日々のあぶく?

日々のあぶく?

November 14, 2006
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カテゴリ:
2005.4.6~2006.4.5まで朝日新聞に連載されたエッセイをまとめたもの。

平井堅や一青窈、椎名林檎、清水ミチコなど豪華メンバーとカラオケに行ったり、
水がぶ飲み健康法にチャレンジしてたり、妻(小林聡美)の実家(東北)に行ったり、
タイゾー議員に注目してみたり、病気の妻に茶碗蒸やプリンを作ったり、
映画の話、ドラマの話、大河(功名ヶ辻)に出演!、山寺宏一氏の代わりに「おはスタ」の司会をしたり、新作歌舞伎に取り組んだり、と大忙しの日々が綴られる。

巻末に公演パンフレットに三谷氏が寄せたメッセージが載っている。面白くてお徳なおまけである。
佐藤B作&東京ヴォードヴィルショー~最近も新作書いていた気が…。いつまでも"これで最後"にならない座付き作家であることよ。
松本幸四郎一家~彼らとの縁はまだまだ続きそうである。

斎藤由貴、手先が器用で生き方不器用な山本耕史、努力家で質問魔な小橋賢児、
誕生日が一緒(7/8)で飄々としたイケメン・谷原章介、不器用だけど一途な男をやらせたら日本一の甲本雅裕、
おっさん臭さと軽妙さを併せ持つ市川亀治郎などなど面白い一面が垣間見れたりする。
特に笑ったのは「頭がすごいいい役と反対にすごく悪い役が交互にくる」(はじめは頭いい役で使うが、2回目はたいてい逆の役立ったりする)と腹を立てる、「知性」と「痴性」を持つ役者・小日向文世のところ。
確かに、優しい役やいい加減な役、おおらな人の役やしたたかな役など様々な役をこなす彼ならではの納得してしまう話だった。
それだけ魅力のある俳優さんだということなんだろうなぁ。


映画「THE有頂天ホテル」
豪華キャストも話題となった自身の監督3作品目。
舞台は生モノ、映画は残るものと違ったスタンスで製作しているらしい。
「スワロウテイル」や「キル・ビル」の美術も担当した種田陽平氏の手がけたこだわりのセットに注目しながらまだ観ぬ本作、観ねば!

TVドラマ「新撰組!!土方歳三最期の日」

「オケピ!」の時に出会い、(自分の主張、スタンスがはっきりしている為)使いづらいと思いながらも、「新撰組!!」構想中からキャストに組み込みたいと山本耕史に声をかけていたことも明かされている。

TVドラマ「古畑任三郎ファイナル」
第1夜「今、甦る死」  ~石坂浩二、藤原竜也
第2夜「フェアな殺人者」~イチロー
第3夜「ラスト・ダンス」~松嶋菜々子


舞台「12人の優しい日本人」
再演。この舞台で江口洋介が初舞台を踏んでいる。初めてで緊張する彼に悪戯(他の出演者がみな浴衣を着て稽古に挑むなどのドッキリ)を仕掛けたりとほのぼのした風景もあり。

歌舞伎「決闘!高田馬場」
市川染五郎、市川亀治郎、中村勘太郎など若手が中心となった新作歌舞伎に三谷氏初挑戦!

エッセイ ありふれた生活 1 2 3 4





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Last updated  November 16, 2006 04:08:36 PM


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