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何といってもイーグルスにとってこの人の存在は大きい。もちろん,田中将大です。25日に楽天生命パークで松井や藤平と自主トレをしました。そこで,2人の若い投手は多くのことを学んだようです。苦手な打者との対戦に苦慮しているという松井はマウンドでの心構えを積極的に聞き、「打者との相性や(アウトカウントなど)状況に関係なく、フラットな気持ちで投げたほうがいい」と助言を受けた。緊迫した展開の登板が多い抑えを担う左腕は「チームを不安にさせないような投球ができればいい」と強調する。今年初めて田中との自主トレに参加した藤平は野球に取り組む姿勢に感銘を受けた。「人にどう思われようが後悔しないよう、自分で考えたことをやったほうがいい」という言葉が心に残ったという。2年目の今季は周囲の意見を取捨選択し、「これはと思ったことを一つ決め、最後までやり切りたい」と語る。(河北新報)毎年必ず,仙台に帰って後輩たちに教えてくれる姿勢にはほんとうに頭が下がります。さらにルーキーたちにもこのような講義を。「どんな打者と対戦したくないか」と田中に尋ねた3位の山崎(国学院大)は「バットを振り回すより、コンパクトに粘り強く当てる打者(が対戦したくないタイプ)と話してくれた。確実に(投手に)ダメージを与えられる打者になりたい」と目を輝かせる。 即戦力の期待が懸かる右腕の7位寺岡(石川ミリオンスターズ)は「『投球練習では体のバランスを大事にしている』と聞き、いいボールを投げるにはフォームが大切と改めて思った」と納得顔だ。 「雲の上の存在だけど、いつか追い付き、追い越せるように頑張りたい」と、近藤は闘志をかき立てた様子。「『1年目から絶対1軍で活躍するぞと強い気持ちを持っていた』との言葉が印象に残った。まずは開幕1軍を目指す」と意欲的だった。(河北新報)ルーキーたちにとっては至福のひとときだったでしょう。投手だけではなく,野手のモチベーションも高まったようです。何といっても,MLBの最高レベルの投手の話が直接聴ける,というのはイーグルスの選手だからこその特権。今は話を聞くだけの若い選手たちも,数年後には後輩たちに教える立場になってほしいと思います。田中もそれを望んでいるのではないでしょうか。さらにイーグルスの選手たちと被災地の小学校を訪問し,子どもたちと給食を食べるなど交流もしたようです。きっとこの日のことは,忘れられない思い出になったでしょうね。もし、よろしかったら…クリックを。にほんブログ村
2018年01月28日
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2018年のチームスローガンが決まりました。いいじゃないですか!折しも今年は戊辰戦争150年。150年前の敗北から臥薪嘗胆の月日を重ね,今こそ日本一へ。というのは少し大げさかもしれませんが,チームもファンもこのスローガンの下,一つになって戦いましょう。そして,ユニフォームも衣替えになるようです。ビジターはロゴが大きく変わるので,フレッシュな感じですが,ホームのユニフォームは正直違いがよく分かりません。球団公式サイトによると,ホームユニフォームのデザイン一新は球団創設以来初のこと。胸のイーグルスロゴの縁取りがゴールドとなり、襟元や袖のデザインも変わります。なるほど。言われてみると,分かります。背番号の数字のデザインも変わったようです。あまり,印象を変えずに,より洗練させたということでしょうか。スローガンもユニフォームも一新して,再び頂点を目指す2018年シーズン。気合を入れて応援したいと思います。もし、よろしかったら…クリックを。にほんブログ村
2018年01月27日
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昨日の「スポルたん」に新人投手3人が出ていました。ドラ1の近藤,4位の渡辺,7位の寺岡。近藤は落ち着いた雰囲気,渡辺も物静かでした。寺岡は最年長で社会人時代「営業マン」をしていたということでトークも上手だし,しっかりしている印象を受けました。やはり寺岡は同い年の高梨を意識しているようです。キャンプに臨んでは「寒いところから暖かいところに行くと,体が動くのでムリをしないようにしたい」となかなか地に足の着いたコメントを聞かせてくれました。ルーキーで食事に行くと,寺岡が盛り上げ役で近藤や渡辺は聞き役になっているようです。でも,マウンドでの姿はまた違ったものになるでしょう。近藤も渡辺もウチに秘めたものがありそうなので,期待しましょう。河北新報のサイトにこんな記事が載っていました。 プロ野球東北楽天の新人選手が19日、仙台市青葉区の河北新報社を訪れ、同社の一力雅彦社長による講話「熱く燃えよ東北魂」を聴いた。 一力社長は東北の歴史や風土、3月11日で発生から満7年となる東日本大震災の復興状況などを説明したほか、宮城とプロ野球の関わりについてもスライドを使いながら紹介。選手8人と同行した球団職員は熱心に聞き入った。 新人選手には「常に東北を意識し、誇りを持って頑張ってほしい。地域の人から尊敬され、親しまれる選手になってほしい」とエールを送った。 ドラフト1位の近藤弘樹投手(22)=岡山商大=は「これまで知らなかった東北の歴史を知ることができて勉強になった」と話した。こういう試みは今回が初めてではないでしょうか。とても良いことだと思います。少なくとも,今後何年かは生活し,仕事をする地について歴史や文化を知ることは大切なことです。河北新報の社名は「白河以北一山百文」と蔑視されていたことに由来しているのは有名な話。東北の人たちの反骨精神を象徴する話です。一力社長がどんなお話をしたかは,分かりませんが,おそらくそういう話もしたのではないでしょうか。ルーキー8人は東北の歴史や風土などに接し,どんな気持ちになったでしょうか。「常に東北を意識し、誇りを持って頑張ってほしい。地域の人から尊敬され、親しまれる選手になってほしい」この言葉は重いです。プロ野球選手は単に野球を職業にしているだけではなく,ある意味で地域を代表する「顔」としての役割も果たさなければなりません。ぜひ,この言葉を胸に刻んで私たちファンが誇りに思える選手に育ってほしいと思います。もし、よろしかったら…クリックを。にほんブログ村
2018年01月21日
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こういう記事を見ると,いよいよ「キャンプ近し」と気持ちが高ぶってきますね。東北楽天のコーチ会議が18日、仙台市の球団事務所であり、ドラフト1位の近藤投手(岡山商大)の春季キャンプ1軍スタートが決まった。 1軍メンバーは投手22人、野手18人の計40人。新人はドラフト2位岩見外野手(慶大)、3位山崎内野手(国学院大)、4位渡辺佑(横浜商大)、7位寺岡(石川ミリオンスターズ)の両投手も選ばれた。梨田監督は新人5選手の1軍抜てきについて「即戦力になる可能性がある。ルーキーがいるのは新鮮で楽しみ」と期待を寄せた。 昨季痛めた右ふくらはぎに違和感を抱える嶋捕手、昨年11月に手術した右肘の回復に努めている茂木内野手の両主力は2軍スタートになった。 (中略) 1軍メンバーは次の通り。 ▽投手 松井、岸、近藤、則本、美馬、森、藤平、安楽、戸村、小野、池田、西宮、宋家豪、菅原、浜矢、渡辺佑、高梨、寺岡、辛島、古川、コラレス、今野▽捕手 山下、下妻、足立、堀内▽内野手 藤田、今江、三好、渡辺直、銀次、山崎、内田▽外野手 岡島、オコエ、岩見、田中、島内、フェルナンド、八百板(河北新報)まずは注目のルーキー。ドラフト上位の即戦力候補は順当なところ。近藤がどんなボールを投げるのか,岩見は期待通りのスラッガーなのか。俊足好打の山崎は茂木のような活躍を見せてくれるのか。楽しみです。さらに楽しみなのが,寺岡。社会人からBCリーグで頑張ってきた苦労人。社会人時代は自動車販売会社で営業をしていたとのこと。念願のNPBで夢をつかめるか。最速155kmの真っ直ぐがあるらしいので,早く見たいですね。高校のときに肘を骨折して外野手で社会人に入ったものの,投球練習を見たコーチが投手への転向を勧めたとのこと。古傷の具合が気になりますが,気持ちが強い人みたいなのでぜひ頑張ってほしい。個人的には下位指名の選手に輝いてほしいですね。去年の高梨のように。主力選手では茂木,嶋が二軍スタート。茂木は11月に肘の手術をしているので。一方,嶋は古傷の右ふくらはぎに違和感があるとのこと。茂木は回復が順調そうなのであまり心配していませんが,嶋がちょっと心配ですね。若手投手では森,藤平,安樂,池田,古川の競争が楽しみです。則本,岸,美馬の3本柱は来年も変わらないでしょうが,4番手,5番手に誰が入ってくるか,それから,「おっ」と思ったのが,コラレス。昨シーズン,転落のきっかけとなったあの試合。ファンにとって,かなり強烈な印象を残した彼ですが,キャンプ一軍スタートとは意外でした。おそらく背水の陣となるこのキャンプ。あの強烈な印象を上書きする大活躍をしてくれれば,言うことはありません。もし、よろしかったら…クリックを。にほんブログ村
2018年01月20日
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これは難しい。ある意味永遠のテーマと言っても過言ではありません。先日,サンスポのサイトでこんな記事を見つけました。助っ人外国人が、引退後も日本球団に関わることがある。2013年に楽天で17セーブを挙げるなどしたダレル・ラズナー氏(36)は楽天の国際スカウトを務めている。「今までと異なる野球、文化の中で生活をしなければならない。選手の能力を評価する前に性格、人間性がどうなのかを大事にしています」と同氏。高年俸=活躍が保証される選手ではない。安い年俸で活躍すれば、国際スカウトとして優れた仕事をした、と評価される。日本野球への適応力は、各球団が外国人選手を獲得する際の永遠のテーマ。ヤンキースなどメジャーで4年間、楽天で5年間、日米両球界で過ごした経験を生かし、選手発掘に尽力している。「今までと異なる野球、文化の中で生活をしなければならない。選手の能力を評価する前に性格、人間性がどうなのかを大事にしています」ここ,重要ですね。ラズナーは2013年の日本一に大きく貢献しましたが,本人の「異なる野球,文化」に適応するための苦労はどんなものだったでしょうか。あのアンドリュー・ジョーンズもこんなことを言っています。ちょっと長くなるけど引用します。「いかに野球に専念できる環境を自分で整えることが出来るか、が大事だと思うね」「私はアメリカでスーパースターではなかったが、15年間それなりの成績を残してきた。ただ、それと同じやり方を日本でいきなり出来るかといえば、出来ない。そこでアジャストが必要になるんだ。球場の外では違う言語の中で生活をしなければならないし、違う習慣、文化があって、その中でグラウンドに来ていかに野球に集中して取り組めるか、その環境作り、自分の中でのアジャストが大事だ」「仮に私がスカウトするならば、1番重要視したいと思うのは海外でのプレー経験があるかどうか、だね。日本に来る前に、海外でプレー経験があるか。ラテンの選手はアメリカでやっていること自体が海外での経験になるが、アメリカ人の選手ならば、ウインターリーグなどでメキシコ、ドミニカ、ベネズエラ、どこでも構わないが、アメリカ以外でプレーしたことがあること。海外でのプレー経験というのは、それだけ違う文化、違うスタイルの野球にアジャストするという経験をしているので、それが日本に来た時にすごく役に立つと思う。アメリカの野球しか知らないアメリカ人選手が日本に来て失敗しているのを、僕はたくさん見てきたからね」やはりアジャスト,適応,がカギとなるようです。生活,文化も違うし,同じ野球でも変化球の多さ,配球,バントの多用など作戦面の違いも大きいでしょう。こうした違いに自ら適応しようとするかどうかが,日本での活躍の成否を握っているといえるでしょう。そこで,AJのコメントの中にある,海外でのプレー経験があるかどうか,というのは正に重視すべきポイントになるのかもしれません。今の外国人野手3人のうち,ウィーラーは米国のみの経験,ペゲーロはドミニカ出身,アマダーはメキシコ出身ということで,海外経験ありで入ってきた人が2人。ウィーラーが海外経験があったかどうかは分かりませんが,この3人はうまく日本の野球・生活に適応できていると思います。新外国人のオコエ・ディクソンはどうでしょうか。彼らはラズナーの案件だったのでしょうか。これからもいい選手の獲得に貢献してほしいと思います。ところで,2014年にちょっとだけ在籍したケビン・ユーキリス。大物ということで期待されていましたが,かかとのケガで早々に帰国。この記事によると,その後,引退し,今はビールの製造・販売で大成功しているようです(^^;)もし、よろしかったら…クリックを。にほんブログ村
2018年01月14日
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新人合同自主トレも始まり,キャンプもそろそろ秒読み。今週は恒例のシャトルランが行われました。毎年,選手の個性というか持久力が良く分かるイベントです。私が子供の頃はこういうのはなかったのですが,娘に聞くと,「一生やりたくない。世界で最もキライなものの一つ」とのこと。そうとう辛いモノらしいです。今年の話題は何と言っても,この人。楽天ドラ2岩見、シャトルラン最下位 中1の平均にも及ばず楽天のドラフト2位・岩見(慶大)が楽天生命パークで行われた新人合同自主トレの「20メートルシャトルラン」で、新人10選手中で最下位の71回だった。オフに体重7キロ増となった1メートル87、115キロのスラッガーは序盤こそ快調だったが、次第に足元がおぼつかなくなり、早々に離脱。「結構、最初からしんどかった。始まってすぐに“やばい”と思った」と苦笑いした。文部科学省の発表によれば、16年度の中学1年生の全国平均が74・94回だが、岩見は及ばず。「(シャトルランは)小学生以来。当時は80回を超えていたと思うので、下回って恥ずかしい」。小学生時代の自身も超えられず肩を落とした。ただ、巨漢外野手の「売り」は、東京六大学リーグ史上3位の21本塁打を放った打撃力で、持久力ではない。「1試合で20メートルを70回も走ることはない。塁間を走れればいい」と意に介さず。1軍スタートが内定している2月の久米島キャンプまで、故障しない体づくりを念頭に置いてトレーニングしていく。(スポニチ)「始まってすぐに“やばい”と思った」面白いですね。結果は中学1年の平均74.94を下回る71回。しかも,小学校時代の自分も下回った模様。運動でメシを食っていく人としては,ちょっと心配な結果。「1試合で20メートルを70回も走ることはない。塁間を走れればいい」いいじゃないですか。こういう開き直り。そうです。ホームランを打てば,ゆっくり走っても大丈夫。オフの間に7kg太ったというところもかなり心配ですが,キャンプまでにはしっかり体作りをしてくれるでしょう。何と言っても東京六大学で20本以上ホームランを打ってきた選手。高橋由伸,田淵,岡田,広沢,矢沢といったビッグネームに肩を並べる実績。プロの水は甘いかしょっぱいか分かりませんが,そのポテンシャルに期待しましょう。一方,シャトルランで存在感を発揮したのはドラフト6位の西巻。楽天 シャトルラン1位はドラ6西巻「全てで1位になりたい」シャトルランで次々脱落する先輩たちを尻目に最後まで残ったのは高卒ルーキーの西巻 楽天の新人合同自主トレで行われたシャトルランで121回でトップとなったドラフト6位・西巻(仙台育英)は「体力に自信ないので、100を超えてからは気持ちで走りました。全てにおいて1位になりたいと思っている」と笑顔で振り返った。しかし、新人歴代最多は13年の森の137回で、昨年トップだった田中の128回にも及ばず。「(過去の記録は)凄いなと感じました」とプロのレベルの高さを実感していた。(スポニチ)やるじゃないですか,西巻。地元出身,そして初のジュニア出身として期待がかかる西巻。「全てにおいて1位になりたいと思っている」この負けん気,素晴らしいと思います。正直,ドラフトにかかる選手の中ではおそらく超一流というレベルではないかもしれませんが,この負けん気と努力があれば,きっと成功してくれると思います。彼の背中には,今のジュニアの選手たちの視線が集まっていると思います。プロ野球選手になったのは一つのステップ。ここからが勝負。数年後にレギュラーとして,走攻守でチームを引っ張れる存在となってくれることを楽しみに待ちたいと思います。もし、よろしかったら…クリックを。にほんブログ村
2018年01月13日
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5日の河北新報にこんなコラムが載っていました。忘・新年会でついつい暴飲暴食しがちな年末年始だが、梨田監督はなぜか公称135キロのアマダーに寛容だ。「体重管理はさせない。好きなようにして」 「細くなったら良さがなくなる」と、むしろ持ち味のパワーが損なわれる方を危ぶむからだ。例年オフもウインターリーグに参戦するなど意欲的な助っ人を信頼。「膝や腰に負担が掛からないくらいの体に仕上げてくれればいい」と任せる。 逆に厳重注意の対象がオコエ。一昨季のオフは恋人とのハワイ旅行を週刊誌に書かれたのに始まり、公称90キロを約10キロオーバーしたプロレスラーのような巨体で現れ、久米島キャンプも参加1日だけで負傷離脱。「当然、ハワイ禁止」とした上、守備走塁のスピード感が売りなだけに「横っ腹がだぶついて来るようではだめ」と口酸っぱく言う。 オコエは昨季、夏場から外野の定位置を得ながら、9月末の北海道遠征で胃腸炎になり再離脱。それだけに、「北海道で毛ガニでも丸のみしたんじゃないの」と話し、今季に向けて「レギュラーを張るつもりで、体を絞ってから来るように」と厳命する。監督の親心をひしひしと感じる一方で、不摂生なこちらは耳が痛かった。アマダーには寛容で,オコエには厳しい。これは分かるような気がします。アマダーはメキシコで実績を積んできた選手。言わなくても自己管理ができると信頼しているのでしょう。一方のオコエ。彼はまだ素材が評価されている段階の選手。期待されている実績も上げていません。安定して試合に出ることすらできない状況。にもかかわらず,彼女とハワイ旅行をしたり,だぶついた体でキャンプに現れたり,おまけにケガで早々に離脱。シーズンに入ってようやく出番を得ても,体調を崩すなどさっぱりの1年でした。他の選手が死に物狂いでつかもうとしているチャンスを得ながら,それを活かせないどころか,自ら投げ出し,チームに貢献できていない状況。梨田監督にしてみれば,何をやっているのだ,と声を荒げたくなるのでしょう。修行僧のようにストイックになれ,ということではないけれど,プロ野球選手として,もう少し自覚を持って臨んでほしい,と思います。そんなオコエが新年の誓いを立てました。まずは1年間1軍でプレーする。2つ目はケガをしないことだ。昨年は春季キャンプ初日に右手薬指を痛めて離脱。8月4日に昇格したが、41試合出場にとどまった。1年目も51試合で「2年間やってきて、半分もいっていない」と反省する。そして3つ目は無事故だ。約2000万円するBMW「i8」の購入計画を持っており、「事故を起こさないこと。クリープ現象で動きます」と安全運転を宣言。私生活での不安をなくし、野球に専念する。(スポニチ)1つ目,2つ目はいいけど,3つ目は…。いや,車を買ってはいけないということではないですが,なんか浮ついているような気がするんですよね。彼の場合。プロ野球選手は子供の夢だからいい車に乗って,いい服を着ろ,というのはよく言われることですが,やはりある程度実績を積んでからの話ではないかと思います。この辺に梨田監督の問題意識があるのではないかと,思います。3年目のオコエがどのように準備してキャンプに現れるか。梨田監督も期待していると思います。その期待に応えられるよう,自己管理をしっかりしてほしい,と思います。もし、よろしかったら…クリックを。にほんブログ村
2018年01月08日
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いまだ,星野さんの訃報の衝撃が収まりませんが,球団の公式サイトやスポ紙には悼む声がたくさん載せられています。立花社長のこの話には驚きました。「ご病気のことは2016年夏にお伺いしました。そこからチームの闘いと同時に、病との闘いも始まりました」そうだったんですか…。周囲に気づかせないようにしたのは,星野さんらしいような気がします。さらに,「その姿を見てきたからこそ、2017年は何としてでも優勝したかった」それでも,失速しているチームに対し,昨シーズン終盤、優勝が厳しくなった際には、『何とか2位を目指して頑張れ』と励まして頂きました。これは梨田監督の声。こうやってチームを鼓舞していたんですね。星野氏自身はどういう気持だったんでしょうか。藤田のコメント。日本一になった時「ここまで来れたのは一也のおかげだ」と言っていただけたのがすごく嬉しかったです。岸のコメント。FAの時、星野さんから頂いた「迷ったら前に進め」という言葉が今でも忘れられません。いずれも,ぐっときます。これぞ,将たるリーダーの言葉です。そして,この記事にはドラフト会議で見せた体調の変化が書かれています。おそらく相当体が辛かったのでしょう。球団の発表によると,息を引き取る直前まで「コーチ会議に出られるかな」と話していたとのこと。最後までチームのことを考えていたのですね。そして,再び立花社長の声。先ほど、18年は優勝することを星野さんと約束してきました。監督・選手・スタッフ・職員一丸となって星野さんの夢を叶えたいと思います。悲しみを決意に変えて,東北楽天ゴールデンイーグルスの熱い2018年が始まります。もし、よろしかったら…クリックを。にほんブログ村
2018年01月07日
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びっくりしました。朝,目が覚めてスマホを見たら,「訃報 星野仙一氏が死去 70歳」の文字が。にわかには信じられませんでした。年末に体調を崩し4日に息を引き取ったとのこと。ガンで闘病中だったとのことです。昨年,殿堂入りを祝う会での様子を見て,少し痩せたかなと思いましたが,まさかこんなことになるとは。子供の頃のスター選手でした。私は巨人ファンだったので,V10を阻んだ憎たらしいピッチャーとして見ていましたが,巨人以外の選手にはなかなか注目が集まらない時代,一際輝きを放っていた投手でした。2013年にイーグルスを率いて日本一に導きました。あの日本シリーズは本当にすごかった。一生忘れられません。星野監督なくしては日本一はなかったでしょう。闘将としてチームに闘う気持ちと力を強く植え付けました。星野監督になってからチームも球団も変わったように思います。あの4年間は本当に野球を見ていて楽しかった。ファンがおとなしいとも言われました。打たれて降ろされる投手に拍手を送らないでほしい。もっと選手を厳しく見てやってほしい。ああいうことを言う監督はおそらくほかにいないでしょう。70歳という若さで人生を終えることはご本人にとっても悔しいことでしょうが,ファンの私たちにとっても辛いことです。まだまだイーグルスのために,日本の野球界のために活躍していただきたかったですが,本当に残念です。イーグルスの監督,コーチ,スタッフ,選手たちにとっても衝撃が大きいと思いますが,来季は弔いのシーズンとなります。死に物狂いで日本一をもぎ取り墓前に報告してほしい。それが何よりの供養になると思います。心からご冥福をお祈りします。もし、よろしかったら…クリックを。にほんブログ村
2018年01月06日
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今朝のスポ紙サイトに軒並み載っていた梨田監督のコメント。スポニチの記事を引用します。楽天・梨田監督 機動力強化 来季目標は70盗塁楽天の梨田監督が今季のテーマに機動力強化を掲げた。 昨季のチーム盗塁数はリーグ5位の42。最多はウィーラーと田中の7で「143試合なので半分くらいの70を目標にしたい。2試合に1個くらいは走らないと」と話した。昨秋のキャンプでは走塁練習に力を入れ、2月の久米島キャンプでも継続する方針。「勝利、あと1点につながる盗塁を意識づけたい。オコエ、田中は代走からでなく、自力で走ってほしい」とレギュラー奪取に期待した。機動力。これは本当に課題だと思います。昨年は盗塁も少なかったけれど,走者が塁上にいる状況で,安打が出ても次の塁を積極的な狙う走塁があまり見られませんでした。外国人が多い打線で,長打で走者を返す戦略を取ることが多かったのでしょう。しかし,外国人3人が打線に並ぶのは来季も同じです。機動力を使うためにはどのような作戦を取っていくのか。選手の能力も必要ですが,ベンチワークも課題になるでしょう。「オコエ,田中は代走からでなく,自力で走ってほしい」これも切実な課題ですね。足のある選手がレギュラーに定着すること。この二人は監督の言葉を肝に銘じて,オフの間しっかり準備をしてほしい。来季はグラウンドを縦横無尽に走り回るエキサイティングなゲームが見られるでしょうか。楽しみにしたいと思います。もし、よろしかったら…クリックを。にほんブログ村
2018年01月03日
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こういう記事を見つけました。K/BBという指標があるそうで,要は三振/四球という意味。つまり,三振と四球の比率ということでこの数値が高くなれば,三振が多く,四球が少ない投手,すなわち優秀な投手ということになります。単純と言えば単純な指標です。セイバーメトリクス(私はあまり興味がありませんが)の世界では,本塁打以外の安打というのは偶然の産物なので,三振と四球の比較で優秀さを測ろうということのようです。この記事によると,パ・リーグの先発投手の今季のランキングは以下の通り。1岸孝之(楽)4.97(奪三振189与四球38)2野上亮磨(西)4.71(奪三振113与四球24)3則本昂大(楽)4.63(奪三振222与四球48)4菊池雄星(西)4.43(奪三振217与四球49)5美馬学(楽)4.06(奪三振134与四球33)6二木康太(ロ)3.66(奪三振128与四球35)7バンデンハーク(ソ)3.45(奪三振162与四球47)8千賀滉大(ソ)3.28(奪三振151与四球46)9東浜巨(ソ)3.16(奪三振139与四球44)10金子千尋(オ)2.52(奪三振141与四球56)11山岡泰輔(オ)2.46(奪三振133与四球54)12有原航平(日)2.26(奪三振88与四球39)13涌井秀章(ロ)2.17(奪三振115与四球53)なんと,ベスト5の中にイーグルスの三本柱が3人とも入っているじゃありませんか。すばらしい。しかも,岸が堂々たる1位。意外だったのは,三振を多く取っている印象のある則本や菊池雄星より,岸が上回っていること。それだけ四球が少ない=制球が良い,ということなのでしょう。さらに5位の美馬の四球33は突出した少なさ。これを見ていると,「投手王国」という言葉が浮かんできます。イーグルスの投手はどちらかというと、制球が悪い印象がありましたが、この3人は別格ですね。ウィキペディアによると、優秀な投手は3.5を越えることが多いそうなので、美馬の4.06,則本の4.63,岸の4.97は本当に素晴らしい数値ということなのでしょう。一方,救援投手のK/BBはというと。1サファテ(ソ)10.20(奪三振102与四球10)2増井浩俊(日)7.45(奪三振82与四球11)3牧田和久(西)7.00(奪三振35与四球5)4マーティン(日)5.67(奪三振34与四球6)5森唯斗(ソ)5.00(奪三振60与四球12)6増田達至(西)4.46(奪三振58与四球13)6ハーマン(楽)4.46(奪三振58与四球13)8嘉弥真新也(ソ)4.27(奪三振47与四球11)9平井克典(西)4.20(奪三振42与四球10)10岩嵜翔(ソ)4.13(奪三振66与四球16)10公文克彦(日)4.13(奪三振33与四球8)さすが,抑え投手は三振が多いので数値が高いですね。それにしても,サファテの10.20は驚異的。別格です。見ていくと,イーグルスの投手は6位にハーマンが入っています。制球があまり良くないイメージがあったので,ちょっと意外。ん?誰か忘れているような。松井裕はどうした。この記事によると,松井裕のK/BBは2.38(奪三振62与四球26)とのこと。さすがに三振数は立派なものですが,やはり四球が多かったか。四球が少なくなると,一段と安定感が増すでしょう。ちなみにこの記事には名前が出ていませんが,セットアッパーとして大活躍した福山。数字を調べてみたら,2.21(奪三振31与四球14)でした。こちらは四球は少ないけれど,三振が少ないか。打たせて取るタイプなのでこういう数字になるんでしょうね。投手成績を表す代表的な指標である防御率とはまた違った面が見えてきますね(^^)もし、よろしかったら…クリックを。にほんブログ村
2018年01月02日
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あけましておめでとうございます。2018年の幕が開きました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。今日は早起きして,初日の出を拝み,神社に参拝。ちゃんとイーグルスの優勝も祈願してまいりました。さて,河北新報の第3朝刊に細川のインタビューが載っていました。梨田監督でもなく,平石ヘッドコーチでもなく,嶋でもなく,細川のインタビュー。そこには理由がありました。西武とソフトバンクで計5度の日本一を経験した男だから語れることがある,ということです。印象に残ったコメントは,「プレーで大切にすることは。」との問いに。「感じること。相手の打者や味方の投手,野手の動きを視界に入れ,何かを感じるようにしている。感じることがあって,考えることが始まる」さらに,「東北楽天の選手に必要なことは」と問われて,「やはり感じること。二軍の選手はそれがないと。いざ一軍に呼ばれたときに結果を出せない」「まだ殻に閉じこもっている選手もいる。普段の姿のようにグラウンドで野球をしてみろよ,と言いたい」うーむ。なかなか哲学的でよく分かりませんが,漫然とプレイするのではなく五感を研ぎ澄まして,もっと伸び伸びプレイしろ,ということでしょうか。そして,期待の選手として「内田」の名前を挙げました。内田,いろんなところで期待されているなぁ。碓かに雰囲気のある選手。来季は注目も集まるし,そろそろ結果を出さなければならないシーズンとなりそうです。もう1つ,印象に残ったコメントは,「1年プレイして感じたことは」と問われて,「個人能力はソフトバンクが上だが,東北楽天にはそれに勝るチーム力がある。嶋を中心によくまとまっている。ただ負けたときに一気に落ちてしまう。連敗したときこそワイワイやっていい」「あとは一人ひとりが個人能力を高めるだけ。二軍にもいい投手が多いのでもっと出てきてほしい」なるほど。チーム力,というのは分かるような気がします。あとは負けたときにズルズル行かない,モチベーションの上げ方ということか。碓かに二軍にも原石がたくさんいますからね。彼らが開花すれば,ホークスにだって負けないはず。問題はその「個人能力を高める」ことができるかどうか。細川のコメントには今のチームの課題が言い表されているように思います。プロ生活16年で3度しかBクラスを経験していない細川。彼には,後進の指導とともに,常勝チームでの経験・負けないノウハウを持ち込むことが期待されているのでしょう。2年目の今年,その期待に応えられるか。そこにも注目しましょう。もし、よろしかったら…クリックを。にほんブログ村
2018年01月01日
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