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2025.08.27
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カテゴリ: 識別について
鳥友からシギ科キリアイの名前の由来について質問をもらいました。
図鑑には錐合と記されているが、錐は穴をあけるために先が尖っている形状でキリアイの嘴は先端まで幅広で下方に曲がっている。むしろ鎌のような形状と言えるのではないかとの内容でした。
(キリアイの嘴の形状と和名、学名)
キリアイは、和名では錐合、学名Limicola falcinellusと記されます。
和名は、錐のような嘴を表したものなどの諸説(*)がありますが、定まった由来は存在していない模様です。
一方、学名のLimicolaは泥に住むもの、小種名falcinellusは小さな鎌の意味と言われています。
キリアイの嘴に注目してみると、先端部分まで幅広く、先端は下方に曲がっていることがわかります。
そもそも錐は穴を開けるための道具で先端が尖っているもの、鎌は、草や穀物などを刈り取るための道具で刃が湾曲しているものです。したがって和名の錐はそのルーツはどこにあるのかと疑問を持つのが当然だと思います。
(キリアイは干潟で出会える、水田で出会える?)
三番瀬、谷津干潟で出会うイメージがありますが、キリアイと近年出会った記録を見返してみると、1999年から2024年の間では、水田11回、干潟11回とその比率は半々。
捕食している餌は、甲殻類やゴカイ類、昆虫類の幼虫と言われていますから、餌が採食できれば水田か干潟かは問わないというところでしょうか。
(羽衣のいろいろ)
(1)夏羽後期
胸から脇にかけてはっきりと縦斑があり、上面は若鳥よりも赤褐色がなく黒色がかっています。写真は2024年10月3日に谷津干潟で観察した個体です。
(2)夏羽から冬羽に換羽中の個体
写真は2021年10月18日茨城県稲敷市で観察した個体です。

















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最終更新日  2025.08.27 14:19:56
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