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スイス人って、結婚したり籍を入れたりすることなしに、ただ同棲をして一緒に暮らすだけのカップルが非常に多いような気がする。私から見ると、彼らは結婚に対して「責任が重い」とかそういったイメージしか抱いてなくて自由に気軽に恋愛していたいという結果がこれかな、と思っていた。実際カラ夫にも「なんでスイス人って結婚しないでただの同棲だけしたがるの?」って聞くと「それが一種のモード」みたいな答えが返ってくる。とにかくあまり深く考えずに、自由な感覚でカップルは同棲を始めるみたい。私の周りにも結婚せずに同棲をしてるカップルが結構いるんだけど、彼らを見てるとなんだか自由に見えるこの同棲も「実は面倒くさくない?」って思うことが多々ある。それはお友達のSちゃんとOくん。彼らは同棲し始めて5年が過ぎるけど、一緒に暮らしているものの、一向に結婚の話は出ないらしい。まあそれはいいさ。結婚せずに同棲だけして、とりあえず相手がいても身軽な独身でいたい。そういう人もいるだろうよ。でもさ、よーく考えてみると、結婚してなくて同棲してるだけの相手のためにわざわざ毎日ご飯作ったり、相手の服洗濯したりって、かなりうざくない?私はあんたの奥さんじゃないんだから自分でやれよ、みたいな。。。。しかも、例えば友達同士で遊びに行った後、深夜近いけどコーヒーだけ飲んで帰るかって時にわざわざ相手に「コーヒーだけ飲んで帰るからちょっと遅くなる」とか電話入れたり、彼氏が夜遅くまで帰ってこないと「出かけてばっかりでやだ」とか「たまには家にいて欲しい」って愚痴ったりするのって、なんか結構タチ悪い気がするんすけど。。。。結婚してれば、まあ夫のためにご飯作ったり、夫の服を私が洗濯したり、私が友達と自由にしょっちゅうは出かけられないってのは理解できるんだけど、同棲相手でそういうふうにならなきゃいけないのは、私はちょっとダメだな~、なんて思ってしまう。だったら一人暮らしか親元で暮らしている中で彼氏を作った方が、よっぽど自由な気がするんだけど。まあ籍を入れずに同棲してても、それでもお互い自由にうまくやってるスイス人カップルもいるとは思うけど、私は結婚してない相手、もしくは結婚するかどうかわからん相手と完璧に同棲するのは、めんどくさくて絶対いや。てか、結婚してないのに自由をとられる同棲生活はやだな。相手と時期に結婚する、とかだったらまあいいけど。ま、私の超個人的意見だけどね。
April 30, 2005
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今日仕事場で、従業員やらお客さんたちと「あなたの夢は?」という話題になった。「からはりの夢は何?」とMくんに聞かれたとき、私はすぐに答えが出てこなくて「うーん。。。」と言葉に詰まっていた。するとMくん「日本では何やってたわけ?」と私に聞いてきて、私が「Impiegata(事務職)」って答えたら「じゃあその事務職を将来やりたいとか、そういう夢ないの?」と言ってくる。「事務職をやることが夢?うーん、それはないだろうよ。。。。。」と思っていたところでちょうど私の夢と言うか、私にはぴったりの願望が思いついた。そしてMくんに「日本で暮らすこと!」と、胸をはって私はそう言った。そう、日本で暮らすことが私の夢。私は日本人なのに、日本で暮らすことが夢になってしまったなんて、なんて皮肉な人生だよ。。。。でもこれでも昔は海外に強い関心と憧れを持ってたんだよね。特にヨーロッパに。海外で暮らしてる人のことなんか「かっこいー!」とか思ったりして。それが今はどうしちゃったんだか、ヨーロッパなんて憧れも関心も何もない。あるのは不満か文句くらい(笑)。「英語以外の言葉もできるようになれば素敵だな」なんて思っていたけど、今じゃイタリア語で会話することが面倒くさくて仕方ない。そして「日本語以外の言葉はうざい」とか思いはじめる始末。重症だ。とにかく私の夢は、日本で暮らすこと。もちろんカラ夫つきで。土曜や日曜と言った休みの日は、立ち食いそばでうどんを食べたりレストランでおいしいものを食べたり、自転車で漫画喫茶や図書館本屋に行ったり気軽にふらっとそういうことができる生活がしたい。そして時々おかーさんの所に行って、二人で男の悪口で盛り上がる。友達とは、冗談を言い合ったりして笑のたえない飲み会をやりたい(飲めないけど)。去年産まれたかわいい姪っ子に時々会いに行って、子供の笑顔に癒される。そしてできれば犬か猫を飼う。犬ならゴールデンレトリバー。猫ならロシアンブルー。これが今の私の夢だ。ちなみにMくんの夢は「お金持ちになること」だった。その場にいた常連客も、Mくんと似たようなことを言ってたな。ところがおじさんに「おじさんの夢は?」と聞くと、「俺は早く死にてー」と答えていた。あんた、何かあったんか?????
April 29, 2005
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楽天の日記って他の人も言ってたけど、一度さぼるとさぼりの加速度が増すというかネタがなくなるのね(汗)さて卵巣問題ですが、ドクターFに「ひょっとしたら腫瘍が悪性の可能性がある」と脅されました。でも痛みなんてほとんどないし、私は普通に立ち仕事をしております。Fには「手術をすぐにでもしろ」と言われ、私は「おじさんと仕事の相談するのが先だから少しくらい待て」と反抗し喧嘩になりました。私があまりにも反抗的だから、Fはむかついて私のこと脅したのかしら。ってか、悪性だったらとっくに末期症状超えてるはずだっつーの!しかもこのF、私の許可なしに、勝手におじさんに卵巣のこと話してやがる(怒)でも私が超信頼しているドクターVは「悪性だか良性だかまだわからないけどね。重病というものではなくてただ手術が必要なだけ。手術をすれば治るものだよ。」と言ってくれる。このドクターVはバカドクターFのように、私の許可なしに勝手におじさんと喋るようなことはしない。おじさんと喋る時は、必ず私に電話一本入れて、私の許可を得る。もうドクターVとバカFは人間性から違う。この件で、周りが一段とうるさくなり、私を異常な病人扱いするのでちょっとうざい。特に義理母。毎日のように「手術をすぐにでもしろ」と私に電話攻撃。私が「わかってるよそんなの。」という言い方をすると「私はあなたのことが心配なのよ。娘のように思ってるんだから。」とまくし立てる。心配してくれるのはありがたいけどね。毎日電話攻撃して、電話元でパニくって半泣きするのはやめてちょーだい。だって彼女が電話してくると結局慰め役にならなきゃいけないのは私なんですもの(笑)。毎回毎回なぜ私が彼女を慰めなきゃいかんのだ!(たまにだったらいいけど)。カラ夫にも「ちょっとおかーさん、なんとかしてよ。」と言ったんだけど一向に効き目なし(笑)。ま、イタリア人はね、人の心配よりも自分が落ち着くことしか考えてないもんでこれが普通だろうな。諦めるしかほっとくしかない。そして義理母かカラ夫が、私の卵巣のことを、何故か大家さん一家にもちくっていた。私が仕事に行こうとした時、大家さんの奥さんに「大丈夫?」と呼びとめられた。私が大家さんの奥さんに「みんな大げさでやんなっちゃう。私は元気で普通に仕事もできてるのに。」と愚痴ると「私の旦那も肺の手術をしてて肺が半分ないのよ。でも手術をする前も後も彼は全く痛みなんて感じてなくて、今も吹奏楽でラッパ吹いてるの。痛みを感じれば手術しなきゃいけないって実感するだろうけど、普通に元気なのに手術をしなきゃいけないとかって、結構理解しにくいわよね。でも腫瘍のことでずーっと考え込む生活をするよりは、早くとるものとっちゃって気分をすっきりさせた方がいいんじゃない?」と落ち着いた口調で言うのだ。なんか大家さんの奥さんが言うと、言うこと聞けるというか、彼女の言うことがすーっと自分の中に入っていく。人間、素直に意見を聞ける相手とそうじゃない相手がいるのね。。。。ちなみにこの奥さん、スイス人。イタリア人の血は全く入っておりません♪でも彼女の言葉で、まわりもうるさいことだし「手術しようかな」とだんだん気持ちはほぐれてまいりました。たぶん、近いうちに手術すると思います、はい。ところで、毎日毎日仕事に行く前から「手術手術」とみんなにせかされるんで仕事場についた時は、結構疲れがたまっているというか、全く喋る気にならない。そんなわけで回りに「どうしたの?考え込んじゃって」と言われる。しかし、おじさんの前では『考え込む』などという余裕がない。「この人はいつキレるかわからん」というのが常に頭の中にあるから、私はいつも彼の前では挙動不審でおろおろしているのだ(笑)。それを察してか、おじさんが私に時々「からはりさん、僕のことが怖いんですか?」と言う。本当は「はい」と言いたいところだが、そうとも言えず、無言か笑ってごまかす。するとおじさんは「そんな怖がらなくても大丈夫だよ」と言った後に、私の顔に自分の顔を近づけてライオンのまねだかなんだか「ガオーーーー!!!!」とほえるまねをするのだ。やめてくれ。うざい。卵巣がますます悪化する(笑)。
April 28, 2005
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教会での結婚式が間近にせまってきたんで、それにむけての勉強会みたいなのが始まった。何をやるかと言うと「結婚とは」ってテーマを数回に渡って色々と学んでいくらしいんだけど「相手を尊重し、離婚しなきゃいいんでしょ」って言うのが私の意見なんで、強制参加となっているこの勉強会、はっきり言ってめんどくさー。相手について色々と質問されて、その答えを紙に書いていくってのがあったんだけど「相手の性格で気に入らないところは何ですか。」と聞かれ、私はカラ夫に対して「NIENTE(なし)」って書いたのに、カラ夫は私に対して「PANICO IMMEDIATO」(すぐパニくる)としっかり私の短所を書き留めている(笑)。「なんなのこの人、嘘でも『なし』って書けよ!」とか思ったけど、確かに私はすぐパニックまたはヒステリックを起こし、カラ夫に散々迷惑をかけていますね(汗)。すみません、これからは反省致します、はい。。。。。この日は20組くらいの結婚を控えたカップルがいて、彼らの答えも色々あって興味深かった。「二人の関係に亀裂が走るような話題はありますか」って質問があって、その答えが「元カノについて」とか「相手の両親について」って答えには「なるほどね~」って思ったんだけどなぜかこの質問に「Benzina(ガソリン)」って答えたカップルがいて、これがかなり気になった。ガソリンについてどんなことを話すと、二人の関係に亀裂が入るのだろうか(笑)たぶん車をカップル共有で使っていて、どっちかがガソリンを使いすぎる、とかそんなようなこと?うーん、謎だわ。。。。うちらの場合はそうだな、カラ夫はもう元カノの話題はしなくなったし(私の目が血走るんで、笑)義理母のことは、時々むかついても相性が悪いわけじゃないし、私が仕事をするようになってからカラ夫と二人くっついてても、あまり気にならなくなっちゃったしなー(笑)。私が「都会に住みたい」とか言うと、カラ夫は「僕は自然の中じゃないと嫌だ」と言って時々喧嘩になるけど、それで関係に亀裂が走るわけではないし。ま、二人の間に亀裂が走るような話題があったら、そもそも結婚するのは難しいだろうけどね。
April 23, 2005
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今日仕事中に、一人の女性がレストランの中に入ってきた。私はその時ちょうどカウンターにいたので、彼女が私に話しかけてきた。彼女はまくしたてるような高速イタリア語を話していたんで私には理解できなかったがおじさんが後ろから登場してくれたので、接客をまかせることにした。この女性はどうやら主語なしで話しているのか、私たちは彼女の言う事を理解できなかった。彼女は「ステファニアのやつ、いつできるの?」とおじさんに言っている。どうやら、ステファニアという女性のためにあるメニューを持ち帰りたいんだけどすぐに持って帰れるのかどうかおじさんに聞いているらしい。しかし運悪く(?)、彼女の言うメニューは用意されていなかったのでおじさんが「今から作りますんで」とこの女性に言って、厨房に向かって行った。しかしこの女性「今から作ったらどれくらいかかるの?いつできるの?」とおじさんに何度もまくしたてている。おじさんは最初「5分、10分」だとか答えていたんだけど、彼女まだ何かまくしたてていてステファニアがどうのこうのとか、どれくらいかかるんだ、などと言っている。なのでおじさんが「Come?(Sorry?)」という風に言い返したら、この女性が「だからステファニアよ」とおじさんに言い、おじさんがちょっと機嫌悪くなって「ステファニアって誰?」って言うと、女性が「だから私の同僚よ」などというやりとりが二人の間で交わされていた。おじさんは機嫌が悪くなりながらも、彼女の言うメニューの準備に無言で取り掛かっている。するとこの女性、カウンターから厨房に向かって「どれくらいかかるのよ!」と大声でまくしたてている。するとおじさん「うるせーな!そんなに待つのが嫌なら帰れ!! Basta!!(Stop it)」とぶちきれた。私はその時後ろを向いて他の仕事をしていたんだけど、おじさんの怒鳴り声を聞いて「え?おじさん誰にどなってるの?」と半信半疑で振り向く。するとまくしたてていた女性が、ドアをすごい勢いで開けて、去っていくのが見える。歩き方から、怒りながら去っていったのがわかる。え?おじさん、お客に怒鳴ったの?????(汗)私が「客にどなるのってあり?」と混乱状態に陥ってると、おじさん、私の方にやって来て「今の変な女見た?『どれくらいかかんのよ!!』ってあの言い方。人に物をたずねる口調じゃない。まったくmaleducata(態度が悪い)ったらありゃしねえ。」とか言っている。すごい、ヨーロッパ。。。。。客と喧嘩した挙句、怒鳴って客を追い返している。。。。。(汗)日本じゃ絶対ありえん。。。。。家に帰って、早速この出来事をカラ夫に話してみた。「おじさんがさあ、客を怒鳴って追い返しちゃったのよ。店員と客が喧嘩するなんてありなの?」と言うと、なんと「あるんじゃない?」と言う返事が返ってきた。おいおい、ヨーロッパ、もう何でもありだな(汗)それとも日本の接客が、過剰に丁寧すぎるのだろうか。
April 19, 2005
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今日は午後になって、仕事がいきなり暇になった。おじさんも私もすることが無くて「どうしよっか。。。」という状態になった。そこでおじさん「ちょっと遊んでみる?」と意味深な言葉を私に発する。「遊ぶって何を?」と思っていたが、何のことはない。おじさんの「遊ぶ」は、今あるものを使って何か料理をするってことだった(笑)おじさん、いきなり粉砂糖とキルシュ(私もよくわかんないけどチェリー酒みたいなもん?)を取り出し、器にこれらを入れて混ぜる。粉砂糖をキルシュで溶かすんだけど、湯銭にかけたチョコレートくらいの硬さにしてシロップ状にする。おじさん、これをくるみにつけて、私にくれた。お味は。。。。。結構うまいもんです。勢いにのって、4,5個食べちゃいました(笑)その後、イカの足に衣(小麦粉と水、天ぷら粉みたいなもの)をつけて油で揚げ、イカフライにする。イカフライの上にパイナップルを小さくスライスしたもの、ミントの葉をのせ、さきほどの粉砂糖とキルシュのシロップをかけていただく。試食。お味は。。。。。。私、日本語で「激うま!!!」と叫ぶ。本当にうまいです、これ。ちなみにおじさん、なぜか「激うま」という言葉を理解した模様、私の表情から(笑)。私が「激うま」と言ったことから、おじさん、調子に。。。じゃなく勢いにのってこのイカフライを大量に作り始める。となりのカフェの店員や、アンティークのお店の店員らにこれをおすそわけにいく。みんな「激うま」という感じで食べている。なので、お客さんにもこれを試食させようということになりお店にいるお客さんにもおすそわけ。お客さんにも大好評。キルシュのシロップが残っていたので、私は残骸になりかけたレモンにつけて食べてみた。お味は。。。。。ここに書くほどのものではなかった(笑)。それからパンにもシロップをたっぷりかけて食べてみる。お味は、そんなにおいしいってほどでもないけど、まずいというわけでもない。おじさんに「このキルシュって、その辺のスーパーで買えますか?」と質問。おじさんからは「買えるよ」との答え。私がキルシュに興味を示したので、おじさんちょっとだけキルシュの味見をさせてくれた。私はよくわからないんだけど、キルシュって、結構デザート作るのにあいそうな感じがする。再びシロップつきのイカフライを1ついただく。「仕事もせずに、味見をして給料を稼げるなんて素晴らしい」と満足感に浸っているところで問題発生。なんとわたくし、キルシュで酔う。そして顔が赤くなる。そして、異常に眠くなる。そしてそれがおじさんにばれた。おじさん私を見て、あきれる。。。(汗)帰宅時間が間近だったからよかったものの、よく考えたら飲酒労働をしたってことね。もともとアルコールなんか飲めないくせに、調子にのってあんなもの飲むんじゃなかったわ。でもうまかった。てことは、やっぱ飲んでよかったってことか。言うまでもなく、帰りのバスの中では、結構よく寝れた(笑)。
April 18, 2005
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今日の仕事は私とおじさん以外に、イタリア人Mくんも加わった。しかしこのおじさんとMくんが、どうもウマが合わなさそうで、そういう中にはさまれて仕事をするのは結構つらく、何だかまた気疲れしちゃった。おじさん、Mくんの働きぶりがどうも気に入らないらしい。逆にMくんはおじさんのことを「あいつはいつも怒ってばかりで神経質でいちいちうるさい。」と陰口をたたいている。そういう訳で、おじさんとMくんが今日は結構言い合いをしていたようだ。私は彼らが何を言ってるのかは、イタリア語のせいでよくわからなかったがおじさんがいなくなると、Mくんがいつも私におじさんの悪口を言ってMくんが帰宅して、いつものようにおじさんと2人で仕事をしてたらおじさんからMくんの悪口を聞かされた。一般的に「イタリア人は。。。」という悪口なら結構盛り上がるんだけど(笑)一緒に働いてる身近なイタリア人の悪口を言われると、ちょっとどうしていいのかわからなくなる小心者の私。おかげで今日の私は、挙動不審もいいとこよ!!!(結構いつもだったりするけど)二人の言い分を聞いていると「まあどっちもどっちかな」とか「おじさんにもMくんにも言い分はあるだろうな」という感じだったんだけどおじさんから聞くMくんの行動で「え?」って言うことがあったのでちょっとここに書いてみようかと。。。。早い話が、仕事に対するメンタリティの違いを発見しただけなんだけどおじさん曰くMくんは、「あれをやれ、これをやっとけ」と指示しても時間内におじさんが指示した仕事を終えてないんだそうな。それで「何で指示したことをやらなかったんだ」と言うと、Mくんは「だって他にもやることがあって忙しい。」とか「これは俺にはできない。」とか平気で言い訳をするという。「できません」って言うのって、イタリア、もしくはヨーロッパではありなの???もちろんイタリア人の仕事に対するメンタリティと、日本人のそれを比べる私がおばかさんだが私が日本で仕事してた時は「できません」って言うのはタブーで許されなかった。何をやるにも締め切りってのがあって、締め切り前に「これはちょっとできなさそうだな」と思ったら上司に「これちょっと時間内に仕上げるの難しそうなんですけど、どうしましょう」と相談をするのはありだった。すると上司が「じゃあこっちの方が重要だからこれを先にやって」と私に指示をする。上司にも「相談や質問はいいけど『できない』っていうのはダメ。」と言われた。また、ある会社で「覚えることが多すぎて、こんなノルマじゃ高すぎて無理だ。」と言ったら「あんたもう学生じゃないんだから。これは仕事なんだからね。」と言われたこともある。だから私の中には、仕事で『できない』というのはタブーとなってしまった。でもイタリア人は平気で「これはできん」とか言うんだよね。しかもやる前から。自分のミスを指摘されると必ず言い訳をして、自分の非を認めない。はっきり言って『厄介』。でももしかしたら『できないってのがダメ』って言うのは、私の世界だけかもしれないしその辺は、誰が正しいとかは言い切れないし、日本で働いてるわけじゃないから「この際何でもありかな」って気もするけど、やっぱりイタリア人と働くって大変だわ。筋のとおらない言い訳だけはいっちょまえだからな、彼ら。。。。。しかも口論がピークに達すると、なんと「Io sono cosi!」(そんなこと言われても、俺はこういう人間だ!)と逆切れして言い訳の内容がめちゃくちゃになる(笑)ここまでめちゃくちゃになると、もう笑うしかないというか、逆にそういう性格がおめでたくなる(笑)。その国によっていろんなメンタリティがあるのねーなんて、当たり前のことを今日しみじみ実感してしまったのであります。
April 17, 2005
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どうしたことでしょうか。最近おじさんの機嫌がよろしいのです。仕事中、鼻歌なんか歌っちゃってたりするし、つまんないジョーク連発してるし。仕事もわりと手取り足取り教えてくれるようになり、逆にキモ怖い(笑)。なぜなんだろう。。。。。。と考えてみた。すると、思い当たることが一つだけでてきた。おじさんと私の共通の話題で、私達が盛り上がったことが1回だけあった。もしかしたら、それがきっかけかもしれない。その話題とは。。。。。。「イタリア人の悪口」(笑)。何を話していたのかは覚えてないけど、おじさんが私にスイスについての話をしていた。その時「スイス人は閉鎖的だからね。」とおじさんが言ったんで、私が「でも私はスイス人が閉鎖的なのは意外と心地いいかも。日本人もそうだから」と言った。するとおじさん、なぜか機嫌がよくなる。そして私が「逆に私はイタリア人みたいなのはちょっと。。。。。」というと、おじさん、更に機嫌が良くなる。「だってイタリア人ってジコチューだし、すぐストライキ起こすし、ずーずーしーし。旅行は楽しくても住むのは絶対勘弁してな国で、イタリア人とも仕事したくない。」と私のいつものイタリア批判が始まると、おじさんの顔色更によくなる(笑)。他の国の批判で盛り上がるなんて、うちら、なんて趣味が悪いんだ(笑)。でもね、どうもイタリア人批判になると、なぜか団結しちゃうところがあるのよ私達。イタリア人の前では絶対言えないけどね(言ってやりたいけどね、笑)おじさん、最近イタリア人従業員と喧嘩をして、この従業員はやめてったらしい。「あいつとはいつも問題があってね。仕事頼んでも『これは俺にはできない』とか文句ばかりだった」「だいたい40、50の大人が未だに母親と一緒に住んでるんだぜ。そっからおかしい。」というんで私が「なるほど~~。でもどうせイタリア人ってそんなもんなんじゃないすか?うちもカラ夫と義理母にはよくそういうイタリア人気質見せられてうんざりすること多いし」てな感じで、なぜかイタリア人のことになると、会話がはずむ(笑)。しかし、それ以外のことになると共通の話題はあまりなく、普段の職場はえらい沈黙に包まれていて、私はいつものごとく、おじさんを避けまくっている(笑)。
April 16, 2005
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卵巣治療、ついに開始いたしました。昨日は病院に行ったんだけど、30近いいい大人が、いい年こいて泣いてしもうた(汗)だって怖かったんですものー!!!!!!から夫は私を病院に送り届けてくれたものの、仕事のためにすぐに帰っちゃうしさ(ケチ!!!)病院で治療なんてしたことないから、おっかなくておっかなくて。。。。恐怖とむなしさと心細さのあまり、涙が出てきてしまったのです(しかも治療前から(汗))昨日の治療は下っ腹を切り、そこから管を通して水をぬくというもの。恐怖のあまり、看護婦さんに「あの、お腹切る前に麻酔してもらえるんですよね」なんて当たり前のことを聞いてしまった(アホ)看護婦さんは「もちろんよ」とにっこり笑って答えてくれたが、今思えば、なんと麻酔の注射が一番痛かった。いひょうをつかれましたね。。。。。(汗)その後「ん?管を入れたかな??」って感覚(痛みではない)があって、それからお腹らへんが暖かくなったんで「ん?お水ぬいてるかな?」って感覚があった。でもそのうちだんだん管を入れたところが痛くなってきたので「痛い」と日本語で連発したんだけどお医者さん、もちろん日本語なんてわかるわけなし。おかまいなく治療を続けている。私がもっと大きい声で「痛い痛い」と言うと、「ん?もしかしてFa male??(痛いの?)」と聞いてきたんで、私は顔をしわくちゃにさせながら何回も首を縦にふった。そしたらお医者さんが「オッケー、ストップ」と言って、管をぬいた。言葉が通じないって、ホントに辛いわ(涙)治療が終わったんで管をぬいた。もちろん血が出てきたらしい。看護婦さんが「血をとめるためにプレッシャーをかけるから」というようなことを言った。本当は違うことを言ったのかもしれないけど、私にはとにかくこう聞こえた。なので「え?プレッシャーをかけるってことは、今管を通したところを心臓マッサージみたいに押すってこと??ちょっと勘弁してくれない??まだ痛いんだけど。。。」と思って恐怖に襲われた。でもなんのことはない。看護婦さんは傷口に頑丈なガーゼを貼っただけだった。あーーー、びっくりした。またなんかやられるのかと思った(汗)言葉が通じないって、ホントに辛いわ(涙)(←これはただの勘違い)その後、病院で少し休んでから仕事場に向かった。昨日は私がおじさんの思うように仕事をしたのか、褒められることが多くおじさんの機嫌が良かった。助かった。。。。。これでおじさんの機嫌まで悪かったら、最悪の1日になるところだったわ。。。。。仕事が終わって夜おうちに帰ったころは、心身ともにくたくただった。。。。ご飯を食べて即効寝た。あーあ、なんだか「やれやれ」って感じだったな。。。。。
April 11, 2005
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私は仕事中、よく玉葱を切る。玉葱を切ると、涙が出る。これを防ぐ方法として、私は「玉葱を水にさらす」か「玉葱の匂いをかがない」と学んだ。玉葱の匂いをかがないためには、鼻の穴にティッシュを詰め込むとなんかの本で読んだがさすがに仕事中それはできん。なので今日もいつものことながら、玉葱で泣くはめになった。するとおじさん、いきなり私に「口開けて」と指示。私がおそるおそる口を開けると、いきなりスプーンを私の口にぶっこむ。そして「スプーンをくわえながら玉葱を切ると涙が出ない」と言う。ほんとかいな。。。。。。(汗)言われるがままに、スプーンを加えながら玉葱を切っていく。結構アホな姿だと思いますよ、これ。でも涙が出ないって言うから、騙されたと思って彼の言うとおりにする。ホントに騙された。おじさん、あまり効き目ないよ、これ。。。(汗)でもおじさん曰く、これが「スイス流玉葱涙予防法」だと言う。ほんとかいな。。。。。(汗)
April 10, 2005
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イタリアのお店でウェディングドレスの試着をしたんだけど、こういう時日本人と外国人の趣味の違いってのを結構感じるんだなー。そのお店で試着したドレスは3点あって、カラ夫のお気に入り「ドレス1」、私のお気に入り「ドレス2」それに店員さんのお勧め「ドレス3」ていうのがあった。まず「ドレス1」は、上がキャミソールみたいなんで、かなり露出度が高い。キャミの部分はくしゃくしゃっとなった素材でできていて、スカートは広がりすぎずタイトすぎず、花柄模様のレースがスカート全体に施されている。デジカメで紹介できないので想像してもらいにくいのがちょっと。。。。なんだけどとにかくデザインは結構「グレース」の洋服みたいに凝った感じ。「ドレス2」は、素材は限りなくオフホワイトに近いシルクで、かなりシンプル。襟元と袖(半そで)のところにぐる~~っと真珠がついていて、あとは模様も飾りも何もなし。その代わり、Aラインドレスで、形はすごく綺麗。シンプルだけど綺麗ってのは私の理想なので、私はこのドレスが気に入った。「ドレス3」は店員さんのお勧めで、見た目はそうでもないけど、着てみるとすごくかわいいからと勧められた。2ピースなんだけど、上はレース刺繍の長袖で、下はシンプルな広がりの小さいどっちかっつーとタイト系のスカート。確かに着てみると意外とかわいいんだけど、ちょっと白すぎて、お医者さんの白衣みたいだった。なのでパス。「ドレス1」を着た時は、店員さん(イタリア人)とカラ夫に「すごくいいよ」と褒められたのに「ドレス2」を着たら店員さんとカラ夫に「地味すぎてつまらないんじゃない?あなた若いんだから『ドレス1』の方がいいわよ。」と言われる。地味すぎるってあんた。。。。。このドレスはそのシンプルさが売りでしょ。。。。それに私としては、キャミ系ドレスで露出するよりは、ドレス2の方が品があるような気がするんだけど。まあこれも東洋人と西洋人の違いなんでしょうかね。もしドレスが決まったら、髪形のこととかも考えなきゃならないんだけど、日本人女性はウェディングドレスを着たら、意外と髪の毛をアップにしたり束ねたりする人が多いと思う。でもスイスは意外と、髪の毛下ろす人が多いんだよね。。。。。結婚式の時の日本人の化粧はかなり濃い~けど、こっちは意外と薄化粧みたい。私もなるべく薄化粧で行きたいな。。。。。普段薄化粧だから、いきなり化粧濃くなると、みんな怖がるんじゃないかと思って(笑)
April 9, 2005
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今日また病院に行ってきた。病院というよりはクリニックといった方がいいかな。目的はこの前のTacの検査の説明と、今後の治療法について。呼吸困難で肺に問題があるってことだったけど、私の体の問題は実は卵巣だった。Tacをやった後、おなかにジェルを塗って下っ腹を検査したんだけどその時に卵巣に問題があることが発覚して、肺の前に卵巣を治療することになった。肺の事はお医者さんによると、肺に水がたまっているから呼吸困難になると言う。なんで肺に水が溜まったかというと、肺が悪くなる前に、私は3年前から下っ腹がちくちく痛むのを感じていたんだけど、これが実は卵巣のあたりに若干水があって腫瘍もあるために起こっていたらしい。なので肺の水は卵巣の水が原因らしいという。このお水がたまっていくのをほっとくと、お腹がどんどん膨らんでくるんだって。実際私のお腹は体の割りに出ているんだけど、これがなんでなのか今日やっとわかった。なのでまずこのお水を取り出す必要があるという。3年前から感じていた下っ腹の痛みは、生理痛の一種かと思っていたし、全然我慢できる生活するのに支障のない痛みだったから、病院に行くなんて発想はなかった。でもやっぱり、体のSOSサインを甘くみてはだめってことだね。うーん、今日はそれを実感したわ。と言っても幸い腫瘍も良性らしいし(まだ悪性か良性かは医者は断言はしてないけど)お医者さんが言うには、3年間もたってて痛みがちくちくという程度だから良性だろう悪性だったらもっと悪くなっているはず、とのこと。それに腫瘍をとるにはもちろん手術しなきゃならないんだけど、手術した次の日には退院できるということだから、そんなに深刻なものではないらしい。お水を取るのは、30分程度で済み、その後普通に働くことができるらしい。なんで卵巣がこんなことになったのかと、この病気の名前がなんなのかを正確に知るには、まだまだ検査が必要ではっきりしたことが言えないんだけど私はこういうのは大抵ストレスが原因じゃないかと予想している。3年前と言えば、カラ夫との遠距離生活や仕事のこと、カラ夫が結婚することに賛成してくれなかったことで悩み始めた年だったしね(→何気に嫌味?(笑))日本でも、こういうストレスから子宮とか卵巣に問題が発生する女性はすごく多いと思うけど、お医者さんに「スイスでもこうなる女性、すごく多いよ」と言われた。ある意味スイスでも典型的な女性の病気みたい。なるほど~~~。私は今まで健康そのもので病院なんぞ行ったこともなかった。行ってもニキビのため皮膚科くらいだった。なので、病院に行かなきゃならないという状況自体がショックだった。手術って聞いて恐怖に襲われるかと思ったけど、治療していけば体も元に戻るということで、不思議と「これで回復に向かっていける」という安心感の方が大きかった。あと卵巣の治療となると、お医者さんの前でパンツはかずに大また開かなきゃならないと信じ込んでいたけど、お医者さんが治療方法を細かく絵に書いて教えてくれてそれによると、水を取り出したり手術をするのは下っ腹を切って行うんでとりあえずパンツははけなくても、大またを開く必要はないらしい(笑)。かなり安心よ、これ(笑)。実は私「卵巣に問題がある」と言われた時、頑なに医者に行くのを拒んだ。理由はとにかく「怖いから。」そして「大また開くの嫌だから」(笑)。そんな私の様子を見て、カラ夫が仕方なく医者にキャンセルの電話を入れた。そしたら医者が「今回は何もしません。ただ話しあって、私がアドバイスをするだけです」と言ってくれた。実際お医者さんに会ったら、真っ先に「あなた怖がってるみたいだけど、何が怖いの。全部説明してごらん」と言われた。でもその時「大また開くのが嫌なんで。。。。」なんて言えなかったわ(笑)お医者さんが絵に書いて治療方法を説明してくれたおかげで、決心がついた。うーん、いい医者だったわ。じーちゃんだったけど。ところでお医者さんに行くのが怖い人。怖いと思うけど、やっぱり医者には行っといた方がいいです。私もこれからは、体のSOSを無視するのはやめようと思います、はい。
April 8, 2005
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仕事を始めて1週間がたちましたが、今日振り返ってみてなんとなく気づいたこと。私、おじさんを避けているかもしれない(笑)。先日は「俺はやることがいっぱいあって忙しい」とかなんとか言って私にキレたおじさん。むかつきながらも、まあ彼の言うこともわからなくはなかった。人に物を1から教えるのって結構エネルギーいるしさ。なので今週はずっと、おじさんの邪魔をしないようにって思いながら仕事に望んでいたしかし、キレた次の日のおじさんは、妙に私に優しかった。。。。それも結構怖かったな(笑)。優しい時は、勉強になることを色々教えてくれて、それはありがたいんだけどやっぱり「キレたと思ったらジョークを言い、またキレる」というのを最初に見せられた私は、おじさんが優しくしてくれても「またいつキレるかわからん」という思いがあり、どうしてもリラックスすることができない。向こうが話しかけてきても、引きつった笑いを浮かべるのが精一杯で話が終わったら、即行自分の世界に入って1人になろうとする私。とにかく私は深刻な硬い表情をして仕事をしてたみたいで、今日はおじさんに「仕事、そんなに難しい??」なんて聞かれる始末。まあ喋りづらいのは、言葉の問題もあるんだろうけどさ。うーーん、早くもトラウマになっちゃったかな?(笑)それにしても、この人とずっと二人きりで仕事ってのは、結構きついかも。何が悪いってわけでもない。決して嫌いなタイプってわけでもない。キレるけど、まあいい人、それはわかるさ。でもなんだか、怖いのよね。。。。何がコワイって聞かれても困るんだけど。。。。(汗)
April 7, 2005
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星一徹ではないかと噂のあったあのおじさん。スイス人女性の忠告どおり、やっぱりキレました。。。。キレたのは、仕事がめちゃくちゃ忙しかった時。どうやら彼の忍耐力はあまり期待できないようです(笑)。厄介なのが、私が「彼はキレた」と判断して、その分こっちが深刻になって仕事しているといつの間にかテンションが戻っていて、それと同時に面白くないジョークを言う。彼に合わせて適当に笑ったり相槌を打ったりした方がいいのかと思ったらまたキレはじめる。しかもやつはキレると「俺はこの仕事の他にもやることが色々あって忙しいんだよ。」てな具合で個人的な問題を持ち出す。あなたが忙しいのはわかるけど、他にもやることがあって忙しいってのは私のせいなのでしょうか。。。。まあ慣れるまで我慢というところかな。思えばこのスイス人女性も彼とよく喧嘩をするらしいから私が彼とうまくいかなくても別に不思議はない。私も彼女のように、そのうち図太く行かせてもらいます。だっておじさん私はあなたのプライベートのことなど、知ったこっちゃありません(笑)それにしても疲れた。。。。。
April 6, 2005
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Tacをしに行ってきました。Tacだけかと思ったら、血をとるための注射をしたり、おなかにジェルをぬったりまあ面倒くさいこと。でも一番辛かったのが、複数のお医者さん(全員男性)に裸を見られた(泣)Tacを見やすくするためなのかなんなのかわからんけど、まずお医者さん1号がとりあえず私の上半身にピップエレキバンみたいな物体をつけていく。しかし1号、「ちょっとごめんね。エレキバンのつけ方、僕ちゃんとおそわってないからどこにつけたらいいのかわからなくてね」なんて言われる。エレキバンを貼る位置くらいのことなら問題ないが、あんたそんなんで大丈夫か???その後、機械がウィンウィンいってTac開始。かれこれ15分くらいたったでしょうか。別のお医者さん2号が来たので、終わりかと思い起き上がって服を着ようとしたら「Calma、Calma(まあ待ちなさい、急ぎなさんな)」というようなことを言われる。あんた、一体何を待ってっていうの!!いつまでパンツいっちょでいさせる気???そしたら別の医者(3号)が入ってきて「ごめんねー。もう1回Tacやるねー。今度は点滴みたいのしながらやるからねー」とか言われる。もちろんイタリア語だから彼の言ってることはよくわからん。2号が色々な部品をもってきて、私の横でなにやらごそごそしてるんで「あのー、何やられるのかよく理解できなかったんですけど、私に何するつもりでしょうか。。。」と質問すると「これこれああでこうで」と答えてくれたんだけど、イタリア語医学的用語など私にわかるはずもなく、あきらめて仕方なく首をたてにふってうなずく。その後彼が私にしたことまた注射。いてっ。。。。。点滴と同時進行のTacが終わったら、1,2,3号と別の4,5,6号が部屋に入ってきてなんだか話し合っている様子。おいおい、話し合うなら他でやっとくれよ。パンツいっちょの女性がいるところで、男6人、井戸端会議をするな!!!でもこの6人、うる覚えだけどみんな結構若くてハンサムだった。ショック。。。。。。。その後、2号が「今度はあっちの部屋に行っておなかにジェルをぬるからね~」と言う。私、かなり機嫌が悪くなっていて「何のためによ」と言い返してしまった。その後、洋服を着ておなかにジェルをぬる部屋に行ったら、3号がいた。「ここに横になってズボンをちょっと下げて」と言われたのでおへその下あたりまでズボンを下げた。そして彼は私のおなかにジェルをぬるが、なんと「もう少しさげて」と要求するではないか。私がほんのちょっと下げると「もう少し」とまだまだ要求しやがるのでやけくそでずりっとズボンをさげたら「Bravissima!!!(それでいい!!!)」と勢いよく言いやがった。Bravissimaじゃねえよ、まったく。。。。。結局、見るところ見られたのに、またまたはっきりした原因はわからなかった。といっても医者も「まあ『たぶん』大きな問題ではないと思うけど、ちょっと治療が必要だね。時間をかけてゆっくり直していきましょう」ということだった。。。。。ま、でも仕方ないか。ゆっくり直していくしかないのかも。。。。てことで、Iskenderちゃん、私らまだまだ肺仲間です。。。。そしてその夜ベッドに入る前に寝巻きに着替えていたら、私の体を見てカラ夫が「何それ!」と叫ぶ。見てみたら、なんとピップエレキバン。あの新米1号が、エレキバン貼るのわからなかったうえに、とるのも忘れたらしい(汗)
April 5, 2005
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カラ夫が昨日からTaxの計算に追われていて、とても大変そうだ。スイスのTax関係の計算て、なんか難しそうなのにわをかけて細かそうで面倒くさそう。いつもは穏やかで優しいカラ夫も、この時ばかりは「話しかけるなオーラ」が出てぴりぴりしていて眉間にしわもよっているんで、非常に声がかけづらい。それでも、私の書類とかも整理してくれてるみたいだから、知らん顔するのは申し訳なくカラ夫に「何が手伝えることある?」とおそるおそる聞くが、「無し」とあっさり断られる。そりゃそうだよね。そんなTax関係の書類なんか、イタリア語でわかるわけないじゃん私に。日本語だったとしてもちんぷんかんぷんなのにさ。しかも算数苦手だしね。それでもカラ夫が、このややこしそうな書類どもを電卓をはじきながら整理している姿を見て「すごいなー、えらいなー」などと感心していたがこの時ある考えが私の頭をよぎった。「私カラ夫がいなかったら、こんなの一人でできない。どうしよう、カラ夫が死んだら。彼が死んだ時のために、私もこういう書類整理できるように、今からやり方教えといてもらった方がいいのかな。。。。」が、しかし、そう思ったのもつかの間。すぐに別の考えが頭をよぎった。「まてよ。。。もしカラ夫が死んだら、私スイスになんかいなくていいんだよね。即行日本に帰るに決まってるじゃん。てことは、別にこんなこと覚えなくてもよくない?」とあっさり開き直る。てことでカラ夫、Taxの計算がんばってねーー♪♪
April 3, 2005
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昨日カラ夫や友達と出かけた時の出来事。みんなで夜お茶していて、深夜になったのできりあげて帰ることに。駐車場に行き、車の置いてある2階に行くために階段を登って行った。その時気づいたこと。「あれ??階段登ったのに苦しくないぞ????」以前の日記で、呼吸困難を感じ、結局肺に問題があったと書いてその続きを書いてなかったがカラ夫とお医者さんの説明を聞きに言ったら、レントゲン写真を見ながらこう言われた。「右の肺に2つ影がある。1つはなんだか線っぽい。感染とか癌細胞関係ではなさそうだがうちではこれがなんなのか、この影がどうしてできたのかはわからない。『TAC』というもっとはっきり映るレントゲンを大きな病院でとって原因を調べることをお勧めします。」こう言われた。カラ夫が「でも大したことないんですよね?」と医者に聞くと「TACでどういう結果が出るかによる。それによってたぶん薬で治療していくと思うけど。まあ呼吸困難を感じるはずですな、この状態ですと。」と医者は、こんなような事を私に言ったのだ。「最初にレントゲンをとった時は大したことないって言ったじゃんか~!!!」と、私は半泣き状態。その後カラ夫と私はどんより落ち込んで家に帰り、私はというとその日はふてくされて寝た。その2,3日後に、たしかおじさんから採用通知がきて、それで気分が少し晴れた。呼吸困難が軽くなったのは、そのせいだろうか。。。。カラ夫に「ねえ、階段登ってもそんなに苦しくなかったんだけど。。。。」と言うと、彼「実はちょっと前から、僕もそれに気づいてた。」だって。もちろん長い階段を登ると確かに息切れはするんだけど、以前のように心臓が圧迫される苦しさや、めまい、お腹が下る、などと言った症状は感じない。平らな道を歩くのは、早歩きでもなぜか問題なし。てか、余裕。「やっぱりストレスだったんだろうか。。。」とカラ夫。2日後にTACをしにとりあえず大きな病院に行ってくるけど、私もこの症状ストレスが原因だったような、そんな気がしてきた。
April 2, 2005
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今日ちょっとだけ、これから一緒に仕事をする人達に会ってきた。私が仕事中に一緒になるのはおじさんだけらしいけど今日は顔合わせということで別のスタッフ(スイス人女性)とも会えた。でもね、このスイス人女性に恐ろしいこと言われてしもうた。。。。「あなた、ボス(おじさん)と二人きりで働くことになるんだって??うわ~~~。あの人突如としてキレるから、心の準備だけしといた方がいいよ。」だって。。。。ひえ~~~(汗)「突如としてキレる」って、どういうことなんでしょうか。。。。私が仕事してる時にいきなり「からはりー!!動きがのろーーーい!!たるんでるぞ!!もっと気合入れろーっ!!」と、すごい勢いで怒鳴られるんでしょうか。。。。こわ。。。。星ひゅーまのおとーさんみたいな人だったらどうしよう(涙)そしたらもうやけくそで、ひゅーまか、ひゅーまの姉になるしかないのか???なんだか胃が痛くなってきた(涙)
April 1, 2005
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