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まるで意地悪されているかのように出張とぶちあたったCS2ndステージ。昨日の試合も,経過をところどころでチェックしたり,スポーツニュースを見たりしましたが,やはり臨場感はつかめません。帰りの新幹線はトンネルだらけで携帯も役立たず。 最後の最後,仙台駅に降り立ったところで携帯を見たら,岩隈が登板!「!?」これは,野村監督が最後の勝負にかけたんだ,それか,幕引きの演出か?と思いタクシーに飛び乗り,運転手さんに行き先告げる間もなく,「野球は!?」と聞いたら,運転手さん,浮かない顔。 そりゃそうです,とどめの3ランを打たれては…。 初戦から試合を見ていないので 何とも言えないけれど,あの逆転負けでこれまでの勢い,流れをすべて失ったのかな…とこの3日間何回も思ったことがまたよみがえってきました。でも,不思議と落胆はしませんでした。岩隈が打たれたのならしょうがない。あとは,最後まで運転手さんと一喜一憂しながら帰途に。 ふと,思い出したのが,2007年3月31日のホーム開幕戦。「ピッチャー岩隈に代わりまして川岸…」イーグルスファンにとってはトラウマとなったこの場面。あれの逆だな,と。あれからたった2年でチームは大きく変わりました。 家に着くとカミさんの眼がちょっと赤いのでどうしたのかと思ったら,野村監督の胴上げが終わったところ。うーん,これも見逃した。。。 日本シリーズ進出はならなかったけど,みんな本当によくやったと思います。ファンにこんな幸せな思いをさせてくれて本当に感謝の気持ちでいっぱいです。 特に野村監督。ゲームセットの瞬間,タクシーのラジオを聞きながら, 「もう,野村監督の試合を見ることができない」ということが改めて実感となって湧いてきました。 これで,本当に2009年のシーズンが終わりました。思わず,タクシーの運転手さんに「これでまたしばらく楽しみがなくなりますね」とつぶやいてしまいましたが,運転手さんも「ホント,そうですね~」と感慨深げ。これから試合がない空虚な日々を過ごすことになります。 でも,ここまで楽しませてくれたことに改めて幸福を感じます。いろいろな思いが交錯した10月24日でした。
2009年10月25日
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すごいです。強いです。CS1stステージはソフトバンクに付け入るすきを与えず,一気に決めてしまいました。創設初年度は3勝しかできなかった相手に…。感無量です。昨日は,何と言っても田中の好投が光りました。豪快というよりは冷静で丁寧なピッチングという印象。外角へのストレートとフォークが効果的でした。打つ方では,中村真人が値千金の先制タイムリー。喉から手が出るほどほしかった先取点を取ってくれて一気に流れを作りました。草野が倒れて,あーあというところ,良く打ってくれたなぁ。そして,もちろん山崎の一発!2戦連続のホームラン。やはりこの人が打つと盛り上がります。一気に試合を決める一発でした。野村監督との抱擁には思わず涙が出そうになりました…。このシーンを演出したのは聖澤の塁上の動き。これでホールトンをカッカさせたのが良かったのではないでしょうか。こういういやらしいプレーはまさしく野村監督が言うところの無形の力。7回のピンチを抑えたのも大きかった。あそこで田上にバントをさせたこと自体「ん?」と思いましたが,セギノールが3塁で刺してくれたのがナイス。流れを渡しませんでした。試合後のセレモニーでの監督のあいさつ。球団への嫌味はともかくとして,目がうるみ声が震えていたその表情にちょっとこみ上げてくるものがありました。この2試合,Kスタで観ることができなかったのは本当に残念でなりません。現地にいたら10倍増しの感動を味わえたのに…。でも,感動のおすそ分けにひたりたく,試合後,車で球場に行ってみました。家路につく人,出待ちの人,たくさんの人がいましたが,みんな笑顔。当然です。昨夜は,スポーツニュースもイーグルス一色。NHKの「AtoZ」も良かった。今朝はスポーツ紙まとめ買いで改めて喜びに浸りました…。さて,水曜日からはいよいよ2ndステージ。決戦です。相手は強敵日本ハム。ダルビッシュが欠けているとはいえ,苦手の武田勝や切れ目のない打線を相手にしなければなりません。それに圧倒的な応援も相手にとっては大きなアドバンテージです。でも,初戦,武田勝を打ち込むことができればかなり優位な展開になるでしょう。ここは,全試合TVかぶりつきで応援したいところですが,残念ながら,木曜日から土曜日の夜まで出張…。ガーン。なんでこんなに間が悪いのか…。携帯でちょこちょこ速報を観るしかありません。昨日の勝利で一気に高まったテンションが急降下な今の気分…。もう,こうなったら山崎がお立ち台で言ったように,チャチャッと勝って,仙台に戻ってきてほしい。日本シリーズは,どうやら21日に抽選受付開始のようですから,今度は何としてでも…。
2009年10月18日
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勝った~!!!もう,最高の気分です。岩隈も良く投げた。高須もセギノールも鉄平も渡辺直人も山崎も…みんなみんな良く打った!!実は昨夜,イーグルスが0-5で負けている夢を見ました。逆夢で良かった…。あこがれ続けたクライマックスシリーズでこんな気分を味わえるなんて,もうなんて言っていいか。4回に4点取られて,どうなることかと思いました。ベンチに帰るときに高須が岩隈に「ゴメン」という感じで声をかけたとき,無視したように見えて,ひぇー…と思いましたが,気付かなかっただけみたいでした。ちょっとほっとしました。岩隈は132球の熱投!今日,スタンドで観ることができた人は幸せだろうな…。何はともあれ,これで2ndステージ進出に王手です。もう,第3戦のチケットなんてどうなってもいいから,明日で決めてほしい…。
2009年10月16日
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レギュラーシーズン2位。初のクライマックスシリーズ出場を決め,球団創設5年目で最高のシーズンとなった2009年。よりによって,その最終戦がこんなことになろうとは。久しぶりに家族全員での現地観戦。スタメンを見ると,リンデンが外れ,丈武の名前が。まぁ,クライマックスも控えているし休ませるんだろうなぁ,昨日もそうだったし。と思いましたが,ふと,丈武の代わりに抹消になったのは誰なんだろうという疑問が…。携帯でチェックすると,何と抹消はリンデン。はぁ?事情が分からず,ただポカンと試合を見つめるのみ。カミさんが言うには,「近くの人の話聞いてたら,監督批判で2軍落ちだって」とのこと。はぁ?ますます,ポカンとする私。試合の方は,全く良いところなく0-5の完封負け。選手にも覇気が感じられません。特に鉄平,山崎が完全沈黙。せめて40号を見たかったけど,とてもそんな感じじゃありませんでした。まぁ,結果はともかく試合終了後のセレモニーに期待。と,思ったら,花束贈呈だけ?なんだかなぁ,と肩を落として帰宅。帰りの球場前も何となくお通夜のよう。やはり,みんな最後の監督の言葉を聞きたかったんだろうな,と思いました。監督「解任」,リンデン抹消…。こんなゴタゴタの中では選手の覇気がなかったのもうなづけます。野村監督は確かに凄い。弱小チームを4年でAクラスに引き上げた。ファンにとっては夢のようなことを実現してくれたすばらしい監督です。日々マスコミにも取り上げられ,監督のコメントをみんなが楽しみにしている。こんな監督ほかにはいません。それだけに,こんなことになるのは残念です。来年もやってほしい,とは言わないけれど,なんでこんな幕切れになるのか。名誉監督,永久欠番…なんか違うんだよなぁと思いました。ゴタゴタの挙句は,主力選手の抹消。監督批判は確かに重罪。リンデンもリンデンだけど,これでは監督の意趣返しととられかねません。なんかみんなでCS負けようとしているとしか思えません。誰かを批判するというわけではありませんが,ただただ,寂しさと虚しさが。こういうのを「好事魔多し」というのでしょうか。最高の状況から一気に奈落に落ちた気分。今日の試合で私の前の席で最後まで真剣な目で試合を見ていた男の子がいました。あの子が悲しむようなことがなければいいなぁ。と思いました。*************************************************CSと言えば,チケットの話。先行予約でローソンに並びましたが,取れたのは18日のレフト外野自由だけ。後は全部完売。瞬間蒸発です。17日のチケットは,一般発売でカミさんに頑張ってもらうことにしましたが,取れるかどうか。でも,試合が終わって,家に着いてから,カミさんが一言。「なんかCS行かなくていいような気がしてきた」今日の気分を象徴する一言…。仕方なく,私は,「また週末になれば気分も変わるよ」と力なく返すのみ。*************************************************
2009年10月12日
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やった!決めた!仙台でクライマックスだ~!正直,今日負けたら辛いなと思っていただけにあっさりと決めてくれて…。仕事なんてほっぽって駆けつけたかったけど,結局かなわず。宮仕えはつらいです。それでも何とか頑張って家に着いたらもう7回。1点差を守れるかというところでしたが,藤原は良く頑張った。おそらくすごいプレッシャーだったでしょう。そして,9回の頭は佐竹。先頭打者を出してしまえば,一気に流れが変わりそうな場面。初球打ちは当たりそこねで「やった!」と思ったら,バウンドが不規則になって,心臓がでんぐり返りそうになりました。後は,福盛がピシャっと締めて意外なほどあっさりとした幕切れ。仙台でクライマックス…。正直なところまだ実感がわきません。初めに頭に浮かんだのはチケットが取れるかということ。ファンクラブ先行発売は10日から。私が入っているゴールドクラブは11日だけど,大丈夫かな…。そんなことに悩める幸せを感じます。さぁ,これから録画を見て,見ることができなかった逆転劇をゆっくり楽しむことにします。
2009年10月09日
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今日は久しぶりの平日観戦でした。なぜかというと…。カミさんがこの間Loppiで11日のチケットを買おうとして間違って買ってしまったんです。平日は仕事の関係でなかなか行けないのですが,今日はムリして球場へ。カミさんに会社まで迎えに来てもらってポンチョ持ってGo。車中のラジオを聞いていたら連打で4点先取!下位打線からの連打は頼もしい限りです。最近2死からでもよく点が取れています。よーし,と意気込んでスタンドに上がってみると…スタンドはガラガラ。。。ま,雨も降るし,肌寒いし,しょうがないな。と思いましたが,完全に消化試合の雰囲気…。でも,試合は熱かった!永井がナイスピッチングで,淡々と試合が進み,草野のホームランで5点目のダメ押し。ふと気付くと6回。展開早すぎです。よく考えたら,観戦開始からイーグルスのヒットは草野のホームランしか見ていません…。でも,7回に打線爆発!中谷,聖澤,内村の連打に一緒に見ていた知人が一言。「いやー,いいもん見せてもらいました」…。永井,川岸が散発3安打無四球の完封リレーで9-0の完勝!時計を見れば,まだ8時半にもなってません。試合終了後のバレンタイン監督のお別れセレモニーにはじーんときました。スタンドの声援に冷え切った体が少し暖かくなりました。草野のヒーローインタビューも良かった…。ポンチョを着ててもスーツはビショビショ…。でも,やっぱり来てよかったと思いました。これでチームはCS2位通過に王手。個人的には,明後日,ホームで決めるのが理想です。日曜日はチケット買ってるけど,最終戦の直接対決で決まるなんてことになったら,怖くて試合が観れません。きっと。去年の5位決定戦とはワケが違いますから…。
2009年10月07日
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前回の対決は天王山の3連戦の3戦目。制球が定まらない涌井を見事攻略し,大勝しました。しかし,今日はイーグルス打線が涌井の前に沈黙…。チームとしての目標がなくなった西武ですが,涌井は最多勝がかかっています。決してつけいるスキがなかったわけではないのですが,肝心なところで打線がつながらず。ポイントは1-4で迎えた6回裏無死1,2塁の場面。鉄平が三遊間を抜き,山崎四球となったところです。草野が何とか進塁打で1死1,3塁を作りましたが,リンデン,セギノールが連続三振…。あそこで1点でも取っていれば,どうなっていたか分かりません。やはり涌井は素晴らしい投手だ,と改めて思いました。CS出場決定を決めた翌日ということもあり,勢いに乗りたいところでしたが,なんとなく宴の後といった雰囲気がありました。2位通過に向けて,負けられない試合が続きます。選手のモチベーションはどういう感じなんでしょうか。Aクラスを悲願として,戦ってきたチーム。まさか,バーンアウトしているわけではないでしょうが,なんとなく気になります。救いは山崎の一発。これが明日以降の戦いにつながる一打になればいいのですが…。それから,長谷部の好投。結果として失点はしましたが,重要な場面であのような投球ができれば期待が持てます。今日はソフトバンクも負けたので,2位通過に半歩近づきましたが,負けられない試合が続くことに変わりはありません。明日のオリックス戦は田中が先発します。最近,少し元気がないようですが,CSに向けてもここではずみをつけてほしいものです!**********************************************CS出場を決め,街の中もちょっとした祝賀ムード。デパートにはセールの垂れ幕が大きく掲げられていました。近くの大型スーパーでもパブリックビューイング(?)や割引きセールをやっていました。TVで試合を見た後,そのスーパーに買い物に行ったのですが,気のせいか少し人出が多いかな?という感じ。その中に,レプリカユニフォームを着ている人がちらほら。観戦後に立ち寄った人でしょう。でも,ちょっと浮かない顔でした…。そりゃそうですよね。今日の試合の後では…。***********************************************
2009年10月04日
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感無量です。5年間待ち続けていたこの瞬間。最後の打者のショートゴロがファーストにわたった瞬間,なんともいえないものがこみあげてきました。今日はその日を飾るにふさわしい試合展開でした。鉄平の2本の本塁打には鳥肌が立ちましたし,青山も良く投げ,中谷のリードも良かった。小坂の守備もすごかった。草野,リンデン,渡辺直人…みんな素晴らしい活躍でした。しかし,なんといっても今日のハイライトは山崎のスリーラン。不振の主砲が放った渾身の打球はファンの願いを載せてライトスタンドへ。祈るような気持ちで見つめていました。5年間苦しめられてきた帆足をついに打ち崩した瞬間。さまざまなドラマが繰り広げられた今日のゲームは,すべてのファンにとって忘れられないものとなるでしょう。ただ一つだけ残念だったのは,スタンドを埋めた20,901人の一人になれなかったこと。ただ,今日という日はまだ通過点です。明日から,2位通過を目指した戦いがまた始まります。今日よりも大きな喜びを味わいたい。そのために明日からも精一杯応援したいと思います。
2009年10月03日
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