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「ヤベー、死んじまった!」後悔先に立たずである。生前の世界を浮遊(?)しているようなのだが、もう何にも触れない。もう動かせない。それで自分が死んだのだ、と理解できた。「しまった〜!」と思った。あまりにも急なことで、まったく心の準備が出来ていなかった。ガンとかで死ぬなら、思い残すことのないよう生前にいろいろやりたいこと、やるべきことをやってから、「悔いなし。」と死を受け入れられたかも知れないのだが、突然死だったのである。それにしても自分は何をやってから死にたかったのだろう、といろいろ考えてみる。子供のことが頭に浮かぶ。仕事のこともちょっと。…でも実際、私が急死したところでそんな困る人はあまり居ないよな、とも思う。とはいえ私自身は子供たちのことも含めやりかけのことがいくつかあって、仕方ないとはいえ途中で死ぬのは無念としか言いようがない。これはとてもすぐには諦めきれそうにない。とにかく悔しい。それにしても自分はどういう経緯で死んだんだっけ?自分が浮遊しているのは実験室のような、病室のような、医療機器っぽい物が雑然と置いてある殺風景な部屋である。窓際にベッドみたいな台がある。ここに赤と青のキャップの安楽死用の薬品が入ったチューブというか容器がある。自分は、誰かがこれを使って死亡したのを検証しようとしていて、何らかの形でこれらの薬品を身体に入れてしまい、知らない間に死んでしまったのだ。たぶん苦痛はなかったが、薬品で昏睡させられて目が覚めたら死んでいた感じである。これはひどい。あんまりだ。あー、しまった。…などと思っているうちに、目が覚めた。そうだ、今日はこれからちょっとした発表がある日だった。いやー、生きててよかった。少なくともこの発表をしてから死ねるだけでも悔いが1つ減る。残りの人生をまるまる得した感じである。とはいえ、これからも何かと無駄な時間を過ごすに違いない(笑)。でも昨日までよりちょっとだけ「死んでもいいように今日を悔いなく過ごそう」と心掛けて過ごすに違いない。いつまでそれが続くか分からんけど。
2024.10.12
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おお、オバマが大統領指名党集会でヒラリー・クリントンを引き離して勝ちましたな。共和党のほうはハッカビーか。ロン・ポールは5位ですね。ところで、昨年に引き続き、今年も年賀状のたぐいは1通も届かなかったのですが、日本からこんなハガキが届いていました。エアメール用の切手の追加もなく、しかも住所はみんな小文字でコンマもスペースもなしで記入されており、おまけに「n」が「h」になっていたり宛名はメチャクチャである。カナダの「オンタリオ」州くらい聞いたことないのかなあ。よくぞ海と大陸を越えてここまで届いたものだ。差出人を見ると、4月の宮古島のトライアスロン実行委員会からのハガキのようである。裏の文面に『熱意あるご応募をいただきましたが、前年ながら選考もれとなりました』とある。選考漏れ通知か。何か月か前の日記にも書いたが、このトライアスロンレースは、申し込み時に、履歴書並みのプロフィールを記入した上、3枚のカラー写真の添付が要求されていた。選考のために「肖像写真」が要求されるのである。ほかの申し込みの際の条件としては、これまで1500mを泳ぎ切ったことのある証拠(スイミングクラブの証明書とか、過去のトライアスロンレースの結果の証拠)の提出が義務付けられている。ぼくは昨年8月のハーフアイアンマンで1.9キロを完泳した記録を添付しているので、この条件は十分満たしているはずである。ということは、やっぱりぼくのルックスが選考基準に達していなかったということなのか?ビザかパスポート申請の際に撮ったけっこうマトモな写真を添付したはずなのだが。まあ、楽天広場の唯一のトライアスリートの知り合いも、はじめて宮古島に申し込んだときは選考から漏れたと言っていたし、トライアスロン歴1年足らずというのが引っ掛かったかもなあ。困ったことに、宮古島に代わるアイアンマン前哨戦のレースを検索してみたところ、北米のアイアンマン・レースはすでにどれも申し込みが締め切られているではないか。4月のアリゾナをはじめ、バンクーバー、フロリダ、NYのレイク・プラシッド、ケンタッキーのルイビル、9月のウィスコンシンまで、全部締め切り。年明け早々どのレースも1500人枠が全部埋まっているというのはどういうことだ。アイアンマンは(ハワイの世界選手権を除けば)宮古島と違って「早い者勝ち」なので、「本命レースは宮古島の選考結果が出てから決めよう」と悠長に構えていたらこのザマである。まあ、それくらいトライアスロン人口が急増しているわけだろう。6月末には長崎でアイアンマンレースがあるのだが、参加料が5万円もするんだよなあ(宮古島は3万円)。あとは、ヨーロッパでまだ申し込みを受け付けていそうなのが、難コースで知られる5月のカナリー島(スペイン領)か6月のフランスのニース、ほかには5月のブラジルくらいか。ニュージーランドとかオーストラリアとか南アフリカはあまりに遠すぎるもんなあ。(つづく)
2008.01.03
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