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2025.07.11
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カテゴリ: 識別について
昨日7月10日手賀沼沿岸、6月29日柏の葉キャンパス駅近郊で亜種アカハラツバメ(Hirundo rustica saturata)と亜種ツバメ(Hirundo rustica gutturalis)の交雑と思われる個体を観察しました。
2021年8月に手賀沼沿岸ではじめて亜種アカハラツバメ(Hirundo rustica saturata)を観察して以来、沿岸では昨シーズンまで4年連続で観察しています。
永井(2014)が報告しているように、下面の赤味の濃淡は個体によって様々です。
(1)下面の赤味が濃く、下尾筒にも赤味のある個体
1枚目の写真は、2021年8月22日に手賀沼沿岸で観察した個体です。
2枚目の写真は亜種ツバメですが、この個体と比べると下面の色の違いとアカハラツバメの胸の黒帯が太いのがわかります。
3枚目の写真は、2022年8月11日に手賀沼沿岸で観察したアカハラツバメです。
1枚目の個体と比べると尾が短く先端に丸みがある印象があり、雌個体ではと思われました。
(2)下面の一部が白っぽさがある個体
4枚目の写真は、2023年8月8日に手賀沼沿岸で観察したアカハラツバメです。
1枚目の個体と比べると、下面に赤味がありますが、一部に白っぽさがあります。
(3)下面が換羽中の個体
5枚目の写真は、2024年7月29日に手賀沼沿岸で観察したアカハラツバメです。
下面の羽根が換羽している最中でした。
6枚目の個体は、2024年8月4日に手賀沼沿岸で観察したアカハラツバメです。
同じ電線に止まっていたことや胸の黒帯の幅が同様だったなどから5枚目の個体の羽根が整ったものではないかと考えています。
(4)亜種アカハラツバメと亜種ツバメの交雑個体
7枚目の個体は、2025年6月29日柏の葉キャンパス駅近郊で観察した個体です。
脇腹は赤錆色ですが、下面は白い部分が多い個体でした。
8枚目の個体は、2025年7月10日手賀沼沿岸で観察した個体です。
下面は白い地に赤茶の色がほんのりで、下尾筒が赤茶色でした。
(引用)
永井真人.2014.比べて識別 野鳥図鑑670.p100.文一総合出版.





















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最終更新日  2025.07.11 14:09:08
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