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2025.10.28
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秋から翌年春、ケリが過ごす流山市と野田市の境界にある水田エリアを訪ねました。
出発地点の小さな池には、マガモ、コガモが羽を休めていました。
マガモは胸から腹にかけての斑が大きめで脇の羽が丸みを帯びていた雌非生殖羽、脇の羽はU字状で丸みを帯びていた幼羽から第一回生殖羽に移行中の雄、コガモは頭頂から過眼線までヘルメットをかぶったような雄エクリプスの姿を観察しました。
さて、お目当てのケリは合計4羽の姿がありました。
高橋(2008)が「1950年代には東北地方と関東北部でのみ繁殖が確認されていたが、1970年代から太平洋側を中心に西日本に繁殖圏を拡大し、近年では九州北部でも繁殖している」
と報告していますが、関東地方、特に千葉県では耕作放棄地の増加や流山市のような水田地帯での大規模造成の影響で羽を休めるエリアが狭められています。
(ケリの齢は虹彩の色に注目)
4羽のうち1羽は若鳥で虹彩の色は暗褐色、3羽は虹彩が赤橙色です。
なお、年齢に拘わらず胸の黒帯の幅や色合いには個体差があり、褐色から黒味が強いものまで個体によって差があります。
(ケリの頭部の色)
頭部は成鳥が青灰色、若鳥が褐色味がかっています。並ぶとその違いがよくわかります。
(雌雄の識別)
体の大小や嘴基部の肉塊の大きさで雌雄の識別を試みるアプローチがされたことがありますが、野外での識別を確実に行えるということになっていません。
(写真)2025年10月28日撮影
(観察地について)





























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最終更新日  2025.10.28 15:08:11
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