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2023.05.02
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オオヨシキリの飛来がどうかと思い、手賀沼沿岸の遊歩道を探索しました。
9時から11時の間で囀りを聞いたのは2個体のみでした。
オオヨシキリについては、西海(2007)が「早く渡来したオスはアシ原の植生
密度が高い場所を好んでアシの穂先やヤナギなどの高所で盛んにさえずって
なわばりを確保する。最初のメス(第一雌)がなわばり内に入るとオスはさえずりを
やめ、メイトガードを行なう。第一雌が産卵を始めるころ(初卵日の前後3日間)に
メイトガードをやめて再度さえずり始め第二雌を誘引する」と述べており、囀りが活発になるのは複数回あることを示唆しています。
ところが、大山(1992)が1991年5月から7月の行った囀っていた個体数と
囀り個体数と姿のみを確認した個体数に関する調査結果では、手賀沼では囀りのピークは6月11日の1回だったと報告しています。
その要因については、つがい形成時期にばらつきがあるとしていますが、限られた葦原しかない手賀沼沿岸では第ニ雌が第一雌の巣から離れた場所に巣をつくりずらくそうしたことも要因のひとつではないかと私は考えています。
(引用)
大山紀子.1992.オオヨシキリのさえずり個体数の季節変化.
我孫子市鳥の博物館研究報告.第1巻.p5-7.
西海功.2007.オオヨシキリ.Bird Research News Vol.4 No.8.p4-5.
(写真)私のライブラリーものを使用











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最終更新日  2023.05.02 14:16:54 コメントを書く
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