの貴重な餌場です。今シーズンはアオサギ第一回冬羽(翼角周辺の黒班、脇にある黒斑が不完全)とコサギ冬羽と幼鳥が降り立って採餌した後、畔で休憩する姿を観察できます。このほか、ハイタカ、オオタカなどから襲撃されないように池の草むらでカルガモ2羽が羽をやすめていました。(写真)2026年2月17日撮影
2026.02.17
コメント(0)

さいたま市桜区の田島ヶ原および田島ヶ原サクラソウ自生地がある一帯は1974年に整備された面積16haの桜草公園です。春の野焼き後に小鳥類が餌を求めて飛来します。隣接する戸田市彩湖の水鳥とあわせて探索してみました。(桜草公園内の地面で採餌する鳥たちのいろいろ)桜草公園内は、野焼きが行われた末黒(すぐろ)と呼ばれる黒い地表が現れ、土の中の虫や種子を探しやすくなっていることもあり、あちこちにツグミ、タヒバリ、アオジなどの姿がありました。ハイライトは、土の中にいたミミズを引っ張りだして採餌していたトラツグミとの出会い。頭部、体上面、尾羽が黄色味のある褐色で黒い鱗模様が目立ち、模様は頭頂で細かく、体上面で粗い模様、体下面に黒い三日月形の斑があり独特の外観です。地中のミミズを丸のみにするまでかなりの時間を要していて全身を使っている感じがよくわかりました。このほか、桜草公園と彩湖の間の水路の浅瀬ではアオサギ、キンクロハジロ、ホシハジロの姿がありました。(彩湖の水鳥たち)彩湖には、キンクロハジロ、ホシハジロ、カンムリカイツブリ、ユリカモメの姿を見つけました。ユリカモメは嘴と足の赤い成鳥冬羽、雨覆に褐色斑のある若鳥、第一回冬羽の姿を観察しました。なお、昨年11月に飛来し今月10日まで滞在していたカリガネは姿がありませんでした。(写真)2026年2月16日撮影
2026.02.16
コメント(0)

鳥友からアリスイと一般のキツツキ類の違いについて質問をもらいました。手賀沼と沿岸ではこれから4月の期間と10月から12月に姿を見かけるアリスイですが、キツツキ科と分類されているにもかかわらず、生態、自分で巣穴を掘らない、木の幹の止まり方も違います。違いについて整理してみました。(1)アリスイはドラミングをしないなどキツツキ科の鳥たちと違う橋間・加藤(2015)がアリスイの生態や行動などの知見を整理し報告しています。報告では、「アリスイはキツツキ科の鳥類であるものの、いくつか一般的なキツツキ類とは異なる生態をもつ。ひとつは,多くのキツツキ類でなわばり宣言や求愛に用いられるドラミングをしない。繁殖期のアリスイは頻繁にクイクイクイと鳴き,これがドラミングと同様の役割をもつと考えられる.また,自身で新たに巣穴を掘ることはない。(中略)ただし既にある樹洞を拡張することはある。樹上での行動も特徴的である。キツツキ類は木の幹に縦にとまることが多いが、アリスイは一般の鳥類と同様に横枝に止まることが多い」と記されています。(2)アリスイの特徴アリスイは、キツツキ類が木をつついて穴を掘る、虫を捕食するなどの行動を行う構造が未発達です。・キツツキ類は硬い尾を突張って体を支えますが、アリスイは尾羽が柔らかく幹を突っ張る仕草を見かけません。・対趾足(前2本、後ろ2本の指)がありますが、足指が長く木を掴むのには向いていないように思われます。地上での採餌へ適応したのはこのためだと思われます。・嘴が細くて短く一般のキツツキ類のような尖った構造ではありません。・頭骨を吸収する構造が存在いないか、弱いと考えられ、木をつついたとしたら脳震盪を起こすものと思われています。(3)アリスイの声蒲谷(1996)が各地での観察と録音した結果を整理し報告しています。報告では「さえずりと地鳴きの区別は明確ではない。(中略)繁殖期には木に止まってクイクイクイあるいはキィキィキィと大きく高めの短い声を連続して鳴き、鳴き続けることが多い。(中略)モズの声にも似ているが本種の声の方が低く聞こえる」と述べています。(引用)蒲谷鶴彦.1996,日本野鳥大艦鳴き声333.上巻.p189.小学館.橋間清香・加藤貴大.2015.アリスイ Bird Research News Vol.12 No.8.p6-7.(写真)1枚目:2018年2月11日さいたま市で撮影。地面で採餌していた光景。2枚目:2021年10月14日印旛沼沿岸で撮影。枝に止まっていた姿。3枚目、4枚目、5枚目:2014年3月22日手賀沼沿岸で撮影。枝に止まっていた姿。6枚目:2012年2月2日埼玉県北本市で撮影、葦の中に止まっていた姿。
2026.02.15
コメント(0)

流山市と野田市の境界にある水田エリアで越冬したケリの様子を見に出かけました。あわせて、東武線運河駅から江戸川に注ぎ込む運河沿いの鳥たちを探索しました。(ケリの様子)水田地帯の一角で採餌をしていたケリを発見。野焼きが行われた末黒(すぐろ)と呼ばれる黒い地表がお気に入りの模様でした。土の中の虫や種子を探しやすくなることと関連しているものと思われました。近くに姿のあったキジも同様のことがあって移動してきたものと思われました。(運河沿いの冬鳥たち)運河は、利根川と江戸川を結ぶ全長約8.5kmの一級河川て、1890年にオランダ人技師ムルデルの設計で完成した日本初の西洋技術を用いて出来上がりました。このエリアではクイナ科オオバン、バンの姿を間近観察でき、タシギが浅瀬で採餌する姿を観察することができます。このうち、オオバンとバンの違いを観察できました。オオバンは採餌する時、土手から水路に入る時に常に集団て行動しますが、バンは単独で水浴びしたり餌探しをしたりと違いがあります。このほか、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、枝に止まり獲物をねらっていたカワセミの姿を近距離で観察できました。(流山市と野田市の境界の水田地帯の鳥たち)水田地帯の水路では、タシギ、クサシギの姿を見つけました。クサシギの白色のアイリング、上面の黒褐色の地に白斑、素敵でした。また、タシギの雨覆と肩羽の淡色部が笹の葉のように見える特徴もしっかり目に焼き付けてきました。あわせて、上空を複数のノスリが旋回する姿を見つけました。このほか、ハシボソガラスの群れの中に、ミヤマガラスの姿がありました。嘴の付け根が石灰化して白くなっている点、額が盛り上がり段差があるように見える頭部などを目に焼き付けました。(写真)2026年2月14日撮影
2026.02.14
コメント(0)

守谷市にある守谷野鳥のみちを訪ねました。林間コース、湿地コースから構成され、総延長4㎞の散策路が市民ボランティアの手で整備された画期的なフィールドです。鳥のみち駐車場を出発し、湿地コース(上流域)から水辺ルート経由で愛宕北口で折り返して再び湿地コース(上流域)から湿地コース(下流域)、湿地コース(城址ルート)を経由し守谷沼に立ち寄り、再び湿地コース(下流域)に戻り、駐車場までの4kmコースを探索しました。(コース詳細は、2024年10月発行守谷市観光協会発行 守谷野鳥のみち パンフを参照)(守谷沼ではカワセミのペアの求愛行動とカルガモ成鳥雄と雌非繁殖羽を観察)コース最北部に守谷沼があります。水田と隣接するスポットなので、カモの仲間、サギ、タシギなどのシギ・チドリ類、猛禽類を期待できます。今日は、上尾筒・下尾筒が艶のある黒色の雄成鳥と背、肩羽、脇の羽縁が目立ち全体に淡色の雌非繁殖羽を観察しました。このほか、沼ではカワセミペアが鳴きながら追尾する姿を目撃しました。これから雄が雌に獲物をプレゼントする仕草が見られるものと思います。このほか、カイツブリ、アオサギ、コサギの姿も見つけました。(湿地コースでウソ、ベニマシコと出会う)守谷沼から湿地コースに戻り、探索していくと、フィフィとウソが鳴く声が聞こえたと思ったら柳の花芽に降り立ちついばみはじめました。また、すぐそばをピッポと鳴きながら葦原を移動していくベニマシコを発見。このほか、頭と耳羽が褐色で腰が赤褐色のホオジロ雌の姿も観察できました。(写真)2026年2月13日撮影
2026.02.13
コメント(0)

立春をすぎて水鳥や小鳥の様子はどうかと柏市内柏の葉公園を訪れました。桜の広場で地上で群れで種子らしきものをついばんでいる小鳥を発見。その数83羽もの群れで、頭が大きくずんぐりとした体型のアトリ科シメです。(飛翔のたび、羽音が聞こえるシメ)ゆっくり接近して観察していくと、頭上が茶褐色で側頭と後頸が灰色の雄冬羽、頭部の褐色が淡く次列風切がグレーの雌冬羽、頭上が茶褐色で側頭と後頸が灰色で背の暗褐色部分が中途な雄個体の姿を観察しました。シメがついばんでいたのは地上に落ちているモミジバフウ、イロハモミジの実でした。公園内をランニングする方、市民が通る度に羽音が聞こえました。シメは関東地方に多いと言われていますが、バードリサーチ(2017)が報告しているように20羽以下の群れが大半ですので83羽がいかに多いかがわかると思います。風切羽が先端が切り取られたように角ばった形は、シメにとってどんな利点があるのか解明されていないテーマです。(水鳥の最新情報)今朝観察できたカモ類は、オカヨシガモ、ヨシガモ、カルガモ、マガモ、コガモで個体数の合計は160羽程度で合計としてはあまり変化はありませんでした。しかし、ヨシガモが49羽から20羽に減少しており、早くも移動がはじまった可能性もあります。(その他)県民プラザ前の池、桜の広場前のボート池の水位が低く、特に県民プラザ前の小さな浅瀬が干上がっている状態で水飲みや水浴びに飛来する小鳥たちの貴重なスポットが消失していました。雨が少ない影響がこんなところに出ているんだと実感しました。(写真)2026年2月12日撮影(引用)バードリサーチ.2017.ベランダバードウォッチ2017 年冬の報告.pp4.
2026.02.12
コメント(0)

柏市のオフィス近くの谷津田にエナガの行動をメインに観察に出かけました。今日観察したエナガは5羽でうち1羽は眉の薄い所謂チバエナガでした。このほか、梅畑で花蜜を吸うメジロ、畑地で餌探しをしている複数のツグミ、ニシアカシアの木のてっぺんに止まり周囲を見渡していたシメ、小さな池で羽をやすめていたカルガモを観察したり、雨上がりの時間を堪能しました。(エナガと他種との混群の変化とつがい分化)晩秋までは20羽から10羽程度でシジュウカラ、ヤマガラ、メジロと混群を構成し行動をしています。混群は、外敵からの捕食の危険回避、採食効率を向上させることで生存率を高めることが研究者によって報告されています。早春になると大きな群れが解消され、5羽前後の小さな群れとなりその後つがい分化と呼ばれるつがいで一夫一婦制の繁殖行動に入ります。大晦日に大きな群れから5羽で行動する変化が観察されています。まだ、ペアでの行動は見られていませんが、立春を過ぎて動きに注目しています。(番で行動する期間は短期間)上野・安井(1998)は、広島県でのエナガの観察記録を整理し報告しています。その中で「群れが解体してつがいで生活するのは,本調査地においては繁殖期の3月下旬から5月下旬にかけてのわずか2カ月くらいである」と報告しています。くわえて、「3月下旬の巣造り期においてもつがいで活動するのは日中だけで、夕方からは群れにもどりねぐらを共にしている。つがいが完全に群れから独立するのは巣が完成し、交尾が始まるころ」と注目の内容を記しています。観察地が広島県の積雪地域であり、千葉県北西部の積雪の少ない地域で当てはまるかどうか注目しています。(写真)2026年2月11日撮影(引用)上野吉雄・保井浩.1998.広島県の積雪地域におけるエナガの社会構造.高原の自然史.第3巻.p87-99.
2026.02.11
コメント(0)

北総鉄道西白井駅から10分ほどのところにある七次川調整池(通称:清水口調整池)を訪ねました。1993年以来オオハクチョウが飛来するようになり、市民のみなさんによる保護活動が行われています。一ヶ月ぶりに現地を訪ねました。今朝、水面にオオハクチョウ69羽(うち幼鳥3羽)、ヒドリガモ7羽、オナガガモ282羽、ホシハジロ109羽、オオバン4羽、カイツブリ1羽の姿がありました。オオハクチョウは前回1月に51羽(幼鳥5羽)から増加していました。(オオハクチョウ成鳥のUBPに注目)・成鳥は全身が白色で嘴は先端が黒く、付け根から鼻孔の先まで黄色いのが特徴です。(コハクチョウでは黄色の部分がより小さく鼻孔の手前までが黄色い点で異なります)一枚目、二枚目の写真が成鳥個体です。今日観察した成鳥1羽のUnder Bill Pattern(UBP)に注目すると、下くちばしの黒色の縁以外、嘴先端から嘴基部と嘴左右の末端を結ぶ線は舌の形のように全て全体的に黄色でした。(オオハクチョウ幼鳥の羽衣)今朝水面に姿があった幼鳥は3羽でした。写真三枚目、四枚目の個体は嘴付け根から鼻孔の先は黄色で、頭部に黒味、上面は褐色部分が多く白い羽が点在している個体でした。写真五枚目の個体は、頭部に黒色味があり上面の白色部が多くなり、腰や尾羽に褐色が残っている個体でした。三枚目、四枚目の個体に比べて日齢が進んだ状態でした。・日本ハクチョウの会(2009)が釧路市動物園での飼育下の個体を観察した結果を整理し報告しています。報告では、0日齢では嘴はビンク色で先端が黒、32日齢では全体は灰褐色ですが、肩羽、脇などが白色、135日齢で嘴の外鼻孔付近まで黒色、肩羽に白色正羽が斑状に出ると記されています。(引用)日本ハクチョウの会.2009.オオハクチョウの繁殖 釧路市動物園.p35-39.(オナガガモの中央尾羽)調整池で最も個体数が多かったオナガガモを観察していくと、中央尾羽が長く伸びている個体、そうでない個体と実にいろいろです。尾羽16枚のうち、中央尾羽2枚が長いことから英名がつけられています。後方から見ると、羽が幾重にも重なり美しい姿を構成しているのがわかります。(ハジロ類の羽衣)調整池では近距離で個体を観察できるので、ホシハジロ成鳥雌の上面が細かい波状斑に覆われている具合をつぶさに観察できます。また、今朝姿があったキンクロハジロ成鳥雌の体上面の黒色が脇に比べて強いのがよくわかりました。(オオバンの成鳥と若鳥)オオバンは成鳥と若鳥の姿がありました。若鳥は額板が小さく、体が褐色がかり、成鳥は頭部が黒く上面が藍色味が強いように見えました。(写真)2026年2月10日撮影
2026.02.10
コメント(0)

一昨日未明から昨日まで降り続いた雪が残る朝となりました。道路の凍結している箇所も複数あるので柏市のオフィスの近くの谷津田と公園を訪ね、冬の小鳥の姿を観察して回りました。(コゲラ後頭部に赤い羽、亜種オオカワラヒワを発見)公園の一角でコゲラがギィーと鳴きながら木を登り、時折幹をつつき中にいる虫を捕食していました。観察していると、後頭部に数枚の赤い羽(1枚の長さ7.5mm)を見つけました。複数の角度から記録した写真にも赤い羽を記録でき、ラッキーのスタートとなりました。このほか、亜種オオカワラヒワの雌雄が群れで枝にとまり、時折地面に降りて採餌をする様子を観察できました。亜種カワラヒワは三列風切の外縁だけが汚白色なのに対し、亜種オオカワラヒワはやや大きく、三列風切の外弁(羽軸の外側)が汚白色であり違いがあります。写真九枚目は雄個体、写真十枚目は雌個体で、雌の頭部は褐色味が強いのが特徴です。また、公園内ではジョウビタキ成鳥雄がコゲラ、オオカワラヒワを見ていた私に関心があるようでポールに止まり凝視してくれました。(谷津田の干し柿状態になった柿の木にヒヨドリ、ツグミが飛来しバトルを展開)谷津田の一角に柿が植えてあるエリアがあります。秋に実が熟したものをそのまま収穫せずにしてあるので霜が降りると実が落ちていきます。ただし、枝にくっていているヘタの部分に最後まで若干の果肉が残っています。それを食べにヒヨドリ、ツグミ、メジロといった鳥たちが続々と飛来します。しかし、ヒヨドリがツグミ、メジロを追い払い独り占め状態にしてついばんでいます。干し柿にすると、糖度50度程度になるのが知られています。食べ物の乏しい時期のご馳走を小鳥たちが知っているのでしょうね。(写真)2026年2月9日撮影
2026.02.09
コメント(0)

昨年12月19日以来、オフィス近くの谷津田にハイタカが滞在し、昨日も姿を観察しました。同じ谷津田で冬期にツミも観察(2022年12月から2023年2月の間滞在)したことがあります。鳥友からハイタカとツミの生息環境や食性などについて質問をもらいました。(ハイタカが滞在している環境)今季ハイタカが滞在している谷津田は、下藪や下枝はなく明るい環境です。谷津田に隣接した台地の木に止まり、地上低くを飛翔し獲物を捕食しています。ツミの獲物を捕獲するときには、枝に止まり狙いを定めてから襲撃するパターンが多いのですが、ハイタカの方が飛翔する獲物を追尾しながら捕獲する点で違いがあります。この点は、平野(2005)がツミに関して「林縁の樹木に止まり、近くを通過する獲物を猛然とダッシュして捕らえる」と同様の報告を見かけます。ハイタカについては、平井(2013)が「小型猛禽類のハイタカは、閉鎖した林内でも餌動物を追跡できる。木の枝にとまり、獲物を見つけると飛び立って捕らえる。(中略)空中で追跡するハンティング行動が多く観察されており、飛翔中や飛び立った小鳥を空中で捕獲する」と同様の報告しています。(餌が競合するハイタカとツミ)1月3日にはキジバトを背後から襲撃し捕食する姿を目撃しました。宮崎(1987)が「ハイタカはツグミ類、キツツキ類からシジュウカラ、スズメまで幅広い獲物を対象とし(中略)ツミは、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、シジュウカラ、エナガなど平地から森林まで生息する小鳥類だけを狙っている」「ツミに対して多少大型の小鳥を捕獲」と報告しています。(千葉県東葛地区での冬期のハイタカの観察記録)観察記録を見返してみると、2003年1月26日手賀沼沿岸、2007年3月4日手賀沼沿岸、2010年1月3日手賀沼沿岸、2010年1月10日松戸市、2012年3月14日松戸市、2012年12月23日柏市の谷津田、2013年2月24日柏市の谷津田、2014年1月27日手賀沼沿岸、2014年12月15日手賀沼沿岸、2015年1月12日柏市の谷津田、2019年2月10日柏市、2020年11月2日松戸市、2021年12月16日、20日、2022年1月18日柏市の谷津田、2022年1月19日松戸市、2022年2月4日柏市の谷津田、2025年12月15日市川市、2025年12月15日から2026年2月7日柏市の谷津田と複数の冬期での観察記録があります。(引用)宮崎学.1987.鷲鷹ひとり旅.p36.平凡社.平野敏明.2005.ツミ Bird Research News Vol.2 No.2.p2-3.平井克亥.2013.ハイタカ.Bird Research News Vol.10 No.6.p4-5.(写真)ハイタカ:2025年12月28日、2026年1月28日柏市ツミ:2023年11月1日柏市(ハイタカとツミの識別)ハイタカ成鳥雌、幼鳥雌には眉斑がありますが、ツミ成鳥雌には眉斑がある個体でもごくわずかかないものがいます。ハイタカは腹部に横斑がありますが、ツミの胸は縦斑です。また、ツミにはアイリングがありますが、ハイタカにはありません。
2026.02.08
コメント(0)

朝から曇り空で気温は3℃。あられが降り出し、夜半に雪が降り出す予報です。昨年11月に都内水元公園でマヒワ100羽超の姿を目撃し、各地に飛来するのではと期待していましたが、その後は水元で目撃されて以外のニュースはなしのままです。ハンノキやヤシャブシの種子を好んで食べるマヒワ、実につかまり逆さになって種子をつまみ出す姿に釘付けとなるファンも多いものと思います。(マヒワの翼の黄色の帯の長さ)植田(2011)が海外の研究者が報告している「雄の鮮やかな色彩が雌のつがい相手の選択の基準になっていることが多いのですが、マヒワでも翼の黄色の帯の長さが雌のつがい相手選択の基準になっている」との内容を紹介しています。具体的には、空腹のマヒワの雄を放し、餌を取り出すまでにどのくらい時間がかかるかを調べた結果、あっという間に種子を取り出す個体と時間のかかる個体とさまざまだったが、年齢に注目して解析してみると、翼の黄色い帯の長い個体ほど早く問題を解決できたことが判明したとの内容でした。人間が作った実験装置による評価であるものの野外での採食能力を推定できた点で注目されました。雄のまわりに複数の雌が取り囲んでいる光景が見られるかもとひそかに期待しています。(引用)植田睦之.2011.賢きものは美しい?~黄色い翼帯が鮮やかな個体ほど採食適応力の高いマヒワ~.バードリサーチ.野鳥の不思議解明最前線#67(写真)2011年2月14日柏市、2012年11月4日松戸市、2019年10月20日柏市内、2017年1月1日都内水元、2013年1月20日松戸市、2025年11月13日都内水元で撮影
2026.02.07
コメント(0)

暦の上では立春を過ぎて春を迎えました。気温が16℃程度まで上昇し春を感じさせる日となりました。手賀沼とその沿岸の冬鳥たちを探索しました。(コハクチョウとオオハクチョウの姿)スタートした最も東側のエリアでは、コハクチョウ、オオハクチョウ、コブハクチョウ、オオバンが羽を休めている姿を見つけました。コハクチョウ8羽(幼鳥3羽含む)、オオハクチョウ12羽(幼鳥2羽含む)、コブハクチヨウう41羽、オオバン60羽が羽を休めている姿は迫力がありました。(ユリカモメの羽衣のいろいろ)ハクチョウが羽を休めていたエリアには、ユリカモメの群れの姿もありました。目の後ろに黒班がある成鳥冬羽、若鳥から成鳥冬羽に移行中の個体、頭上から眼の後ろに黒褐色の斑がある若鳥などいろいろな羽衣を観察できました。(カモの仲間と猛禽、シギとの出会い)今日は柏市側の大津川河口周辺の水域にオカヨシガモ、コガモ、ミコアイサの姿を見つけました。くわえて、ミサゴ、ノスリ、トビ、チョウゲンボウ、タシギの姿がありました。ミサゴは、羽先が丸いように見えたので成鳥と思われました。(小さな猛禽のそばにチョウゲンボウの姿)黒い鍵状の嘴を持ち 昆虫類、両生類、鳥類を捕食することから小さな猛禽とも呼ばれるモズの近くの電柱にチョウゲンボウが虎視眈々と地面のモグラなどの獲物の動きを注視していました。(写真)2026年2月6日撮影
2026.02.06
コメント(0)

立春を過ぎ暦上では春となった吉川美南駅近郊の西口の中央公園前の調整池、東口の第一調整池の鳥たちを探索しました。(ベニマシコか次々登場)西口調整池沿岸の葦原では、ホオジロ科のベニマシコ、ホオジロ、カシラダカ、アオジが次々と登場。ベニマシコは、イネ科やタデ科の植物の実、特にセイタカアワダチソウ、ヨモギなどの実や芽を好んで食べることが知られており、お目当ての餌を求めて沿岸の葦原に飛来しているものと思われます。今朝姿を見せたのは、写真一枚目の頭上に褐色味があり体下面が紅色の雄と思われる個体、写真二枚目、三枚目の上面がの紅色が淡く、背、腹にかけて黒い縦斑がある雌個体でした。体に割に嘴が小さめで丸い感じがしました。草の実や芽をついばむのに最適化したものではと思います。(その他ホオジロ科の鳥たち)・ベニマシコを観察した直後、ホオジロが葦原に登場しました。頭部に黒色部がなく、頭部と耳羽が褐色で雌個体でした。ところが腰が紅色です。赤褐色の個体が多いのですが、こんなに紅色の見えたのは初めての経験でした。・カシラダカは、頭上、耳羽が褐色で、胸に茶色の帯がある雌個体でした。・アオジは、一見すると雌のように見えましたが、頭上、耳羽が緑褐色で雄冬羽でした。(東口第一調整池とその近郊)第一調整池に向かう途中の草地でタゲリ2羽の姿を見つけました。少し動いては地中の中のミミズの動きを耳で聞いているような素振りを見せていたと思ったら、ミミズを掘り出しちゅるりと飲み込む姿を目撃できました。観察できたのは、長い冠羽と上面に緑光沢がある成鳥冬羽個体と羽縁にバフ色がある第一回冬羽と思われる個体でした。その後は、散歩道のフェンスに降り立ったジョウビタキ雌、岸辺で羽づくろいをしていたハシビロガモの姿を観察しました。ハシビロガモは嘴基部に白い帯状の線がある個体を1羽観察しました。頬にミカヅキ斑のあるハシビロガモに関して一昨年11月にリポートしましたがそれとは別の特徴のある個体でした。(写真)2026年2月5日撮影
2026.02.05
コメント(0)

つくば市の高崎自然の森に出かけ、冬鳥との出会いを楽しんできました。お目当ては、ルリビタキの羽衣です。(複数のルリビタキの姿)一枚目の写真の個体、二枚目も三枚目の写真の個体の2個体の姿がありました。一枚目の個体を観察し認めた特徴は以下のとおりです。・眉斑はなく、尾以外に青色の羽は認められませんでした。・白いアイリングがあり雄に比べて幅が広い印象を持ちました。・脇の朱色部分の角部が境界があいまいな感じでした。(雄ではしっかりと角が出ます)上記のことから雌個体の可能性が高いものと思われました。二枚目、三枚目の写真の個体を観察し認めた特徴はつぎのとおりです。・頭上は褐色、風切羽に褐色味がある印象でした。・眉斑はなく、アイリングは一枚目の個体に比べて幅が狭い印象がありました。・上面、雨覆青色が認められました。上記のことから第二回目冬羽または第三回冬羽ではないかと思われました。(ルリビタキ以外の小鳥たち)高崎自然の森では、地上で餌探し、採餌をする小鳥が多いのが特徴です。今日は、シロハラ、ジョウビタキ、ビンズイ、シメ、アオジの姿がありました。シメを除く鳥に共通するのは、クモ、昆虫類を餌としていることです。(シメは木の実)高崎自然の森では、クモ、昆虫が豊富ではないかと推定されます。(高崎自然の森の心配ごと)冬の小鳥が複数滞在しているフィールドですが、気がかりなことがあります。それは、2012年12月までは複数の姿を目撃していたミヤマホオジロ、2014年までは50羽を超える姿があったカシラダカがほとんど見られなくなっていることです。カシラダカの減少は全国的なもので草地が減少していることが要因ではないかと研究者から指摘があります。(写真)2026年2月4日撮影
2026.02.04
コメント(0)

柏市のオフィス近くの谷津田を探索しました。(チバエナガが越冬)1月に入り、池が結氷するためカワセミ雌は飛来したりしなかったりが続ています。そのかわりに、訪ねる度に眉の薄い所謂チバエナガの姿を見かけています。これまで2015年11月30日、2021年12月24日、2025年12月28日、12月29日、1月21日、今朝の出会いで7回目となりました。2025年12月28日以来、継続して姿を目撃していますので越冬と表現してよいものと思います。一枚目がチバエナガ、二枚目がエナガです。(モズの雌)チバエナガの登場を待っている時、モズの雌が枝に降り立ちました。過眼線はこげ茶、脇から下面にかけて波状斑が目立つ個体で、明らかに雌個体です。ところが初列風切に白斑がありません。斑がある個体とない個体はどのようになっているのかと調べてみました。すると、高木(2006)がモズの羽色について「雌の過眼線は焦げ茶色で,初列風切に白班を持たず,脇から下面にかけた波状斑が雄よりも明瞭。体に近い側の初列雨覆先端の褐色斑の有無により、前年生まれ(斑有り)とそれ以前に生まれた個体(斑なし)の識別が可能」と報告しているのを見つけました。このことから観察した個体は、少なくとも2歳以上の個体ということになります。モズが枝に止まってリラックスしていた時、林縁をハイタカが猛スピードで移動。モズが姿勢を一段低くしてやり過ごす姿を観察しました。(引用)高木昌興.2006.モズ Bird Research News Vol.3 No.6.p4-5.(写真)2026年2月3日撮影(三枚目のみ1月31日撮影)
2026.02.03
コメント(0)

松戸市の川の一里塚下の草地と雑木林に囲まれたポイントと矢切ネギが栽培されているエリアを探索してみました。(川の一里塚の探索)川の一里塚では開花した梅にヒヨドリ、メジロが飛来し蜜を吸う様子が観察できました。また、地面で餌探しに余念のないアオジ、地面に落ちている種子を探していたシメ、河川敷の斜面で餌探しをしていたヒドリガモの姿を観察しました。(矢切エリアの鳥)明治初期に、東京都の千住から千住ネギの種子をもらい受けネギの栽培がスターとすると、江戸川の氾濫によって押し流された土壌が栽培に適し、良質のネギ栽培ができたので作付けが増え、太くて甘いと評判になったのが矢切ネギのスタートだったそうです。水路にはオオバン、カイツブリなどの水鳥、堆肥を投入して耕作しているところがあちこちにあるので土の中にはミミズなどの生物が多いとされ、それを目当てにタゲリが飛来しています。今日観察した個体は、顔にバフ色があり黒色部の淡い若鳥から第一回冬羽に移行中の個体と思われました。(写真)2026年2月2日撮影(十二枚目の写真は、矢切地区から都内金町方面を記録)
2026.02.02
コメント(0)

冬鳥のピークを迎え、千葉県、関東指折りの冬鳥飛来地の印旛沼を訪ねました。印旛沼の北岸の水田で野焼きが行われていた影響で、ヒシクイ、マガンが沼の水面に退避している姿がありました。(トモエガモの個体数は国内有数の多さ)水面を覆いつくす群れをつくっていたトモエガモの個体数は、10万9000羽超を数えました。群れは沼南岸の印西市吉高先の水面にあり、普段このエリアで羽をやすめているヨシガモ、マガモ、コガモ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロといったカモ類は他のエリアに移動せざるを得ない状況でした。トモエガモを観察していくと、脇最上列の尖り気味の幼羽と2列目の丸みのある新羽が見える雌幼羽が生殖羽に移行中の個体、全体的に橙褐色味が増し羽縁が橙褐色となった雌生殖羽、3色の肩羽がカーブして垂れ下がっている雄生殖羽といろいろな羽衣を観察しました。(ヒシクイ、マガン、ハクチョウの姿)中央部の水面を移動していたオオヒシクイ14羽、マガン3羽、コハクチヨウ1羽の姿を見つけました。トモエガモの大群が羽を休めている影響で岸からははるか遠くでした。オオヒシクイは黒い嘴の先端に黄色部、上尾筒、下尾筒の白いのが見えました。マガンは、オオヒシクイより体が小さくピンク色の嘴と額の白色が見えました。(カイツブリの尾が見えた)カイツブリの尾はほとんど退化していると言われています。今日観察した個体には常に短くてお尻にピョンとついている尾を見つけました。(トモエガモを背景にしなからのオオジュリン)葦原に止まり葦の中の虫を捕食していたオオジュリン、バックにはトモエガモの群れがいる光景を記録しました。(観察できた鳥たち)オオヒシクイ、マガン、コハクチョウ、コブハクチョウ、トモエガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、マガモ、オナガガモ、コガモ、オオバン、クイナ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、セグロカモメ、ユリカモメ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、チュウヒ、トビ、ハヤブサ、モズ、ヒヨドリ、ウグイス、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、セグロセキレイ、シメ、ベニマシコ、カワラヒワ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、オオジュリン(写真)2026年2月1日撮影
2026.02.01
コメント(0)

風速4m前後の冷たい北西の風が吹き抜ける朝となりました。オフィス近くの谷津田のカワセミの様子を見に出かけました。池の小さな島の葦原にシジュウカラ、エナガが飛来し、葦の中の虫を取り出して捕食する姿を観察していたら、チィーと鳴き声を出してカワセミが登場。(カワセミの構造色による青に見える時と緑に見える時)カワセミか池で獲物を捕食した後、羽繕いをしていた時には濃い青色に見えていたのに、枝に止まり休憩をはじめると明るい青色や緑っぽい色に見えたり、構造色によるものとわかっていたものの不思議な現象です。(過日、紹介したように羽がはアモルファスダイヤモンド構造(*)に由来する青色構造色を反射することで見える現象)(*)羽の枝分かれした部分の中に見られる非晶質(アモルファス)でありながらダイヤモンドに似た立体的ネットワーク構造を持つ微細構造(エナガが小さな群れで登場)例年の同時期は、シジュウカラ、メジロと混群をつくり5羽から20羽前後で行動をしていますが、今冬はエナガ単独で姿を見せることが多い傾向にあります。大きな群れから別行動となっているのは餌の具合なのか、それとも齢によって群れが変化しているのか、不明です。今朝見かけた5羽は、瞼の色は黄色に見えたので成鳥と判明しましたが、瞼の色が赤からオレンジ色の幼鳥で構成される群れが登場するか注目をしています。ジュリジュリと鳴きながら軽業師のように動き回るので、集中して細かな特徴を観察しています。そこがエナガマニアにはたまりません。(写真)2026年1月31日撮影
2026.01.31
コメント(0)

守谷市にある守谷野鳥のみちを訪ねました。林間コース、湿地コースかせ構成され、総延長4㎞の散策路が市民ボランティアの手で整備された画期的なフィールドです。(湿地コースでアカゲラ、ベニマシコ、カシラダカを発見)湿地コース(林間コースと守谷城址を結ぶ木の道、総延長1.5キロ)でアカゲラ、ベニマシコ、ホオジロ、カシラダカの姿を見つけました。ベニマシコは頬から喉が白色で、嘴根元から目を通って頬を囲む線が暗紅色、背に橙色がかった黒い縦筋がある雄冬羽、雌は淡褐色の体で黒い縦筋があります。アップした写真は雄冬羽です。アカゲラは後頭部が赤色で肩羽の白斑が目立つ成鳥雄で、鳴かずにすーと幹に止まり散策路を通行している市民の様子をながめているふうでした。飛び立つ瞬間、尾を下方向に動かしたと思ったら助走なしですばやく渡去していきました。近年、姿を目撃する機会の少なくなっているカシラダカですが、当地では複数の個体をよく見かけます。ホオジロと違ってよく冠羽を立てます。アップした写真は、頭上と耳羽が褐色、眉斑が汚白色、耳羽を囲む線が黒褐色の冬羽です。(林間コースではウソ、複数のエナガが採餌する姿を観察)総延長2.5キロの林間を巡回できる散策路で、今日はエナガが葦の中から虫を引っ張りだして採食している姿、低木と葦原をフィフィと鳴きながら移動するウソの姿、木の又でゆっくり日光浴をしていたツグミ、木に降り立ち鋭い視線を投げかけていたシメを観察しました。このほか、タシギ、トビ、ノスリの姿を目撃しました。(写真)2026年1月30日撮影
2026.01.30
コメント(0)

青空が広がった昼過ぎ、市川市の大町自然公園内を探索して歩きました。お目当ては、お相撲さんの四股を踏むような動作を披露しミミズを捕食するトラツグミ。(リュウキュウサンショウクイが登場)しかし、出会うまでは林縁で複数のシロハラ、葦原で葦の中の虫を捕食する複数のシジュウカラ、二箇所の池でそれぞれ登場したカワセミ2羽、複数のアオジを見かけたのみでした。その直後、ビリリリと鳴きながら上空を飛翔する背面の色が黒っぽく見えたリュウキュウサンショウクイの姿を見つけました。(トラツグミ登場)探索をスタートして小一時間経過した時、林縁で複数のアオジが降り立ったときでした。斜面から落ちきたようにトラツグミが登場しました。四股を踏む動作は見られなかったものの湿った地面を掘り返しミミズを捕食する姿を目撃。ツグミ類では日本最大のサイズで、虹彩は黒、頭から上面は黄褐色で下面は虎斑模様は貫禄たっぷりでした。(尾を上限に動かすシロハラ)公園内で個体数が最も多かったシロハラのうち2羽がニシオジロビタキと同じように翼を少し下げてまっすぐ伸ばした尾羽を上に振り上げる動作を披露しました。ニシオジロビタキはヒタキ科、シロハラはツグミ科で科は違うのに同じ動作をするのははじめて観察しました。獣医師の鳥友に聞くと、尾を少し上げる動作はテールフリックと呼ばれ、近くに他の鳥がいる場合の警戒時、緊張しているなどが考えられる由。(写真)2026年1月29日撮影
2026.01.29
コメント(0)

オフィス近くの小さな谷津田の池を散策しました。カワセミの姿はなかったものの、猛禽、冬の小鳥との出会いを楽しみました。(ハイタカ登場)餌が少ない時期となり、谷津田に隣接する斜面林とその林縁には次から次へと小鳥たちが餌探しに余念がありません。小鳥の姿に注目していたら、カラスに追尾され小型のタカが登場し、その後枝に降り立ちました。体のわりに頭部は大きく、翼は幅広、翼後縁にはふくらみがありました。止まった姿を観察すると、上面は褐色で、はっきりとした眉斑、黄色の虹彩、腹部には淡い褐色の横斑が見えました。これらの特徴からハイタカ若鳥と判明しました。(結氷した池の葦原に小鳥が次々登場)池の半分以上が凍っていましたが、葦原の中をせわしく動く複数のウグイス、葦の中に潜んでいる虫を捕食していたエナガ5羽以上の姿を発見しました。葦の中から探した虫が氷の上に落ちたのかエナガがスケーティングするような動きでフォローする姿を観察しました。まるでスケートを楽しんでいるような光景でした。(樹木の幹の中から虫をゲットするメジロ、谷津田一高い木のてっぺんのツグミ)6羽以上のメジロが鳴きながら木の幹に飛来したと思ったら、めいめいが幹をつつき虫を捕食する姿、谷津田を一望できるメタセコイヤの木のてっぺんに止まり周囲を見渡していたツグミの姿を見つけました。(写真)2026年1月28日撮影
2026.01.28
コメント(0)

柏の葉キャンパス駅から徒歩10分程度の位置にこんぶくろ池自然博物公園一号近隣公園があります。広さは6ha程度の小さな公園ですが、午前中は小鳥の仲間が立ち寄り、地面に落ちている種子をついばむ姿を観察することができます。近郊の北部中央2号調整池(柏市若柴)、北部中央1号調整池(柏市正連寺)と組み合わせて探索すると、水辺の鳥、山野の鳥との出会いを楽しめます。写真一枚目が駅から徒歩でアクセスすね際の入口ゲートです。ここを入り、右回りまたは左回りで探索します。今朝は右回りでスタートし、複数の小鳥の姿を観察できました。(シメの雌雄、出会いを心待ちにしている雄個体)写真六枚目、七枚目のアトリ科シメが地上に落ちていた種子を太い嘴ですりつぶして食べていました。六枚目は成鳥雄、七枚目は雌で、次列風切外弁と初列風切の一部が灰色です。八枚目は、過去に観察した(2011年2月柏市内)雄の夏羽と思われる個体で、頭部が明るい橙色のように見えた個体です。同じような個体と出会えないかと心待ちにしているタイプです。(アオジの雌雄、冬羽から夏羽に出会えるチャンスのあるフィールド)写真十枚目から十二枚目がアオジです。十二枚目は2023年1月に柏の葉公園内で観察した夏羽の特徴である眼先の黒が広く出ている個体です。今朝も十一枚目の個体が眼先が黒くなりはじめていました。(亜種オオカワラヒワ)公園近くの電線に降り立った亜種オオカワラヒワです。亜種カワラヒワと比べると三列風切の白色部が目立ちます。(その他)近郊の北部中央2号調整池(柏市若柴)、北部中央1号調整池(柏市正連寺)では、カモ類が羽を休めていました。夕方から夜にかけて水田などに出かけて餌をとり、帰還すると調整池の岸辺で寝込んでいる姿を目にします。今朝は、オカヨシガモ、ヒドリガモ、コガモの姿がありました。(写真)2026年1月27日撮影(八枚目は柏市内で2011年2月、十三枚目は2023年1月柏の葉で撮影)
2026.01.27
コメント(0)

今年も飛来しているとニュースをもらい、筑波山ハギマシコを観察しに出かけました。山頂で見かけたハギマシコは計7羽。そのうち地面で種子を食べていた3羽の行動を時間をかけて観察できました。黄色の嘴、後頭から後頚は黄色味がある褐色、胸以下の下面は赤紫の縦斑、雨覆と風切の羽縁は赤紫でシックな色合いが魅力の成鳥雄、嘴が濃い黄色で全体は色が淡い雌個体を観察しました。地鳴きでジュッジュッという声を時折、出しているのも魅力的でした。このほか、複数のウソがフィッフィッと鳴きながら移動するのを目撃しました。例年、姿を見かけるルリビタキ、カヤクグリ、ミヤマホオジロ、クロジといった小鳥たちの姿は見当たらず、山麓に降りてしまった可能性があります。ハギマシコの他に観察できたのは、山頂上空を飛翔し移動していたチョウゲンボウ、木々鳴きながら移動していたコゲラとモズ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、カワラヒワ、藪の中で笹鳴きをしていたウグイス、鳴きながら移動していたメジロ、山頂で観光客に愛想を披露していたジョウビタキ雌、筑波山神社山門に登場したジョウビタキ雄を観察できました。(写真)2026年1月26日撮影
2026.01.26
コメント(0)

昨日、千葉県北西部でオオコノハズクがハシブトガラス、ハシボソガラスに取り囲まれている現場に遭遇しカラスを追い払い、独立独歩で移動したので現地を後にしました。今日現地に出向き、様子を確認してきました。すでに姿はなく、現地には羽が散乱している様子もなく、無事に渡去していました。姿を見かける機会も少ない鳥ですので、羽衣の特徴を整理してみました。(遭遇時の姿)一枚目の写真が遭遇した時の画像です。正面から見た状態でオオコノハズクからすると顔が左方向、画像では右方向に向いています。(頭部から上面)観察した個体は、頭部から上面は、灰色味のある褐色で、顔盤は黒褐色で縁取りがされているように見えました。なお、顔の縁取りは、写真6枚目の個体と比べると、点在という印象でした。このほか、体下面は白く、黒い縦線がありました。(肩羽と雨覆、風切羽)観察した個体の肩羽はベースが褐色で黒っぽい軸斑があるように見えました。雨覆と風切は、青みがかった色に見え、暗褐色の斑がありました。(嘴)先端が褐色で緑がかり基部に近い部分に肉色があるように見えました。(虹彩)オレンジ色に見えました。(趾)羽毛に覆われていました。(吉井(1988)が沖縄以南の個体は趾が裸出しているが、北のものは羽毛におおわれると報告しています。(尾羽)尾羽は幅が広く先端が丸い形状でした。(引用)吉井 正.1988.コンサイス鳥名事典.p89.三省堂.(写真)2026年1月24日撮影、6枚目のみ2009年3月都内で観察・撮影(お断り)観察地は、千葉県北西部のレベルの情報にとどめ、市町村名、地区名は非公開とします。くわえて、お問い合わせについてもお答えをいたしかねることも付け加えます。
2026.01.25
コメント(0)

今日午前中、千葉県北西部でオオコノハズクがハシブトガラス、ハシボソガラスに取り囲まれている現場に遭遇しました。地面でカラスから何度も襲撃されていましたので、まず追い払いオオコノハズクの安全を確保しました。その後、独立独歩で移動が可能なため、医療的保護は必要ないと判断し、最低限の記録写真のみ撮影し現地を後にしました。オレンジ色の虹彩、褐色に黒い縦斑と横斑があり、趾が羽毛に覆われていました。(吉井(1988)が報告しているように沖縄以南の個体は趾が裸出しているが、北のものは羽毛におおわれる)。他、右目の開き方が左と比べると開けずらいような印象を受けました。また、尾羽は幅が広く先端が丸い形状であり、成鳥の外観でした。(引用)吉井 正.1988.コンサイス鳥名事典.p89.三省堂.(写真)2026年1月24日撮影(お断り)観察地は、千葉県北西部のレベルの情報にとどめ、市町村名、地区名は非公開とします。くわえて、お問い合わせについてもお答えをいたしかねることも付け加えます。
2026.01.24
コメント(0)

20日に訪ねた際にオオハクチョウ、ルリビタキの姿を観察したこともあり、鳥友を誘って千駄堀池とその周辺を探索して歩きました。(千駄堀池には複数のカモの姿)都市の公園でありながら、複数のカモを観察できるのでここの魅力です。今日は、オカヨシガモ、カルガモ、マガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロが水面を移動する姿を観察できました。オカヨシガモの複数の雄がメスを囲い込むような動きがスタートさせていました。北帰行までの期間、ペアの相手とするためにアピールが活発になるものと思います。このほか、複数のオオバンが水草をついばむ姿を見かけました。水生植物が全滅したと言われている手賀沼とは違い、植物の植体や種子を食べる姿を見かけます。(地上で採餌する小鳥の宝庫)千駄堀では、林縁で餌探しをするシロハラ、地面で種子をついばむ複数のアオジ、林では虫や樹木の実をついばむアカゲラがキョッと鳴き声を出す姿を見かけました。アップした写真のうち、シロハラは、頭が褐色がかり灰色味が薄く、喉の地色は白色で黒い縦斑があり下面は汚白色だったので雌成鳥と思われました。(雄成鳥は頭が青灰色で下腹にうっすら褐色味があります)(オオハクチョウの姿はなし)20日にオオハクチョウ成鳥2羽、幼鳥1羽の姿がありましたが姿がありませんでした。観察舎のスタッフによると、昨日までは成鳥2羽、幼鳥2羽の姿があった由。近郊の湖沼などに移動したものと思われます。(写真)2026年1月23日撮影
2026.01.23
コメント(0)

冷たい風が吹き抜ける中、市川市大町自然公園を探索しました。比較的高い位置でハンノキの実をついばんでいたヤマガラ、遊歩道脇の葦で中に潜む虫をつついて食べていたシジュウカラ、鳴きながら飛翔するメジロの姿を目にしながら進行。しかし、全体的に鳥影が少なくどうしてと思いましたが、その後その訳が判明しました。オオタカと思われる猛禽が鳥の羽毛をむしった痕跡を発見し、このためと思われました。その後、ヒーフィフィと複数のウソの鳴き声が聞こえきたのでその方向を注視していたら、モミジの実をついばんでいるアトリ科ウソが8羽目に入りました。モミジの固い種子をつりすぶして食べていました。頭上・嘴・尾が黒色で頬が赤く、下面が淡い紅色を帯びている雄個体、下面が褐色部分がメインで、外側尾羽下面に目立つ軸斑がない雌個体を複数観察しました。(写真)2026年1月22日撮影
2026.01.22
コメント(0)

オフィス近くの谷津田のカワセミの様子を見に出かけました。ハイライトは、眉の薄いチバエナガと出会えたことでした。(カワセミがザリガニを捕食)寒波で観察開始時の気温2℃。凍えるような寒さですが、池は結氷していない状態です。これならカワセミが餌を探すのに問題ないと思っていた瞬間、チイーッと声がしその方向を見るとカワセミ成鳥雌の姿が枝にあり、池に飛び込みザリガニを捕獲。ザリガニを横向きにくわえて尾の付け根あたりをくわえて複数回枝にたたきつけてから捕食する光景を観察できした。満腹になると、水面に近い枝、さらに高さ4m前後の位置にある梅の木の枝に移動しまったりと過ごしていました。背景に梅の蕾があるので、開花後が楽しみです。(眉の薄いチバエナガが登場)カワセミのいる池と隣り合わせのにある池の小島の葦原にエナガ、シジュウカラが降り立ち葦の中の虫を捕食していました。エナガ8羽のうち1羽が眉の薄い所謂チバエナガでした。眉斑・後頭・背が黒色、背がぶどう色で瞼が黄色のエナガ7羽と行動を共にしていました。チバエナガの羽衣は、エナガの黒くて太い眉斑の部分が薄く、背のぶどう色も色が淡く、頭上は白色でした。葦に逆さまに止まれるのは、8gと言われる軽い体重と爪を葦に引っ掛けることができる脚の力の強さゆえなのでしょうね。2015年11月30日、2021年12月24日、2025年12月28日、12月29日に続き、五回目の出会いとなりました。(写真)2025年1月21日撮影
2026.01.21
コメント(0)

5m前後の北西からの冷たい風が吹き抜ける日中、松戸市千駄堀を訪ねました。昨年11月29日にオオハクチョウ亜成鳥、1月6日に成鳥3羽、幼鳥1羽の姿があり、今朝は成鳥2羽、幼鳥1羽が千駄堀池の岸辺で羽を休めていました。観察したうち、幼鳥の羽衣を見ると6日の観察個体と今朝の個体は頭上から後頭の色あい、嘴基部の色などの特徴がほぼ一致するので同一個体と思われ、滞在しているものと思われました。(オオハクチョウの採食)行動を観察していると、朝一番は観察舎前の水域またはパークセンター対岸の草地で羽をやすめています。その後、10時前後から千駄堀池の水面を移動し、水生植物の茎をついばむ姿を見かけます。オオハクチョウは水のたまった水田を好む傾向がある、漉し採って採食する種は水があった方が採食しやすいと研究者が報告(*)しています。千駄堀池にはそんなオオハクチョウの食性にあっている環境がするのでないかと思います。(今朝観察したルリビタキについて)写真十枚目から十二枚目が今朝観察したルリビタキです。眉斑と腹までの下面が白く、風切最外縁が青色に見え、脇がオレンジ色、尾が青色でした。これらの特徴から雄成鳥個体と思われました。なお、十二枚目と十一枚目の個体は同一個体です。(その他)池の水面には、オカヨシガモ、マガモ、コガモ、カイツブリ、オオバンの姿がありました。オオバンは額板が小さく、虹彩が暗色の幼鳥でした。(*)嶋田哲郎・植田睦之・高橋佑亮・内田 聖・時田賢一・杉野目 斉・三上かつら・矢澤正人.2018.6GPS-TX によって明らかとなった越冬期のオオハクチョウ,カモ類の環境選択.Bird Research Vol. 14, A1-A12.(写真)2026年1月20日撮影
2026.01.20
コメント(0)

コハクチョウとオオハクチョウが越冬している菅生沼を訪ねました。くわえて、ハクチョウ2種にくわえて地上で採餌していたホオジロ、カシラダカ、ビンズイ、タヒバリ、水路沿いでウソがフィフィと鳴き声を披露している姿を堪能しました。(コハクチョウの中にも餌付けに頼らない個体も)コハクチョウは、夜間は池沼や河川等の水面にねぐらをとり、朝方ねぐらから飛び立ち水田に降り立ちます。昼間は水田で過ごし、夕方ねぐらとしている水面に帰還するのが餌付けに依存しない姿です。しかし、菅生沼では100羽前後のコハクチョウが水面で羽をやすめ来訪者があると水面を移動してきます。そうした中にあって少数ではありますが、葦原の地下茎をついばんでいる個体も見かけます。(コハクチョウとオオハクチョウの違いをつぶさに観察)オオハクチョウは、嘴先端が黒く付け根から鼻孔の先まで黄色いのが特徴です。対してコハクチョウでは黄色部がより小さく鼻孔の手前まで黄色いので違いがあります。また、幼鳥同士の特徴もじっくり観察できるのでおすすめのフィールドです。オオハクチョウ幼鳥は全身灰色、嘴では成鳥で黄色部分が薄いピンク色です。コハクチョウの幼鳥は同じ部分がより濃いピンク色です。なお、渡ってきた当初はピンク色の部分が大きくて鼻孔よりさらに先まで届いているのを観察できます。(長めの嘴と黄色の足が素敵なイカルチドリ)ここでは、毎冬、複数のイカルチドリが越冬します。前頭の黒色と頭頂の灰褐色の間に白色部がある成鳥雄冬羽、上面が灰褐色で前頭が褐色味があり、胸に黒色部分と褐色味を帯びている部分がある第一回冬羽と思われる2羽の姿がありました。(減少著しいカシラダカにくわえてホオジロ類、セキレイ類と出会う)2016年に研究者が発表した論文で過去30年の間に全世界では75–87%、過去10年間で32–91%の個体数が減少していると報告されました。以降、フィールドでは見かけることが少なくなっています。ところが、菅生沼の遊歩道では複数のカシラダカが種子をついばむ姿を楽しむことができます。今日は、ホオジロ雌、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ビンズイが登場。このうち、ビンズイは複数が枝にとまり、時折地面に降りてとことことした歩きを披露してくれました。(写真)2026年1月19日撮影
2026.01.19
コメント(0)

昨日、吉川美南でタゲリを観察した旨をリポートしました。鳥友からタゲリの夏羽と冬羽、雌雄の違いついて質問をもらいました。ポイントを整理してみました。よかったらご覧ください。(1月17日に観察したタゲリ)写真一枚目、二枚目が吉川美南で観察したタゲリです。冠羽があり、喉が白く、羽縁のバフ色があります。冠羽が成鳥に比べると短いので、第一回冬羽ではないかと思われます。(夏羽と冬羽個体の比較)写真三枚目の個体は、2020年2月に成田市で観察した個体です。頭部から胸にかけての黒色が冬羽より濃く、喉も黒くなっています。2月にもかかわらず、見かけた夏羽でした。(成鳥雌個体)写真四枚目の個体は、2018年1月に手賀沼沿岸で観察した個体です。冠羽が短く、頭頂・顔・胸は褐色味があり、雌成鳥冬羽と思われました。(成鳥冬羽)五枚目の写真は、2018年11月稲敷市で観察した個体です。写真手前の個体は冠羽が長く、顔にバフ色があり、 黒色部がはっきりしています。写真奥の個体は、冠羽は手前の個体に比べて短く、顔の黒色部は淡いので幼鳥から第一回冬羽に移行中の個体と思われました。
2026.01.18
コメント(0)

一ヶ月ぶりに吉川美南駅西口と東口の調整池を訪ねました。(西口調整池の草地は小鳥で賑やか)西口の調整池では、草地で複数のベニマシコ、ホオジロ雌雄を見かけました。ベニマシコは上面が褐色で下面に縦斑がある雌と思われる個体、羽色がバフ色がかっている第一回冬羽と思われる個体、背、腰、下面が深紅の雄冬羽と思われる個体の3羽でした。ホオジロは、顔の模様がコントラストが弱く、体全体が淡い雌個体と顔が白と黒の模様から構成されている雄個体が一緒に行動していました。沿岸の電線に頭部が灰色味のオオカワラヒワの姿、上空をひらひらとした飛翔をして移動するハイタカと思われるタカ類を見つけました。(東口調整池近くの草地でタゲリが採餌)西口から東口に移動する途中に商業施設に隣接する草地があり、タゲリがミミズを捕食している姿、近くの水路でカワセミが小魚をねらう姿、虹彩が黄色で嘴に黒斑が点在している雌非生殖羽の姿を観察しました。タゲリは、緑色に見える部分、紫色、茶色の見える羽と角度や日光の具合で変化していく構造色に魅入ってしまいました。(その他)ハクセキレイ雄の羽根が頭上から背が黒い生殖羽となっている個体、あちこちで複数のツグミが歩いては止まり地中の餌を採餌していました。(写真)2026年1月17日撮影
2026.01.17
コメント(0)

柏市のオフィス近くの谷津田を訪ねました。池が凍結していないので、カワセミ成鳥雌、コサギが池に採餌で登場していました。コサギは池を動きながらで足を震わせて獲物を追い出して捕食、カワセミは枝に止まり水面を凝視しエビ類を捕食していました。動と静の採餌を楽しみました。この後、谷津田を一望できる最も高さの高い木にシメが降り立ちました。地上で採餌することが多いので低い位置に止まって餌探しをすればいいのにと思いますが、他の鳥たちの動きを確かめてから地面に降り立ち地面にある種子を捕食。(谷津田に14年連続でアカゲラが登場)さて、今日のトピックスは、アカゲラの登場でした。3年前に紹介したように、1980年代までは千葉県で冬期の観察記録はなかったのに、2010年代になると千葉県北西部周辺で冬期に観察されるようになりました。谷津田近郊の学校法人の敷地内で2006年12月、谷津田本体では2012年2月にはじめて観察しました。以降、ほぼ毎年姿を見かけています。比較的高山の鳥というイメージがありますが、普通に見かけるのは温暖化の影響なのか、森が減少しているのかと思いをばています。(アカゲラの對趾足で幹に逆さまに止まれる)アカゲラが木の幹にとまっていた時間の80%以上は、逆さまの姿勢でした。對趾足(たいしそく)という前指二本、後指二本計四本の趾がなせる業です。キツツキ科とフクロウ属も同じ構造であり、上下左右に自由に動ける秘密です。(観察したアカゲラの性別)観察したアカゲラは、肩羽の白斑が大きく、後頭部に赤色部があり、下尾筒が赤色でした。後頭部の赤色部があるので雄個体でした。(写真)2026年1月16日撮影
2026.01.16
コメント(0)

新年、はじめて西白井駅から10分ほどのところにある七次調整池(通称:清水口調整池)を訪ねました。1993年以来オオハクチョウが飛来するようになり、市民のみなさんによる保護活動が行われています。オオハクチョウ飛来の南限の飛来として知られています。今朝の水面には、オオハクチョウ51羽(幼鳥5羽)、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、池の近くの草地にアオジの姿がありました。(オオハクチョウの採餌行動)オオハクチョウは、水面下にあるマコモなどを採食することが知られています。その様子を観察していると、水面に逆立ちして水中採食している姿を目撃しました。地下茎をついばんでいるものと思われましたが、地下茎のおいしい部分に到達するまで邪魔になっている茎を水面に嘴で引き上げた後、横に移動させ再び潜水。そのスタイルで地下茎をついばんでいたのは、51羽中2羽で、オナガガモが羽を休めている岸辺近くの浅い水位のエリアに限られていました。オオハクチョウの採食は地上で地下茎をついばむ地上採食、水面や水中で採食する水面・水中採食、水面や岸辺にある地下茎を採食するといったスタイルが知られています。人からの給餌に頼っているのかと思ったら、地下茎を採食できる環境がまだ残されていることがわかりました。(写真)2026年1月15日撮影
2026.01.15
コメント(0)

清水公園と座生川沿岸を探索し冬鳥との出会いを楽しみました。清水公園内では陽だまりでシロハラ、ツグミが日光浴をする姿を見つけたり、植え込みの中にジョウヒタキ、シメ、アオジの姿を発見したり楽しい時間を過ごしました。ジョウビタキは成鳥雌のほか、翼の白斑がなく雨覆に白い線が見える個体を発見しました。このほか、アオジの成鳥雌雄が登場し、背に黒褐色の縦斑があり、頭上と耳羽が黒っぽいのを観察できました。夏羽では眼先と喉が黒くなりますが、この時期ですと移行していく途中なのだと思いました。また、座生川沿岸ではベニマシコ7羽の姿があり、雄成鳥冬羽、羽色がバフ色がかる第一回冬羽の姿を堪能しました。帰り道、野田市と流山市の境界の水田地帯で、ノスリ、チョウゲンボウ、チドリ科ケリの姿を見つけました。ケリは警戒心が強いので風下から少しずつ距離を縮め、ようやく撮影ができました。物流団地の造成が進められており、ケリの越冬地、スズメが塒としている葦原エリアも風前の灯火となっているのが気がかりです。(写真)2026年1月14日撮影
2026.01.14
コメント(0)

柏市のオフィス近くや手賀沼沿岸などで2024年2月以降、冬期にハイタカを観察することが増えています。過去の観察記録を振り返ってみると、2007年3月に手賀沼沿岸で目撃して以来、2010年1月手賀沼、松戸市八柱霊園、2010年11月柏市内、谷津田では2012年12月、2013年2月、2015年1月、2021年12月、2022年1月、2024年2月、そして2025年12月から2026年1月にかけては訪ねるたびに姿を見かけるようになっています。(獲物を捕獲した光景も目撃)新年1月3日に散策していた際、キジバトを背後から捕獲する姿を観察しました。上空を飛翔する姿を見かけることがほとんどで、はじめて遭遇した場面でした。鴨川(2017)が長崎県で観察した結果を報告している内容の中に、「スズメ、ヒバリ、カワラヒワ、キセキレイなどの留鳥やタヒバリ、シロハラ、ツグミなどの冬鳥を捕獲し食物とする」とあります。(ハイタカとオオタカ、ツミ)平井(2013)がハイタカの生態や知見を整理むし報告しています。「ハイタカは留鳥性が強いとされるが冬期には平地や農耕地に移動し、より南に渡るものもいる」と報告しています。谷津田で見かけているハイタカが北国から移動してきているのならば、春先以降は渡去し、近郊で毎年子育てをしているツミとの競合はしないはずですが、留鳥となるならば採食環境はどうなるかなど興味のあるところです。(引用)平井克亥.2013.ハイタカ Bird Research News Vol.10 No.6.p4-5.石田光史.2015.野鳥図鑑.p208.ナツメ社.鴨川誠.2017.ハイタカAccipiter nisusの生態.長崎県生物学会誌No81.p1-3.(写真)一枚目、二枚目:2025年12月28日柏市、三枚目、四枚目:2025年3月30日柏市
2026.01.13
コメント(0)

オフィス近くの小さな谷津田の池を午後散策しました。小さな池の水面は大半が凍結しているのでカワセミが餌を採れず、姿を現しませんでした。しかし、台地の梅主体の畑では、地上で採餌する鳥たちの厳しい冬を生き抜く姿を観察。(地上で採餌する冬鳥が地中に耳を傾ける仕草)シロハラが落ち葉をめくりて餌を探している光景を目撃しました。地面に耳を傾けて地中のミミズの動く音を聞いているような仕草を複数見かけました。片方の目で餌を凝視し、片方の目で上空の敵を見張っているようでした。ツグミは、小走りして立ち止まり、餌を見つけては拾って食べると言われていますが、今日見かけたツグミは落ち葉の積み重なっいる場所で獲物がいるポイントを一点を凝視しパクッと獲物を捕食。小さなに丸い虫のようでした。この他、畑地で地面をとことこ歩いて餌を探していたハクセキレイが、静止しやはり地中の音に耳を傾ける仕草をしていました。空中で昆虫類を捕食すると思っていたので意外な発見でした。(トラツグミの採餌)同じ谷津田では2月から3月にかけてトラツグミを見かけます。地面を移動していたと思うと立ち止まり、地面に顔を傾けて静止する姿を見かけます。手当たり次第に落ち葉をめくり腐葉土をほじくったりしていると、ミミズの捕獲が不確実になるのでしょうか、土の中に耳を傾けてその位置をねらい捕獲しているようです。そのようなことがシロハラやツグミにもあるのか、丁寧に観察する必要があります。(そのほか)谷津田の水路でハシブトガラスが低い気温下でも豪快に水浴び。撮影していたら、全身にバリアがかかっているような光景を記録できました。畑地でムクドリ成鳥が餌を探して移動しやはり静止する姿を見かけました。この他、若鳥は電柱の上に止まり周囲を見渡す仕草を見せていました。どんな採餌行動をするのかまでは観察できず、次回の宿題となりました。(写真)2026年1月12日撮影
2026.01.12
コメント(0)

北西の風が強い朝となりました。守谷市の野鳥で冬の小鳥を期待して探索しました。結果は、ハイタカ、シジュウカラ、ウグイス、ツグミ、シメ、アオジの姿を見かけたのみでした。そこで、柏市の柏の葉キャンパス駅近郊の湿地に移動し、カモ類、シギ・チドリ類を探しました。しかし、北西の風が時折10m前後吹き抜け観察にはもちろん撮影にも悪条件。カルガモ成鳥と全体に羽色が明るく見え脇と肩羽の羽縁が羽先でかけている幼鳥の姿、虹彩と上面が暗色に見えたハシビロガモ幼羽、タシギが強風の中でも餌探しに余念がない姿を観察したのみにとどまりました。今日のハイライトは、強風に負けずタシギを見ていたら、翼を上方向に広げてくれて翼下面の模様、色がはっきり観察できたことでした。次列風切後縁に白線があり、下雨覆に白い帯が出ることを観察できたのが収穫でした。(写真)2026年1月11日撮影
2026.01.11
コメント(0)

オフィス近くの小さな谷津田の池は、新年に入り凍結することが多くなりました。また上空をツグミが鳴きながら移動する姿もよく見かけます。(カワセミの登場は餌がとれる時間帯に変化)谷津田で餌をとっているカワセミ雌は、池の水面が緩む午後に登場し、小魚を捕獲することが多くなっています。(アップしたカワセミの画像は1月7日の撮影のもの)また。寒さが増すにつれて肩羽あたりにふわっとした羽毛が見られるようになりました。(水の流れのある水田で採餌するコサギ)小さな水田を歩き回り、エビやドジョウのようなものを捕獲しているコサギは、足を細かく動かして餌が浮き上がってきたところを捕食しているのは変化がありません。ただし、低い気温の日は、餌の動きがにぶく飛来する時とそうでない時が出ています。(寒いのが苦手なキセキレイが登場)植田(2023)が全国鳥類繁殖分布調査と全国鳥類越冬分布調査を振り返った結果を報告しています。その中で「北、東北よりも北の地域では冬にキセキレイはいなくなり、そして日本海側ではより南の地域でもいなくなってしまう」「平均気温(12-2月)、最深積雪深を集計してみると、冬の平均気温が0℃を下まわるような場所、積雪深20cmを上回るような場所では、キセキレイは冬期にはあまり分布しない」と述べています。その内容からは、冬の厳しさは、地上で採食するキセキレイのような鳥にとっては大きな影響を与えることが読み取れます。関東以北では寒さが厳しいところも多いこともあり、小さな谷津田に行き着いたともいえるかもしれません。(谷津田のイロハモミジの実が大好きなシメ)アトリ科シメも谷津田の一番高さの高い木に降り立つことが多くなっています。イロハモミジの実などの種子が大好物なので出現しているようです。時折、つぶやくようにピチッピチュと声が聞こえてきます。(引用)植田睦之.2023.日本の森の鳥の変化 キセキレイ.バードリサーチニュース 2023年11月.(写真)1枚目から3枚目、8枚目は2026年1月7日撮影、その他は2026年1月10日撮影
2026.01.10
コメント(0)

冷え込みは厳しかったものの、青空が広がり風もなく、絶好の観察日和でした。冬の小鳥、カモ類、水鳥を探しに成田市、栄町、印西市のフィールドを訪ねました。(坂田ケ池総合公園ではミコアイサの羽衣のいろいろを観察)スタートした坂田ケ池総合公園の池では、マガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、ミコアイサが羽を休めていました。このうち、ミコアイサは頭部に白い羽が出ている雄第一回冬羽ではないかと思われる個体と眼先が黒い雌冬羽と思われる個体の姿を見つけました。岸辺ではジョウビタキ雌が道案内するように杭に止まって愛想を振りまいてくれました。(房総のむらではアトリ科ウソが登場)坂田ケ池から房総のむらに入ると小鳥たちの動きが活発でした。シロハラが鳴きながら移動、エナガ、シジュウカラ、メジロの混群も木々を移動、その後5羽のウソがコシアブラの実をついばんでいる姿を発見しました。成鳥雄の喉から頬の赤色の個体、翼帯が白い雌など5羽が木の実を無心についばんでいました。(印旛沼では5万4000羽余りのトモエガモ、ヨシガモ、ハジロ類を観察)無風の印旛沼では成田市側の水域にトモエガモの大群が羽を休めておりその数54000羽超、ヨシガモ、カルガモ、マガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサの姿を観察しました。トモエガモは、3色の肩羽がカーブを描いて垂れ下がっている雄生殖羽、肩羽の伸び方が短い個体、脇最上列の丸みが強い雌非生殖羽個体、雄の巴模様の後頭の模様などを観察できました。また、ヨシガモ雄2羽が4羽の雌を岸辺近くでガードしている姿を見つけました。このほか、遊歩道に隣接した水田でタゲリが畔で餌探しに余念のない姿を観察しました。(写真)2026年1月9日撮影
2026.01.09
コメント(0)

寒い朝となり、昼過ぎから冷たい風が吹き抜けるとの予報でしたので風を避けて冬鳥との出会いが楽しめるつくば市高崎自然の森に出かけました。(冬の小鳥が次々と登場)待機していると、木の幹をつついて中の虫を引っ張り出してついばんでいたコゲラ、地面に落ちている木の実の果皮を取り去って種子を取り出し食べていたヤマガラ、木の実をたらふく食べて枝で一休みしていたヒヨドリ、木の窪みから虫を取り出して食べていたメジロと次々に小鳥たちが登場。(リズミカルに尾を振るルリビタキ)その後、地面でミミズや昆虫類などの餌探しに余念のないシロハラ、ツグミ、そして今日のお目当てのルリビタキが姿を現しました。尾羽をリズミカルに振りリズムをとっているように見えました。脇のオレンジ色や腰から尾の青色が淡い印象がありましたので雌個体の可能性があると思いました。帰り道、木のてっぺんに複数のシメが止まる姿や地面で種子をほおばるアオジの姿も観察できました。(写真)2026年1月8日撮影(現地へのアクセス)園内に駐車場は整備されていますが、JR牛久駅からTXみどりの駅行き路線バスがあり、 高崎入口停留所下車徒歩5分(所要時間約20分)です。なお、日中は一時間に一本程度なので調べてからお出かけになることをおすすめします。
2026.01.08
コメント(0)

オフィス近くの谷津田で昨年暮れにハイタカの姿を観察しました。同じ谷津田でツミを複数回(2017年2月、2022年12月25日、27日、2023年1月3日、1月20日2月6日)冬期にツミを観察しているのでツミかと思い込んで帰宅し、撮影画像を整理して閲覧していたらあれっと気づきました。ツミでは眉斑がほとんどないのにはっきりしている、ツミにある黄色のアイリングがない、ツミでは胸に縦斑があるのにない、ツミの下面は太くて短いのに観察個体は違う。何を見ていたのだろうと後悔することしきり。でも、谷津田でハイタカが静止しているのははじめてなので仕方がないかと思ってみたり。ハイタカとツミ、ハイタカとオオタカの特徴を復習し、整理したものを提供します。(観察したハイタカ)一枚目、二枚目の写真が2025年12月28日に観察したハイタカです。虹彩は黄色、細いけれどはっきりと眉斑があります。腹部に淡い褐色の横斑があります。上面は褐色、各羽縁は褐色、雨覆や肩羽基部に白斑が見えました。これらの特徴からハイタカ若鳥でした。(1)ハイタカとツミの比較a.虹彩:ハイタカ幼鳥の虹彩は黄色に対してツミ幼鳥の虹彩は緑ががった黄色です。b.アイリング:ハイタカ幼鳥にはアイリングがないのに、ツミ幼鳥では黄色のアイリングがあります。c.腹部:ハイタカ幼鳥は腹部に淡い褐色の縦斑があるのに対して、ツミ幼鳥では胸に縦斑があり、脇に横斑があります。d.上面:ハイタカ幼鳥では褐色に対してツミ幼鳥は暗褐色です。(2)ハイタカとオオタカの比較体の大きさはオオタカの方が大きいのですが、体の形はハイタカとオオタカはよく似ている印象があります。しかし、相違点を整理するとつぎの通りです。a.上面の色:オオタカの方がより黒っぽく見えます。b.下面:オオタカ幼鳥では全体的に縦斑ですが、ハイタカでは全体的ではありません。c.耳羽:オオタカ幼鳥の耳羽は淡色に見えます。d.喉の軸斑:ハイタカ幼鳥の喉には褐色の軸斑が見えます。(ハイタカの飛翔)ハイタカの飛翔時には中央尾羽以外の尾羽に4黒帯が見えます。翼先は6本と言われています。しかし、画像の個体は右が6本、左は5本に見えます。(写真)一枚目、二枚目:ハイタカ、2025年12月28日柏市三枚目から五枚目:ツミ、2023年7月21日、7月22日、2023年1月20日柏市、六枚目から八枚目:オオタカ、2007年4月8日柏市、2013年12月2日松戸市、九枚目、十枚目:ハイタカ、2025年3月30日柏市
2026.01.07
コメント(0)

昨年11月29日にオオハクチョウ亜成鳥の姿があり、その後も来園者により断続的にオオハクチョウの姿が観察されています。今日は成鳥3羽、幼鳥1羽が羽を休めていました。2022年1月に6羽、2010年12月に4羽観察して以来複数が羽を休めているのは久しぶりです。北西の4m前後の風が吹き抜けていたので、水鳥はオカヨシガモ、コガモ、カイツブリ、オオバンが葦原の縁に姿を現すのみで、アオサギが小島の端の風を避けられる場所で眠りこんでいる姿、ハクセキレイが地面で餌探しをしていた姿を観察したのみでした。なお、オカヨシガモの1羽は脇に丸みのある羽が残っている個体で、エクリプスからの移行中の個体と思われました。(写真)2026年1月6日撮影
2026.01.06
コメント(0)

朝から青空が広がる絶好の観察日和。茨城県、千葉県の冬鳥飛来地を気の済むまで探索しようと出かけました。茨城県のオオヒシクイ越冬地を訪ねオオヒシクイ11羽、ハジロカイツブリ、ノスリ、ハイイロチュウヒ、チョウゲンボウ、タゲリの姿を観察できました。続いて訪ねたのが印旛沼近郊の水田地帯に羽をやすめるケリの飛来地。成鳥と幼鳥を観察できました。幼鳥は胸の帯はなく、上面の各羽縁が淡色でした。警戒心が強いので待機して少し前進し観察を繰り返し観察したのがアップした写真の個体です。最後に訪ねたのは、印西市のハクチョウ飛来地でした。例年でしたら15時頃には水田に降り立つのですが、今シーズンは16時頃にようやく初陣が登場し降り立つました。コハクチョウ、オオハクチョウ、コハクチョウの家族と一緒にマガン若鳥も水田に降り立ちました。マガンは、額の白色部のなく、腹部の黒班もほとんどない個体でした。外観は、2日に手賀沼沿岸で見かけた個体とよく似ていました。(写真)2026年1月5日撮影
2026.01.05
コメント(0)

浦安市日の七丁目から美浜公園まで間の三番瀬で羽を休めている冬鳥を探索しました。風もほとんどなく、大潮で干潮が11すぎと観察にはもってこいの条件てした。中央尾羽の中央2枚が細長いオナガガモ、高速飛行に適した先の尖った翼を持つススガモが飛翔していくたびにヒュンヒュンと風切音が聞こえました。スズガモは、遠目に黒・白・黒のパターンの雄生殖羽、嘴基部の周囲に大きな白色があり全体は褐色の雌冬羽の羽衣を観察できました。このほか、むむすび型の頭のホオジロガモ成鳥雄、頭部がこげ茶の成鳥雌が波間を移動していく姿、頭部と首の境界が不明瞭なウミアイサ雌の時折嘴を開けている光景を観察しましたがゴアーと鳴き声を出したのかは不明でした。このほか、赤い虹彩が素敵だったハジロカイツブリ、岸辺で餌探しに余念のないイソシギ、ハマシギ、波間に浮かんで休んでいたセグロカモメの姿を見つけたり楽しい時間を過ごしました。(写真)2026年1月4日撮影
2026.01.04
コメント(0)

昨晩の雪の影響で、柏市のオフィス近くの道路が着雪しているので雪かきで急遽実施。終了後、近くの谷津田を散策しました。景色が真っ白で池が凍結し、カワセミの姿はありませんでしたが、小鳥が活発なので一角で待機し小鳥たちの観察に切り替えました。ヒヨドリ、シロハラ、メジロ、エナガ、シジュウカラが柿の木に降り立ち、相次いで実をついばんでいました。動物食がメインと思っていたエナガが柿の実、センダンの実をついばんでいる光景を観察したり、松の木の枝についていた虫の卵または節足動物をつついていたりバリエーションがあるものだと関心しました。野生生物との出会いは、先入観なく観察することが大切ですね。今朝のフィナーレは、昨年暮れから谷津田に滞在しているハイタカがキジバトと思われる個体を地面で捕獲し、斜面林に運搬した光景に遭遇したことでした。上面が褐色でしたので若鳥と思われました。素早い速度の捕食にあらためて猛禽のすごさを実感しました。また、帰り際にシロハラが地面で餌さがしをしている姿も観察しました。(写真)2026年1月3日撮影(ハイタカは昨年暮れ撮影のもの)
2026.01.03
コメント(0)

今年の鳥見はホームグランド手賀沼からスタートしました。気温7℃前後で少し風が吹いていて体感ではまるで北国のような気分でした。(新年はマガン、オオハクチョウ、ベニマシコとの出会いでスタート)水面に目をむけるとまずマガン、オオハクチョウの家族群の姿がありました。マガンは顔の白色部がなく嘴先端に黒色部がある幼鳥、オオハクチョウは成鳥、幼鳥が水面で休んでいました。オオハクチョウ44羽のうち幼鳥は18羽で、飛来している中の40%ほどが幼鳥でこれまで最も高い割合です。また、成鳥1羽が幼鳥6羽を引き連れている姿も目撃しました。一腹卵数は4~5個とされていますが、それ以上多かった可能性があります。このほか、葦原に複数のベニマシコがフィフィと鳴きながら移動し姿を現しました。1羽は全体的に赤味の強い成鳥雄、1羽は少し赤味の淡い成鳥雄、雌2羽の構成でした。(ユリカモメが橋の欄干に勢ぞろいして壮観)ほとんど人通りのないエリアの橋の欄干に横一線にユリカモメが勢ぞろい。しかも1羽を除いて77羽が成鳥で、嘴と足の赤が見事でした。(複数種の猛禽類登場)スタート地点ではノスリ、チョウゲンボウ、沼東端でハイイロチュウヒ、チョウゲンボウ、沼西端エリアではミサゴ、チョウゲンボウが登場してくれました。ハイイロチュウヒは翼先が黒く、他が灰色で尾羽先端に褐色斑があったので雄未成鳥と思われました。(大津川河口近くの浅瀬でタシギ)沼西端近くの大津川河口近くの浅瀬で餌探しに余念のないタシギの姿を見つけました。体は褐色なのですが、写真は光線の具合で暗色に見えています。(写真)2026年1月2日撮影
2026.01.02
コメント(0)

初詣のあと、都内水元公園に出かけました。近郊の初詣スポットをさけてバスで公園東端の桜土手で下車し、カワセミの里にいたるまでのコースを探索しました。(行動を身近に観察できるフィールド)水元公園の小合溜の平均で約1.1m、深いところは1.5m前後と言われていますが、水生植物園近くの小さな池はそれよりも浅く、このポイントでしか観察できないカモの行動があります。オカヨシガモは、足で自転車のペダルを漕ぐような仕草を繰り返し、草の種子や水草が浮き上がってきたところを今度は逆立ちして水中で食べる仕草をみせてくれます。一枚目、二枚目の写真はその光景です。(ヨシガモはとことん眠いカモ)日中は東端の水面の奥で眠りこんでいることが多いのがヨシガモです。うろこ模様の胸、ナポレオン帽のような頭の形状の一部、鎌状の三列風切の一部でようやくそれとわかります。カモの多くの種類が夕暮れ時から夜間にかけて少し離れた田畑や水辺に移動し、落ち穂や水草などの餌を探しに出かけ、朝になると公園の水面に帰還し眠りに入ることがほとんどです。(ホシハジロの体上面の模様が観察できるのもおすすめ)比較的近い距離で観察できるので、体上面や脇の波状斑をしっかり観察できます。あわせて、雌成鳥冬羽では目の周囲が白っぽく口角あたりから眼の下にむけて頬腺があります。ところが、雌第一回冬羽では不明瞭です。(オオバンの採餌スタイル)オオバンの大半は、水面を移動し浮いている水草を食べたり、潜水または逆立ちして採食をします。ところが、今日公園内で見かけた1羽は湿地の縁に座り込みそのまま周囲の草をついばんでいました。合理的といえばそのとおりなのですがはじめて目撃しました。(ゴイサギの虹彩の色)カワセミの里エリアで休んでいたゴイサギの幼鳥、成鳥の虹彩を観察しましたら、幼鳥では虹彩は黄色や黄橙色なのに、成鳥では鮮やかな赤色でした。帰宅後、調べてみると三年前後の時間を経て赤色に変化するとわかりました。(観察できた鳥たち)オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、コサギ、オオバン、ユリカモメ、ハイタカ、チョウゲンボウ、カワセミ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、シメ(写真)2026年1月1日撮影
2026.01.01
コメント(0)
全2003件 (2003件中 1-50件目)