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October 25, 2015
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カテゴリ: 抜き書き
「マリヤ」の名が釈迦の母の名、「摩耶」から来ており、かの男性すなわち、「ヨハネ」の名が釈迦の父の名「浄飯王」から来ているとすれば、彼、すなわち「イエス」(Iesous:Jesus(ジイザス))の名も、もちろん「釈迦」の名から来ているはずであります。そして、実に、釈迦の名は、漢語辞典では「悉(しつ)達(たつ)」、「悉達多」(Siddhartha(シッダールタ):Siddharattha)とあったとされているのであり、これを「ジイザス」と読むことは容易であります。
かくして、かの「イエス」と称した「キリスト」もまた、像法の世の始めに現れた弥勒の内の一人であり、『悉(イエス)達』と称する『弥勒(キリスト)』だったわけです。ここに二千年来の「謎」が解かれました。

            ◇

「ジョン」と「メリー」というヨーロッパ社会にありきたりの人名が、実は、西洋から来ており、それは釈迦の「父」の名と「母」の名に由来していると説くこの書物が、このたび、第三文明社から出版されることになったのは誠に喜ばしいことであります。

インドに始まった仏教が、東へ東へと伝播して東洋の東の果てであるこの日本に到着し、また、西へ行った仏教は、ユダヤから、ローマへイギリスへと伝播し、そして、大西洋を渡り、西部開拓の歴史を綴った後、更に太平洋を渡って、ついに、西洋の西の果てであるこの日本に到着したのでありました。

その故にこそ、「東洋文明」と「西洋文明」に対する「第三文明」があるとしたら、それは、まさに、この日本の国から起こるべきものであると私は思っているのであります。


【仏教とキリスト教 イエスは釈迦である】堀堅士著/第三文明社





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Last updated  October 25, 2015 07:55:12 AM
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