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前にも書いたように、特にネコを飼うつもりはなかった。しかし別にキライだった訳でもない。今日はちょっと違ったネコとの関わり。例えばネコキャラというと、何を思い浮かべるだろうか?個人的には「ヒデヨシ」と「マイケル」だ。マイケルは知ってる人も多いと思うが、小林まことの「What's Michael?」のマイケルだ。リアル(?)な仕草には思わず微笑んでしまう。で、問題はヒデヨシだと思うが、ますむらひろしという寡作漫画家の描く擬人化されたデブネコで、実は70年代から現在も活躍(?)しているとぼけたキャラだ。 ますむらひろし公式HP http://homepage1.nifty.com/goronao/後年ハウスシチューのCMにも出演して、ほのぼのとしたキャラを知らん顔して演じていたが、実は天然ボケでしかもちょっとアブナイ奴だ。ますむらひろしの初期ファンクラブは「ヒデヨシ・ファンクラブ」といい(後にますむらひろしファンクラブとなったが、今はどうなっただろう)、実は会員だった。手作りの会員証やお手紙セットなどなど…、会報は「ごろにゃお便」だったか。なんだか楽しかったなぁ。5~6年前に、ますむらひろしの出身地である米沢市役所の仕事をしたことがあった。当時、ますむらひろしやヒデヨシの事を職員に話しても殆ど通じなくて寂しい思いをしたものだったが、その後、なんとか市民権を得たようで個人的にはうれしいかぎりだ。
2004/07/31
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前に書いた「朝起きたら布団の中に見知らぬネコがいた」という体験は、そんなにはないことだろう。全くネコってやつは何を考えているんだろう、と思う出来事だったが、実は犬でも似たようなことがあった。既に就職して駒沢(世田谷)に住んでいる時だった。部屋は、住宅街にある2階建てのアパートの2階(!)だった。玄関のドアを半分開けたままにして風を入れていたから、初夏の休日ではなかったかと思う。肘立てて寝っころがってテレビを見ていた時、ふと気配を感じて顔を向けると目の前に見知らぬ犬が座っていた。しかもでかい!白っぽくて毛足の長い大型犬だ。かつて「布団ネコ」を経験していてもさすがに驚いた。声は出さなかったものの一瞬のけぞったが、同時に犬の方もビクッと身を引いたのがわかった。で、ちょっと安心して「どうしたんだオマエは?」と声をかけると、いきなり相好を崩して尻尾振りまくり。よく見るとちゃんと首輪もしているし、ちょっと脱走して迷い込んだという感じだった。とりあえず「何か飲むか?」といってミルクを出すと、一瞬にして飲み干したが、その後が大変だった。身体がでかいくせにまだ子供だったのか、単なる甘えん坊だったのかはよくわからないが、胡坐をかいた膝の上には登ってくるは、顔をペロペロなめるはでもう大騒ぎ。遊びの時間が一段落した後、しばらく隣で寝っころがっていたが、ふと立ち上がるとスタスタと玄関から出て行っってしまった。その間30分くらいだったと思うが、犬ってやつも何を考えているんだろうという出来事だった。確認しておくが部屋は2階だ。全く現実ってやつはへたなフィクションよりよっぽど面白い。ちなみに駒沢には5年程住んでいたが、この犬を見かけたのはこの時が最初で最後だった。
2004/07/30
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2度目のネコ体験は、大学院に進学して松戸に住んでいる時だった。学校近くの2階建てアパートの1階だった。学校から帰ると、まだ子猫かなぁというくらいの茶色っぽいネコが玄関近くでウロウロしていた。「何やってんの?」といって近づくと、「もうお腹ペコペコなんだ」といってすり寄ってきた。しょうがないなぁと思いつつ、部屋に入れてパンとミルクを出すと、ガツガツ食ってしばらくウダウダした後、外へ出て行った。その後、毎日のように餌をねだりに来て、時には泊まっていくようになった。ある日状況が変わった。後輩が、巣から落ちたキジバトの雛を大学の研究室に持ってきたのだ。小学校の時に伝書鳩を飼っていた経験から、「こうやったら雛も餌を食べるよ」と教えていたが、成り行き上、世話をするはめになった。結果、雛を保護するために、ネコを部屋に入れることができなくなったのだ。外で餌をやってはいたが、ネコはすぐに部屋に入りたがる。そこで初めて見たのが「網戸ネコ」だ。外から網戸をよじ登り、網戸にへばりついたまま「ねぇねぇ中にいれてよぉ」と中に向かって騒ぐのだ。「網戸ネコ」は、その後仙台にいた時にも遭遇したので案外よくあることかもしれないが、思わず笑ってしまう程のかわいらしさだ(※「庭の猫たち」のページ参照)。松戸の「網戸ネコ」は、しばらくすると餌も食べにこなくなってしまい、そのまま見かけなくなってしまったが、これが2度目のネコ体験だった。
2004/07/29
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ウチにはネコが2匹いる。待遇は良い方だと思うが、「飼っている」というより「いる」というほうがしっくりくる。実は、一時はネコが4匹もいた。しかし今まで「ネコを飼おう」と思ったことはないし、その為の行動をとったこともない。でも、ネコがいる生活もけっこう長い。そこで、ネコとの関わりを少し整理していきたい。元々実家は犬好きで、子供の頃から常に犬のいる生活をしていた。だから今でも犬は好きだ。といっても、犬だけが好きな訳ではなく、要は「動物好き」なのだと思う。最初にネコを意識したのは、大学に入って一人暮らしを始めてからのことだ。当時住んでいたのは、実家から遠く離れた高知市。南国土佐の気候がポイントだ。古いアパートの1階だったが、当然クーラーなどはなく夏の時期に窓を閉め切って寝ることはなかった。ある朝、いつものように目を覚ますといつもと同じではなかった。胸元に見知らぬネコがいた。いつからか同じ布団で寝ていたようだが、驚いた。生後1年たらずの「中ネコ」のようで、茶色の縞模様だったが、驚いた。しかし向こうが平然としているので、何となく布団から起きてミルクをやった。そいつはしばらく出入りしていたが、ある日、すずめを捕ってきて部屋の中でバタバタさせて遊ぶのを叱ったら、来なくなってしまった。これがネコと関わった最初じゃないかと思う。
2004/07/28
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