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今日も非常に調子がいいようです。だって朝の9時半から、こんなものを作ってしまいましたもん(笑) 日本にいるおかんが、先日お弁当箱を送ってくれたんだけどなぜか急にお弁当が作りたくなってしまったのだ。弁当作りなんて、約2年ぶりだなー。左から、茄子、ピーマン、玉葱炒め(味付け、エ●ラ焼肉のたれ)真ん中、豚肉のバター醤油ソテーそしてゆで卵、プチトマトお腹すいたら食ーべよっと。私は結構面倒くさがりだから、普通に料理をするとおかずは1品多くても2品なんてのが日常茶飯事。でもお弁当だと、一応彩りを気にするせいか、色んなおかずを入れるから健康のためにもいいような気がするし、我がご飯はしばらくこれでいこうかしら。お弁当箱と一緒に、おかんが書いた手紙が入っていた。おかんの頭の中は、95%が私の病気の心配、あとの5%は仕事の心配と書いてあった。まあ、スイスぐらい遠いところで我が子に病気なんて言われちゃうとそりゃ心配もするわなー。でも、おかん。心配は無用よ。昔、あーたが日頃おいしい手料理を食べさせてくれたおかげであなたの娘は病気になっても、しっかり食い意地だけは健在。それに普段は、ネットかDVDを見るか寝るかのぐーたら生活してるし。家事全般は、私の医療費を稼ぐために汗水たらして働いてるカラ夫が仕事から帰ってくたくたになったところを、ふんばってやってくれてるし。私はその横で彼に、「きゃ~カラ夫。お掃除上手~♪天才~♪センスある~♪」とかなんとか言ってればいいんだもん。人生、意外と楽なもんですわ(爆)但し昔の病状のように、あなたの娘は怠け癖も進行している模様。
August 5, 2005
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今日は喜ぶべき、めざましい進歩がありました。以前の日記に、息がぜーぜー言うからろくに動くこともできずにご飯の用意もできないと書きましたね。カラ夫ママは今イタリアに行っちゃっていないし(超平和~♪)私がお昼ご飯を用意できないせいで、最近のカラ夫は、ランチをろくに食べずに仕事をしていた。(ごめんよ、カラ夫)しかし、退院してから病院食よりましなものを食べれるせいかここのところ私も食欲が出てきて、エネルギーがついたみたい。今日は朝起きたら眠いのをのぞき、なんだか調子がよかったので頑張ってカラ夫のランチを作ってみようと台所に立ってみた。そしたら、多少時間はかかったけど、パスタが作れたのだ!カラ夫のランチを、自分一人で用意することができた。お昼休みに家に帰ってきたカラ夫、意外にもランチが用意されてたことと私が料理することができたことに、大変喜んでくれました。病気でありながらも、頑張って作った私特製のトマトツナパスタ。こんなことなら、料金とっとけば良かったわー(爆)ところで今私は、体重が急激に減少したため、医者から「何でもいいから好きな物を食べて、とくかく体重を増やせ」と言われている。自分の理想体重までは、あと9kg程太ることが許される。あー、こういう時に限って、なんでここは日本じゃないのかしら。だって、日本だったらおいしいもの食べ放題よ、あなた!焼肉とか特大ロースとんかつとか、夜中のラーメンだってオッケーだし天ぷらうどんも、鳥の唐揚げ定食も、うな重も、躊躇無く食べれる。やぶそばの鴨南蛮もはずせないわ!あー、まじで日本に帰りたい!!
August 4, 2005
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例えばA病院から7km程離れたB病院へ行く場合なんとその料金は2000フランだそうです。もちろんこれは保険がきかない人の場合だと思うが8kmで2000フランって一体。。。。だって2000フランあったら、日本に帰れるぞ。(汗)しかし、医者とか病院関係の仕事は、がっぽがぽに稼ぐなあ(羨)でも何かの本で読んだけど、医者よりも収入の多い職業はパイロットなんだってね。(たぶん国際線だろう)ま、医者だろうがパイロットだろうが、何でもいいけど。。。。とりあえず、スイスに住む人は、きちんとスイスの保険会社に登録をしましょう。と言ってもスイスは、保険会社登録の手紙が頼んでもないのに強制的に送られてくるような国だけどね。
August 3, 2005
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ジャムアねーさんからいただいた宿題を提出しまーす。次のメニューにどんな調味料をかけますか?薬味は含みません。目玉焼き → 塩、黒こしょう、たまに味の素納豆 → 醤油、辛子冷奴 → 醤油、ゴマドレッシング餃子 → 醤油&ラー油&お酢、 たまに醤油&豆板醤カレーライス → 何もかけない。(普通かけないものだと信じてますが。。。)ナポリタン → 嫌いじゃないけどあまり食べませんねえ、これ。ピザ → 嫌いなのだ。生キャベツ → 和風又は中華ドレッシング、マヨネーズサラダ → 塩&オリーブオイル、和風又は中華ドレッシング、マヨネーズカキフライ → マヨネーズ、レモン汁メンチカツ → マヨネーズ、ソース、辛子コロッケ → マヨネーズ、ソース天ぷら → 塩、または、めんつゆとんかつ → ソース、辛子ご飯 → 塩、黒こしょう、マヨネーズ周囲に意外だと驚かれる、好きな組み合わせはありますか?鳥の唐揚げ、またはチャーハンにタバスコ (驚かれる程でもないが)それが一般的だとは知っているが、苦手な組み合わせは?パスタに粉チーズ。(でも粉チーズは調味料になるのかな?)バトンを回したい5名かわいい愛息子くんに少々親バカ入ってる、くまこさん(わんちゃんはホントにかわいいから許す(笑))私に内緒で、時々いくらご飯をがーっと食べるmgちゃん(これは場合によっては許しがたい行為です(爆))ノルウェー在住新人なのに、すでにノルウェーに馴染んでそうなIskenderちゃん、(Featuringハッチも可)この3名でいこっかな。名前の前にアルファベットをつける変わりに、変な文章を入れてみた。気乗りがしない時は、放棄オッケーです。ではお三方、頑張って~♪
August 2, 2005
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またもや差別発言炸裂日記です(笑)イタリア人好きの人、気分を害されたらごめんなさいねー。でも気にしないように。そういう私の旦那も実はイタリア人(爆)よく海外に行ったら「イエスノー をはっきり言え」っていいますよね。私は比較的、自分の気持ちをはっきり主張してる方だと思うんですよ。それなのに、物事がうまく進まない時がある。どういう時かと言うと、それはやっぱりイタリア人とやりとりする時(笑)。これは、語学学校の先生(イタリア人)も言ってたことなんだけどイタリア人はすぐ「Non fate complimenti(遠慮しないで)」という言葉を使う。これはオープンなイタリア人気質を考慮すると、イタリア人の長所でもあるけど私に対してはどうもうまく機能しない、イタリア人のあつかましい習性なのである。どういうことかと言うと、例その1.だいぶ前のことだけど、カラ夫ママが私に「紅茶飲む?」って言ってくれた。私はその時胃が痛かった。そしてカラ夫ママの家にはその時、紅茶に入れるレモンもミルクも全くなかった。胃が痛い時にブラックティーを飲むのが嫌だったんで、胃に優しい飲み物「さ湯がほしい」と私は彼女に言った。まあ「さ湯」を彼女に要求する私もおかしかったのだが、彼女はびっくりして「お湯だけ飲むってこと?」と私に聞く。私が「そう」と言うと、「でも紅茶のティーバックだけ入れなさいよ」と言う。「いや、胃が痛いから、お腹を暖めるってことで、お湯だけ飲みたい」と言った。そしたら「お湯だけなんて変よ。せめて紅茶にして飲みなさい」と言う。だからさー。私は紅茶が飲みたいんじゃなくて、さ湯が飲みたいんだってば!!結局頭かちかち頑固な彼女に負けて、紅茶を飲むはめになった(とほほ)。ちっともおいしくないわよ!!あんたに命令されて飲む紅茶なんて!!!例その2.これは昨日の夜起こった出来事。カラ夫の友達Sちゃん(イタリア人)が、昨日うちの近所で花火をしようと言ってきた。花火はいいんだけど、私は呼吸困難のため歩くことができず、外出不可能状態。2m歩くともう息がぜーぜー言って(病気なんで仕方ないんだけど)自分のことも自分でできずに、はっきり言って、カラ夫の助けを借りながら体の悪い90歳の老人と同じような生活をしている。Sちゃんに「私歩けないから、私は花火には行かない。」と言った。するとSちゃん「なんで行かないの?」と私に言う。私が「だって歩けないもん」と言う。するとSちゃん「車の中で座って見てればいいじゃん。」と私に言う。私、「だから、車まで歩いてたどり着くことができないんだって!」と反発。するとSちゃん「せっかく気分転換になるのに、なんで来ないわけ?」と言う。頭にきたので私「行きたくないんじゃなくて、体が病気で歩けないってことを言ってるんだってば!」と、怒る。「さ湯がほしい」と言ってるのに、さ湯を飲むところまで行き着かない。歩けないと言ってるのに、「なんで来ないわけ?」と話がずれる。「お腹いっぱい」と言ってるのに、「遠慮しないで」と、食べることを強要される。だから遠慮なんかしてないんだってば!!本当に自分はこう思ってるから言ってるの!!!イタリア人と一緒だと、本当にこういうことが多い。結局人の意見なんて聞いちゃいないっていうか、どーでもいーんだよね、彼ら。ま、第三者から見ると、これも笑い話なんだけどさ。。。。スイス人は結構好きになってきたけど、ていうか前から人は嫌いじゃなかったがこの先イタリア人を好きになることは、あるのだろうか。(ないだろう、笑)ていうか、私の周りにいるイタリア人だけがどうもあつかましいこうであることを祈る。
August 1, 2005
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三十路リーチ状態(スイスではまだ若いぞ!)な私ですが病気のため体の不自由な90歳の老人のような生活をしています。歩くのがままならないので、ご飯の用意も思うようにできず、掃除もできず(掃除は健康な時もろくにやってなかったけどね)物や電話をとりに行くのも苦しい苦しいインターネットの接続もカラ夫にやってもらってお茶が飲みたきゃ、わが旦那を奴隷のようにコキ使う(笑)こんな状態が1ヶ月くらい続いています。私は薬の副作用もあって、日中はぐうたら(?)寝てることが多い。カラ夫は日中、わたくしの医療費を稼ぐために(?)、汗水たらして働いてくれてます。そんな彼は仕事から帰ってきてからも、私の面倒を見る羽目になり時には床の掃除、皿洗い、毎日そりゃぁ、さぞ疲れていることでしょう。(ごめんよ、カラ夫。。。。)そんな彼に何かお返しをしようと思った私は、カラ夫の大好物であるラザニアを作ることを決意。と言ってもやはり息が苦しいので「玉葱切って」とか「お肉いためて」とか私は指示をするのみで、主に動くのはカラ夫。(ちなみに私は、にんにくのみじん切りをやっただけでバテました、汗)普段は料理しないカラ夫だが、献立がラザニアなせいか文句一つ言わず、私の指示におとなしく従っているところが可笑しい。そして二人で力を合わせて(?)、なんとかラザニア(共同作)ができあがりました。しかしイタリア人て、ホントラザニア好きだよな~。ラザニアに異常に執着するイタリア人はカラ夫だけ??まあ私も嫌いじゃないんだけどさ。日本にいたら、絶対作ることもない、覚えることもない、せいぜいできあがったものをたま~に買うくらいそんなもんです。私にとってのラザニアとは。二人で作ったラザニアはそれなりにおいしかったけど、やっぱりコテコテなせいか、これは間違いなくイタリア人用の食べ物です、はい。
July 31, 2005
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チューリッヒの病院で入院してた時に日本人ドクターが持ってきてくれた雑誌を読んでいたら、ある女優さん書かれたテーマで「友人は男の方が多いか、女の方が多いか」という記事があった。自慢じゃないが、私は男友達は見事に一人もいない。そりゃ、カラ夫を通して知り合った彼の友達(♂)は今は多少いるけどカラ夫がいない時に彼らと私が会うなんてことはないし、電話帳にはカラ夫に焼きもちやかせられる男性の名前も、悲しいくらいに全くない。結婚前も男友達は全くいなかったし、なんと言っても、私と男性の間に「友情」というものは確立しないのである(きっぱり!)その理由はずばり、男性の方が私を「女友達」として見てくれない!要は、こっちが友達と思って接しても、向こうの頭の中はやっぱり男、SEXすることしか考えてないのが原因(男どものバカ!!!)たいてい、いや、ほとんどこのパターンで、私と男性間の友情はあっけなく壊れる。このことをある友人に話したら 「それって異性があなたを放っておかないってことでしょ。まあ贅沢な悩みだとも思うけど。」なんて言われてしまった。本当にこれが贅沢か???本当に私の事を好きで寄ってきてくれるならまだいいさ。でもたいていは、私はそういうバカ男の「浮気相手」みたいな感じになるんだよね。本命の彼女がいるバイト先の男に「浮気しよっか」と露骨に言われたこともあったし(苦笑)そして断ったら、次の瞬間には、ターゲットが私の友達に移ってるし(汗)今は、スイスでは男女問わず、たくさんのお友達が欲しいと思うのだけど、この年になって、どうも体が「女友達といた方が楽」というふうになってしまいはなっから男友達を求めなくなった自分がいることに気づいた(笑)。私は断然、女だけで気を遣わずぺちゃくちゃ喋ることの方が大好きだし男の人と出かけるってことになると(そんな機会と相手、ホントはないけど、笑)「めんどくせー!」と思うタイプ。あ、でも「仲のいい友達が彼氏を連れてくる」とかなら、全然平気だけどね。でもうちのおかんは、女友達より男友達といる方が楽らしい。彼女は雰囲気が派手なので、女友達からはどうも妬まれてしまうらしく特に同年代の女性とは、あまりうまくいかないらしいのだ。みなさんは、男友達が多いタイプですか。それとも、女友達が多いタイプですか。
July 29, 2005
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昨日ちょっと変な体験をしました。朝、大家さんがお庭にいたんで、私は窓から顔を出し、二人で喋っていた。大家さんはお庭の手入れをしていたついでに、私に庭でとれたトマトをくれた。その後、私の体の調子だとか今度いつ病院に行くかってことを話してたんだけど彼が私に「今度の土曜日、カラ夫は何か予定ある?」と聞いてきた。なので私は「特にないと思うけど、どうして?」と聞き返した。すると大家さん「今度の土曜日、庭に溜まった枯葉や雑草をを捨てに行きたいんだけど大きな袋に入れる作業を、カラ夫に手伝ってもらえないかとおもって。あくまでも『できるなら』ね。」と言う。なので私は「あ、そういうことなら大丈夫だと思うよ。土曜日特に予定ないと思うし一応このことカラ夫に伝えておくね。」と言っといた。夕方、カラ夫が仕事から帰ってきたんで、このことを話した。「なんかね。大家さんが枯葉の掃除かなんかを手伝ってほしいらしいよ。」と。するとカラ夫「そう?じゃ、ちょっと詳しいこと聞くために電話してみるわ」と言って大家さんの携帯に電話をした。電話をした時、大家さんは奥さんと一緒に、山でキャンプをしていた。カラ夫が大家さんに「カラハリから今度の土曜日、枯葉の掃除だかなんだかって話聞いたんだけど。」と言う。すると大家さん、なんとカラ夫に「へ?何の話?」と言ったそうだ。電話をきってからカラ夫、「大家さん、そんな話してないって言うけど?」と言う。私「え?だって今日の朝、二人で話してたんだよ。」カラ夫「でも向こうは『何のこと?』って言ってて、話が見えてないよ。それに今度の土曜日って言ったけど、大家さん達、日曜まで帰ってこないよ。」へっ??まじっすか???(汗)カラ夫は「わははは。カラハリ、夢でも見てたんだよ」と私に言う。私は「夢じゃないよ。本当に大家さんと話してたもん!」と言い返した。カラ夫は「でも大家さんが、そんな話は知らないって言うんだから、これはカラハリの夢だよ。あんた、アメリの映画見てた時も、夢見てたしね。」と言う。『アメリの映画を見てた時夢を見た』というのは、実は私アメリを映画館で見てる最中に眠ってしまい、別のホラー映画を見てる夢を見たのだ。夢の中で、マスクをつけた13日の金曜日のジェイソンみたいなやつが斧を持って「うわー」とかなんとか言いながら、誰かを襲おうとしていた。その時の音楽も、コワ系の音楽で、私は始終手で顔を隠していた。アメリの映画が終わったんで、一緒に映画を見ていた友達に「なんかこの映画、13日の金曜日みたいに怖くて見れなかったよ。」と私は言った。すると友達に「は?何わけわかんないこと言ってるのカラハリ!」と言われた。私はてっきりアメリはホラー映画かと思っていたんですけど、違かった????と、こんな具合に、時々私は夢と現実がごっちゃになってしまうことがある。なので、今回のことも「やっぱり私の夢だったのかしら。」と思ったんだけどカラ夫に「ねえ。冷蔵庫に大家さんからもらったトマトはある?」と聞いたら「あ、トマトあるよ」という返事が返ってきたのだ。トマトがあるなら、私は絶対大家さんと枯葉の話をしたはず!大家さんの記憶喪失か、私の単なる夢かはたしてどっちなんだ、一体。。。。。。。
July 27, 2005
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闘病生活をはじめてかれこれ2ヶ月が経ちました。最近、お医者さんや看護婦さん、それに大家さん一家からなぜか「からちゃん体は痩せこけたけど、なんだか(精神的に)強くなったみたいね」と言われます。ま、自分で言っちゃうけど、確かにそうかもな。今回病気になって発見したことなんだけど、病気と向き合ったり闘うのって結構大事なことだったりするんですな。何故かというと、「病気怖い怖い。」と思うと、本当に気分が落ち込みます。逆に「こういう病気に対する解決法は。。。。」と追求したり医者に質問していくとあら不思議、意外と恐怖感が消えてって、なぜか前向きな気持ちでいられる。私の場合、解決法に対しては、積極的に知るように努力して、お医者さんにも質問するようにしてます。例えば「ここでこういう症状が出た場合、どういう対処法があるの?」とか。でも今回私が比較的精神的に強くいられた最大の原因は何と言ってもカラ夫をはじめ、周りの人達からの支えと助け。まちがいなく、これに尽きます。人の優しさにふれて、とってもとっても嬉しかったんだよねー♪カラ夫はテンパると、まるで金縛りにあったかのように動きが止まって機能不能になることもあるけど(笑)、それでも相変わらず優しいし、彼の友達は私のことを「異国で家族のいないところで手術なんて」と同情してくれるのか、カラ夫に「ちゃんと妻の面倒見るんだよ」とか言ってくれるし、OくんとRくんは、私の病気がなくなるようにと、魔よけの意味をこめてスイスのアーミーナイフをセロテープで無理やりはっつけたカードをくれたし(笑)、(こんなワイルドなカードをもらったのはうまれて初めて、笑)大家さん一家は、闘病生活経験者だから、私の気持ちをわかってくれるし、私が退院する度に、うちのリビングに大きなお花を飾ってくれるし、そのおかげで大家さん家族とも前にもまして仲良くなれたし、チューリッヒの病院では担当のドクターが、私が日本語喋れるようにと日本人のドクターを連れてきてくれたし、その日本人ドクター、私が暇しないようにと、初対面の私に対してどっかから朝日新聞と日本語の雑誌をたっぷり病室に持ってきてくれたし、頭に良性腫瘍があって同じ部屋に入院していたスイス人のFちゃんとその彼氏は、私が病室で一人だったのを気遣ってか、よくメロンとかすいかをおすそ分けしてくれたし、なんていうかね、スイス人って、ラテン系の人懐っこさはないにしてもとにかくみんな、とっても優しいのー!物静かな優しさっていうの?私が望む、うっとおしくない、心にしみる優しさなんだよね。そして人に優しくされると、何故か気持ちが前向きになれるもので「病気だからってネガティブになっていいなんて決まりはどこにもないよね」っていうふうに、自分をポジティブ方面に持っていくことができるのです。あれだけ「スイスはやだ」とか言ってたのに、スイス人好きになっちゃったよ(笑)うるさいだけの自己チューイタリアンとは大違いですな、はっはっは!!(あ、また差別発言してもうた。しかもカラ夫イタリア人でもあるのにね(笑))確かにスイスは刺激にかけるつまらない国だけどねこういう優しい人達がいれば、私もなんとかなるかなー、なんて気もしてきた。他のことは怠っても、人だけは大事にしよっと。
July 26, 2005
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私のHPを訪れてくださってる皆様、お久しぶりです。数日入院のはずだったのが、何故か1ヶ月近く入院してました(汗)。一昨日家に戻ってきたのですが、病気がどうにもこうにも厄介なことになっててなんだか標高5000mの所を歩いている、そんな感じです。なので腹をくくって将来大手術をすることに決めました。この手術をすれば元気になれるということなので、早く手術がしたいです。そして元気になったら、カラ夫とたくさん楽しい旅行をして、少しでも義理母から逃れる時間を増やしていこうと思います(笑)。カラ夫に頼んで「義理母はうちに来ちゃだめ。電話もしてきちゃだめ」という禁止令を出させてもらったんで、今の所は平和です。(でもこの平和もいつまで続くかな。。。。)入院中、カラ夫が毎日電話してきてくれたんだけど、ある日義理母がカラ夫につかつかと寄ってって「私も一言カラハリに挨拶するから電話かわって」と言ったそうですが、この時私は露骨に「やだ、しゃべりたくない」と言いました(笑)これで「あなたは歓迎されてない」ってことを少しわかってくれたのでしょうか。それとも私が周りに「義理母はしつこい」とばらし始めたからでしょうか。ばらすことによって、小さい町ですからすぐに噂は広がり、理解のある人達が「ちょっとあんた、カラハリとカラ夫のこと、そっとしといてやんなさいよ」と義理母に言ってくれる人が出てきたんで、最近の彼女はおとなしいです。と言っても、まだ2日間しかたってないけど。でも一応、私のこの作戦はうまくいってるみたい。むふふ♪そして今日は、どうやらイタリアのおうちに行くということで、出かけていきました。お願いだからこの前みたいに、カラ夫と一緒にいないと落ち着かないからって2日でスイスに戻ってきて、私達にちょっかい出したりうるさくするのはやめてね。なんならずっとイタリアに永住しちゃってもかまわないのよ(笑)。って、冗談きつかったかしら?(いや、本音はマジな私の心の声であります(笑))
July 25, 2005
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前回の日記で呼吸困難になったことを書いたけど、私と大家さんの中ではこの呼吸困難が何故起こるかは、『義理母の異常な行動』しかないだろうと答えがはっきり出てしまった。そもそもこの状態は、私が1年半前スイス生活を始めてきた時から頻繁に起こることだったから、何も前回の日記に書いたことは初めてでも何でもなく、私はこういう状態の中に、1年半どっぷり浸かっていたのだ。昨日は土曜日だったが、呼吸困難はやっぱりそれなりにあった。カラ夫が義理母に「カラハリをそっとしといてやってくれ」と言ってくれて義理母から私に電話がかかってくることは、とりあえずなくなった。なのにやっぱり呼吸困難を感じる。何故なくならないのか。それは、私に電話してこなくても、カラ夫に電話してくるんで結局電話の音はうちで四六時中鳴っている。 これが理由。もう電話の音がなるだけで、私は形相が変わり、ストレスを感じる。昨日の夜、カラ夫の同僚からバーベキューに招待されていたので彼らの住むイタリアの家へ、カラ夫と二人で行ってきた。家を出る30分くらい前に、3回目の電話がなった。カラ夫が電話に出たんだけど、声のトーンで電話の相手は再び義理母だと一発でわかる。私が黙って聞いていると、カラ夫が「ノー、 夜は同僚の家で食事をするから」と義理母に言っている。てことで、彼女の電話の用件は「夜は3人で食事しない?」だったとすぐに想像することができた。私が彼女を完璧無視すれば、当然彼女は直接カラ夫にむけて行動をする。昨日あった出来事からも、義理母のカラ夫への執着ぶりがよくわかる。カラ夫の勤め先は、家から歩いて5分程度のところにある。なので、昼食は家に帰ってきて、私と一緒にご飯を食べる。いつものように、カラ夫の昼食を用意していた。献立は、焼きソーセージとポテトサラダだった。正午になって、カラ夫が帰ってきた。私が「おかえりー」と言って彼に目をやると、何やらお皿を抱えている。そして何故か、お皿の上にはポテトサラダ。このポテトサラダ、義理母がカラ夫のために作ったらしく、彼女はカラ夫がいつも通る坂道でこのポテトサラダを持って彼をじっと待ち彼の姿が見えたところで「食べなさい」と渡したらしい。私が「ポテトサラダ、私作っちゃったんだけど。。。。」と言うと、カラ夫「こっちの(義理母の)は、まあ後で考えればいいよ。」と言ってこの場はとりあえず喧嘩もせずに済んだ。バーベキューから帰ってきたら、やっぱり「義理母の近くにいる」という考えがあるのか、心なしか息苦しくなった。なのでカラ夫に「話がある」と言って、私は再度自分の要求を彼に伝えた。「今までは義理母の行動を、もう年だし旦那さんもいないしってことで可哀想だと思って我慢してきた。でも自分が呼吸困難になって今はとうとう我慢ができないところにきたんだって実感している。O型の血液の中にAB型の血液を入れられないみたいに私の体が義理母を拒否している。だから呼吸困難が起こらないように、せめて回復するまでは私が彼女のことでイライラしなくてすむように、カラ夫に協力してほしい。」と訴えた。すると彼、いつものように「わかってる。心配しなくていいよ。」と言ってくれた。義理母のことは大嫌いだ。でも大嫌いでも、自分の愛する旦那の実母である。自分の身内を悪く言われてることを聞くことが、カラ夫にとってどれだけ辛いことか、私にはそれがわかる。それでもカラ夫は、私の義理母への非難を聞いても文句一つ言わずに、私の意見を尊重してくれる。そう思うとなんだか悲しくなって、また呼吸困難が出てしまった。疲れているからもう寝ようってことになったんだけど、息苦しくてベッドに横たわるという動作ができない。なので色々な体勢を試みるが、どうやっても息苦しい。気分を変えるために、リビングのソファーに行って寝ようと思った。枕と掛け布団をもってリビングに行こうとした。私の手から、枕が床に落ちた。枕をとろうとするんだけど、息苦しくてしゃがめない。枕がとれない。カラ夫がとってくれて、そのままリビングに行こうとしたら、酸素ボンベのコードが植木にひっかかった。とろうとしてもなかなかとれず、ますます息苦しい。と、こんな風に、呼吸困難になると、私は「」普通の動作』ができなくなる。「枕がとれない、コードをほどけない、こんなちっぽけなことさえできない」と思うと、悲しくて泣くしかなかった。今日の昼頃、また電話がなって、案の定相手は義理母で、カラ夫が対応。今日のお昼はパスタだったんだけど、カラ夫が電話口で義理母に「パスタだよ」って言ってたんで、彼女の質問は「何食べたの?」だったんだろう。その後彼が「大丈夫だよ。安定してる。」と言うんで、義理母は「カラハリの調子はどう?」と聞いたんだろう。カラ夫が「だから安定してるって言ってるじゃん!」と言ったんで、義理母は再び同じ質問「カラハリの調子はどう?」と聞いたんだろう。その後カラ夫は「うん」とだけ言ったんで、これに対する義理母の質問はわからない。だから私はカラ夫の返答を聞くことに集中するのをやめた。カラ夫が電話を切って、私はいつもだったら、カラ夫と義理母の会話の内容を電話が終わった後に「お義母さん、何て言ったの?」と聞くことはしないけど今日はなぜかカラ夫に「彼女、何だって?」と聞いてみた。するとカラ夫「『そっちは暑いの?』って聞かれたから『うん』って言った。」と私に言う。はあ?????歩いて1分しかかからない距離に住んでて『そっちは暑いの?』って質問、何??彼女がいる所が「暑い」と感じれば、私達の家だって暑いに決まってるじゃん。。。歩いて1分、しかも窓からお互いの家が見える近距離で、義理母のゾーンだけ気温30度で、私達のゾーンが15度のはずないだろ。。。あいつはまたそんなバカな質問のためだけに、うちに電話をしてきたのか?カラ夫に「これだよ!こういうバカな質問をするために、1日に何回も電話してくるってことが、呼吸困難の原因。原因はこれなのよ!!」と私はぶちきれて、庭に出る。しばらく無言だったカラ夫、庭にやってきて、気を取り直したかのように「ねえ。午後、どっかコーヒーでも飲みに行く?」と私に訪ねる。なので私も気をとりなおして「そうしよっか。」と言ってみる。それでカフェに行く準備をしようとしたんだけど、やっぱり息苦しい。この暑い中、息苦しい思いをしながら、重い酸素ボンベを持って歩くことに自信がなかったんで、カラ夫に「ごめん。やっぱり家にいたい。涼しくなったら家の周り散歩しよ。」と言った。するとカラ夫「いいよ。じゃ、僕は昼寝でもするか。」と言って、今ベッドで寝ている。カラ夫が寝ているので私はこの日記を書いているんだけど、彼が寝ている間電話線をわざと切ってやった。これで外部からの電話はつながらない。義理母の家から見えるうちの窓のブラインドを全部締め切って私達の家の中が見えないようにしてやった。こうやって、自分の身は自分で守るしかない。私は義理母と直接派手な喧嘩をしたことがない。理由は彼女と喧嘩はしたくなかったから。でももう喧嘩になっても怖くない。だから私が義理母に怒鳴ることになっても電話線を切るという陰険な行動を私がしたとしても、それで呼吸困難が避けられるなら、何でもやってやろうと思った。てことで、この日記の後は、呼吸の仕方の練習と、お医者さんから教えてもらった肺を強くする運動でもしよっと。これも、呼吸困難を避ける方法の1つだからね。ところで、明日またチューリッヒに行くけど、やっぱり入院かしら。。。。前回はカラ夫がずっと付き添ってくれたけど、今回は入院になってもチューリッヒで一人になるなぁ。。。。だから、検査だけで帰ってこれるといいなぁ。。。でも、ま、しょうがないか。。。。何があっても医者はすぐに私の所に来れる位置にいるし、と思ってポジティブに考える方がいいな。ところで今回、サーモンの刺身は食えるんだろうか。。。。。
June 26, 2005
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と、声を大にして叫びたいむかつく人間は『義理母。』もう我慢できん!彼女のせいで、またしても入院しなきゃいけないかもしれん。怒り心頭なんで、今日の日記は汚い言葉が飛び交う可能性あり。その辺、最初に謝っときます。すみません。義理母はイタリア人で、スイスの家とは別に、イタリアにも家を持っている。彼女はスイスにいるよりも、イタリアにいる方が気分がいいと言う。理由は「スイスでは誰も私を気にかけてくれないけど、イタリアに行けば友達も多いし、元気?って声をかけてくれる人がいるから。」らしい。この故郷を恋しがる気持ち、私にもわかる。そういうわけで今週の月曜日、彼女はイタリアにむかった。「2週間滞在して、今月末に帰ってくるからね」と言ってイタリアに行った。それが何故か、2日後の水曜日にスイスに帰ってきてしまった。私が「あれ?2週間滞在するって言ってなかった?」と言うと「あなたのことが心配だから、やっぱり帰ってきたの。」と言う。その時私は「そんなに心配しなくても私は平気なのに。義理母だってイタリアに友達がいることで気分いいなら、たまに自分の時間を楽しめばいいのに。」くらいに思っていた。しかし、ここからが悪夢のはじまり。スイスに帰ってきた途端、私に「ご飯ちゃんと食べなさい。」だの「ご飯ちゃんと食べたの?」だの「ちゃんと食べたでしょうね」だのうちに来て、私に色々と命令するようになった。心配する気持ちはわからないでもないが、私は自分で料理できる。そして子供じゃないんだから、お腹がすけば自分で何かあさって食べる。それなのに毎日のように「ご飯食べたの?」ってことを聞くだけで1日5回以上は電話してくるか、うちにやってきて窓をたたく。しかもご飯を食べなさいという命令ならともかく、栄養をつけるために寝る前に牛乳を飲めだとか、メニューの指定までしてくる(笑)←笑い事じゃない。退院してから意外と呼吸が安定していた私。だが、彼女が帰ってきて私に命令し始めた日から、呼吸困難がまた始まってしまった。そして次の日も「ご飯食べなさい」攻撃。私が電話に出ないと、家までやってきて、窓をゴンゴンと叩く。私が「お腹がすけばなんか食べるよ。子供じゃあるまいし!」とちょっと怒鳴る。でも全然効き目なし。その後私が「明日検査のために病院に行ってくる。ドクターと1時半に予約とった。」ととりあえず病院に行くことを知らせる。すると次の日の朝9時、義理母から電話がかかってくる。「ドクターは何て言った?」と挨拶もなしにいきなり私にこう言う。予約は1時半!家に戻ったら連絡するからって何度も言っただろ!!!検査に行った日は大家さんが付き添ってくれたんだけど、帰りは大家さんとちょっとしたドライブに行ったり、カフェでアイスティーを飲んだりしたため家に帰るのが少し遅くなった。家に戻ってきて大家さんとうちのドアの前で話してると、電話の音が聞こえた。大家さんが「電話だよ。出な。またね。」と私を放してくれた。そして鍵をあけて電話に出ようとしたら、電話が切れた。急いで義理母に折り返し電話したら、話し中。私が電話に出なかったもんだから、なんと大家さんに電話をしたらしい。帰ってきたらちゃんと電話するからねって何度も言ったのにそれでも待てないらしく、大家さんにまで電話攻撃を始めている。。。(汗)。そして次の日(昨日の朝)。朝また家にやって来て、「調子どう?ちゃんとご飯食べなさいよ」と言ってくる。私が「またか」と思いながらも、昨日は呼吸困難が悪化してたんで「ちょっと体調が悪いの。だから今日はゆっくり休むつもり。」と言う。そしたら義理母「じゃ、カラ夫の昼食は私が作るわね。」と言う。私は「お願い、助かるわ」と言って、彼女は家に帰ったすると家についてからすぐ私に電話してきて彼女は「ところでカラ夫は、昼食私と食べること知ってるのかしら」と言う。私が「大丈夫。彼の休憩時間に私が電話しとくから。」と言う。すると約20分後また電話。そして彼女「カラ夫に電話した?」と私に聞く。休憩時間に電話するって言ったでしょ!まだむこうは休憩時間じゃないの!!!するとまた30分後くらいに、義理母が家にやって来る。チャイムが鳴ったんで私がドアを開けると、彼女「実はカラハリと一緒に散歩に行こうと思ったんだけど、大家さん一家に『暑いしここは空気も汚いし、肺に悪いからやめた方がいい。』って言われたの。」と、大家さん一家との会話を私に話して、家に戻っていく。結局、何が言いたかったんだ?あんた。。。。。この辺で終わると思いきや、昼前にまた家にやってくる。(もう笑うしかない)そして私に「あなたの呼吸困難はね、この暑さのせい。だから私扇風機持ってきた。これを使いなさい。そしてトイレの窓は閉めなさい。そしてベッドでゆっくり休みなさい。」と言う。休みたいのに、お前がくるから休めんやんか!!これ、全て同じ日の朝(2時間以内)に起こった出来事。信じられます?このしつこさ!そしてこの話のオチ。彼女の持ってきた扇風機、機能しまへん。。。。。(汗)ここから私の呼吸困難が悪化してきた。いてもたってもいられなく心配になってきたんで、ドクターPに電話した。そして「昨日は検査で安定って言われたけど、やっぱり呼吸困難があるんです。どうしたらいいでしょうか。」と相談。するとドクターP「明日朝一番でレントゲンをとりましょう。」と言う。てことで、今日の朝、また大家さんに付き添ってもらって病院に行った。ドクターPに「息苦しいんで私としては、また肺の病気が再発したと思います。」と告げる。ドクターPは顔をちょっと濁しながら「そうかもしれないね」と言う。ゼエゼエいいながら、レントゲン室まで歩いて行く。そしてレントゲンをとる。そしてレントゲン写真を持って、ゼエゼエ言いながら、ドクターPの部屋に戻る。ドクターP、私のレントゲン写真を見て「ん?一昨日言った通り、レントゲンによると今のところ安定してるけど?」と言う。「でも息苦しいんですけど、肺に水が溜まってるとかないですか?」と言うと「ないよ」と言う。私が恐る恐る「実は昨日、イライラしたり動揺したりストレスが1日中ずっと続いてたんですけど、そのせいで呼吸困難になるってことあります?」と聞くと、ドクターP「あ、それはありうるよ。」と言う。やっぱり義理母の訪問&電話攻撃のせいだ。。。。。(汗)ドクターP「とりあえずレントゲンによれば、病気は再発してない。これはとても大切なことだね。でも念のためチューリッヒにいる君の担当医ドクターRにも知らせておくね。」と言って、電話をしに行った。するとドクターR、本当は来週の金曜日に検査のためにチューリッヒにいくはずだったんだけど、予定を早めて月曜日にチューリッヒに来いと私に要求。理由は心配だから念のため検査を早くしようとのこと。私が「月曜日は検査だけで済みますか。それともまた入院する可能性もありますか。」と聞くと「もしかしたら検査のために入院してもらう可能性もあるから、パンツとか着替えを一応持ってきて」と言う。おいおい、また入院かよ。。。。。(泣)問題あるならともかく、レントゲンで問題ないって言われたのに入院かい。しかも、あの病院のご飯まずいんだよな。。。。また私はガイコツになるんかい。。。。(泣)家に帰る途中、一昨日のように、また大家さんとカフェで話をした。すると大家さん突然「カラ夫ママね、一昨日うちにも電話してきたんだけど、あの人ちょっと行き過ぎだよね。なんであんなにしつこいんだ?あれじゃカラ夫もカラハリも全然休まんないじゃないか。だから呼吸が悪化するんだよ。」と言う。ああ大家様、あなたはやっぱり私をわかって下さる。(涙)。「とりあえずカラ夫ママなんとかしないと、あれじゃ周りの身が持たんよ」と言って実は大家さんの奥様も、カラ夫ママからの電話攻撃にあうことがあると私に告白。そして大家さんも奥様も「笑うしかない」状態だと言う。カラ夫ママ、そこら辺の人みんなを巻き込んでやがる(怒)。大家さん「今日ちょっとカラ夫に言うわ。カラ夫ママは電話攻撃をやめて少しは周りに自由な時間を与えてやらなきゃいけないってことをね。」と言う。私が「でもカラ夫が悪いんじゃないよ。彼は私が義理母に対して文句言っても私にいつも『悪かった。ママに注意しとくよ』って言ってくれるもん。」と言う。すると大家さん「そうだよね。彼も被害者だよね。それはみんな知ってるよ」だと。ああ、かわいそうなカラ夫。。。。。カラ夫は全然悪くないのに、義理母がトラブルを起こすために、カラ夫がみんなから責められる。そしてみんなに謝る羽目に。あの母親は、自分のせいで息子が被害にあってることを知ってるんだろうか。私は義理母にそのことを指摘してやろうかと思ったけど、どうせあの性格じゃ「私の変わりに謝るのは当たり前でしょ。息子なんだから」とか言いそう(汗)。義理母は哀れでかわいそうな人だけど、私にもう「彼女はかわいそう」などと同情する余裕も弁護する優しさも、完璧になくなってしまった。あまりにも頭に来て、このことを電話で一部始終、日本にいるおかんに説明。そして「そういうわけで、もしかしたら来週からまた入院かも。」とおかんに告げる。するとおかん、あっけらかんと私にこう言った。「入院か。でも入院すれば義理母と会わなくて済むからいいんじゃない?非難できて。てことで、いってらっしゃい。」だと。あんた、随分冷めてるのね。。。。(汗)
June 24, 2005
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昨日は検査のために、先月入院していた病院に行った。この病院には8日間入院していたのだけど、面倒を見てくれた看護婦さんがイタリア人気質からか、親しみやすい感じの人ばかりでそれなりに打ち解けることができた。中でも特に仲良くなったのが、看護婦さんのR。彼女はイタリア人なんだけど、私が病室で頭おかしくなって発狂した時も私の気分を鎮めるために、車椅子に乗せて気分転換に外に連れてってくれたり私が自分の病気に対して怖がって入る時も、「怖がっちゃだめ。とにかく信じて前に進むのよ」と、精神的に一番助けてくれた看護婦さんだった。1時半にドクターPとの予約があって、このドクターが私の体をチェックしたり「調子はどう?」「息切れはする?」「食欲は?」「トイレも普通にできる?」など質問すること30分弱。ドクターPから「今のところ安定」という答えをもらってその場を去った後一緒に付き添ってくれた大家さんが「看護婦さん達に挨拶に行ってみる?」と言ってくれたんで、私は迷わず彼女達のいるオフィスに行くことにした。というのも実は、先週ドクターPとの予約を電話で確保した時点で検査が終わったらR達に挨拶に行こうかなと私は考えていた。でも看護婦という職業柄、私が訪れた時にRがお手すきだとは限らない。それに備えて、私はおかんが日本から送ってくれた和紙で、面倒を見てくれた医者や看護婦さん達にメッセージを書いたカードを作った。メッセージの内容は「今日はドクターPとの予約のためにここにきました。みなさん元気ですか。私はだいぶ良くなりましたよ。」ってな感じ。そしてそのカードに、これまたおかんが送ってくれた、和染千代紙で折った鶴をテープでくっつけてみた。R達がいなかったら、机の上にこのカードを置いてくればいいやと思って。完璧だ。R達のいるオフィスは私が寝ていた病室のすぐとなりだが、実は私この病院ではただベッドで寝てただけなんで、どこが彼女のオフィスなのか方角が全くわからない。お見舞いに何度が来てくれた大家さんは、どこが私のいた病室かわかっていたんで、「こっちだよ」と私を誘導してくれたのだが「カラハリはここで寝てたんだよ」と彼が指をさすドアを見てびっくり。なんと「特別集中治療室」と書いてある!!そしてドアを開くと狭い通路があって、またドアがあって、また通路があってこの部屋を訪れる人達がつける消毒液が設置されてて、またドアがあって、まるで隔離室のような病室。あたしゃそんなに容態悪かったんか!?私としては、まだ息切れする時があるし、酸素ボンベをとってしまうと若干めまいを感じる時もあるから、今の自分の容態、自分としてはかなり気に入らないんだけど、どうりでドクターPとか他の人が私を見て「だいぶ調子良さそうだね」なんて言ってくるわけだ。そりゃ、特別集中治療室で寝てたんじゃ、今は料理したりできるし家の近くを散歩したり歩いたりできるし、確かに飛躍的な前進だよな。。。看護婦さんのいるオフィスに行ったら、Rの姿が見当たらなかったんでその辺の人に「Rはいます?」と訪ねてみた。そしたら「2,3分で戻ってくるよ」と言ってくれたんで、彼女を待っていると本当に2,3分で戻ってきた。Rは私を見るなり超笑顔になって「カラハリ~、心配してたのよ~。でもだいぶ調子良さそうで安心したわ~。嬉しいわね~。」と言っていた。Rに「私、Rや他の看護婦さん達にもカード作ってきたから、彼女達にもこれ回してくれる?」とメッセージを書いたカードを見せると、彼女は大喜び。そういえばチューリッヒの病院に入院してた時、日本にいるおかんに電話して私はおかんに「看護婦って仕事すごいよね。だって他人のう○こを平気な顔して拭くんだよ。よく耐えられるよね毎日。」と言ったら「でも看護婦さんに友達いるけど、患者が良くなっていく姿を見るとそれが嬉しくて『看護婦やっててよかった』って思うらしいよ。」と言っていた。Rの様子を見て、おかんのこの言葉は当たっているんだなと実感。
June 23, 2005
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ちゃんとした言葉で感謝や謝罪の気持ちを表現するのってものすごく大切なことだと思う。これができるかできないかで「人間関係うまくいくかいかないか」あるいは「人が寄ってくるか離れていくか」が決まると思っている。さて、どうして私はこんなことを思ったのでしょーか。それはズバリ、私の周りには言葉で感謝の気持ちを表せない不器用な人間が結構多いから。そして私は彼らから「絶対にこうなってはいけない」と「人の振り見て我がふり直せ」って言葉の意味を学んだんですね。‐‐不器用な人間その1。‐‐それは何を隠そう、うちの両親。おとー、おかん両方とも、相手を褒めること、謝ることを絶対にしない性格。おかげで結婚30年目にして、完全に修復不可能な夫婦になってしまった。‐‐不器用な人間その2‐‐カラ夫ママこと、私の義理母。彼女は年なので体が弱っている。そのため家の掃除や買い物をカラ夫に頼むことが多い。頼む時に「体調悪いから掃除手伝ってくれる?」と言えば済むものをいきなり「私は体調が悪いんだから掃除くらい手伝いなさいよ!」とくる。カラ夫はこういうの慣れっこで最終的に言われた事何でもやるんだけどやっぱりママの言い方が気に入らない時は「うるせえ!」とぶちきれる。私はその光景を見ながら「絶対イタリア女にだけはなりたくないわ」と思う。っていうのは、こういう女王様ぶりって実は義理母に限ったことではなくイタリア女に結構見られる傾向なもんで。あ、念のため言っておきますが、うちの義理母、口うるさいところありますが基本的に性格そのものはラブリーで優しいです。ってなんだかんだ、イタリア女の悪口を書いてしまいましたがね、なんと今回病気になった事で、私本人が思うように体が動かなくなりイタリア女のようにカラ夫に「あれやって」「これとって」と物を頼むことが非常に多くなってしまった。でも「こんな時こそ感謝の気持ちを表現!」と思って、ここぞとばかりにカラ夫を「Grazie」という言葉で褒めまくっております。例えばティッシュをとってくれて「Grazie」の一言で済むものを私は5倍くらい大げさにして褒めまくる。「Grazie,カラ夫が優しくて私は超幸福♪」とか(←演技入ってます。)あと何をしてくれたというわけでもないんだけど、とりあえず私は「Grazie」と言う。するとカラ夫が「何が?」と訪ねるんで、私は「うーん、とにかく全部」と言う。(←あながち嘘でもないが、やっぱり演技)あまりにも頻繁にこういう事言うと、むこうもしらじらしいと思い始めるかな?と思いきや、お単細胞なカラ夫、これでかなり上機嫌になり、はりきって何でもやってくれる(笑)。うん、これでいいのね、男を操る方法ってのは(笑)。なんて、実は結構したたかなわたくしであります。
June 22, 2005
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毎日暇なこともあって、私はよくネット漬けになる。だいたいこの楽天の他の人のブログをネットサーフィンすることが多いんだけどたまたま昨日、ちょっと興味深い現象を見つけた。あるHPページの管理者が、どうやら変な男に騙されてしまったらしく彼女の胸の内(悔しさなど)を彼女のHPで語られていた。そしたら何人かが彼女に対してコメントを残したらしいんだけどそのコメントが荒らしだったのか、からかい半分だったのか(コメント削除されてるからどんなものかはわからないんだけど)「頂いたコメントは私にとって気に入らないものだったんで削除しました」となっていた。まあ自分のHPに、自分にとって気に入らないことを書かれると確かにそれは本人にとっては「目障り」なものにしかならないだろう。だからこの管理人の気持ちもわからないわけではないし、きっと心の傷が癒えてない時って「聞きたくないこと」とか「耳の痛い話」ってのが誰にでもあると思うんだよね。ただ思ったのが、HPって管理人の書き込みに自由があれば当然コメントする側にも自由があるんだよな。そして人各々意見があるわけだから、違う考え方のコメントがくるのも当たり前な訳で。ま、人の意見を「意見」と捉えるか、「目障りなもの」として削除するかは管理人が決めればいいことなんだけど、やっぱり色んな人が見てるHPである以上こういうことってこれからも起きやすいと思うんだよね。私はどっちかっつーと、このブログには知られたくないことや触れたくない話題は書かないようにしている。言い換えれば、突っ込まれても反論されてもいいような、暴露しても全然支障のない、どーしよーもない話題しか書かない。理由は誰がHPを見てるかわからんってことと、やっぱり自分のHPで荒れるのは嫌だってこともあるし、最大の理由は、自分の心のどこかに「ネットは信用できん」って警戒心があるみたい。もちろん私のHPを訪れてコメントを残してくれる人達に対しては全て信頼できる人達ばかりだから警戒心はないけど。日記だから自分の心を癒す為に、自分の気持ちや私生活を正直に打ち明けて気分を晴らす、そのためにブログを利用してる人も当然いるだろうし普通のことだと思う。でも私はやっぱり、ネットに対する警戒心があるせいか、触れられたり突っ込まれたりしたくない事がある場合は、隅々まで自分を語らない派。ネットって超便利だけど、やっぱり怖い面もたくさんあるから警戒心というか「こういう事を書いたらこういう反論やコメントがあるかもしれないな」っていう予想をしてないと、自分のHPで自分の神経を逆撫でされる様なことが起こると思う。世の中にはバカな人って必ずいるから、やっぱりネットに対するそれなりの注意は払っていかないとな、なんて思ったのであります。
June 20, 2005
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嬉しくないが人生新記録。入院していた約20日間、ろくなものを食べれなかった私。食欲はあったんだけど、やっぱり病院食、しかも海外のとなるとおいしくご飯を食べることは期待できず、体重は人生ミニマム40kg台前半の前半を記録いたしました。昔は痩せることが嬉しかった私。でもここまで来るともう怖いです。鏡で見ると、骸骨もいいところ。胸はもちろんない。デコルテの骨がすごい。ついでにあばらの骨もすごい。そして背中もがりがり。それに輪をかけて、手術の跡。もう自分で言っちゃいますが、可哀想な哀れな体です。痩せこけて今回辛いのが、おしりの肉がなくなったせいで椅子に座るとおしりの骨が椅子にあたって、痛くて長時間座ってられない。もちろんトイレの便器に座る時も、便器におしりの骨がもろにあたって結構痛い。なので病院のカフェテリアやお庭のベンチに座る時は、いつも座ってはおしりをいすから離す、そしてまた座っては、すぐにおしりを上げるそんな行動を繰り返しておりました。今思うと、これって「痔」を持ってる人がよくやる仕草なような。私も病院で「あ、あの子痔患者だ」と思われた可能性大だな(笑)病院でやせ細っていく私、それでもご飯を食べようとしない私を見てカラ夫もこれはやばいと思ったらしい。退院する2日前に、なんとか私に物を食わせようと思ったのかなんとどっかから(たぶん日本料理レストランだと思うんだけど)サーモンのお刺身とお米を調達してきてくれた!!何日も続いたまずい病院食の後の、わさび醤油たっぷりのお刺身が私にとってどれだけおいしかったか、みなさんおわかりいただけます?となりには別の患者さんもいたというのに、わたくしときたら奇声を発しながら食べてしまいました。はっきり言って、医者の治療や薬よりも効き目大だったな@刺身。
June 17, 2005
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そういえば結婚式の事日記に書いてなかったけれど結婚式は入院する2日前に無事に教会で済ませた。本当は一生に一度の記念日になるはずだったんだけどこの時すでに呼吸困難が悪化していたため、式の最中は「なんとか持ちこたえなきゃ」ってことしか頭になくて、今思うと式の事、カラ夫の様子など、あまり覚えていない(涙)。今になってあの時の写真を見てみると、自分で言うのもなんだけどスーツ姿のカラ夫、なかなかイケテル。それなのに、式の最中はそんなことに気づきもしなかった。式の内容をあまり覚えてないところを見ると、きっと息苦しくてカラ夫を見つめる余裕や、幸福に浸る余裕がなかったんだと思われる。あー、もったいないことをした。式の流れなどほとんど覚えていないけど、鮮明に覚えていることが一つある。それは、うちのおかんが私の斜め後ろで号泣していたということ。私の花嫁衣裳姿を見たいとはりきっていたおかん。それが、実際その場を目の当たりにすると「自分の娘がよそ様にもらわれていく」というのを実感してしまったらしく、しかも日本とスイスという距離感がその実感をさらに大きくしてしまったらしく、それで号泣。カメラをもって教会に入ったおかん、泣くだけで結局1枚も私の写真を撮らなかった。「どうして写真とらなかったの?」と言うと、おかん一言「だって嬉しくなかったんだもん。」と言う。この時「国際結婚て親不孝なものなんだ」と妙に悟ってしまい、とても寂しかった。ところで日本ではさっきも書いたとおり、特にうちのおかんくらいの世代になると「嫁はよそ様にもらわれていく」という意識があると思うけど、スイスでは結婚すると特にカラ夫の友達の間で「これでカラハリも私達を受け入れた。」という意識が強くなるらしい。最初はこれがどういうことかわからなかったんだけど、どうやら友達のSちゃんによると「カラハリは私達を受け入れたから、私達はいつでもカラハリを訪ねることができる。」ということらしく、それを本当に実感したのが入院していた時。私はここスイスで日本人の友達というのがほとんどいないから友達というと、カラ夫の友達ばかり。今まではこういう友達に対して「私の友達」という意識はなく「カラ夫の友達」という意識がものすごく強かった。だけど入院してる間に、カラ夫の友達が限りなくお見舞いにやって来てくれた。そして普段あまりうちには電話をかけてこない人達が、ほぼ毎日電話をくれた。病院を訪れる人のあまりの数に、看護婦さんが「これじゃ患者が休まりませんから、ちょっと面会は避けて下さい」と怒る一幕もあったし、私も病院のベッドの上で、みんな電話をくれるのはありがたいけどこれじゃ全く休まらない、休もうと思ったら毎回電話が鳴って受話器をとっては「調子はだいぶ良くなった。」と毎回みんなに同じことを言ったり説明するのが、正直面倒くさい時もあった。病気になったせいか、結婚式が終わって周りの意識が変わったせいか理由はよくわからんけど、とにかく周りのみんなが異常に私に優しい。今の私は「これがエスカレートするとやばいんじゃ?」と思うほど甘やかされて、お姫様状態(笑)。家の中が汚かったり洋服が脱ぎっぱなしになってても「体調が悪いから仕方ないよね」って感じで許されちゃうし、カフェに行ってもグラスをわざわざ私の前においてくれたりストローをさしてくれたり、手があれば自分でもできるようなことを周りがやってくれるのだ。これはスイスやヨーロッパでは当たり前のことなのかしら。。。。。人に何でもやってもらう習慣がついちゃうと、人間わがままになると思う。ヨーロッパの女性が自分のことしか考えずにわがままで気が強いのはこういうところから来るんじゃないか、そして一般的に旦那に尽くすと言われる日本人女性を奥さんにもらう日本人男性が横柄なのも、こういうところから来るんじゃないかしら、なんて勝手に思ってしまった。もちろんみんながみんなそういうわけじゃないけどね。ところでこの事を日本にいるおかんに電話で話した。「みんなとっても優しくて、私によくしてくれるんだよね」と。するとおかん、「きっとスイス人の男の人は離婚されるのが怖いんじゃ?だから奥さんってのはとても大切にされるんじゃないかな。」と言う。うーん、的を得た答え。結構あたってる気がするわ(笑)。
June 16, 2005
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注:お食事中の方は読まないで下さい。闘病または入院生活をしたのが生まれて初めてだった私。おかげでびっくりすること盛りだくさんだった。そんな私がびっくりしたというか、精神的に打撃を受けたことの一つ。それは『フライパンの上に、う○こをする』ということ。日本では入院したことないからわからないんだけど、やっぱり寝たきりになると日本でも医者は患者に、フライパンにう○こさせるもの?おしっこの場合は、手術中に医者が、尿道に管を通してくれたらしいからベッドの上でもおしっこできるしくみになっていたんだけどやっぱりう○ことなると、おしっこに比べて状況が格別に衝撃的になる。スイスの病院で「すみません、う○ちしたいんですけどトイレは?」と聞いたら看護婦さんフライパンもってきて、私のおしりの下にそれを置いて「じゃ、終わったら呼んでね♪」と言って、さっさと部屋を出て行った。しばらくそのまま放心状態になる私。そしてフライパンの上におしりをのせて寝そべったまま、腕を組んでまじで考え込んでしまった。料理道具の上に、なぜう○こを。。。。。???結局寝そべったままの『フライパンう○こ』はできず、看護婦さんに座り形式のトイレを要求。(座り形式のトイレとは、「おまる」はまたぎ形式だと思いますが「椅子に座るような形でするおまるみたいなもん」とでもいうのかな)だってやっぱり寝そべったままおしりにフライパン置かれてもね、出るものも出なくなるんだな、これが。。。。手術をしてから1週間後、肺の治療に専念するためにチューリッヒの病院に移った。チューリッヒの病院の集中治療室のベッドの上で何時間も待たされたんだけどやっぱりう○こがしたくなって、看護婦さんにその旨を伝えた。看護婦さん「ちょっと待って」と私に言ってから、しばらくたって部屋に戻ってきて私に「はい」と手渡したもの。やっぱりフライパン。。。。(泣)私が「フライパンだとう○こ出来ないタイプなんですけど」と言うと看護婦さん「ごめんなさい。これしかないの。」と言う。やっぱりスイスはどこもフライパンなのか。。。?フライパンのせいで結局3時間我慢するはめになった。でも3時間後、自分の部屋に戻った時に看護婦さんから「歩いてもいい許可」が出て、自分の部屋のトイレでちゃんと済ませ平和を取り戻した。それにしても思ったんだけど、他人のう○この始末を平気な顔してできる「看護婦」という職業はすごい!!もう脱帽としかいいようがありません。「あんたはエライ!!」と叫びたかった。と、今回は汚いお話で、みなさん申し訳ありませんでした。。。。。。
June 14, 2005
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お久しぶりです。昨日病院から釈放されました。しばらく闘病ネタでいきます、よろしく(笑)********************************生まれて初めて手術というものを経験。私今まで何も知らなかったんだけど、手術をしたらてっきり次の日には意識が戻るもんかと思ってたんだよね。でもカラ夫曰く、手術後私は3日間意識不明(正確には寝通し)だったらしい。でも自分がそんなに寝てるなんて思ってなかったから、手術は25日だったんだけどある朝目が覚めて看護婦さんに「今日は29日よ」と言われた時は、さすがに頭ん中が?マークだらけになった(笑)だって26,27,28日の記憶が全く無くて何も覚えてないし、いきなり日にち飛んでるしさ。カラ夫が教えてくれるまで「あれ~?おかしいなあ。。。」って、頭ん中がずっと混乱状態でした(笑)ただカラ夫曰く、28日にわたくし一度目が開いたらしく、看護婦さんが私に「カラハリ調子どう?」と声をかけたら、私は興奮しながら手をバタバタさせて「IO NON CAPISCO NIENTE!!(わけわからん!!)」とイタリア語で叫び続けたらしく、看護婦さんが「カラハリ落ち着いて!」と私をなだめていたらしい。そして精神安定剤だか睡眠薬を飲んで、再び私は眠ったとのこと。ってかそんなの全然覚えてねーよ。。。。。。(汗)カラ夫が看護婦さんから聞いた話によると、手術後初めて意識が戻った時はたいていの人が動揺したり興奮状態に陥るものらしく、でもほとんどの人が自分がそういう状態になったことを覚えていないらしい。だから私が手をバタバタさせて叫んでいたのは普通らしいんだけど、私にとってどう考えても普通じゃないのは、動揺した時に叫んだ言葉が、なぜか日本語でもなく英語でもなく『イタリア語』だったってことなんだよね。しかし、なんでイタリア語なんだ???これはなんか別の病気か???とりあえず、卵巣と肺の手術をして、肺の方はまだまだ時間がかかるんだけど呼吸困難はだいぶなくなったし、卵巣の方はさほど問題ないみたい。ところで怖くてなかなか見れなかったけど、先日初めて手術の跡ってのを見た。傷口がふさいでかさぶたになってきたんで、思い切って自分のお腹を見た。あるよあるよ、おへその下に手術の跡が。初めての手術の跡をみた感想は『線路』だ! コワッ!!!!でもこの線路、時間がたつにつれて、ちゃんと白くなってくれるのかしら。。。。。この線路が赤いままおへその下に残ってたら、かなり怖いぞ。。。(汗)ところで私の病気は主に肺が原因で、医者によると、これが卵巣にも転移したとのこと。そう、病気ってのは厄介なことに『転移』するんだよね。今までずっと医者にかかることもない健康な生活を何年も続けてきたから転移のことなんてあまり考えなかったわ。。。。早い方がいいってのはこういうことなんだって、つくづく実感。これからは定期的に病院でチェックをしないと。
June 13, 2005
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突然ですが、早ければ明日かあさってから病院に入って闘病生活を始めることになりそうです。呼吸困難が悪化してきて「普通の動作」というのが困難になってきたのとカラ夫も私の病状のせいで精神的にテンパってきてるんでするべきことをきちんとしなきゃいけない時が来たなって雰囲気になりました。(と言っても、今は結構落ち着いてるんだけど。。。。)これから病院で生活するための荷造りをするつもりです。化粧品(といっても洗顔料とか化粧水類ね)とか、パンツとか寝巻きとか雑誌とか本とかをバッグにつめて、いざ出発、というところでしょうか。(どこに旅行に行くんだ???)いつになるかわからないけど、退院したらまたお返事と同様日記再開しますね。あ、でも今日は一ついいことがありました。このことをおじさんに電話で説明して、今はもう働くことができない体だということを話したら、おじさんなんと「あんたが帰ってくるまでポストは開けとくからゆっくり治療してこい。Ciao stella, abbraccio(英語だとSee you soon star, big hug?)」と言ってくださった(驚)いつもは私のことを怒ってばかりだから、このことを電話するのでさえ超怖くて電話をかけるのすごいためらってたんだけど、それでも知らないうちに意外と信頼関係が出来上がってたことと、理解あるお言葉に嬉し泣きしてしまいました、わたくし。だって、しばらく仕事休んでも、回復した時にまた無職の引きこもり状態に戻らなくてすむんだもん。この調子ですべてがうまくいくといいな。ってか、うまくいってくれなきゃ困るけどね。こっちは好きでもないスイスでの生活、一応頑張ってんだからさ。(←タカビー)ってことでみなさま、また近いうちにね~。
May 22, 2005
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昨日は日本からうちのおかんがやって来た。彼女は北海道や沖縄に行ったこともなければ英語も喋れなくて私はちゃんとマルペンサにたどりつけるのかどうかが心配だった。そしてその心配事はやっぱり的中した。「やっぱりそんな人間に一人旅なんかさせるんじゃなかった」と今深く後悔、かつ反省しております(涙)一応手紙で空港での手続きの順序とか、ミラノについたらどうするかなどをちゃんと説明したつもりだったんだけど、何から何まで初めてだったため特にミラノについてからの行動が、イマイチわからなかったみたい。しかも言葉が通じないから誰かに聞いてもわからなかったみたい。その日、彼女の乗る便は、18時40分ミラノ到着予定だった。予定より10分遅れで飛行機はミラノに到着。私はわくわくしながら到着ロビーでおかんを待っていたんだけどおかんと同じ便に乗ってたらしい人が着陸から20分くらいたって出てきたのにうちのおかんだけなぜか出てこない。最初は「荷物を取るのにてこずってるのかな」と思ってたんだけど何分たっても出てこないんで、さすがに私も「これはおかしい」と思い始めた。そしてカラ夫に「なんでおかん出てこないの?同じ便の他の人は出てきてるのに」とものすごい不安になった。着陸から1時間たっても彼女は出てこないので、不安がピークになり空港の警察官に事情を話して彼らに中をコントロールしてもらうよう頼む。でも彼らは私達に「まあ待て」としか言わない。こんなやりとりが5、6回くらい続いた。それでもまだおかんは出てこない。カラ夫に「おかーさん本当にこの飛行機に乗ったの?」と言われたんで念のため確かめるために、飛行機会社に問い合わせに行った。そしたらスタッフの女は「プライバシーのことは言えないわよ」と言うだけで私が「プライバシーってあんた私の母よ」って言い返したら「そんなこと関係ないわよ」と捨て台詞をはくだけだった。この女にはむかついたけど、まあイタリア人のサービスなんてこんなもんだろうってわかってたから、一言「顔見りゃわかるけどあんたも役立たずだ」とだけ言って所詮アリ○リアなんてこの程度だろうと思い、潔くその場を去った。とにかく不安が治まらない中、警察やらオフィスやら空港内を走りまわって口の中はからからに乾くし、そのうちめまいがしてきて立ってられなくなった。カラ夫も私と同じように色んなところを走り回ってくれたけどイタリア人の空港スタッフはやっぱりあてにならなくて「やつらをあてにしないでもう待つしかないよね」ってなった。そしたら「JALと共同運航便だったから、JALの人に何か聞いてくる」とカラ夫がJALに問い合わせてくれて、案の定JALの人は母がその便にのってたかを調べるように、アリ○リアのスタッフに頼んでくれて母がちゃんと飛行機に乗ってたことがわかった。こういうところが日本人の良さだとつくづく思う。JALのスタッフには本当に感謝。ここから私の不安は少し治まり「おかんはこの空港内にいる」と確信が出てきて、少し気丈になれた。それでも「もしかしたらパスポート失くしてそのまま日本に強制送還?」とか「トイレに行ったら疲れのためにぶっ倒れて便器のそばで意識不明?」とか変な心配事をして、マイナスのことばかり考えてしまうこともあった。おかんの飛行機が着陸してから3時間近くたっても出てこないんでカラ夫は空港の外を探し始めていた。私は「言葉通じないだろうけど、最後の手段で空港内アナウンスで呼び出すしかないかな」と思い始めていた。なす術がなくて、到着ロビーで途方に暮れてつったっていたらなんと到着ロビーのドアが開き、おかんついに登場。私と目があうなり笑いながら「あんたのせいよ」と私に言う。私はおかんに「あんた一体どこで何してたの!!」と言うと、私が書いた手紙に「ミラノの空港に着いて飛行機からおりたら、パスポートチェックと荷物を受け取って出口に行く。出口を出たところで待ってるから」と書いたんだけど、ここで私は「飛行機に日本人たくさん乗ってるだろうから、わからなかったら日本人についていけばいい。」と書いたのだ。これが大きな間違いだったのよね(汗)おかんがついていった日本人は、なんとミラノで降りる客ではなくフィレンツェかどっかに行く為に、ミラノ経由で乗換えをする客だった。だからおかんは出口ではなく、乗り換えの方に向かって進んでしまったという。おかんはフィレンツェ行きの飛行機の搭乗ゲートのところで「あの二人来ないわねえ」とか思いながら、2時間くらい私達を待ってたらしい。そしてそのフィレンツェ行きの飛行機が離陸して、搭乗ゲートに誰もいなくなって初めて「なんかおかしいわ」と思い始めたらしく空港内をうろうろし始めたらしい。それでも、周りに人がいなくなってるのを見て「そろそろ閉店かしら。ここで夜を明かすの私は?あ、でも朝になればまた人が来るからまあいいか。」とか呑気なことを考えていたらしい。「パスポートチェックが終わったら荷物を受け取るようにって書いたじゃん!」と私が言うと「でも関空ではチェックインから飛行機に乗るまでは2時間近くかかったでしょ。だからミラノについてから荷物をとるまでにまた2時間かかると思ってた。」と呑気に言う。あんたの頭は正気か?と言いたかった(涙)母は「でね、おかしいと思って回りの人に聞き始めたんだけどイタリア人ってイタリア語しか話さないから聞いてもわかんないのよ!」と言う。あたりまえだろ。。。。。。。(汗)「でね、お掃除やってる人が英語を喋れて『何処に行きたいんだ?』って私に聞いてるのがなんとなくわかったから、私とりあえず『ミラノに行きたい』って行ったの。そしたら『ミラノはここだ』って言われちゃって、まあ間違ったところに到着したわけじゃないってことはわかったんだけど、そこからどうしたらいいのかわからなくて困っちゃったの。そしたら相手も私の困った顔から『こいつは道に迷った』ってのがわかったらしく『出口はあっちだよ』って指さして教えてくれて、それでやっと出れた。」と謎の3時間の内容はこんなんだったらしい。こんなアホな話はまじで聞いたことがないぞ(泣)私は母の話を聞いて「なんじゃそりゃ~??」と声をあげながらその場に倒れこんだわよまじで。起き上がって母から事情を聞いてる時、ちょうどカラ夫が戻ってきて私と母を見るなり安心したのか、彼も「何処で何をしてたの~???」と気が抜けたような表情になりながらおかんに話かけてたんで私はカラ夫にも謎の3時間の内容を説明。カラ夫も「なんじゃそりゃ???」って感じだったけど「ま、無事に会えたことが一番だからね」と笑って許してくれた。私は不安に襲われてる時にカラ夫に「なんでおかん出てこないの!」と八つ当たりをしていたんでその場でその事をカラ夫に謝りまくった。ああかっこわりぃ。。。。。(涙)私はとりあえずおかんに「まあ12時間の旅だから疲れたでしょ。車だから寝てればいいよ」って言ったらおかんは「ううん全然♪」と言って、つかつかと駐車場に向かって歩いて行く。私の疲れはその時ピークに達していて、12時間の旅をして機内でろくに寝てないおかんより衰退しきっていた。こりゃミラノから日本への帰り方、もっと厳密に説明しなきゃならん。胃の痛みと心配は、おかんが日本にたどりついたとわかるまで消えない(涙)
May 16, 2005
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昨日はカラ夫とカフェで喋っていた。その日の夜にカラ夫の親戚一同に会う予定だったんで、話題は親戚のことだった。カラ夫の叔母で、子供が11人いる叔母がいるという。私が「11人!?聞いただけで死ぬ。。。」と冗談まじりに言った後「でも子供が11人いるってことは、相当リッチなわけ?」と質問してみた。そしたら「特別そうじゃないけど、ほら、昔の人達はそんなに生活費かからなかったから大家族って結構いるじゃん。」と言う。あ、そっか、日本もそんな感じだよね。。。。なんでそんな当たり前のこと気づかなかったのかしら私(汗)ところで日本でも時々、大家族のTVとかやってるけどそれを思い出したこともあって、カラ夫に真面目な顔でかなりお下劣(?)な質問をしてしまった。「よく子供が10人とかいう話時々聞くけどさあ、子供が10人いる人ってのは10人の子供が欲しかったの?それともセックスを10回して子供ができちゃったの?どっち?」と。かなり単刀直入というか、失礼な質問だよね。大家族を持つ方々が読んでいたらすみません。無知な私の素朴な疑問であり、決して悪気はございません。ただその日本で見た大家族のTVで、肝っ玉かーさんがインタビューに答えていて、「特技は妊娠です」なんて、笑いながら言ってたのを見たことがあるものですから。。。。でも子供とか家族を持つっていうのは、人数が少なくても多くても素晴らしいことには変わりないもんね。一人子供を産んだら子供がかわいくてかわいくて、その喜びが病みつきになったっていう話も聞いたことあるし。だからこの疑問はとけなくてもいっか。って結局何が言いたかったんだ?私は。てか、こんなこと考えてるなんて、私も相当暇だよな(汗)。ちなみに私のこの質問へのカラ夫の答えは「ウフ♪」だった。
May 15, 2005
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先日仕事中おじさんに「ところで卵巣の病名は何なわけ?本当に癌なの?」と聞かれた。私は「医者がまだわからないって言うからなんとも言えないんだけど、腫瘍があってもいくらなんでも悪性ってことはないだろうって自分では思っている。」というふうに答えた。おじさんが「あのさ、癌じゃなくて、嚢胞ってことない?」って聞いてくるので、「ああそういえば、嚢胞じゃないかって私に言う医者もいた。」というふうに答えたら「嚢胞は全然深刻な病気じゃないぞ。女性なら誰もがやる病気で、俺の彼女もやった。でも1、2週間くらいで仕事復帰してた。」と言う。以前医者が私の許可なしに私の病気のことを勝手におじさんに話した時、この大バカ医者はおじさんに、原因わかりもしないくせに「悪性癌の可能性があるから。」とか何とか言ったらしい。でも普通に仕事しながら、痛いとも何とも言わない私をみておじさん「嚢胞じゃないの?」と言い出したのだ。彼の彼女もやったというので、ちょっと詳しいことが知りたくなり、私は色々と質問しまくってみた。「スイスでもそんなに多いんですか?」とかなんとか。前述にはわかりやすく「彼女」と私は書いたけど、実はおじさん、自分の彼女のことをイタリア語で「Mia ragazza(俺の彼女)」と言う言い方はせずに、「Mia amica del cuore(俺の心の友)」という表現を使う。(この言葉、辞書で調べると正確には、恋人に近い「最愛の女性」って意味もあるみたいだけど。)私は「その amica del cuoreは時々このレストランに来たりしないんですか?」と聞いてみた。すると「時々来てるけど、からはり会ったことないんだっけ?」と言う。「ないんですけどもし今度来たら、手術がどうだったかとかそういうこと聞きたいんですけど。」とおそるおそる言ってみる。するとおじさんあっさり「いいよ。今度来た時教えてあげる。」と言ってくれた。ところで何日かたって、私が仕事場に入る時、1人の見知らぬ女性がうちらの仕事場の入り口をのぞいていた。見知らぬと言っても身元を知らないだけで、この女性、一応よく来るお客さんで顔は知っている。そしてその後、その女性はおじさんと親しげに話しているところを仕事中私はちらっと見たので「ああ、おじさんのお友達だな。」と思っていた。そして今日その女性が「おじさんは?」と訪ねてきたんだけど、その時当の本人はいなかったんで「今いないんですけど、夕方になれば戻ってきますよ。」と言っておいた。「夕方って何時ごろ?」と聞いてくるんで、「ちょっとわからないんですけど、そんなに遅くはならないと思う。」というふうに答えた後、私は頭の中で、この人がおじさんのAmica del cuoreなら嚢胞のことが聞けると思って、この女性に「あの~、もしかしてあなたは、嚢胞で手術した経験のある、おじさんのお友達ですか」と聞いてみた。するとこの女性「え?何のこと?」と言うんで、「あ、違かったんですね。すみません。」と謝ったのだが彼女が何気なく「嚢胞がどうかしたの?」と聞いてくるんで、私は「実は私嚢胞の可能性があるんですけど、おじさんが『俺のAmica del cuoreが嚢胞やった』っていうからそれについて聞きたいことがあるって、そういう話をおじさんとしてて。。。」とこの女性に説明した。そしたら運悪いことに、この女性の顔が一瞬なんだけど結構ひきつった(見逃さなかったわよ!)この女性、おじさんが言うAmica del cuoreではなさそうだけど、この顔のひきつり具合を見るとただの友達関係じゃなさそうな感じがする。(深読みしすぎかしら。。。。。)もしかして、おじさんのこと好きなのかな、この人。それともおじさんの浮気相手だったりしたらどうしよー、ひゃー!(←悪い冗談?)やば~、余計なこと言っちゃったかな。。。。。どうしよ~、大丈夫かしら。。。てか、明日仕事行くのが怖い(汗)。
May 10, 2005
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人によって相性があう国とかなんとなくあわない国、好きな国、なんとなく好きになれない国と、みんな各々意見はあると思うんだけど私は悲しいことに、スイスに住んでいながら、この国はあまり好きじゃない。まあ嫌いと言い切るには問題があるんだけど、好きと言い切るのもかなり抵抗がある、という感じでしょうか。スイスの場合は、私が日本と比べちゃうからいけない部分もたくさんあるんだけどホントにつまらなくて、休みの日なんか鬱病入るんだよね。何がつまらないかと言うと、スイスに娯楽なんぞないのは百も承知。買い物も楽しくないのも百も承知。だからこれらはいいとする。つまんない生活の中で自分なりに楽しみを見つけようとして努力するがそれでも努力が実らなかった時、いい加減頭にくるというかストレスの解消法が何もないって感じで、この国に嫌気がさします。一番身近な例が、ちょっと面白い本を見つけた。本屋で探したらなかったんで、注文することにした。店員さんに「今注文したから、本が着いたら電話するね。」と言われて待つこと1ヶ月半。電話がないので「おかしいな」と思い、こっちから電話したら、本屋の店員「あ、あの本ね。イタリアじゃないと手に入らないの。」とあっさり。私が「だって本がついたら電話するっていう言い方は、こっちは本が手に入るって思うに決まってるじゃん」と言い返すと、「あると思ったらなかった」という返事。文句をたれる私に「じゃあ、イタリアに注文する?」という店員。いつまで待たされるかわかったもんじゃないし、怒りが結構すごかったんで「いや、もういらない。あんた達に頼んでも時間だけがかかって本が手に入るわけじゃないってことがわかったから。」と捨て台詞を吐く。注文した本が届くのに2ヶ月ならまだ許せるよ。「本が注文できるかできないか」ってことだを知るのに2ヶ月かかるのはいかがなものか。「自分で楽しもうと思った娯楽さえ、スイスじゃこの調子かよ」と思ってしまったわけ。この時はカラ夫も一緒だったんだけど、彼も落ち込む私に何と声をかけていいかわからなかった模様。要は、何事に対してものろいスイスが、私は非常に気に入らないのです。病院だって、初めて行ってからもう2ヶ月が経つのに、肺と卵巣に問題があるとわかってても薬の一つさえくれなくて、この2ヶ月間、治療なんてしたことないし管を通してお水とっても医者の答えは「原因不明」だったし、症状なんてちっともよくなってなくて、医者に行く前と未だ何も変わってないのが現状。まあ、私の日本に対する思いとかホームシック度はかなり高いからこう思うのは以前のように外国に興味がないせいもあるけど、そうだとしてももう一度行ってみたい国だとか、いるだけで居心地のよさや親しみを感じる国ってやっぱりあるんだよね。スペインなんかがそうだった。ラテンは苦手な方だけど、それでも全てが楽しく感じたし、人も優しかったしご飯もイタリア料理よりはるかにおいしくて、自分の体に合ってた気がする。あとタイも、なんとなく自分の気持ちがすーっとタイやタイの文化に馴染むというか「この国だったら退屈はしないだろうな」って印象を受けたし(旅行だったけど)。私の場合、新しい国の土を踏んだときに「この国はどーのこーの」っていう感想というか、第一印象ってのが必ずあって、第一印象で感じたことは後になっても変わらないというか、自分の勘って結構あたってるんだよね。ちなみにスイスの第一印象は「すぐ飽きそうだな」で、イタリアの第一印象は「う~ん、あまり興味ないかな。。。。」だった(笑)イギリスは鬱になりそうな天気(グレーの空や雨)が頻繁なのにも関わらず「ここには長期でいたいな」と思ったし、韓国の時は「もうちょっと時間をかけて長旅をして、どんな国なのかもっと知りたい」が感想だった。そうなると、最初に「つまんない」とか思っちゃった国って、後になってじわじわ好きになったり、住めば都になる可能性って、少ないんじゃないかなあ。やっぱり相性があうあわないって、国によっても絶対あると思う。スイスもいいところはたくさんあるんだろうけど、この国に対して拒否反応しか出ない私は、単にこの国と相性があわない、それだけのこと、のような気もする。ちなみにこれから行って見たいという、興味や好奇心がある国はブラジルあたり。どんな国なのか、非常に見てみたいのよね、なんとなくだけど。
May 8, 2005
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私は個人的にピザはあまり好きじゃない。ついでに言うと、イタリア料理もそんなに好きじゃないかも。別に食べれないほど嫌いってわけじゃないし、味そのものはまずいとは思わないんだけどどうも「太る」とか「胃に重い」とかそういうイメージしかないから、なんか安心して食べれないというか「カロリーが。。」とか「胃が。。。」とかそういうことばかり気にしちゃって、食べてても楽しくないんだよね。でもイタリア人を見てると、彼ら、ピザに相当自信を持ってる気がする。それは何故かというと、イタリア人は人を外食に誘う時「どっかご飯食べに行かない?」じゃなくて必ず「ピザでも食べに行かない?」と言う言い方をするから。そして、その言葉どおり、たいていはみなさんピザを召し上がる。今日は祭日でカラ夫はお休み、私は仕事は午前中のみだったんで、お天気もいいことだし午後はカラ夫と二人で出かけようかなーなんて思っていたんだけど、カラ夫は今日お母さんと一緒にイタリアに行かなきゃならないということだった。一応私に「何なら一緒にイタリア行く?」と誘ってくれたが、イタリアなんか私にとっては面白くもなんともないんで、私は二人に同行することをあっさり拒否(笑)。家に一人になった私は、一人なら一人の方が気楽なんで、昨日買ったブリジッドジョーンズ2のDVDでも見よっかなー、と呑気に過ごしていた。すると義理母からすぐ電話がかかってきて「からはりもイタリア一緒に来ればいいのに。そしたら3人でピザでも食べれると思って。」と彼女。やっぱり人を誘う時、イタリア人って必ず『ピザ』を使うんだなー、なんて思ってしまった。ただし義理母の場合、年のせいか、彼女は外でピザを食べることはほとんどない。それでも彼女の私への誘い言葉は「ピザでも食べようよ」だったのだ(笑)。せっかくだったが、3人で動くなら一人でいた方が全然楽な私は、義理母に適当に「うーん、そう思ったんだけど今日はちょっと胃の調子が悪いから重いもの食べれなくて。それに日本にいるお母さんにも電話もしないといけないから、今日は家にいるわ。」と一応丁寧にお断り。友達のSちゃんも毎回金曜の夜、私達を誘う時に「今日一緒にピザ食べにいかない?」と言う。イタリアといえばパスタも代表料理だけど、なぜか誰も「パスタ食べに行かない?」とは言わず絶対に「ピザ食べに行かない?」なのだ。そんなにピザに自信があるのかな、イタリア人って。。。。日本人の代表的な食べ物はお米だったりするけど、日本人の友達を誘うときうちら「コメ食べに行かない?」とは言わないよな(笑)「寿司食べに行かない?」は時々あるかもしれないけど、でも日本はご飯食べに行こうってことになったら和食だとか中華だとかイタリアン、フレンチ、それこそ選択肢がたくさんあるから、具体的に「○○を食べに行こう」と先に断定するよりは、「さて今日は何を食べようか」って感じになると思う。(でも「何食べたい?」ってなった時に「何でもいいけど米が食べたい」ってのはあるかな。)そう考えると、イタリア人がいつも「ピザ食べに行こう」っていう言い方をするのは結局気軽に食べられるものが、ピザくらいしかないってこと?いや、イタリア料理だって種類は豊富なはずなんだけど、どうもどこのレストラン行っても同じようなものしか置いてないから、結構外食がつまらなかったりするんだよね、私としては。それに日本に比べると、こっちは外食代がべらぼうに高いし。。。。。それか、日本でいう「お茶でもしない?」が、イタリアでは「ピサ食べない?」になるってことかな?今日は私のお誘いを断って義理母とイタリアに出かけたカラ夫。私のことが心配だったのか、イタリアからわざわざ電話をかけてきてくれた。「今日は一緒にいれなかったけど、今度の土日は二人でどっか一緒に行こうね。そんで夜はピザでも食べに行こっか。」と。だからピザは食べたくないんだってば!!!
May 6, 2005
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ついに来ました、この日が。約2年ぶりでしょうか。この日を首を長~くして待っておりました。何が来たのかというとそれは給料日でございます。うふ♪今まで12フランしか入ってなくて、残高が少なすぎるためにこの12フランの自動引き落としさえできなかった私の銀行口座。(てかスイスの銀行、残高が小額だと引き落としができないなんて機能悪すぎ)でも今日口座をチェックすると、ちゃんとお給料が銀行に入ってる入ってる♪なので早速、私のお給料の半分をカラ夫にプレゼントしました。「これで家賃払ってもいいし、光熱費にあててもいいし、好きなもの買ってもいいしカラ夫の好きなように使ってね。」と。するとカラ夫「何で?これは君の給料じゃん」と言いながらも、すでに顔はにやけて嬉しそう。やっぱりカトリックとかなんとか言ってても、人間銭には勝てないってことか(笑)しかも遠慮せずに、しっかり笑顔で受け取ってるよ、あたしの金(爆)。でもこれで相手が喜んでくれたり、私達の仲が少しでもうまくいくのなら私としてはこれでいいのであります。給料の半分をあげちゃうと、私の手元に残る額はあまりないんだけどでも私が1年半無職だった時、カラ夫は散々経済面で私の面倒見てくれたし日本に帰る時のチケット代も出してくれたし、旅行に行ったときも宿代から食事代まで全部払ってくれたし、ウェディングドレスも買ってくれたし、私の保険代も払ってくれてたしって、こうやって書いてみると、私ってホントに金無しだったんだな~。てか、給料の半分あげたところで、今までカラ夫が私のために払ってくれた額には到底足りてないじゃん!(爆)ま、これから少しずつ返していけばいっか。カラ夫が「このお金で新しいデジカメ買っちゃおうかな~。」と言っている。デジカメ、給料出たら私買おうと思ってたんだよね。でもカラ夫が買ってくれれば、私は自分の財布からデジカメ代を出さずにジーンズとか自分の買いたい物をもっと買えたり、貯金ができたりするわけだ。てことで我が夫よ、つべこべ言わずにさっさとデジカメ買ってこい。
May 5, 2005
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最近私には、心配で心配でしょうがないことがある。それは卵巣の病気のことでも、スイス生活のストレスのことでもない。うちのお母さんのことだ。うちのお母さん、私の結婚式のために2週間後にスイスにやってくる。ただしうちのお母さん、生まれてこのかた、一度も海外旅行をしたことがない。飛行機に乗ったこともない。英語もほとんどできない。それが2週間後、一人で飛行機に乗って英語圏じゃないスイスにやってくるのだ。考えただけでおそろしい。。。。なんて無謀なことをしやがる。。。。。初めての飛行機では乱気流にびっくりして発作を起こしたりしないだろうか。誰かにパスポートや財布を盗まれたりしないだろうか。よく日本ではカバンの口開けて呑気に歩いてるから、とっても心配。今日はお母さんに、空港には出発の2時間前に着くようにするんだよとか空港では常に至る所に設置されてるテレビ画面で自分の便名の情報をチェックせよとか荷物は2種類(機内持ち込み用とスーツケース)作るんだよとかその手荷物には刃物を入れちゃだめだよとかスーツケースは投げて扱われるから丈夫なもので鍵もかけなきゃだめだよとか12時間飛行は長いから、チェックイン時に座席を通路側にしてもらうように言うんだよとか変な外人にパスポートや財布盗まれないように絶対気をつけるんだよとかそういった細々したことを全部手紙に書いて送ろうと思って海外旅行の仕方というか、ガイドブックを私は作成していました。心配事が耐えなくて、思いついたことをあれもこれも書いていたからなんだか枚数の多い、説教っぽいガイドブックになってしまった。それでも私はいまだに心配で心配でしょうがない。。。。無宗教だけど、このさいお母さんが無事にスイスについて、私の結婚式をみて無事に日本に帰れるようにお祈りしに教会へ行ってしまおうかなんて思っている。普段「宗教くさいのは嫌」とか言いながら、結構マジよ今回は。なんかね、家族とここまで離れて暮らしていると、何もかもが心配でしょうがない。うちはみんな子供が結婚して、お母さん一人ものになっちゃったから余計心配。ここでお母さんにはお父さんがいて、二人うまくやってれば心配じゃないんだろうけど。卵巣の手術のことは言わない方がいいだろうなあ。。。。。義理姉に「お母さんには言うと心配するだろうから言えない」って言ったら「気持ちはわかるけど、そういうの親に言わないのは親不孝じゃない?」って言われた。日本にいれば言うだろうけど、スイスと日本じゃ遠すぎて、電話で話しても手術に付き添えるわけじゃないし、ただ心配してパニックになるだけだろうしここまで遠いと、話したところで何をしてやれるってわけでもない。だから黙ってた方がむこうが落ち着いてられるかなと思って私はまだ言ってない。だって私だって日本からスイスに戻るとき、お母さんいつも具合悪くなってそれでも彼女を一人残してスイスへ戻らなきゃいけないときの辛さときたらないもん。だから言ったらきっと、日本に戻るのが辛くて辛くてしょうがないと思う。だから言わないで、手術が無事に終わったら電話で全てを話そうかなと思っている。そういう事もあってか、家族が近くにいられる人っていいなあって最近よく思う。カラ夫は毎日毎日おかーさんに会えて、ホントうらやましい(←嫌味)今日もカラ夫と友達と遊園地に行ったんだけど、そこで娘と一緒にアトラクションに乗っているおとーさんだとか、子供を抱っこしながらアイスを食べているおかーさんだとか、そういう人達を見てたら自分の国に住めて、自分の国に家族がいてすぐに会える人ってうらやましいななんて思ってしまった。私もそういう生活がしたかったな。家族にすぐに会うことのできる距離に住みたかったよやっぱり。月に一度は家族みんなで一緒にご飯を食べれる、そういう生活がしたいわ。私にとってはもう無理な話だけど。。。。今は結婚してもちろんカラ夫が「家族」なんだけど、カラ夫の場合義理母が結構べったりくっついちゃってるせいか、どうしてもまだ「家族」って気になれない。だって義理母は毎日のように電話してきて、カラ夫は彼女の面倒見てばっかだしさ。私と結婚したんだから、そろそろ私との新しい家庭を築くことに重点置いてって感じなんだけど、カラ夫が私の方にいてくれようとしても、そうなると義理母が黙っちゃいないから、どうしても私達はまだ家族じゃないような気がしてしまう。今日も「スイスの日曜日ってお店も開いてないし、何もなくて超つまらない」って愚痴ったら「スイスの日曜は家族と過ごすものなんだよ。だから店が開いてなくてつまらないとかそういうことじゃないし、スイス人にはこれが普通なんだよ」と言われた。その時私ときたら「そりゃ家族がいれば日曜だって楽しいさ!でも私には家族なんていないもん!家族なしでどうやって日曜を楽しめっていうわけ?」と反発してしまった。カラ夫に「僕が家族じゃん」と寂しそうに言われた時ははっとして「あ、そうだった。言っちゃいけないこと言っちゃったかな。。。」ってなった。でも「私には家族がいない」って言葉、無意識にぽろっと出ちゃったんだよね。やっぱりこれって、普段カラ夫との家族に対する絆がまだ出来上がってないってこと???結婚生活1年たってないから無理もないけど、私達夫婦はまだまだだわ。
May 1, 2005
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スイス人って、結婚したり籍を入れたりすることなしに、ただ同棲をして一緒に暮らすだけのカップルが非常に多いような気がする。私から見ると、彼らは結婚に対して「責任が重い」とかそういったイメージしか抱いてなくて自由に気軽に恋愛していたいという結果がこれかな、と思っていた。実際カラ夫にも「なんでスイス人って結婚しないでただの同棲だけしたがるの?」って聞くと「それが一種のモード」みたいな答えが返ってくる。とにかくあまり深く考えずに、自由な感覚でカップルは同棲を始めるみたい。私の周りにも結婚せずに同棲をしてるカップルが結構いるんだけど、彼らを見てるとなんだか自由に見えるこの同棲も「実は面倒くさくない?」って思うことが多々ある。それはお友達のSちゃんとOくん。彼らは同棲し始めて5年が過ぎるけど、一緒に暮らしているものの、一向に結婚の話は出ないらしい。まあそれはいいさ。結婚せずに同棲だけして、とりあえず相手がいても身軽な独身でいたい。そういう人もいるだろうよ。でもさ、よーく考えてみると、結婚してなくて同棲してるだけの相手のためにわざわざ毎日ご飯作ったり、相手の服洗濯したりって、かなりうざくない?私はあんたの奥さんじゃないんだから自分でやれよ、みたいな。。。。しかも、例えば友達同士で遊びに行った後、深夜近いけどコーヒーだけ飲んで帰るかって時にわざわざ相手に「コーヒーだけ飲んで帰るからちょっと遅くなる」とか電話入れたり、彼氏が夜遅くまで帰ってこないと「出かけてばっかりでやだ」とか「たまには家にいて欲しい」って愚痴ったりするのって、なんか結構タチ悪い気がするんすけど。。。。結婚してれば、まあ夫のためにご飯作ったり、夫の服を私が洗濯したり、私が友達と自由にしょっちゅうは出かけられないってのは理解できるんだけど、同棲相手でそういうふうにならなきゃいけないのは、私はちょっとダメだな~、なんて思ってしまう。だったら一人暮らしか親元で暮らしている中で彼氏を作った方が、よっぽど自由な気がするんだけど。まあ籍を入れずに同棲してても、それでもお互い自由にうまくやってるスイス人カップルもいるとは思うけど、私は結婚してない相手、もしくは結婚するかどうかわからん相手と完璧に同棲するのは、めんどくさくて絶対いや。てか、結婚してないのに自由をとられる同棲生活はやだな。相手と時期に結婚する、とかだったらまあいいけど。ま、私の超個人的意見だけどね。
April 30, 2005
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今日仕事場で、従業員やらお客さんたちと「あなたの夢は?」という話題になった。「からはりの夢は何?」とMくんに聞かれたとき、私はすぐに答えが出てこなくて「うーん。。。」と言葉に詰まっていた。するとMくん「日本では何やってたわけ?」と私に聞いてきて、私が「Impiegata(事務職)」って答えたら「じゃあその事務職を将来やりたいとか、そういう夢ないの?」と言ってくる。「事務職をやることが夢?うーん、それはないだろうよ。。。。。」と思っていたところでちょうど私の夢と言うか、私にはぴったりの願望が思いついた。そしてMくんに「日本で暮らすこと!」と、胸をはって私はそう言った。そう、日本で暮らすことが私の夢。私は日本人なのに、日本で暮らすことが夢になってしまったなんて、なんて皮肉な人生だよ。。。。でもこれでも昔は海外に強い関心と憧れを持ってたんだよね。特にヨーロッパに。海外で暮らしてる人のことなんか「かっこいー!」とか思ったりして。それが今はどうしちゃったんだか、ヨーロッパなんて憧れも関心も何もない。あるのは不満か文句くらい(笑)。「英語以外の言葉もできるようになれば素敵だな」なんて思っていたけど、今じゃイタリア語で会話することが面倒くさくて仕方ない。そして「日本語以外の言葉はうざい」とか思いはじめる始末。重症だ。とにかく私の夢は、日本で暮らすこと。もちろんカラ夫つきで。土曜や日曜と言った休みの日は、立ち食いそばでうどんを食べたりレストランでおいしいものを食べたり、自転車で漫画喫茶や図書館本屋に行ったり気軽にふらっとそういうことができる生活がしたい。そして時々おかーさんの所に行って、二人で男の悪口で盛り上がる。友達とは、冗談を言い合ったりして笑のたえない飲み会をやりたい(飲めないけど)。去年産まれたかわいい姪っ子に時々会いに行って、子供の笑顔に癒される。そしてできれば犬か猫を飼う。犬ならゴールデンレトリバー。猫ならロシアンブルー。これが今の私の夢だ。ちなみにMくんの夢は「お金持ちになること」だった。その場にいた常連客も、Mくんと似たようなことを言ってたな。ところがおじさんに「おじさんの夢は?」と聞くと、「俺は早く死にてー」と答えていた。あんた、何かあったんか?????
April 29, 2005
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楽天の日記って他の人も言ってたけど、一度さぼるとさぼりの加速度が増すというかネタがなくなるのね(汗)さて卵巣問題ですが、ドクターFに「ひょっとしたら腫瘍が悪性の可能性がある」と脅されました。でも痛みなんてほとんどないし、私は普通に立ち仕事をしております。Fには「手術をすぐにでもしろ」と言われ、私は「おじさんと仕事の相談するのが先だから少しくらい待て」と反抗し喧嘩になりました。私があまりにも反抗的だから、Fはむかついて私のこと脅したのかしら。ってか、悪性だったらとっくに末期症状超えてるはずだっつーの!しかもこのF、私の許可なしに、勝手におじさんに卵巣のこと話してやがる(怒)でも私が超信頼しているドクターVは「悪性だか良性だかまだわからないけどね。重病というものではなくてただ手術が必要なだけ。手術をすれば治るものだよ。」と言ってくれる。このドクターVはバカドクターFのように、私の許可なしに勝手におじさんと喋るようなことはしない。おじさんと喋る時は、必ず私に電話一本入れて、私の許可を得る。もうドクターVとバカFは人間性から違う。この件で、周りが一段とうるさくなり、私を異常な病人扱いするのでちょっとうざい。特に義理母。毎日のように「手術をすぐにでもしろ」と私に電話攻撃。私が「わかってるよそんなの。」という言い方をすると「私はあなたのことが心配なのよ。娘のように思ってるんだから。」とまくし立てる。心配してくれるのはありがたいけどね。毎日電話攻撃して、電話元でパニくって半泣きするのはやめてちょーだい。だって彼女が電話してくると結局慰め役にならなきゃいけないのは私なんですもの(笑)。毎回毎回なぜ私が彼女を慰めなきゃいかんのだ!(たまにだったらいいけど)。カラ夫にも「ちょっとおかーさん、なんとかしてよ。」と言ったんだけど一向に効き目なし(笑)。ま、イタリア人はね、人の心配よりも自分が落ち着くことしか考えてないもんでこれが普通だろうな。諦めるしかほっとくしかない。そして義理母かカラ夫が、私の卵巣のことを、何故か大家さん一家にもちくっていた。私が仕事に行こうとした時、大家さんの奥さんに「大丈夫?」と呼びとめられた。私が大家さんの奥さんに「みんな大げさでやんなっちゃう。私は元気で普通に仕事もできてるのに。」と愚痴ると「私の旦那も肺の手術をしてて肺が半分ないのよ。でも手術をする前も後も彼は全く痛みなんて感じてなくて、今も吹奏楽でラッパ吹いてるの。痛みを感じれば手術しなきゃいけないって実感するだろうけど、普通に元気なのに手術をしなきゃいけないとかって、結構理解しにくいわよね。でも腫瘍のことでずーっと考え込む生活をするよりは、早くとるものとっちゃって気分をすっきりさせた方がいいんじゃない?」と落ち着いた口調で言うのだ。なんか大家さんの奥さんが言うと、言うこと聞けるというか、彼女の言うことがすーっと自分の中に入っていく。人間、素直に意見を聞ける相手とそうじゃない相手がいるのね。。。。ちなみにこの奥さん、スイス人。イタリア人の血は全く入っておりません♪でも彼女の言葉で、まわりもうるさいことだし「手術しようかな」とだんだん気持ちはほぐれてまいりました。たぶん、近いうちに手術すると思います、はい。ところで、毎日毎日仕事に行く前から「手術手術」とみんなにせかされるんで仕事場についた時は、結構疲れがたまっているというか、全く喋る気にならない。そんなわけで回りに「どうしたの?考え込んじゃって」と言われる。しかし、おじさんの前では『考え込む』などという余裕がない。「この人はいつキレるかわからん」というのが常に頭の中にあるから、私はいつも彼の前では挙動不審でおろおろしているのだ(笑)。それを察してか、おじさんが私に時々「からはりさん、僕のことが怖いんですか?」と言う。本当は「はい」と言いたいところだが、そうとも言えず、無言か笑ってごまかす。するとおじさんは「そんな怖がらなくても大丈夫だよ」と言った後に、私の顔に自分の顔を近づけてライオンのまねだかなんだか「ガオーーーー!!!!」とほえるまねをするのだ。やめてくれ。うざい。卵巣がますます悪化する(笑)。
April 28, 2005
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教会での結婚式が間近にせまってきたんで、それにむけての勉強会みたいなのが始まった。何をやるかと言うと「結婚とは」ってテーマを数回に渡って色々と学んでいくらしいんだけど「相手を尊重し、離婚しなきゃいいんでしょ」って言うのが私の意見なんで、強制参加となっているこの勉強会、はっきり言ってめんどくさー。相手について色々と質問されて、その答えを紙に書いていくってのがあったんだけど「相手の性格で気に入らないところは何ですか。」と聞かれ、私はカラ夫に対して「NIENTE(なし)」って書いたのに、カラ夫は私に対して「PANICO IMMEDIATO」(すぐパニくる)としっかり私の短所を書き留めている(笑)。「なんなのこの人、嘘でも『なし』って書けよ!」とか思ったけど、確かに私はすぐパニックまたはヒステリックを起こし、カラ夫に散々迷惑をかけていますね(汗)。すみません、これからは反省致します、はい。。。。。この日は20組くらいの結婚を控えたカップルがいて、彼らの答えも色々あって興味深かった。「二人の関係に亀裂が走るような話題はありますか」って質問があって、その答えが「元カノについて」とか「相手の両親について」って答えには「なるほどね~」って思ったんだけどなぜかこの質問に「Benzina(ガソリン)」って答えたカップルがいて、これがかなり気になった。ガソリンについてどんなことを話すと、二人の関係に亀裂が入るのだろうか(笑)たぶん車をカップル共有で使っていて、どっちかがガソリンを使いすぎる、とかそんなようなこと?うーん、謎だわ。。。。うちらの場合はそうだな、カラ夫はもう元カノの話題はしなくなったし(私の目が血走るんで、笑)義理母のことは、時々むかついても相性が悪いわけじゃないし、私が仕事をするようになってからカラ夫と二人くっついてても、あまり気にならなくなっちゃったしなー(笑)。私が「都会に住みたい」とか言うと、カラ夫は「僕は自然の中じゃないと嫌だ」と言って時々喧嘩になるけど、それで関係に亀裂が走るわけではないし。ま、二人の間に亀裂が走るような話題があったら、そもそも結婚するのは難しいだろうけどね。
April 23, 2005
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今日仕事中に、一人の女性がレストランの中に入ってきた。私はその時ちょうどカウンターにいたので、彼女が私に話しかけてきた。彼女はまくしたてるような高速イタリア語を話していたんで私には理解できなかったがおじさんが後ろから登場してくれたので、接客をまかせることにした。この女性はどうやら主語なしで話しているのか、私たちは彼女の言う事を理解できなかった。彼女は「ステファニアのやつ、いつできるの?」とおじさんに言っている。どうやら、ステファニアという女性のためにあるメニューを持ち帰りたいんだけどすぐに持って帰れるのかどうかおじさんに聞いているらしい。しかし運悪く(?)、彼女の言うメニューは用意されていなかったのでおじさんが「今から作りますんで」とこの女性に言って、厨房に向かって行った。しかしこの女性「今から作ったらどれくらいかかるの?いつできるの?」とおじさんに何度もまくしたてている。おじさんは最初「5分、10分」だとか答えていたんだけど、彼女まだ何かまくしたてていてステファニアがどうのこうのとか、どれくらいかかるんだ、などと言っている。なのでおじさんが「Come?(Sorry?)」という風に言い返したら、この女性が「だからステファニアよ」とおじさんに言い、おじさんがちょっと機嫌悪くなって「ステファニアって誰?」って言うと、女性が「だから私の同僚よ」などというやりとりが二人の間で交わされていた。おじさんは機嫌が悪くなりながらも、彼女の言うメニューの準備に無言で取り掛かっている。するとこの女性、カウンターから厨房に向かって「どれくらいかかるのよ!」と大声でまくしたてている。するとおじさん「うるせーな!そんなに待つのが嫌なら帰れ!! Basta!!(Stop it)」とぶちきれた。私はその時後ろを向いて他の仕事をしていたんだけど、おじさんの怒鳴り声を聞いて「え?おじさん誰にどなってるの?」と半信半疑で振り向く。するとまくしたてていた女性が、ドアをすごい勢いで開けて、去っていくのが見える。歩き方から、怒りながら去っていったのがわかる。え?おじさん、お客に怒鳴ったの?????(汗)私が「客にどなるのってあり?」と混乱状態に陥ってると、おじさん、私の方にやって来て「今の変な女見た?『どれくらいかかんのよ!!』ってあの言い方。人に物をたずねる口調じゃない。まったくmaleducata(態度が悪い)ったらありゃしねえ。」とか言っている。すごい、ヨーロッパ。。。。。客と喧嘩した挙句、怒鳴って客を追い返している。。。。。(汗)日本じゃ絶対ありえん。。。。。家に帰って、早速この出来事をカラ夫に話してみた。「おじさんがさあ、客を怒鳴って追い返しちゃったのよ。店員と客が喧嘩するなんてありなの?」と言うと、なんと「あるんじゃない?」と言う返事が返ってきた。おいおい、ヨーロッパ、もう何でもありだな(汗)それとも日本の接客が、過剰に丁寧すぎるのだろうか。
April 19, 2005
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今日は午後になって、仕事がいきなり暇になった。おじさんも私もすることが無くて「どうしよっか。。。」という状態になった。そこでおじさん「ちょっと遊んでみる?」と意味深な言葉を私に発する。「遊ぶって何を?」と思っていたが、何のことはない。おじさんの「遊ぶ」は、今あるものを使って何か料理をするってことだった(笑)おじさん、いきなり粉砂糖とキルシュ(私もよくわかんないけどチェリー酒みたいなもん?)を取り出し、器にこれらを入れて混ぜる。粉砂糖をキルシュで溶かすんだけど、湯銭にかけたチョコレートくらいの硬さにしてシロップ状にする。おじさん、これをくるみにつけて、私にくれた。お味は。。。。。結構うまいもんです。勢いにのって、4,5個食べちゃいました(笑)その後、イカの足に衣(小麦粉と水、天ぷら粉みたいなもの)をつけて油で揚げ、イカフライにする。イカフライの上にパイナップルを小さくスライスしたもの、ミントの葉をのせ、さきほどの粉砂糖とキルシュのシロップをかけていただく。試食。お味は。。。。。。私、日本語で「激うま!!!」と叫ぶ。本当にうまいです、これ。ちなみにおじさん、なぜか「激うま」という言葉を理解した模様、私の表情から(笑)。私が「激うま」と言ったことから、おじさん、調子に。。。じゃなく勢いにのってこのイカフライを大量に作り始める。となりのカフェの店員や、アンティークのお店の店員らにこれをおすそわけにいく。みんな「激うま」という感じで食べている。なので、お客さんにもこれを試食させようということになりお店にいるお客さんにもおすそわけ。お客さんにも大好評。キルシュのシロップが残っていたので、私は残骸になりかけたレモンにつけて食べてみた。お味は。。。。。ここに書くほどのものではなかった(笑)。それからパンにもシロップをたっぷりかけて食べてみる。お味は、そんなにおいしいってほどでもないけど、まずいというわけでもない。おじさんに「このキルシュって、その辺のスーパーで買えますか?」と質問。おじさんからは「買えるよ」との答え。私がキルシュに興味を示したので、おじさんちょっとだけキルシュの味見をさせてくれた。私はよくわからないんだけど、キルシュって、結構デザート作るのにあいそうな感じがする。再びシロップつきのイカフライを1ついただく。「仕事もせずに、味見をして給料を稼げるなんて素晴らしい」と満足感に浸っているところで問題発生。なんとわたくし、キルシュで酔う。そして顔が赤くなる。そして、異常に眠くなる。そしてそれがおじさんにばれた。おじさん私を見て、あきれる。。。(汗)帰宅時間が間近だったからよかったものの、よく考えたら飲酒労働をしたってことね。もともとアルコールなんか飲めないくせに、調子にのってあんなもの飲むんじゃなかったわ。でもうまかった。てことは、やっぱ飲んでよかったってことか。言うまでもなく、帰りのバスの中では、結構よく寝れた(笑)。
April 18, 2005
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今日の仕事は私とおじさん以外に、イタリア人Mくんも加わった。しかしこのおじさんとMくんが、どうもウマが合わなさそうで、そういう中にはさまれて仕事をするのは結構つらく、何だかまた気疲れしちゃった。おじさん、Mくんの働きぶりがどうも気に入らないらしい。逆にMくんはおじさんのことを「あいつはいつも怒ってばかりで神経質でいちいちうるさい。」と陰口をたたいている。そういう訳で、おじさんとMくんが今日は結構言い合いをしていたようだ。私は彼らが何を言ってるのかは、イタリア語のせいでよくわからなかったがおじさんがいなくなると、Mくんがいつも私におじさんの悪口を言ってMくんが帰宅して、いつものようにおじさんと2人で仕事をしてたらおじさんからMくんの悪口を聞かされた。一般的に「イタリア人は。。。」という悪口なら結構盛り上がるんだけど(笑)一緒に働いてる身近なイタリア人の悪口を言われると、ちょっとどうしていいのかわからなくなる小心者の私。おかげで今日の私は、挙動不審もいいとこよ!!!(結構いつもだったりするけど)二人の言い分を聞いていると「まあどっちもどっちかな」とか「おじさんにもMくんにも言い分はあるだろうな」という感じだったんだけどおじさんから聞くMくんの行動で「え?」って言うことがあったのでちょっとここに書いてみようかと。。。。早い話が、仕事に対するメンタリティの違いを発見しただけなんだけどおじさん曰くMくんは、「あれをやれ、これをやっとけ」と指示しても時間内におじさんが指示した仕事を終えてないんだそうな。それで「何で指示したことをやらなかったんだ」と言うと、Mくんは「だって他にもやることがあって忙しい。」とか「これは俺にはできない。」とか平気で言い訳をするという。「できません」って言うのって、イタリア、もしくはヨーロッパではありなの???もちろんイタリア人の仕事に対するメンタリティと、日本人のそれを比べる私がおばかさんだが私が日本で仕事してた時は「できません」って言うのはタブーで許されなかった。何をやるにも締め切りってのがあって、締め切り前に「これはちょっとできなさそうだな」と思ったら上司に「これちょっと時間内に仕上げるの難しそうなんですけど、どうしましょう」と相談をするのはありだった。すると上司が「じゃあこっちの方が重要だからこれを先にやって」と私に指示をする。上司にも「相談や質問はいいけど『できない』っていうのはダメ。」と言われた。また、ある会社で「覚えることが多すぎて、こんなノルマじゃ高すぎて無理だ。」と言ったら「あんたもう学生じゃないんだから。これは仕事なんだからね。」と言われたこともある。だから私の中には、仕事で『できない』というのはタブーとなってしまった。でもイタリア人は平気で「これはできん」とか言うんだよね。しかもやる前から。自分のミスを指摘されると必ず言い訳をして、自分の非を認めない。はっきり言って『厄介』。でももしかしたら『できないってのがダメ』って言うのは、私の世界だけかもしれないしその辺は、誰が正しいとかは言い切れないし、日本で働いてるわけじゃないから「この際何でもありかな」って気もするけど、やっぱりイタリア人と働くって大変だわ。筋のとおらない言い訳だけはいっちょまえだからな、彼ら。。。。。しかも口論がピークに達すると、なんと「Io sono cosi!」(そんなこと言われても、俺はこういう人間だ!)と逆切れして言い訳の内容がめちゃくちゃになる(笑)ここまでめちゃくちゃになると、もう笑うしかないというか、逆にそういう性格がおめでたくなる(笑)。その国によっていろんなメンタリティがあるのねーなんて、当たり前のことを今日しみじみ実感してしまったのであります。
April 17, 2005
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どうしたことでしょうか。最近おじさんの機嫌がよろしいのです。仕事中、鼻歌なんか歌っちゃってたりするし、つまんないジョーク連発してるし。仕事もわりと手取り足取り教えてくれるようになり、逆にキモ怖い(笑)。なぜなんだろう。。。。。。と考えてみた。すると、思い当たることが一つだけでてきた。おじさんと私の共通の話題で、私達が盛り上がったことが1回だけあった。もしかしたら、それがきっかけかもしれない。その話題とは。。。。。。「イタリア人の悪口」(笑)。何を話していたのかは覚えてないけど、おじさんが私にスイスについての話をしていた。その時「スイス人は閉鎖的だからね。」とおじさんが言ったんで、私が「でも私はスイス人が閉鎖的なのは意外と心地いいかも。日本人もそうだから」と言った。するとおじさん、なぜか機嫌がよくなる。そして私が「逆に私はイタリア人みたいなのはちょっと。。。。。」というと、おじさん、更に機嫌が良くなる。「だってイタリア人ってジコチューだし、すぐストライキ起こすし、ずーずーしーし。旅行は楽しくても住むのは絶対勘弁してな国で、イタリア人とも仕事したくない。」と私のいつものイタリア批判が始まると、おじさんの顔色更によくなる(笑)。他の国の批判で盛り上がるなんて、うちら、なんて趣味が悪いんだ(笑)。でもね、どうもイタリア人批判になると、なぜか団結しちゃうところがあるのよ私達。イタリア人の前では絶対言えないけどね(言ってやりたいけどね、笑)おじさん、最近イタリア人従業員と喧嘩をして、この従業員はやめてったらしい。「あいつとはいつも問題があってね。仕事頼んでも『これは俺にはできない』とか文句ばかりだった」「だいたい40、50の大人が未だに母親と一緒に住んでるんだぜ。そっからおかしい。」というんで私が「なるほど~~。でもどうせイタリア人ってそんなもんなんじゃないすか?うちもカラ夫と義理母にはよくそういうイタリア人気質見せられてうんざりすること多いし」てな感じで、なぜかイタリア人のことになると、会話がはずむ(笑)。しかし、それ以外のことになると共通の話題はあまりなく、普段の職場はえらい沈黙に包まれていて、私はいつものごとく、おじさんを避けまくっている(笑)。
April 16, 2005
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卵巣治療、ついに開始いたしました。昨日は病院に行ったんだけど、30近いいい大人が、いい年こいて泣いてしもうた(汗)だって怖かったんですものー!!!!!!から夫は私を病院に送り届けてくれたものの、仕事のためにすぐに帰っちゃうしさ(ケチ!!!)病院で治療なんてしたことないから、おっかなくておっかなくて。。。。恐怖とむなしさと心細さのあまり、涙が出てきてしまったのです(しかも治療前から(汗))昨日の治療は下っ腹を切り、そこから管を通して水をぬくというもの。恐怖のあまり、看護婦さんに「あの、お腹切る前に麻酔してもらえるんですよね」なんて当たり前のことを聞いてしまった(アホ)看護婦さんは「もちろんよ」とにっこり笑って答えてくれたが、今思えば、なんと麻酔の注射が一番痛かった。いひょうをつかれましたね。。。。。(汗)その後「ん?管を入れたかな??」って感覚(痛みではない)があって、それからお腹らへんが暖かくなったんで「ん?お水ぬいてるかな?」って感覚があった。でもそのうちだんだん管を入れたところが痛くなってきたので「痛い」と日本語で連発したんだけどお医者さん、もちろん日本語なんてわかるわけなし。おかまいなく治療を続けている。私がもっと大きい声で「痛い痛い」と言うと、「ん?もしかしてFa male??(痛いの?)」と聞いてきたんで、私は顔をしわくちゃにさせながら何回も首を縦にふった。そしたらお医者さんが「オッケー、ストップ」と言って、管をぬいた。言葉が通じないって、ホントに辛いわ(涙)治療が終わったんで管をぬいた。もちろん血が出てきたらしい。看護婦さんが「血をとめるためにプレッシャーをかけるから」というようなことを言った。本当は違うことを言ったのかもしれないけど、私にはとにかくこう聞こえた。なので「え?プレッシャーをかけるってことは、今管を通したところを心臓マッサージみたいに押すってこと??ちょっと勘弁してくれない??まだ痛いんだけど。。。」と思って恐怖に襲われた。でもなんのことはない。看護婦さんは傷口に頑丈なガーゼを貼っただけだった。あーーー、びっくりした。またなんかやられるのかと思った(汗)言葉が通じないって、ホントに辛いわ(涙)(←これはただの勘違い)その後、病院で少し休んでから仕事場に向かった。昨日は私がおじさんの思うように仕事をしたのか、褒められることが多くおじさんの機嫌が良かった。助かった。。。。。これでおじさんの機嫌まで悪かったら、最悪の1日になるところだったわ。。。。。仕事が終わって夜おうちに帰ったころは、心身ともにくたくただった。。。。ご飯を食べて即効寝た。あーあ、なんだか「やれやれ」って感じだったな。。。。。
April 11, 2005
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私は仕事中、よく玉葱を切る。玉葱を切ると、涙が出る。これを防ぐ方法として、私は「玉葱を水にさらす」か「玉葱の匂いをかがない」と学んだ。玉葱の匂いをかがないためには、鼻の穴にティッシュを詰め込むとなんかの本で読んだがさすがに仕事中それはできん。なので今日もいつものことながら、玉葱で泣くはめになった。するとおじさん、いきなり私に「口開けて」と指示。私がおそるおそる口を開けると、いきなりスプーンを私の口にぶっこむ。そして「スプーンをくわえながら玉葱を切ると涙が出ない」と言う。ほんとかいな。。。。。。(汗)言われるがままに、スプーンを加えながら玉葱を切っていく。結構アホな姿だと思いますよ、これ。でも涙が出ないって言うから、騙されたと思って彼の言うとおりにする。ホントに騙された。おじさん、あまり効き目ないよ、これ。。。(汗)でもおじさん曰く、これが「スイス流玉葱涙予防法」だと言う。ほんとかいな。。。。。(汗)
April 10, 2005
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イタリアのお店でウェディングドレスの試着をしたんだけど、こういう時日本人と外国人の趣味の違いってのを結構感じるんだなー。そのお店で試着したドレスは3点あって、カラ夫のお気に入り「ドレス1」、私のお気に入り「ドレス2」それに店員さんのお勧め「ドレス3」ていうのがあった。まず「ドレス1」は、上がキャミソールみたいなんで、かなり露出度が高い。キャミの部分はくしゃくしゃっとなった素材でできていて、スカートは広がりすぎずタイトすぎず、花柄模様のレースがスカート全体に施されている。デジカメで紹介できないので想像してもらいにくいのがちょっと。。。。なんだけどとにかくデザインは結構「グレース」の洋服みたいに凝った感じ。「ドレス2」は、素材は限りなくオフホワイトに近いシルクで、かなりシンプル。襟元と袖(半そで)のところにぐる~~っと真珠がついていて、あとは模様も飾りも何もなし。その代わり、Aラインドレスで、形はすごく綺麗。シンプルだけど綺麗ってのは私の理想なので、私はこのドレスが気に入った。「ドレス3」は店員さんのお勧めで、見た目はそうでもないけど、着てみるとすごくかわいいからと勧められた。2ピースなんだけど、上はレース刺繍の長袖で、下はシンプルな広がりの小さいどっちかっつーとタイト系のスカート。確かに着てみると意外とかわいいんだけど、ちょっと白すぎて、お医者さんの白衣みたいだった。なのでパス。「ドレス1」を着た時は、店員さん(イタリア人)とカラ夫に「すごくいいよ」と褒められたのに「ドレス2」を着たら店員さんとカラ夫に「地味すぎてつまらないんじゃない?あなた若いんだから『ドレス1』の方がいいわよ。」と言われる。地味すぎるってあんた。。。。。このドレスはそのシンプルさが売りでしょ。。。。それに私としては、キャミ系ドレスで露出するよりは、ドレス2の方が品があるような気がするんだけど。まあこれも東洋人と西洋人の違いなんでしょうかね。もしドレスが決まったら、髪形のこととかも考えなきゃならないんだけど、日本人女性はウェディングドレスを着たら、意外と髪の毛をアップにしたり束ねたりする人が多いと思う。でもスイスは意外と、髪の毛下ろす人が多いんだよね。。。。。結婚式の時の日本人の化粧はかなり濃い~けど、こっちは意外と薄化粧みたい。私もなるべく薄化粧で行きたいな。。。。。普段薄化粧だから、いきなり化粧濃くなると、みんな怖がるんじゃないかと思って(笑)
April 9, 2005
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今日また病院に行ってきた。病院というよりはクリニックといった方がいいかな。目的はこの前のTacの検査の説明と、今後の治療法について。呼吸困難で肺に問題があるってことだったけど、私の体の問題は実は卵巣だった。Tacをやった後、おなかにジェルを塗って下っ腹を検査したんだけどその時に卵巣に問題があることが発覚して、肺の前に卵巣を治療することになった。肺の事はお医者さんによると、肺に水がたまっているから呼吸困難になると言う。なんで肺に水が溜まったかというと、肺が悪くなる前に、私は3年前から下っ腹がちくちく痛むのを感じていたんだけど、これが実は卵巣のあたりに若干水があって腫瘍もあるために起こっていたらしい。なので肺の水は卵巣の水が原因らしいという。このお水がたまっていくのをほっとくと、お腹がどんどん膨らんでくるんだって。実際私のお腹は体の割りに出ているんだけど、これがなんでなのか今日やっとわかった。なのでまずこのお水を取り出す必要があるという。3年前から感じていた下っ腹の痛みは、生理痛の一種かと思っていたし、全然我慢できる生活するのに支障のない痛みだったから、病院に行くなんて発想はなかった。でもやっぱり、体のSOSサインを甘くみてはだめってことだね。うーん、今日はそれを実感したわ。と言っても幸い腫瘍も良性らしいし(まだ悪性か良性かは医者は断言はしてないけど)お医者さんが言うには、3年間もたってて痛みがちくちくという程度だから良性だろう悪性だったらもっと悪くなっているはず、とのこと。それに腫瘍をとるにはもちろん手術しなきゃならないんだけど、手術した次の日には退院できるということだから、そんなに深刻なものではないらしい。お水を取るのは、30分程度で済み、その後普通に働くことができるらしい。なんで卵巣がこんなことになったのかと、この病気の名前がなんなのかを正確に知るには、まだまだ検査が必要ではっきりしたことが言えないんだけど私はこういうのは大抵ストレスが原因じゃないかと予想している。3年前と言えば、カラ夫との遠距離生活や仕事のこと、カラ夫が結婚することに賛成してくれなかったことで悩み始めた年だったしね(→何気に嫌味?(笑))日本でも、こういうストレスから子宮とか卵巣に問題が発生する女性はすごく多いと思うけど、お医者さんに「スイスでもこうなる女性、すごく多いよ」と言われた。ある意味スイスでも典型的な女性の病気みたい。なるほど~~~。私は今まで健康そのもので病院なんぞ行ったこともなかった。行ってもニキビのため皮膚科くらいだった。なので、病院に行かなきゃならないという状況自体がショックだった。手術って聞いて恐怖に襲われるかと思ったけど、治療していけば体も元に戻るということで、不思議と「これで回復に向かっていける」という安心感の方が大きかった。あと卵巣の治療となると、お医者さんの前でパンツはかずに大また開かなきゃならないと信じ込んでいたけど、お医者さんが治療方法を細かく絵に書いて教えてくれてそれによると、水を取り出したり手術をするのは下っ腹を切って行うんでとりあえずパンツははけなくても、大またを開く必要はないらしい(笑)。かなり安心よ、これ(笑)。実は私「卵巣に問題がある」と言われた時、頑なに医者に行くのを拒んだ。理由はとにかく「怖いから。」そして「大また開くの嫌だから」(笑)。そんな私の様子を見て、カラ夫が仕方なく医者にキャンセルの電話を入れた。そしたら医者が「今回は何もしません。ただ話しあって、私がアドバイスをするだけです」と言ってくれた。実際お医者さんに会ったら、真っ先に「あなた怖がってるみたいだけど、何が怖いの。全部説明してごらん」と言われた。でもその時「大また開くのが嫌なんで。。。。」なんて言えなかったわ(笑)お医者さんが絵に書いて治療方法を説明してくれたおかげで、決心がついた。うーん、いい医者だったわ。じーちゃんだったけど。ところでお医者さんに行くのが怖い人。怖いと思うけど、やっぱり医者には行っといた方がいいです。私もこれからは、体のSOSを無視するのはやめようと思います、はい。
April 8, 2005
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仕事を始めて1週間がたちましたが、今日振り返ってみてなんとなく気づいたこと。私、おじさんを避けているかもしれない(笑)。先日は「俺はやることがいっぱいあって忙しい」とかなんとか言って私にキレたおじさん。むかつきながらも、まあ彼の言うこともわからなくはなかった。人に物を1から教えるのって結構エネルギーいるしさ。なので今週はずっと、おじさんの邪魔をしないようにって思いながら仕事に望んでいたしかし、キレた次の日のおじさんは、妙に私に優しかった。。。。それも結構怖かったな(笑)。優しい時は、勉強になることを色々教えてくれて、それはありがたいんだけどやっぱり「キレたと思ったらジョークを言い、またキレる」というのを最初に見せられた私は、おじさんが優しくしてくれても「またいつキレるかわからん」という思いがあり、どうしてもリラックスすることができない。向こうが話しかけてきても、引きつった笑いを浮かべるのが精一杯で話が終わったら、即行自分の世界に入って1人になろうとする私。とにかく私は深刻な硬い表情をして仕事をしてたみたいで、今日はおじさんに「仕事、そんなに難しい??」なんて聞かれる始末。まあ喋りづらいのは、言葉の問題もあるんだろうけどさ。うーーん、早くもトラウマになっちゃったかな?(笑)それにしても、この人とずっと二人きりで仕事ってのは、結構きついかも。何が悪いってわけでもない。決して嫌いなタイプってわけでもない。キレるけど、まあいい人、それはわかるさ。でもなんだか、怖いのよね。。。。何がコワイって聞かれても困るんだけど。。。。(汗)
April 7, 2005
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星一徹ではないかと噂のあったあのおじさん。スイス人女性の忠告どおり、やっぱりキレました。。。。キレたのは、仕事がめちゃくちゃ忙しかった時。どうやら彼の忍耐力はあまり期待できないようです(笑)。厄介なのが、私が「彼はキレた」と判断して、その分こっちが深刻になって仕事しているといつの間にかテンションが戻っていて、それと同時に面白くないジョークを言う。彼に合わせて適当に笑ったり相槌を打ったりした方がいいのかと思ったらまたキレはじめる。しかもやつはキレると「俺はこの仕事の他にもやることが色々あって忙しいんだよ。」てな具合で個人的な問題を持ち出す。あなたが忙しいのはわかるけど、他にもやることがあって忙しいってのは私のせいなのでしょうか。。。。まあ慣れるまで我慢というところかな。思えばこのスイス人女性も彼とよく喧嘩をするらしいから私が彼とうまくいかなくても別に不思議はない。私も彼女のように、そのうち図太く行かせてもらいます。だっておじさん私はあなたのプライベートのことなど、知ったこっちゃありません(笑)それにしても疲れた。。。。。
April 6, 2005
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Tacをしに行ってきました。Tacだけかと思ったら、血をとるための注射をしたり、おなかにジェルをぬったりまあ面倒くさいこと。でも一番辛かったのが、複数のお医者さん(全員男性)に裸を見られた(泣)Tacを見やすくするためなのかなんなのかわからんけど、まずお医者さん1号がとりあえず私の上半身にピップエレキバンみたいな物体をつけていく。しかし1号、「ちょっとごめんね。エレキバンのつけ方、僕ちゃんとおそわってないからどこにつけたらいいのかわからなくてね」なんて言われる。エレキバンを貼る位置くらいのことなら問題ないが、あんたそんなんで大丈夫か???その後、機械がウィンウィンいってTac開始。かれこれ15分くらいたったでしょうか。別のお医者さん2号が来たので、終わりかと思い起き上がって服を着ようとしたら「Calma、Calma(まあ待ちなさい、急ぎなさんな)」というようなことを言われる。あんた、一体何を待ってっていうの!!いつまでパンツいっちょでいさせる気???そしたら別の医者(3号)が入ってきて「ごめんねー。もう1回Tacやるねー。今度は点滴みたいのしながらやるからねー」とか言われる。もちろんイタリア語だから彼の言ってることはよくわからん。2号が色々な部品をもってきて、私の横でなにやらごそごそしてるんで「あのー、何やられるのかよく理解できなかったんですけど、私に何するつもりでしょうか。。。」と質問すると「これこれああでこうで」と答えてくれたんだけど、イタリア語医学的用語など私にわかるはずもなく、あきらめて仕方なく首をたてにふってうなずく。その後彼が私にしたことまた注射。いてっ。。。。。点滴と同時進行のTacが終わったら、1,2,3号と別の4,5,6号が部屋に入ってきてなんだか話し合っている様子。おいおい、話し合うなら他でやっとくれよ。パンツいっちょの女性がいるところで、男6人、井戸端会議をするな!!!でもこの6人、うる覚えだけどみんな結構若くてハンサムだった。ショック。。。。。。。その後、2号が「今度はあっちの部屋に行っておなかにジェルをぬるからね~」と言う。私、かなり機嫌が悪くなっていて「何のためによ」と言い返してしまった。その後、洋服を着ておなかにジェルをぬる部屋に行ったら、3号がいた。「ここに横になってズボンをちょっと下げて」と言われたのでおへその下あたりまでズボンを下げた。そして彼は私のおなかにジェルをぬるが、なんと「もう少しさげて」と要求するではないか。私がほんのちょっと下げると「もう少し」とまだまだ要求しやがるのでやけくそでずりっとズボンをさげたら「Bravissima!!!(それでいい!!!)」と勢いよく言いやがった。Bravissimaじゃねえよ、まったく。。。。。結局、見るところ見られたのに、またまたはっきりした原因はわからなかった。といっても医者も「まあ『たぶん』大きな問題ではないと思うけど、ちょっと治療が必要だね。時間をかけてゆっくり直していきましょう」ということだった。。。。。ま、でも仕方ないか。ゆっくり直していくしかないのかも。。。。てことで、Iskenderちゃん、私らまだまだ肺仲間です。。。。そしてその夜ベッドに入る前に寝巻きに着替えていたら、私の体を見てカラ夫が「何それ!」と叫ぶ。見てみたら、なんとピップエレキバン。あの新米1号が、エレキバン貼るのわからなかったうえに、とるのも忘れたらしい(汗)
April 5, 2005
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カラ夫が昨日からTaxの計算に追われていて、とても大変そうだ。スイスのTax関係の計算て、なんか難しそうなのにわをかけて細かそうで面倒くさそう。いつもは穏やかで優しいカラ夫も、この時ばかりは「話しかけるなオーラ」が出てぴりぴりしていて眉間にしわもよっているんで、非常に声がかけづらい。それでも、私の書類とかも整理してくれてるみたいだから、知らん顔するのは申し訳なくカラ夫に「何が手伝えることある?」とおそるおそる聞くが、「無し」とあっさり断られる。そりゃそうだよね。そんなTax関係の書類なんか、イタリア語でわかるわけないじゃん私に。日本語だったとしてもちんぷんかんぷんなのにさ。しかも算数苦手だしね。それでもカラ夫が、このややこしそうな書類どもを電卓をはじきながら整理している姿を見て「すごいなー、えらいなー」などと感心していたがこの時ある考えが私の頭をよぎった。「私カラ夫がいなかったら、こんなの一人でできない。どうしよう、カラ夫が死んだら。彼が死んだ時のために、私もこういう書類整理できるように、今からやり方教えといてもらった方がいいのかな。。。。」が、しかし、そう思ったのもつかの間。すぐに別の考えが頭をよぎった。「まてよ。。。もしカラ夫が死んだら、私スイスになんかいなくていいんだよね。即行日本に帰るに決まってるじゃん。てことは、別にこんなこと覚えなくてもよくない?」とあっさり開き直る。てことでカラ夫、Taxの計算がんばってねーー♪♪
April 3, 2005
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昨日カラ夫や友達と出かけた時の出来事。みんなで夜お茶していて、深夜になったのできりあげて帰ることに。駐車場に行き、車の置いてある2階に行くために階段を登って行った。その時気づいたこと。「あれ??階段登ったのに苦しくないぞ????」以前の日記で、呼吸困難を感じ、結局肺に問題があったと書いてその続きを書いてなかったがカラ夫とお医者さんの説明を聞きに言ったら、レントゲン写真を見ながらこう言われた。「右の肺に2つ影がある。1つはなんだか線っぽい。感染とか癌細胞関係ではなさそうだがうちではこれがなんなのか、この影がどうしてできたのかはわからない。『TAC』というもっとはっきり映るレントゲンを大きな病院でとって原因を調べることをお勧めします。」こう言われた。カラ夫が「でも大したことないんですよね?」と医者に聞くと「TACでどういう結果が出るかによる。それによってたぶん薬で治療していくと思うけど。まあ呼吸困難を感じるはずですな、この状態ですと。」と医者は、こんなような事を私に言ったのだ。「最初にレントゲンをとった時は大したことないって言ったじゃんか~!!!」と、私は半泣き状態。その後カラ夫と私はどんより落ち込んで家に帰り、私はというとその日はふてくされて寝た。その2,3日後に、たしかおじさんから採用通知がきて、それで気分が少し晴れた。呼吸困難が軽くなったのは、そのせいだろうか。。。。カラ夫に「ねえ、階段登ってもそんなに苦しくなかったんだけど。。。。」と言うと、彼「実はちょっと前から、僕もそれに気づいてた。」だって。もちろん長い階段を登ると確かに息切れはするんだけど、以前のように心臓が圧迫される苦しさや、めまい、お腹が下る、などと言った症状は感じない。平らな道を歩くのは、早歩きでもなぜか問題なし。てか、余裕。「やっぱりストレスだったんだろうか。。。」とカラ夫。2日後にTACをしにとりあえず大きな病院に行ってくるけど、私もこの症状ストレスが原因だったような、そんな気がしてきた。
April 2, 2005
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今日ちょっとだけ、これから一緒に仕事をする人達に会ってきた。私が仕事中に一緒になるのはおじさんだけらしいけど今日は顔合わせということで別のスタッフ(スイス人女性)とも会えた。でもね、このスイス人女性に恐ろしいこと言われてしもうた。。。。「あなた、ボス(おじさん)と二人きりで働くことになるんだって??うわ~~~。あの人突如としてキレるから、心の準備だけしといた方がいいよ。」だって。。。。ひえ~~~(汗)「突如としてキレる」って、どういうことなんでしょうか。。。。私が仕事してる時にいきなり「からはりー!!動きがのろーーーい!!たるんでるぞ!!もっと気合入れろーっ!!」と、すごい勢いで怒鳴られるんでしょうか。。。。こわ。。。。星ひゅーまのおとーさんみたいな人だったらどうしよう(涙)そしたらもうやけくそで、ひゅーまか、ひゅーまの姉になるしかないのか???なんだか胃が痛くなってきた(涙)
April 1, 2005
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結婚してる身でこんなことを言うのもなんだけど、昔片思いしてた人に対して結構未練が残ってるなんてことはありませんでしょうか。私の場合、未練かどうかわからないけれど、中学の時に同じクラスのM君を好きになって今でも結構彼のこと考えちゃうんだよね。元彼とかそういうのには、未練のみの字も無く興味も全くゼロなのに、思いが実らなかったこのM君に対しては、いつまでたっても考えちゃうというか。。。。M君とは、私が引越しした日を境に見事に音信普通になってもう15年が経つけどなぜか今でもM君は私の夢の中に結構頻繁に登場する。そして昨日も登場してきました(笑)。他にも片思いで思いが実らなかった人は何人かいたけど、彼らのことを考えることは今はもうあまりない。でもこのMくんだけは、なぜか考えてしまう。なぜだろう。。。。。。私はM君とはあまり喋る機会がなかったんだけど、なぜか塾が一緒だったり、座席が近くなることが多くて、毎日が楽しかった記憶がある。M君は、私が彼の事を好きだったのは気づいていたようで、時々それに対して「まんざらでもない」みたいな態度をとってたんだけど、結局最終的に私の事など興味なかったらしい(笑)。人間の心理で、追われるといやになるけど、見放されると寂しいってやつですかね。M君は私のこと見放しっぱなしだったし、だから考えちゃうのかしら(笑)。でも、今になって考えてみると、私はM君に見放されてて良かった気もするんだよね。なんていうか恋愛って「相手が自分のこと好きかどうか微妙」って感じの片思いの時が一番楽しいような気がする。その段階を過ぎると、結構熱が冷めたりして、相手のことなどどーでもよくなる(笑)。要するに「いいのは最初だけ」です。相手が結婚相手じゃない限り。この先これからも、このM君との接点など絶対ないと思うし、会うこともないだろう。そう思うととても寂しいんだけど、実際彼に会って超ぶさいくだとか女たらしになってたらそれもきつい(笑)。思い出は思い出として残しておくのが一番いいのだ。M君も思い出として私の中に残ってるから「憧れの人」であるわけであって、実際会ったりするとそれは一気に崩れるんだろうな(笑)。
March 31, 2005
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なんとなく本が読みたいと思って、今日は本探しに本屋に行って来た。イタリア語の本を読むのはまだ私には難しいんで、英語の本を読もうと思って外国語の本のコーナーに行ったら、外国語のテキストが置いてある所を通りかかった。英語の問題集を見て「昔は紀伊国屋でよく英語のテキストあさりまくってたよなあ」なんて一人懐かしさに浸っていたのだが、何気なくテキストを眺めていて今回気がついたことがある。まあ紀伊国屋とスイスの本屋を比べちゃいけないとは思うんだけどとにかくスイスの本屋は英語のテキストが少ないと思った。そして日本の本屋はどこに行っても、英語関連のテキストが異様にあった。ヨーロピアンは教材がこんなに少なくても、日本人よりはるかに英語が喋れる。日本人はあれだけ教材が数あっても、英語力は他の国に比べると劣る(と言われているような気がする。もちろん英語できる日本人もたくさんいるけど)「これって一体何なんだろう。やっぱり日本人て英語恐怖症?」なんて思ってしまった。もちろんヨーロピアン言語は日本語よりはるかに英語に近いから、その点勉強するには日本人より彼ら有利かもしれないけど、問題は決してそれだけではないような気もするんだよね。なんとなく。。。。ところで、スイスのカフェにも最近やっと一人で入れるようになったのでカフェで読む本でも探そうかな、という気になった。本棚の上から下まで、どんな本がいいか細かくチェックしてみた。面白そうな本はないかなと思って色々見てみたはいいが、なんとなくお金をだしてまで読もうと思うほど、魅力的な本がなかった。それでも「これ買おうかどうしようかなー」と迷った本が一冊。ミステリーものだったんだけど「ちゃんと私に読めるレベルの英語かしら」と細かくチェックすること10分弱。チェックに集中しすぎて気づかなかったが、私は本屋の真ん中で、かなり大胆なう○こ座りをしながら本を眺めていた。我に帰ってふっと横を見たら、店員さんと目があってしまった。恥ずかしかったんで、本を買わずにそのまま逃げるように帰ってきてしまった。一体何しに行ったんでしょうか、わたくし。。。。
March 30, 2005
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今日の朝ニュースを見ていたら、Papa(ジョバンニパオロ2世)関連のニュースが。Papa関連のニュースは最近よく見るけど、私は前々から思っていた。「あの姿、痛々しくてしょうがない。。。。。」イタリアでもPapaがあんな体調でローマ教皇として仕事を続けていくのか、あるいは早いうちに他の人間に変わった方がいいのかなど、議論がなされてるとは思うけど残念ながらイタリア語があまり理解できない私は、イタリア人がPapaに関してどう感じているのかよくわからない。でも彼がローマ教皇でいることに関して、賛成派もいれば反対派もいると思う。私はというと、たぶん、一応反対派でしょう。。。。。あんなになってまで、働く必要があるのか????なぜ「一応」とつけたのかと言うと、私の意見は反対派だけど、カトリックのカラ夫が言うにはPapaはぎりぎりのところまでローマ教皇でいたいという。つまり、とことん、最後の最後まで、自分の任務を全うしたいということですね。まあそういうことなら、本人がPapaでいたいという限り、私達は彼を尊重するべきでしょうね。が、しかし今日の新聞のニュース記事のタイトルは「PAPA , NON RIESCE PARLARE ( Papa,うまくしゃべれない)」でした。。。。。そしてそのタイトルの下には、スピーチ中、痛みに襲われ苦しそうなPapaの表情が。。。。。。。。自分の任務を全うしたいって言ったって、すでにもう全うしきれてないのでは?だって、スピーチするにしても、まず喋れてないじゃないですか。。。。。ってちょっと言うこときつかったかしら。。。。。すみません。。。。。。まあ本人の意思を尊重するべきだから、私達は彼を見守るべきですけどね。でも私としては、「ここらでゆっくり休むことを考えた方がいいんでないかい?」とも思う。彼があんなになってまで、仕事をさせるほうもさせる方だ。というか、やっぱり政治がらみとかでどうにもならない状態なのかしら?キリスト教の人の考えはどんなんだろうか。カラ夫は完全に「本人の意思を尊重するべきだよ」って感じ。まあそれはわかる。そしてTVを見る限りでも、あんな体調になってまで自分の任務を全うするPapaの姿を見て涙を浮かべ微笑みながら、感激のまなざしでPapaを見つめる人もいる。やっぱり信者だと、そんなもんなんでしょうか。。。。余計なことかもしれないが、もし私が彼の立場だったら、いさぎよく辞めたい。他の人に代わって物事がスムーズに進むなら、絶対そっちを選ぶな。世界のトップだからこそ。
March 29, 2005
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結婚指輪って、普通やっぱり夫婦同じデザインの物を身につけるべき?実は先日カラ夫と私で結婚指輪を選びに行ったんだけど、お互い別々のデザインを選んでしまった。なぜ夫婦別々のものを選んだのかというと、早い話がカラ夫と私の趣味があわなかった(笑)。カラ夫の選んだ指輪はゴールドなんだけど、なんか私から見るとその指輪、成金趣味っぽくてはめたくなかった(笑)。でもカラ夫は「僕はこれでいい」と意志が固く、他のデザインにする様子は全くなかったので私は「このデザインはちょっとやだな。これをはめるなら別の物がいいわ」ってことになってそれでシルバー系のちょっと石の入ったデザインの物を選んだ。本当は夫婦同じデザインの方がいいってことはわかっていたけど、結婚指輪って離婚しないかぎり一生身につけるもの。一生身につけるなら、どうせなら気に入ったデザインの物をつけていたいというのが私の意見。それでカラ夫とは別々の物を選んでしまった。でも結婚してるカップルを見ると、みんな夫婦揃って同じデザインの物を身につけてるんだよね。私が選んだデザインの指輪は、一応私的には満足してるけど、カラ夫と同じ物じゃないってのがちょっと寂しいわ~~。でも指輪の裏にお互いの名前彫ってもらったから、まっいっか。。。。ところでカラ夫は、普段アクセサリーなど全く身につけない人。私の計算だともしかしたら彼、指輪をどっかに置き忘れて無くしちゃうんじゃないかというそんな予想も頭にないわけじゃない(笑)。なので実は私、彼にあまり高い値段の物は選ばせないようにした。(そんな金は初めからないが、笑)1コ8万円の結婚指輪を無くしたカップル(旦那さん)を知っているもんで(笑)
March 28, 2005
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ネタがないんでぼやきに入ります。スイスで生活し始めて1年以上がたったけど、この時期ってちょうど拒否反応が出てくる時期なのですかね。もちろんスイスの文化が悪いわけじゃないんだけど、何かにつけてこっちの習慣にいちいち文句をつけたくなる私(笑)。昨日もカラ夫や友達と一緒に映画に行ったんだけど、こっちの映画は吹き替えだから結局内容理解できなくて、ま、私がイタリア語できないだけなんだけどさ「結局スイスって、何やっても面白くないんじゃん」なんて思ってしまった。で映画の最中は、おへそのゴマいじくりながら「ぶりの刺身食いて~な~」なんて考えていた。この状態、一体いつまで続くのかしら。。。。ま、でも仕事決まって動けるようになったからまだましか。。。。。明日から1週間また学校無しの暇な生活に戻るんで、カラ夫から「チョコレートケーキ作って」と言われた。そんなもん、自分で作れ。というか、あんたは妻に何かおいしい手料理をご馳走するって発想はないのかい。。。
March 27, 2005
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