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2024.02.23
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カテゴリ: 識別について
レンジャク飛来のニュースをいただきながら、雨の日が続き、出かけられず。
撮影したキレンジャクとヒレンジャクの画像を復習していました。
皆さんのご参考になればと思い、提供します。
(キレンジャクとヒレンジャクの尾羽先端と下尾筒、下腹の色)
キレンジャクは尾羽先端は黄色、下尾筒は黄色、下腹には黄色味はありません。
対してヒレンジャクは尾羽先端は赤色、下尾筒は赤色、下腹に黄色です。
(キレンジャクの成鳥について)
一枚目は2009年3月8日山梨県山中湖で撮影した個体です。
初列風切先端の斑が内弁と外弁にあり、内弁先端の白線は最も外側の羽まで幅広く白く、外弁先端は黄色なので雄成鳥冬羽と思われます。
二枚目は、2020年2月23日にさいたま市で撮影した個体です。
初列風切先端の斑は雄成鳥と同様黄色、初列風切内弁先端の白線は成鳥よりも細く、最も外側の羽の先端は白くないことから雌成鳥冬羽と思われます。
(ヒレンジャクの成鳥について)
三枚目は、2020年3月15日さいたま市で撮影した個体です。
下腹が黄色であり、キレンジャクでは黄色味がないのと違いがおわかりいただけると思います。
四枚目は、2020年2月19日さいたま市で撮影した個体です。
初列風切先端にある白い部分に赤い斑があるので成鳥雄と思われます。
五枚目は、2017年4月5日にさいたま市で撮影した個体で、初列風切先端にある白い部分に赤い斑がないの成鳥雌と思われます。
(尾は12枚)
キレンジャクもヒレンジャクも尾羽は12枚あります。
写真は2020年3月15日にさいたま市で撮影したヒレンジャクです。
1710年出版された和古書の喚子鳥に12黄、12紅の記載がされており、江戸時代中期頃からキレンジャクとヒレンジャクが識別されていたと思われます。

















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最終更新日  2024.02.23 14:15:36
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