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2025.06.03
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昨日、甘田干拓地と浮島でコジュリンを観察した旨をリポートしました。
1977年以来、コジュリンを観察していますが、いくつか気がついたことがあります。
ひとは、雄だけが見られる時期があること、雌雄番いで見られる時期があること、
囀りが雄が草はらの突出した部分で行われていることの3つです。
これらのことは、中村(1981)が長野県霧ヶ峰での調査報告で「年によって違いがあるが、ほぼ4月下旬より5月下旬までは雄だけが見られる時期である。この間に雄はしばしば小群をつくっている」、「6月中旬より雄と雌の番いでいるものが目立って来る」、「雌はソングをしない。雄のソング活動は草原に突出したものの上で行なう」と同様のことを述べています。
このほか、中村(1981)は、番いとなった雄と独身雄の行動圏について興味深い報告を記しています。「番い雄のソング活動はソングエリアの中の一部に集中する傾向がある」、「独身雄個体は広範囲を動くにもかかわらず、主要活動地は限られたソングエリアの中である」との内容です。独身雄は勝手気ままに動き、雑然として動きをするということになります。
甘田干拓地と浮島で観察個体と距離が遠いこともあり、ソングエリアでの活動を確認できていないので今後の宿題となっています。
(コジュリンの個体識別)
3枚目:成鳥雄、頭は黒い頭巾で後頸も黒色、背は赤褐色、嘴は黒色
4枚目:雄第一回夏羽、淡褐色の眉斑があり、写真ではわかりませんが頭上は黒褐色。













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最終更新日  2025.06.03 12:45:25
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