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2023.07.19
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カテゴリ: 識別について
高野(1980)が述べているように、1972年5月に青森県小川湖でシベリアオオハシシギ夏羽が飛来したのが国内初の飛来記録で、その後大阪湾、熊本県、愛知県、東京湾、長崎県、兵庫県、鹿児島県、北海道で記録されたシギ科の鳥類です。
東京近郊では1991年8月31日に谷津干潟(幼鳥冬羽)、1996年8月25日多摩川河口(幼鳥冬羽)、2013年7月7日葛西臨海公園(成鳥夏羽)に飛来した際に出会えました。
多くの図鑑類には、ごく少数が渡来するのみと記されているものがほとんどですが、
愛知県(2020)を閲覧すると、1975年以降23例の観察記録があると記され、大半が秋の幼鳥とあります。ただし、沿岸部の汽水や淡水の湿地環境が激減しており、2013年7月26日以降は渡来していない模様です。
2013年7月に葛西臨海公園に飛来した個体の特徴と写真、類似種のオオハシシギとの比較をしてみました。どこかで再会できるとよいのですが。
(シベリアオオハシシギの特徴)
葛西に飛来した折は足の長い鳥との第一印象でした。
足は黒く、嘴がまっすぐで長く、頭長の2倍より長い感じがしました。
(オオハシシギとの違い)
類似するオオハシシギは、足の色は黄色または黄緑色で、眉斑は頬、頸の赤みはありません。上面に黒班がありますが、シベリアオオハシシギの形状とは違いがあります。
(シベリアオオハシシギは背と肩羽の軸斑は黒いのですが、形状はオオハシシギよりも複雑ではありません.
オオハシシギ写真:2013年4月28日、同年5月3日いずれも茨城県稲敷市で撮影
(引用)
高野伸二.1980,野鳥識別ハンドブック.p151.
愛知県レッドデータブック.2020.鳥類.p102.シベリアオオハシシギ.

















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最終更新日  2023.07.19 14:17:21 コメントを書く


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