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January 6, 2018
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カテゴリ: 名字の言

元プロ野球選手の豊田康光さんは、黄金期の西鉄ライオンズなどで活躍した。 4 度出場した日本シリーズでは通算 3 6 2 厘の高打率。現役の終盤には 2 試合連続代打サヨナラ本塁打を放つなど、土壇場で大役を果たした。そんな豊田さんが論じる「勝負強さ」が興味深い。

いわく、勝負に弱い人は打席に入っても「なぜ打てないのか」と悩んでしまう。反対に、勝負強い人は「どうやったら打てるだろう」と考える。すると、相手が見えるようになり、目の前が一気に開けてくるという(『豊田康光のチェンジアップ人生論』日本経済新聞社)。

いざという時、失敗を恐れ、一歩を踏み出せないことがある。その時に、“なぜできないのか”と縮こまるのではなく“どうすればできるか”と心躍らせて挑みたい。克服すべき課題、対峙すべき相手に正面から向き合ってこそ、活路は開かれる。

日蓮大聖人は、広布の途上に起きる数々の大難にも「いよいよ・はりあげてせむべし」(御書 1090 頁)と、満々たる“攻め”の精神を貫かれた。決して忘れてはならない言論闘争の魂である。

【名字の言】聖教新聞 2017.10.19






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Last updated  January 6, 2018 05:16:18 AM コメントを書く
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