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ちょっと遅いけど、今日は給料日。久しぶりに振込みを確認したような気がする。海外出張中は、銀行には行かないのでそう思うのだろう。夜は、これもしばらくぶりに知場くらぶの会合で勉強会と飲み会。--------------------------------------------【中心市街地活性化法】「中心市街地」の活性化を目的とした法律 平成10年7月施行「タウンマネジメント機関」(TMO)の活動について規定中心市街地活性化法におけるTMOの事業の流れ 国の基本方針 ↓ 市街地活性化に関する市町村の基本方針 ↓ TMO構想 TMO になろうとするものが作成 (商工会、商工会議所、第3セクターなど) 市町村の認定により、正式にTMO となる ↓ TMO計画 TMO 構想の具体的内容、実施時期、必要資金等に関する 計画を事業を実施する者が作成し、経済産業大臣の認定 を得る ↓ 計画の実施【大規模小売店舗立地法】目的 周辺の地域の生活環境の保持 施設の配置及び運営方法について適正な配慮がなされること対象 店舗面積1,000m2 超調整対象の事項<地域社会との調和・地域づくりに関する事項>駐車需要の充足等交通に係る事項(駐車場・駐輪場・荷さばき施設・案内経路)その他(歩行者の通行の利便確保・廃棄物減量化等の配慮・防災対策への協力等)騒音の発生に係る事項 廃棄物に係る事項等 街並みづくり等への配慮等法運用主体 都道府県・政令指定都市大規模小売店舗の新増設の届出 公告・縦覧(4ケ月) ↓説明会の開催 ↓地元住民等の意見書提出 公告・縦覧(1ケ月) ↓都道府県・政令指定都市の意見 公告・縦覧(1ケ月) ↓出店者による自主的対応策の提示 公告・縦覧(4ケ月) ↓都道府県・政令指定都市の意見を適正に反映しておらず周辺地域の生活環境に著しい悪影響がある場合 ↓都道府県・政令指定都市の広告、公表公布日: 平成10年6月3日施行日: 平成12年6月1日
2004.01.28
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旧正月が明けた。でも、明けたばかりで、まだあまり始まっていない(?!)特に大きな動きも無く、平和な一日。先日、シェル・シルバースタイン著、"The missing piece meets the Big O"を読んだ。とても素晴らしい本で、感動した。必要なときに必要なものと出会うというのは、本当だと思う。早すぎず、遅すぎず、ちょうどいい時に。 自分自身の足で、しっかり歩む。 自分で決めたことは、自分で責任を持つ(人に言われて決めると、後でその人のせいにしてしまう可能性があるし)。私も少しはBig O に近づいているのだろうか。---------------------------------------------補助金1.SBIR(Small Business Innovation Research, 中小企業技術革新制度) 新事業創出促進法 SBIRの事業家支援2.創造技術研究開発事業 創造技術研究開発事業 国(経済産業局)から交付、100~4500万円 1/2補助 地域活性化創造技術研究開発事業 都道府県が交付 創造的中小企業振興枠 100~3000万円 2/3 補助 ものづくり試作枠 100~1000万円 2/3 補助3.中小企業経営革新事業補助金 中小企業経営革新支援法の経営革新計画の承認者が対象 中小企業経営革新対策費補助金:経済産業局 中小企業経営革新支援対策費補助金:都道府県4.新事業開拓助成金 中小企業事業団が新商品開発等に対する補助事業 100~500万円:対象経費の1/25.課題対応技術革新事業 国が提示してる課題に対して解決提案した者に、研究調査・開発の事業を委託。 国が公募し、優れた提案について中小企業総合事業団が研究調査を委託。
2004.01.27
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朝は慌しい。日本にいる間にできることは、ついつい頑張ってやってしまう。21日間の行がひとつ終了。すぐ次を開始。今回は、めずらしく障害が多かった。次も何とかやり抜こう。----------------------------------------------「エンジェル税制」、「設備投資促進のための特別措置」、「試験研究促進のための特別措置」・税制の理解しにくさ 企業会計と税務会計のずれ 企業会計:収益-費用=利益 税務会計:益金-損金=課税所得・対策の主な方法 損金参入の特例、所得控除・税制控除の特例、欠損金の繰越・繰戻し特例など1.「エンジェル税制」 特定中小会社:設立10年以内の中小企業者 試験研究費 売上高の3%超(5年以内) 5%超(5年超、10年以内) 株式上場後の譲渡益を1/4に圧縮可 譲渡損失発生時、当該損失を翌年以降3年間繰越可2.「設備投資促進のための特別措置」 中小企業投資促進税制:新規資産購入時等 初年度30%の特別償却、7%税制控除(資本金3000万円以下) 中小企業基盤強化税制:流通、サービス業関係 同上3.「試験研究促進のための特別措置」 中小企業技術基盤強化税制:試験研究費の10% 増加試験研究費の税額控除:試験研究費の15%
2004.01.26
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那須にお参りに行ってきました。雪が残っていたものの天気は上々。この季節にしては穏やかな日和。体にいい水を頂き、温泉にゆっくりつかってくつろいだ。命の洗濯です。-------------------------------------------------【直接金融】3種類を押さえる。1.特定社債保証 平成11年秋の改正:信用保険法、信用保証協会法 中小企業が発行する社債を保証協会が保証:特定社債保証制度「私募債」 適債基準・純資産が3億円以上5億円未満ストック:①自己資本比率 20%以上 ②純資産倍率 1.5倍以上フロー :③使用総資本事業利益率 10%以上 ④インスタント・カバレッジ・レシオ 1.5倍以上充足条件:(①or②)and(③or④)・純資産が5億円以上ストック:①自己資本比率 15%以上 ②純資産倍率 1.5倍以上フロー :③使用総資本事業利益率 5%以上 ④インスタント・カバレッジ・レシオ 1.0倍以上充足条件:(①or②)and(③or④)【補足】自己資本比率:資本/(資本+負債)純資産倍率 :資本/資本金使用総資本事業利益率:(営業利益+受取利息)/資産インスタント・カバレッジ・レシオ: (営業利益+受取利息)/(支払利息+割引料)2.投資育成株式会社(1)一般投資 新株の引き受け(増資新株) 増資後の発行株式数の50%以内 新株予約権の引き受け 新株予約権行使後の発行株式総数の50%以内 新株予約権付き社債の引き受け 新株予約権行使後の発行株式総数の50%以内(2)創業期投資 設立後7年未満 新規に企業を設立または分社化する場合。経営力ありと認められ、 事業計画の妥当性と成長性があること。 中小企業等投資事業有限責任組合が投資を行う。 (3)育成事業 投資育成株式会社が投資先企業の依頼に応じて行うコンサルテーション事業。3.創造的中小企業創出支援事業 ベンチャー財団が高度化融資制度の無利子融資を活用 創造的中小企業とは: ①創造活動促進法の研究開発等事業計画の認定企業 ②ベンチャー財団が①に属すると認めた企業(1)事業内容 間接投資 VCがベンチャー財団と契約して原資を預託 債務保証 ベンチャー財団が特定VCの投資額の70%を債務保証 直接投資 ベンチャー財団が創造的中小企業に対して ベンチャーリース事業 設備等のリース(2)ベンチャー財団 経済産業大臣が創造活動促進法に基づき指定。ほぼ全国の道府県の 中小企業振興公社等の中に設置される。
2004.01.25
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公開試験から帰ってきた息子に電子辞書を見せたら、一人でしばらく調べていた。気に入ってくれたようだ。いくつか解答ミスを自分で発見していた。でも、間違えたことの方が、よく覚えるものだと思う。今日は、ちょっと心温まるひとときを家族で過ごせた。------------------------------------------------【間接金融】4種類を押さえる。1.政府系金融機関の融資制度中小企業金融公庫(1)貸付先 中小企業(2)種類 一般貸付、特別貸付(3)期間 設備10年、運転5年(4)限度額 48,000万円(5)担保 原則必要国民生活金融公庫(1)貸付先 中小企業、小規模企業(2)種類 普通貸付(一般、特別、マル経)、生活衛生資金等(3)期間 設備10年、運転5年(4)限度額 4,800万円(5)担保 必要に応じて商工組合中央金庫(1)貸付先 商工組合、構成員(2)種類 一般貸付、特別貸付(共同事業、転貸、構成員)(3)期間 設備15年、運転10年(4)限度額 組合200億円、構成員20億円(5)担保 原則必要2.中小企業体質強化資金助成 国が出資 中小企業総合事業団融資基金、都道府県等 ↓ 信用保証協会に貸付 ↓ 民間および商工中金に預託 ↓ 中小企業者に融資用途:中心市街地活性化対策、下請け中小企業対策 地域産業対策、組合共同事業対策 等3.高度化融資 高度化事業:高度化融資、高度化出資(第3セクターへ)、啓蒙指導 中小企業事業団(高度化アドバイザー) 都道府県の予算+中小企業事業団からの借入金 融資実行までの期間は、ある程度長くなる4.小規模企業等設備資金貸付 国と都道府県の一般会計 ↓ 都道府県の特別会計に資金提供 ↓ 都道府県の設備貸与機関に無利子貸与(中小企業振興公社内に設置) ↓ 中小企業者に設備資金、設備貸与・設備資金貸付 対象:20人以下(一定の限度で50人以下) 貸付条件:所要資金の1/2、無利子 4000万円、7年、第3者保証人、設備に譲渡担保 特例:産業活力再生法、創造活動促進法、SBIR、経営革新支援法 等 認定を受けたもの 6000万円、所要資金の2/3まで・設備貸与 限度額:6000万円、 賦払割賦:割賦損料3%以下、保証金10%以下、7年 リース:リース料年率5.3%程度、3~7年
2004.01.24
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今日は、久々の懇親会。22期のフレッシュな方々と、しばらくぶりにお会いする方々に感動。有難うございました。幹事の本庄さん、ご苦労様でした。---------------------------------------【経営革新支援法】その前に、法律のしくみを。(1)国が基本方針(2)中小企業が具体的計画を作成(3)知事、主務大臣が認可(4)金融、税制、補助金等。施策の利用機会。・経営革新計画の承認を得たもの 新商品、新役務。新しい生産・販売方式、役務の提供方式。 付加価値アップ(目標) 3年先:9%以上 または 5年先:15%以上支援策 中小企業経営革新事業費補助金 設備投資減税 欠損金の繰戻し還付 等・経営基盤強化計画の承認を得たもの 特定業種の商工組合等(酒造、電気メッキなど)支援策 政府系金融機関の特別貸付 機械等割り増し償却 高度化融資 等【倒産防止共済制度】 中小企業倒産防止共済法に基づき、中小企業総合事業団が運営する共済制度。加入者は、毎月一定の掛け金を納付。・連鎖倒産防止 融資限度額は、売掛債権等被害相当額、または掛け金の総額(最大320万円)の10倍。・融資の条件:銀行の取引停止など(任意整理では受け付けられない)・共済契約者貸付制度 解約手当て金の95%の範囲内 貸付期間12ヶ月
2004.01.23
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幕張のビル風はすごい。ただでさえ寒いのに。夕べ入れておいたはずの日記が入っていなかったので、あせってしまった。今日は、お楽しみの懇親会。今から楽しみ。3つの対策1.政府金融機関の融資制度 民間金融機関の補完、信用の弱い中小企業支援2.経営革新支援法 中小企業基本法、中小企業支援法と同様に恒久的なもの3.倒産防止共済制度 セーフティーネットのひとつとして、最近の状況では重要な共済制度平成14年からの新創業融資制度(1)新創業融資 国民公庫:雇用を生み出すた事業、技術・サービスに工夫をした事 業を始める(始めた)者。税務申告2期終了前。 550万円まで 無担保、無保証人 ただし、創業資金の1/2を自分で用意できること。(2)セーフティーネット貸付 中小企業経営支援資金 中小企業運転円滑化資金 金融環境変化対応資金 中小企業倒産対策資金(3)DIPファイナンス 商工中金:民事再生、再建型法的手続き 再生債務者から営業譲渡 中小公庫:民事再生、再生計画 営業譲渡 7.2億円max.
2004.01.22
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やっとADSLが開通。初日は、マイクロソフトのサービスパックのインストールで殆ど終わってしまった。途中でエラーが出て心配したものの、何とか終了。PCは、本当に時間がかかる。 ブラウザーはOKだが、まだメールが不調。------------------------------------------------------- 今日から少し趣向を変えて、中小企業基本法。1.平成11年の改正の背景 バブル崩壊からケインズ経済の理論による需要喚起も、壁に当たった。 ↓ レーガン大統領の政策であるサプライサイド理論に合わせる動き。 中小企業の革新による経済活性化(シュンペーターの理論による)2.基本理念 従来は、大企業との格差是正が目的 これからは、「独立した中小企業の多様で活力ある成長と発展」を目指す。3.中小企業の役割(1)新たな産業の創出(2)就業機会の増大(3)市場における競争の促進(4)地域経済の活性化4.基本方針(1)創業・経営革新の促進(旧法では無し)(2)経営基盤の強化(3)環境変化への適応の円滑化(セーフティーネット)5.中小企業の定義製造業 3億円以下 300人以下卸売業 1億円 100人小売業 5000万円 50人サービス業 5000万円 100人以下小規模企業 製造業:20人以下、 その他:5人以下
2004.01.21
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旧正月で、海外(東南アジア)の拠点から人が戻ってきた。夜は飲み会。ある人に教わったのだが、一番遠い人(意識の中で)の隣に座ることを意識。話しかけると、やはり成果がある。--------------------------------------------------【人の配置、育成、選抜】配置 ・人と仕事の対応関係 ・人と人との接触関係 ・人の物理的位置4つの直接的影響 仕事の効率、意思決定の有効性 インセンティブ 人材形成 インフォーマル・グループ1つの間接的影響 メッセージ効果(会社の方針を間接的に伝える)ローテーション 過度の専門化の抑制 ネットワーク財産の蓄積 適性の発見 インセンティブ効果 異種混合による組織活性化人の育成(人はいかにして育つか) 大きな志 大きな仕事の場 大きな思索OJT 体験の場つくり 体験の深さの確保のしくみ 目指すべき目標の提示研修(Off JT) 芽を出す 種を植える 畑をきれいにする人の選抜(3つのパラメータ) 速さ 程度 主体(人事部か事業部か) 納得性が大切:不満を抑制人事のダイナミクスとジレンマ ゼロサムである:ポストには限りがある 管理職インフレの障害:意思決定の遅さ、担当範囲の狭量さ エリート育成の必要性:大きな視野、少なからず公の心を持つ人材
2004.01.20
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生命保険の書類に書き込んでもらうことを、かかりつけの医師にお願いした。一週間から10日もかかるとのこと。早めに頼んでおいてよかった。会社で息子の電子辞書を割引で購入。今日も寒かった!-----------------------------------------ところで、これは読めば読むほどいい本です。「ゼミナール経営学入門」【リーダーシップ】定義:人を統率する力「人についていこうと思わせ、その人たちをまとめる属人的影響力」マネジメントの全体像の中では、「理念・人」による働きかけの一部分リーダーの3つの顔 上:上司への報告 外:グループを代表して外の世界に働きかける 下: 仕事の遂行・集団の基本的な任務、役割、目標を設定 ・価値、行動規範を設定 ・仕事のやり方を指示 ・集団ならびに個々の部下を動機付ける ・集団ならびに個々の部下の仕事を評価し、適切な行動をとる 集団の維持・集団の学習促進、教育 ・社会的相互作用の場としての集団を維持 仕事と集団の変革 ・仕事そのもの ・集団としての性格、能力 ・その他リーダーシップのパワーの源泉・懲罰を与える力・報奨を与える力 組織が与えるもの ↑ --------------------------------・判断への信頼感 部下の認識 ↓・個人としての魅力・正当性 (本人のコミットメントの重要性)リーダーシップのパラドックス・ひとつの判断が信頼度を増す方向と減らす方向の両方に働く・メンバーの信頼感を得る判断が、業績達成にマイナスの場合もあるリーダーのジレンマ ↓状況主義的対応(コンティンジェンシー理論) ↓ ↓計算的 疲弊 ↓ 哲学の必要性(普遍主義)リーダーシップの条件 補佐役の重要性 リーダーの補完、狭義の補佐(専門性)、諌言、「てこ」 変革型リーダー 大きな視野、深い思考、筋の通った決断、ぶれない判断(誠意と論理の裏づけ)
2004.01.19
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友人宅で、初めてキャッシュフローゲームというものをやってみた。時間がかかるー!結局は、普段のキャッシュフローをよくしてお金を貯めて、ある程度まとまったところで運用していく。そして一桁増えたら、次の運用のレベルに持っていくということらしいと分かった。時間の都合で、ラットレースで終わってしまった。-----------------------------------------【経営理念と組織文化】経営理念とは 人々が保する理念的インセンティブ 人々が行動、判断するときの指針 コミュニケーションのベース経営者のものであり、企業文化にして初めて根付く組織文化とは 組織の価値観 人々に共有されたパラダイム、認識と思考のパターン 皆のもの行動規範とは、組織文化の具体的表現価値観 モティベーション 心理的エネルギーパラダイム 組織文化 判断 心情と決定行動規範 コミュニケーションのベース 情報伝達組織文化の生成と共有 共有と伝承 分かりやすくかつ理念を感じさせる言語での表現 具体的行動の共有 象徴の共有 教育 選抜 定着の障害 トップの具体的コミットメントの不足 具体的行動による共通体験の不足 評価などの経営システム的条件の不足組織文化の逆機能 思考様式の均質化 自己保存 組織文化のパラドックス:事業革新の必要なときなど
2004.01.18
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寒ーい一日だった。昨夜午前様だったので、今朝はちょっと起きるのが遅くなってしまった。雪がちらついて、外に出るのがはばかられた。修理に出していたCDプレーヤが戻ってきた。やっぱり、音楽があると楽しい!!!PCでCDのダビングもできるし、いろいろ借りてこようっと。-------------------------------------------------【計画とコントロール】計画:将来とるべき行動の案を事前に作成(行動)コントロール:中間、事後コントロールの必要性 不確実な環境 組織の他のメンバーとの協調 上司への連絡計画するということ 事前によく考える:環境のキーパラメータの理解 :不確実性を減らす努力 目標が決まる・・・達成に向かう 今、とらなければならない行動の選択を迫られる2つのコントロール 上司 目標とすべき成果水準、部下の制御活動 ↓影響 成果の測定、評価 報奨、ペナルティー 部下 何かの制御行動 ↓制御 結果を測定、観察 結果をあるべき基準と比べて評価 仕事の実行プロセス計画コントロールシステムの意義 コミュニケーションシステムの実際の運用のかなりの部分・コミュニケーション→・影響 → 背後に情報の流れ・横断的評価 →計画コントロールシステムの設計 計画システム:設計パラメータ 計画の主体 計画の具体化 計画修正のサイクル 業績評価との連携 計画のフォーマット コントロールシステム: 目標となるべき変数 その測定方法 事前の基準値決定の方式 成果と結果のコミュニケーションの仕方 事後的評価基準決定方式(環境変化対応)計画とコントロールの逆機能 機能しすぎると硬直化の危険「病気になりにくい、シンプルでしかし微妙なシステム作り」
2004.01.17
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今日は、会社の飲み会。なんと!最終電車に乗り遅れてしまった。JRだから大丈夫だと思っていたら、津田沼からの上りは12時過ぎるともう無いの?まあ、12時15分くらいだったけど。仕方がないので上司のタクシー券で一緒に帰らせて頂いた。 まだ、完全復活ではないので、お酒は押さえ気味。でも、今日は最後までおつきあい。これも久しぶり。料理は美味しく、カラオケも十分楽しめた。----------------------------------------------【インセンティブ・システム】目的:人の心理的エネルギーを引き出す人は何を欲するか:マズローの欲求の五段階 自己実現 尊厳 愛情 安全 生理的欲求企業組織に何を求めるか 働きに行くこと・・・尊厳、自己実現 愛情 収入企業のインセンティブ 自己実現的 理念的 組織や経営者が掲げる理念に共鳴 人的 評価的 物質的 金銭ハーズバーグの理論:動機付け=衛生 不満足解消 方針と管理様式、人間関係、給与、物的条件等 満足向上 職務内容、達成、評価人事考課 社会的認知 仕事の面白さ 仕事の自由度、権限 金銭的報酬評価褒章システムの目的は、従業員の 組織目的整合性 努力注入 協力 学習 情報伝達インセンティブ・システム設計 何を分配の中心にする? 全体のバランスは? 決定のベースは?貢献をどう測る? 成果主義人事の難しさ 組織の中での能力適正利用 組織への貢献の測定 貢献評価の納得性確保 フロー、ストック、調和への貢献などで測定 異なるインセンティブ間の物質的源泉の競合関係 排除性(ある人に与えると、他の人に与えなくなる)基本的トレードオフ 燃える人、くさる人 競争と強調 リスクと努力 過去と将来(ストックとフロー)
2004.01.16
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今日は、一日棚卸のお手伝い。あっという間にもう夕方。今は人海戦術だけれど、将来は自動化されるんだろうな。初めての体験だった。----------------------------------------------- 組織構造とは、ひとことで言って分業と調整の体系である。分業は業務の単純化、専門化というメリットを持つ反面、コンフリクトの助長というデメリットを持つ。 組織構造の基本変数(1)分業と職務(2)権限 分権と集中、権限委譲(3)部門化 グループ内の調整(4)伝達と協議(5)仕事の進め方のルール化 組織設計の際に考慮すべきこと(1)情報統合 情報の流れと意思決定のポイント(2)コンフリクト 噴出しと解消のメカニズム(3)人材 資質・能力、オーバーエクステンション(4)副次効果 組織内パワー関係 組織構造のいろいろ(1)職能別組織(2)事業部制(3)マトリクス組織(4)社内ベンチャー、アメーバ、分社チャンドラー 「構造は戦略に従う」SBU(Strategic Business Unit) 戦略的なパワー関係 組織構造選択の基本的トレードオフ(1)集権と分権(2)分化と統合(3)調和とコンフリクト(4)戦略と効率 バーンズ&ストーカー(1)有機的組織 変化に富む環境、個別受注生産(2)機械的組織 安定環境、大量生産
2004.01.15
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KATO皇帝さんのお誘いで、参加させて頂いた。約一時間汗を流すことができた。KATO皇帝さん、有り難うございます。場所は、築地の国立癌センターの隣、社会教育会館3Fの体育館。月に一度、夜6時半から8時半まで。関心ある方は、加藤 隆宏さん katoutk@sweet.ocn.ne.jpまで。-----------------------------------------------【組織のマネジメントの全体像】出所:ゼミナール 経営学入門 日本経済新聞社 組織業績 ↑ 業務行動 現在の協働の成果を決める 学習 将来の協働のポテンシャルを決める ↑ 意思決定 学習と行動を決める 心理的エネルギー ↑ 目的 情報 思考様式 意思決定に影響を及ぼす個人の基礎要因 感情 ↑ 戦略 経営システム 経営の働きかけ 理念・人大事なポイント2つ1.マネジメントで操作可能なのは、経営の働きかけのみ2.経営の働きかけから業務行動と学習までの距離は大きいメンバーにとっては、他律的ともいえるマグレガーのX理論、Y理論現代社会はY理論(性善説)をもとにマネジメントすべき組織は分権せざるを得ない・・・人間の能力の限界情報処理も分散 ・・・情報交換の必要性個人の自立性 ・・・現場の自己組織化現象
2004.01.14
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畏れ多い先生からお食事会の招待を受けたものの、出張の日程と重なるため一度お断りした。でもせっかくですからということなので、とりあえず招待券だけはお受け取りした。今朝、出社したら台湾の責任者から電話が入り、出張は2月半ばからにして欲しいとのことだった。まさに驚き!お食事会に行けてしまう!!やっぱり、この先生はすごすぎます!--------------------------------------------【グローバル業界の競争戦略】出所:M.ポーター著 競争の戦略あれから読み直してみて、やはりいいことが書かれていると判りました。企業が国際競争に加わる方法としては、三つの基本的なかたちがある。(1)技術供与(2)輸出(3)海外直接投資・ある業界がグローバル化する原因 多くの国の市場において、一本化された調整体制で競争すると、経済的またはその他の利点があること。・グローバル競争が有利になる原因(1)比較優位性 ・・・経済学とも関連(2)規模の経済(生産、物流、購買)・・・同上(3)グローバルな習熟(4)製品差別化(5)独自の製品技術(6)生産の移動・グローバル競争の障害1.経済的障害(1)輸送・在庫コスト(2)国によって異なる製品ニーズ(3)流通チャネルの閉鎖性(4)リード・タイムにうるさい(5)市場セグメンテーションの複雑性(6)WWでの需要の広がり不足2.経営管理上の障害(1)国により異なるマーケティング活動(2)国情に合わせたサービスの必要性(3)技術の早い変化3.制度上の障害(1)関税(2)輸入量割り当て(3)政府による現地企業優先調達(4)政府の要請による国産部品の採用(5)現地企業に有利な税制、雇用政策など(6)自国企業の海外進出を不利にする母国政府の諸政策これらの点を検討することで、なぜその業界がグローバル化していないのか、あるいはどの利点がグローバル化の障害を抑え込んだのかを理解できる。
2004.01.13
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今日は、部屋の模様替えを実施。実態は、荷物が移動しただけ。これから徐々に、不用品を処分していく。ノートンのインターネット・セキュリティーを購入。これでやっとつながるかと思ったら、さにあらず。IDまたはパスワードが認証できない。----------------------------------------------------------【衰退業界の競争戦略】一般には、投資回収または「刈り取り」という戦略を中心に、論じられているが、実際にはもっと多様にある。・リーダーシップ戦略 競争相手を制して、自社を業界唯一または数少ない生き残りにし、その地位を維持する。 投資、競合他社の買収、競争相手の資産を買収、強い決意の声明・行動、自社の圧倒的強さを示す・拠点確保戦略 需要安定、衰退ゆるやか、高利益率のセグメントを識別、そこに地位を築く・刈り取り戦略 新規投資削減、機種削減、流通業者削減、小口を切る、サービスの水準を下げる・即時撤退戦略 衰退期に入ったと思ったら、早めに売却する。早いほど、高く売れる。タイミングが遅いと、足元を見られる。ただし、将来の予測を見誤るリスクはある。業界構造(自社に有利かどうか)と自社の強みの度合いによって、戦略を使い分ける必要がある。
2004.01.12
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ゼミナール経営学入門(第3版、日本経済新聞社)Ⅰ環境、Ⅱ組織、Ⅲ矛盾と発展非常に念入りに書かれた本という印象。自分の苦手とする組織論を学ぶのにいい本と判断した。------------------------------------------成熟期へ移行しつつある業界・企業は、苦難の時期を迎える。・戦略変更を余儀なくされる。どのような変化・成長の鈍化、シェア争いの激化・買い慣れた顧客の増加・コストとサービスに重点・過剰投資に要注意・バリューチェーン全てについて、やり方が変わる。・新製品、新用途が現れる。・国際競争激化・業界の利益低下(一時的または永続的)・流通業者のマージン減、力強まる。成熟期に戦略の迷いは許されない。・原価分析・製品構成の合理化・価格政策・よい顧客を逃がさない・国際市場で競争する・このままこの業界で挑戦し続けるか
2004.01.11
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三輪明宏著「強く生きるために」が到着。うぃるさんの日記を見て購入。私たちは、全員、この地球に、魂のランクを上げるための修行に来ているのです。ちょっと発想の転換を図るだけで、自分の中で思わぬ力が目覚めるのです。大きな喜びのあとには、必ず大きな災いがやってくるのが正負の法則。相手の欠点だと思っていたものが、実は自分の欠点だった。「人の振り見てわが不利直せ」。何より厄介なのは、「自分に非がある」と気づいていないこと。------------------------------------------------------------【先端業界の競争戦略】 不確定さやリスクへの対策必要・業界の秩序をつくる(自社に業界の秩序を作り出す力があるかどうか)製品政策、マーケティング、価格政策など。・業界発展か自社利益かバランスをうまくとること。一般的には業界が市場へかなり浸透し始めると、自社中心に比重を置くのがよい。・原材料供給業者や流通業者をうまく使う業界が成長すると、供給業者も流通業者も対応が変わる。協力的になる。・移動障壁を変化させる。ちなみに初期の移動障壁は、一般的に:特許、流通チャネル、原材料、習熟による低コスト、リスク等参入のタイミング・買い手が企業イメージや評判に左右され、参入が企業の評価を高める場合・習熟曲線がたやすく真似できず、次世代に移行しても無駄にならない。・原料供給元、流通などを押さえると、決定的に有利になる。参入リスクの大きい場合の例・業界の発展とともに、競争やセグメンテーションの仕方をすっかり変えてしまう必要がある。・顧客の教育、法律上の認可、技術開発など市場開拓コストが大で、開拓後の利益を独占できない。・力のある競争相手の参入が、近い将来見えている。・技術の変化で初期投資が陳腐化し、後から最新の設備で参入したほうが有利。競争相手への対処・ある程度、持ちつ持たれつの関係が必要予測の技法・シナリオをいくつか用意する。製品・技術へ市場、競争からフィードバック。シナリオに沿って現実が進行しているかどうかを評価するための中心事象を記しておく。
2004.01.10
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会社の同僚と年に数回開く飲み会がある。小岩近辺に住んでいる(いた)人が対象なので、小岩会と呼んでいる。今日は、メンバーのひとりが私大の先生に転職するということで、壮行会となった。みんな、それぞれ将来のことを考えている。確定拠出年金も話題になった。ファイナンス関係のいいアドバイザーが欲しいとのこと。--------------------------------------------【業界環境のタイプ別競争戦略】M.ポーターによる競争戦略をいくつか整理してみることにした。最初は、「多数乱戦業界」の競争戦略 多数乱戦業界とは、どの企業もめぼしい市場シェアが取れず、多くの中小企業(それも個人企業が多い)がひしめく業界。 例としては、サービス、小売、卸売、木材・金属加工、農産物、広告などがある。 競争戦略の設定手順①業界の構造は?競争業者の地位は?②多数乱戦の原因は?③多数乱戦の状態を変えられるか?その方法は?④変えて利益が得られるか?そのとき、自社の地位は?⑤多数乱戦が避けられないとき、最善策は? 多数乱戦の原因には、いくつか考えられる。(1)参入障壁が低い(2)規模の経済性がきかない(3)高い輸送コスト(4)高い在庫コストと売り上げ変動 売り上げ変動の例としては、季節もの:お正月用品など 漁業も漁獲高の変動が大きい(5)買い手や供給業者がとても強い(6)規模の不経済性(変化が早く、頻繁) 例えば、婦人服のデザインなど(7)注文生産が殆ど(8)人に依存するところが大きい(創造性、サービス、密着管理など) 他 業界を整理統合するためには:・規模の経済が成り立つ条件を作り出すこと。 例えば、アメリカの牛肉業界肉牛肥育の新技術(フィード・ロット法)の開発により、規模の経済性が実現された。・多様なニーズに標準品で対応する・多数乱戦の主原因を無力化するか、切り離す。主な対処方法・製品種類やセグメントの専門化・顧客タイプでの専門化・注文のタイプでの専門化・特定地域への集中
2004.01.09
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渡部 昇一著「日本語のこころ」を読んで、「一月一日」の2番の歌詞を初めて知った。千家 尊福(たかとみ)作詞、 上 真行(さねつら)作曲年の初めの例とて 終わりなき世のめでたさを松竹たてて門ごとに 祝う今日こそ楽しけれ初日の光さしいでて 四方に輝く今朝の空君がみかげに比えつつ 仰ぎ見るこそ尊とけれ (たぐ)-------------------------------------------【製品ライフサイクル】①導入期 売り上げ少、利益少(orマイナス) 顧客はイノベータやマニア、市場拡大が急務②成長期 売り上げ急増、利益増 顧客はアーリー・アダプター、新規参入増、ブランド・ロイヤリティ確保が鍵③成熟期 売り上げ飽和、利益減少 顧客は後期大衆追随者、競争は多いが皆低迷、顧客囲い込みが鍵④衰退期 売り上げ減、利益低水準 顧客は遅期追随者、競争少ない、市場全体が縮小製品によっては、このようなサイクルを2度繰り返す場合がある。例えば、大きな技術革新があったりするとそうなる。衰退期に競合が撤退した後に残って、市場が再度上向きになると、労せずして利益があがる場合もある。
2004.01.08
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正月に購入したPC(中古)のインターネット接続が、RPC異常終了というエラーメッセージとともに終了してしまうので、メーカーに問い合わせたところ、MSブラスターと言われた。やっぱり、iMacは売りに出さずにとっておくことにした。Windows は、なかなかやっかいだこと。-----------------------------------------------【競争業者分析】M.ポーターによれば、競争業者を分析するための4つの構成要素がある。「現在の戦略」「将来の目標」「仮説」「能力」これらを統合するかたちで、競争業者の反応プロフィールを作成する。 事業の歴史を知ることは、企業の目標と仮説を知る手がかりとなる。また、経営者の経歴とアドバイザーを知ることにより、今後の動きが予測や弱点の発見につながる可能性がある。 目標は、業者が現在の地位に満足しているかどうかを知る手がかりになる。競争業者の分析に当たっては、業者の明確化が重要である。また、潜在的競争業者も、考慮する必要がある。例えば、・非常に低コストで参入が可能な業者・業界参入によりシナジー効果が得られる業者・戦略の一貫性からみて、当然予測できる業者・流通チャネルの統合を行っている業者競争業者の攻撃的な動き、防衛能力を分析し、競争分野の選定を行う。競争分野は、相手が対抗しようとすると目標がお互いに矛盾する状況に追い込むことができるのが理想。そうすれば、相手からの反応が起こらない。例えば、大きな市場シェアを持つ業者に対して、その市場の中の一部分に低価格戦略を仕掛けるなど。追従しようとすると、他の部分にも影響が及び、高いコストがかかる可能性がある。
2004.01.07
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自分の現在は、自分の思いが作っている。自分の心の現われである。だとすると、変えていくためには心を変えることが必要。今からでも遅くはない。自分がどんなとき楽しかったか、どんなとき嫌な思いをしたか、思い起こしてみよう。きっとその辺りに、自分の原点があるはず。【売り手の交渉力】 業界の競争環境の要素として、もうひとつは売り手の交渉力がある。営業の立場からは、どのようなことが考慮できるか。 まず、当然のことながら、他に供給できる会社が少なければ少ないほど、売る側が強い立場に立てる。 代替製品が無い場合、さらに強力である。 お宅が買ってくれなくても、他に沢山お客様がいるんだ(なんて言ってみたい!)という場合にも、売り手が強くなる。 キーパーツを売るような場合も売り手が強い。製品の重要性が交渉力につながる。 例えばパーツの供給業者が、モジュールも手がけることをほのめかせる。顧客の競合になり得ることで、譲歩を要求する。でも、多分売れなくなると思うが、、(?) 人財についても、同じような視点から交渉力を考えることができると予想される。
2004.01.06
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仕事始めは穏やかに進んだが、それもつかの間今年の動きが出てきた。こんなに早く出てくるとは思わなかった。早速、対応を始めさせて頂いた。 時間が無い中でも、何とか年賀状を出すことができてよかった。7日までに着けば成功(?!) 正月の4日に購入したモバイルPCを立ち上げる時間が無かったが、ようやくOfficeXPをインストールできた。これからユーザー認証しなきゃ。入院の保険の申請も必要なことを確認。正月から乗り遅れないように、これから加速しよう。--------------------------------【買い手の交渉力】競争要因のひとつとして、買い手の交渉力がある。メーカに勤務するものとしては、非常に気になるところである。どうやったら買い叩かれないか、競争力のある製品とはどういうものか。まず最初に、大量に購入するお客様は強い。低価格を要求されても、呑まざるを得ないことが多い。取引先を変えるコストが安い場合にも、買い手が強くなる。売る側は、簡単に他社に置き換えられる恐れがある。買い手が一部の部品を自社生産しようとすると、買い手がまた強くなる。内製化されるというのは、売り手にとっては脅威である。買い手が十分な情報を持っている場合、多くの売り先とコンタクトをとっている場合など、例えば入札制などはよい例であるが、買い手の方が優位に立てる。買い手の交渉力を戦略的に変えるためのひとつの方法には、買い手の選択がある。部品の場合には、一般的に数量の小さい顧客を多く集める努力によって、利益率を高めることが可能である。売り上げ的には多くなりにくいが、、、。
2004.01.05
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今日は、昨年を振り返る機会があった。達成できた目標と達成できなかった目標がある。達成できなかった目標は、再挑戦することに決めた。新しい目標も、もちろんある。お正月のテレビ番組で、利根川 進博士が、目標を持つことが人間の幸福につながることを解明しようとされていることを知った。科学的に証明できたら素晴らしいことだと思う。------------------------------------------- 代替製品からの圧力は、業界の潜在利益を一定の限度以下に抑える力を持っている。例えば、砂糖とコーンシロップ、ファイバーグラス断熱材とセルロース、石綿など。代替製品は収益への制約を与える。 特に注意が必要なのは、現在の製品よりも優れたコストパフォーマンスを持つもの、および高収益業界によって生産されている代替品である。このような場合、どのように対処すべきかは、次の二つがある。代替製品を迎え撃ちたたきのめすか、避けられないとみて別の対処案を考えるかである。 前者の例としては、業界こぞっての共同行動が必要である。大量の広告などが、その一例である。 後者の例として、デジタルカメラが多くの電気メーカにより生産されている。これに対応すべく、従来のカメラメーカもデジタルカメラへと切替を図ってきた。この流れは避けられない流れとみて、技術を取り込む一方、自社ブランドの特色を出そうとしているかのように見える。 また、依然として従来のカメラの市場も残っており、そちらへの対応も図っているようである。
2004.01.04
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参入障壁と同様に撤退障壁も重要な要因である。 撤退障壁というのは、業界で競争している企業が、低収益あるいは赤字経営にも関わらず、その業界に留まらざるを得なくなっている要因のことで、主に次のような原因がある。・資産がその特定の業種用に特殊化されている。清算価値が低く、流用のコストが大きい。・撤退のための固定コストが高い。再配置のコスト、スペア部品を維持する能力など。・社内のある事業を撤退することにより、他の事業に不利益を及ぼす。・感情的障害。経営者の思い入れ、従業員への思いやり、プライド他。・政府や社会からの制約。就業機会の確保など。 撤退障壁と参入障壁はコンセプトとしては別物であるが、この二つの障壁を合わせた高さは、業界にとって重要な観点である。 例えば、生産における規模の経済性の大きさは、通常は資産が特殊化されていて融通性が無い、特殊なテクノロジーの存在などがその理由である。 業界全体の利益という点から見ると、参入障壁が高く撤退障壁が低いというのが最上である。参入はあまり起こらず、業績の悪い会社は撤退していく。最悪の場合はその逆で、景気のいいときに沢山参入してみたものの、景気が元に戻ったり低迷したりしても、撤退が難しいから生産キャパシティは減らない。収益は徐々に低下する。苦しいから融資を受けるが、固定資金コストとなって悩ましい。 事業を始めるに際しては、リスク管理の意味からも撤退障壁の検討は重要と考える。
2004.01.03
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久々に父を囲んで、兄夫婦と会食。上機嫌の父だった。隣の家は、兄弟がバラバラだ、とのこと。昔の話をいろいろと聞いていたら、隣は昔は実家と地続きで、家が一度絶えて実家から養女に迎えられた人がいると分かった。別のところから養子も迎えて家を継いだそうである。多分、こんな家相なんだろうなと想像してしまった。------------------------------------さて、参入障壁を高くするための企業の戦略は、もちろん業種、業界によって異なるため、自社の属する業界の構造をまずよく分析する必要がある。例を挙げると、例えば自動車業界では第二次大戦後のオートメーションと垂直統合の普及によって、規模の経済性が大きくなり、事実上新規参入が締め出されるかたちになっている。特許は有力な参入障壁に成り得るが、その特許が消滅(20年間)すると状況は一変する。これを防ぐためには、改善特許や新しい技術特許を継続して取得する必要がある。規模の経済性があると、常に大規模企業が有利になる。ただし、そのためには、最も効率のよい生産設備、流通システム、サービス部門その他を持つことが前提であるが。大企業では、共通コストを多数の部門に振り分けることができる。しかしながら、規模の経済性にもいくつかの限界がある。・製品差別化や独自のテクノロジーなど他の障壁と矛盾することがある。・テクノロジーに変化が起こると、大規模で硬直的な生産設備は弱点となる。・新しいテクノロジーの可能性や別種の競争方法に関する感度がにぶくなりがち。規模の経済性の限界は、小規模企業がチャンスを見出すためのヒントとなり得る。
2004.01.02
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楽天日記を始めて最初の元旦今年は、若干注意点を教わった。思い当たる節があるので、対応を怠らないようにしようと思う。一年の計としては、基本的に昨年からの目標を引き続き追求する。来年(2005年)の動きを見据えて、そういうイメージが持てた。----------------------------------------M.ポーターの競争戦略から要因1.新規参入の脅威 新規参入が起こるということは、新たに経営資源が投下されることであり、生産キャパシティが増加する。そのことにより、価格低下や収益率の低下が起こることが多い。 企業買収による参入もある。 新規参入の脅威は、参入の障壁がどのくらいあるか、既存企業からの反撃がどのくらい予想されるか等によって決まる。 参入障壁の主なものは6つある。1.規模の経済性2.製品差別化3.巨額の投資4.仕入先を変えるコスト5.流通チャネルの確保6.規模とは無関係のコスト面での不利 例えば、独占的な製品テクノロジー 原材料の有利な入手(供給源を押さえる等) 政府の助成金 政府の政策さらに詳細は続く
2004.01.01
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大晦日から新年は、例年神社でお手伝いをさせて頂く。今年は特に、しばらく病院にいたので、体力回復のためにも体を使わせていただくことにした。色々なことがあったけれど、確実にいい方向に向かっているのを実感できる。まだ、もっとやりたいことも沢山。来年もやるぞ!-----------------------------------------M.ポーターによる5つの競争要因について業界の競争状態を決めるのは、基本的に5つの競争要因である。ここで業界とは、互いに可能な製品を作っている会社の集団とする。1.新規参入者2.既存競争業者間の敵対関係の強さ3.代替製品からの圧力4.買い手の交渉力5.売り手の交渉力業界内の競争によって、投資収益率は経済学者のいう「完全競争業界」で実現される収益率に近づく。これは、競争下の下限収益率、すなわち「自由市場」の収益率である。この収益率は、資本損失のリスクを勘定に入れて、政府の長期債の利回り以上無ければ、企業は投資対象を他の業界に変更する。この利回り以下の収益しかあげられない企業は、倒産してしまう。また、これ以上の収益が実現される業界には、他の企業が新たに参入してくる。業界の基本構造は、一時的な景気変動や原材料の供給不足、ストライキなどとは区別されなければならない。新年は、5つの競争要因のそれぞれについて、掘り下げをさせて頂きます。
2003.12.31
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【ゴルフから学んだ誇りある生き方】ゲーリー・プレーヤー著青木安輝 訳勝利は決意と鍛錬によってのみもたらされる何かを始める努力をするだけで、他のほとんどの人より先を行っている。目標を目指し続ける決意を持つかどうか他の人々よりもさらに多くの努力をするかどうか私たちは自分の前に生きていた人々から恩恵を受け、自分の後に来る人々に対して責任がある。-----------------【コスト・リーダーシップ戦略】経験曲線というコンセプトの普及(1970年代)とともに重視されるようになった。効率の良い規模の生産設備を積極的に建設し、間接諸経費の管理を厳しく行う。低コストの地位を占めると、業界内に強力な競争要因が現れても、平均以上の収益を生むことができる。低コストという地位によって、五つの競争要因すべてに対して対応できる。リスクとしては、・過去の経験や投資が無駄になってしまうようなテクノロジーの変化・新規参入業者の模倣、新技術による生産設備・製品やマーケティングへの関心が薄れる・インフレによるコスト上昇などが考えられる。
2003.12.30
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今回は、ブランド・ポジショニングとその例について、記させて頂く。【ブランド・ポジショニング】ブランドを言うだけで、消費者が製品を思い浮かべられるような状態。例えば、「きりん」と言うだけで、「ビール、ラベルの絵柄、味など」を思い出すようなこと。大きく3つの価値に分類される。①基本価値 必須の要素。これが他社に対して優位であれば、他の価値を補完してロング・セラーになる資格を得る可能性が高い。②情報価値 消費者の購買動機となるパッケージ・デザイン、広告など。例えば口コミでよい評判が伝われば、情報価値が高まったとされる。③付加価値 アフターサービスや高級イメージなど顧客満足を増す要因。重工業の数少ない例として、IHIの1万トン標準貨物船「フリーダム」や航空業界のYS11などが挙げられる。前者は、業界では標準船としてその特長や性能が理解され、世界中に船主を持つ。また、ブランド戦略と関連して、「タイムベース戦略」があげられる。時間が重要な競争要因になってきた昨今では、製品開発や開発から販売までの時間が短縮できれば、先発者の優位を得て、自社ブランドが他社ブランドよりも圧倒的な強さを発揮することが可能になる。
2003.12.29
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今回はブランドに関して、もう少し補足をさせて頂きます。【ブランド・ネーミング】CIやマーケティング・コミュニケーションなどの概念にも関わる。会社名でもブランド名でも、事業運営やマーケティング活動の中心であり、企業経営に求心力を与えるものである。新しい名前創出に当たっての戦略を、ネーミング戦略と称する。ブランド名を抽象的、中間領域、具象的の順に並べて評価するものを、ネーム・スペクトラムと呼ぶ。次の段階が、「テーマ選定」である。ここでは、具体的な名前とコンセプトが創出される。ターゲット顧客と技術的な製品属性の仕様のすり合わせが行われる。最近では、パソコンを使ったネーミングシステムも開発されている。【マルチ・ブランド】個別ブランドに企業名がついている場合、二重商標(ダブルマーク)と呼ばれる。さらにファミリーネームや効能・機能を示唆する仕様名がついている場合は、多重商標(マルチプルマーク)と呼ばれる。これらを総称してマルチ・ブランドという。ブランドには階層性があり、最上位層は企業ブランドである。第二階層にあたるのが、製品の総称(車であれば、乗用車、トラックなど)である。第三階層は、ブランド・ファミリー名や製品ラインに相当する段階(ブルーバード、セリカなど)で、第四階層は個別ブランド(ブルーバード・セダン、ワゴンなど)となる。さらに第五階層として、仕様や用途で区別する場合もある。ブランドの横方向への展開もある。ブランドバンドリング戦略とは、ブランドの結び付けにより結合効果を引き出そうとするもので、パソコンの「インテル・インサイド」が一例である。一方、ブランドの架橋戦略というのは、ブランドの買収などにより自社ブランドに買収先のブランドをつけて総称する方法である。
2003.12.28
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朝、雪が降っていてびっくり。今日は一日、本当に寒かった。今、寒いのはちょっと体にこたえる。今日は、マーケティングの4P(Product, Price, Place, Promotion) の中の価格戦略について整理させていただく。マーケティングでは、価格から見た競争戦略を「価格競争」と「非価格競争」の2つに大きく分けている。非価格競争の例としては、デザイン、イメージ、サービスの価値の充足などがあげられる。【価格戦略の目標】もちろん、企業の持続的競争優位確保のための利益・利潤の極大化であり、それをできるだけ長期にわたって実現することである。【需要の価格弾力性】・・・ミクロ経済と関連商品の需要と価格の間にある一種の法則。一般的に、価格が上昇すると需要が減り、価格を下げると需要が増える。生活必需品の場合、価格を上げてもそれほど需要は減らない。こういう場合、価格弾力性が低いという。一方、生活向上的製品は、価格を下げることにより需要が大きく変動する場合がある。このような場合、価格弾力性が高いことになる。【価格設定の方法】P・コトラーによれば、価格は原価、需要、競争の3つを考慮して決定する。一般的な方法としては、①原価+利幅(マークアップ方式)②コスト+費用(コストプラス方式)③市場価格(決める)-マージン=コスト(マーケット・プライス方式)これらの他に、最近では競争関係に基づくオープン価格、希望小売価格(建値制)などもよく見かける。新製品に関連して、早く投資を回収する上積み価格(スキミング・プライシング)と、初期は赤字でも市場浸透を早めて量産効果に期待する市場浸透価格(ぺネトレーション・プライシング)がよく知られている。
2003.12.27
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今年も仕事納めがやってきた。最近は、仕事しててもしてなくても、あまり気持ちの上では変わらない。でも、節目はやはり大事にしなきゃ。どうやら、廃棄処分のファイルの分別を終えることができた。さて、話題を変えてマイケル・ポーターの競争優位の戦略には、①コスト・リーダーシップ②差別化③集中化がある。それぞれの詳細はともかく、差別化のひとつとしてブランド戦略を取り上げよう。ブランドとは、メーカーや販売業者が自社の商品を競合企業の類似品と識別するために常用する名前、文字、シンボル、デザインなどを総称する言葉である。ブランド・イメージが高くなると、顧客は同一の商品を繰り返して購入するようになる。これを、ブランド・ロイヤリティーと呼ぶ。ブランドには、メーカーが広域販売を目指すナショナル・ブランド(NB)、著名デザイナーによるデザイナーズ・ブランド、卸小売業者が単独でつけたプライベート・ブランド(PB)、それからノー・ブランドなどがある。一般に、NBは広告宣伝費の関係から、PBに対してコストが割高となる。通常は3割程度、多いと2倍近く違う場合すらある。欧米を始めとして、PB商品の信頼度やアフターサービスに対する人気は高い。こういうことから、メーカーのNB商品を、流通業のPBのが食ってしまう場合がよくある。これは、ある商品に関してメーカ側と流通側(量販店など)の力関係にも関わると考えられる。強いNBを持つメーカは系列販売店を持ったり、量販店に対しても価格に関するコントロールを行う。そうでない場合は量販店のPBが一般的に強いということになる。
2003.12.26
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会社に出社の初日は、無事に終われてやれやれ。久々に、色んな人と顔合わせ。帰りは急いで病院に通院。こちらも間に合って、ほっとした。世の中はクリスマスだが、自分のは年末まで持ち越しという感じ。 さて、問題の診断士のコンテンツになるが、企業経営理論の中のマーケティング、その中でもサービスをまず選ばせて頂く。 サービスの品質は、マーケティング上非常に重要であり、サービス・マーケティングという言葉もある。 ここでは、D・コーウェルによるサービスの特長・特性と分類について整理させていただく。【サービスの特性】①無形性 事前に測定できない②不可分性 生産と消費が同時であり、不可分である③異質性 標準化や品質管理が極めて困難 品質管理については:・サービスを提供する側の人に依存・サービスを受ける側の反応の違いによる影響を受ける④所有権が無い 一過性のもの⑤非貯蔵性 生産・調整・需要調整が困難経営のなかでは、組織運営・活性化のための社内の活動(インターナル・マーケティング)や、サービスの差別化のための顧客との間のインタラクティブ・マーケティングなどが、キーワードになる。
2003.12.25
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お蔭様で、とても穏やかで暖かい日。ヘルパーのおばさんに挨拶に行ったら、退院にはとてもいい日和だと言って頂けた。一度で荷物を運びきれないと思い、ふと思い立って昼食の前に一旦荷物を持って帰ったら、ちょうどお歳暮のクール宅急便。これってシンクロ?今日はどうしても実家でやらねばならない用事があったので、それを全てに優先させて頂いた。届いたばかりの宅急便をお土産にさせてもらった。「生きてるだけで精一杯だよう!」とか言っていた父も、思っていたよりも結構元気に一緒に動いてくれた。やはり二人がかりの方がいい。他にもやりたいことはあったが、体がまだちょっと心配でやめておいた。夜が結構暖かくてとても助かった。診断士関連の記載は、日にちを間違えてました。明日からとさせて頂きます。
2003.12.24
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明日から家に戻るので、その前に荷物の整理と年賀状の宛名書きを始めた。無理をしないで休憩しながら、、、。やっぱり来年はパソコンを使おう。さて、パソコンは勿論、CDもカメラもビデオレコーダーも、今では殆どディジタルである。なぜこうなったかというと、やはり半導体の製造技術の進歩があったからではないだろうか。わずか十数mm角のシリコン基板の上に、十億個もの素子を作り込んで、しかもそれらが全て問題なく動作する。さらに言えば、それはたまたま偶然にできたことではなく、毎月数百万個もできたりしているのである。これはもう、ミスターマリックの手品よりすごいかも知れない。例えば掛け算をする回路をアナログとディジタルで作ると、アナログの方が圧倒的に少ない素子でできる。でも、素子の特性に少しでもばらつきがあると、その影響を受けて計算結果がずれてしまう。結果を受ける側で、このずれを補正する必要がでてくる。しかも、一度シリコンチップの上に作りこむと、調整は非常に難しい。これに対して、ディジタル回路は再現性に優れている。同じ入力データに対して、結果はいつも一定である。集積化するのに、適しているということになる。製造技術だけでなく、忘れてならないのは検査技術の進歩である。ちゃんとできているかどうやってテストするのか、ほんとに不思議。しかも、テストは可能な限り短時間で行わなければコストに影響する。長い間の多くの人々の努力と研究の成果の積み重ねのうえに、今の便利さがあるんだなと改めて思った。
2003.12.23
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そろそろ診断士に関わる内容も、日記に入れていこうと思う(明後日から)。明日はめでたく退院予定。看護婦さん、ヘルパーのおばさん有難う。現実に戻って年賀状は、うーむ、無理しないように要注意かなあ。さて、コンピュータの性能にアナログ技術が大きな影響を及ぼすようになったのは、動作速度がものすごく高速になったのが一番の理由と考えられる。コンピュータのICチップを動作させる周波数は、いまや1GHzを超えている。1GHzというのは、FMやテレビ放送の周波数などよりもずっと高い。日本の携帯電話が通信に使う周波数が、0.8GHz付近と1.5GHz付近だから、そのあたり。これはもうマイクロ波と呼ばれる領域である。ちなみに電子レンジは、確か2から3GHzくらいを使っているはずである。なんだか混信しそうだけれど、今後いろいろな無線通信方式が実用化されると、実際そういうこともあると聞いている。1GHzの電波の波長は30cm。例えば回路基板に長さ15cmの配線をして一端から1GHzを送ると、ちょうどギターの弦を指で弾いたような状態になることが起こり得る。そうなると向こうの端には、あたかも何も伝わっていないようなことになってしまう。扱う周波数が低いときには、配線はただつながっていればOKだったのだけれど、ここまで高い周波数を使うようになると、そうはいかない。配線に付随しているほんのわずかな定数も、無視できなくなってしまう。このことに着目して、高速メモリ(記憶素子)で一躍業界No.1になったのが、アメリカのRAMBUS社である。これは、最近のパソコンの高速化に大きく寄与するひとつのブレイクスルーだった。
2003.12.22
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外出許可もおりたことだし、今日は外に出ようと思っていたのに、電話したタイミングが悪かった。よりによって、一番忙殺されている最中にしてしまうとは。前もってちょっと調べれば、分かっていたことだった。相手の状況に気配りが足らなかったことを反省。もう少し突き詰めてみると、相手に対する敬意が足らなかったと思う。大事な相談であればあるほど、こちらの都合ばかり気になってしまう。相談させて頂けるだけでも、十分感謝すべきことなのに、、、。見舞いに来てくれた友人から、感謝をすることの大切さを教わった。身の回りにあるどんなものでも、必ず誰かしら人の手が関わっている。普段、全く当たり前のように気にしないで暮らしてはいるが、世の中は人がお互いに支えあってつくられているんだ。このサイトでそういう話を読んで、感動したとのことだった。http://www.whistle-miyoshi.co.jp/htmls/frameset.html
2003.12.21
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私のアナログへの感傷的な思いとは裏腹に、当時日本は第五世代のコンピュータなるものの開発に、国を挙げて邁進していたように覚えている。ご担当の先生方への重圧は、並大抵のものではなかったようで、実際開発の最中に亡くなった方もいらした。現在のように、半導体のチップに数億個レベルのトランジスタを集積できる時代ではなかったので、コンピュータは大きな箱(装置)だった。大型計算機といえば、部屋をひとつ占有するくらいのもので、冷却用のファンが騒音を発していたものである。私が学生を卒業する頃、DRAMという記憶素子のチップは6万4千個のトランジスタを内蔵していた。ちなみに現在では、10億個から40億個である。当時は、1と0を扱う論理回路を、いかに効率よく作るかを教えていただいていた覚えがある。これは、社会人になってからも結構役に立った。現在のコンピュータはパソコンが主流であるが、ここにきてアナログ技術の重要性が非常に高まっている。アナログ技術がコンピュータの性能にとても大きな影響を与えるようになったのである。
2003.12.20
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やっと外出許可がおりた(実はもう外出してました、御免なさい!)。サダム・フセインのこと、というよりマスコミのことも気になる。誰が正しいことを言っていたのか、もうすぐ明らかになりそう。それでも開き直る人たちもいるのだろうか。さて、大学に入って専門の勉強をさせていただくまでには、当時は教養過程という長くて退屈な講義を1年半も受けることになっていた。無事に電気の専門課程に進んで電子回路の講義を受けさせて頂いたとき、それまで増幅器(信号を大きくする素子)だと信じて疑わなかったトランジスタのことを、単なるスイッチだと説明されて呆然とした覚えがある。なんてもったいないトランジスタの使い方をするんだろう。つまり、ONかOFF かのどちらかで、その中間は無視されちゃう。アナログは、この中間が大事なんだけどなあ。ディジタルでは、中間の領域はONかOFF かのどちらか近い方に分類されてしまう。ノイズや歪があったりすると、アナログは影響を受けるけれど、ディジタルではトランジスタのONとOFF を逆転するような大きなノイズや歪以外は影響を受けない。コンピュータは全てこれを基本にして動いているんだということが、田舎育ちの私にもやがて分かった。
2003.12.19
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アナログとディジタルというと、今では知らない人はないくらい常識になってしまった。アナログに比べて、ディジタルは新しい技術である。なぜ、ディジタル技術がここまで広まったのか、ということについて自分なりに整理してみたい。私にとって、アナログ技術との出会いは中学生のころ、そしてディジタル技術との出会いは大学に進学してからである。中学生のころは真空管(げげっ!)を使ってラジオを作って遊んだりした。真空管にしても、トランジスタにしても、アナログ的な使い方をするには、最適な動作点を選ぶ必要がある。そうしないと、アナログ信号は簡単に歪んでしまうからである。従って、いかに歪みの小さい回路を設計するかが、プロの腕の見せ所となる。しかし、たとえ同じ型番のトランジスタでも、大量に生産すれば当然その特性にばらつきができる。最終製品の品質を高く保持しようとすると、製品毎に個別の調整が必要になってしまう。このようなことをしていると、大量生産には向かない。これは、ディジタル技術によって解決できる問題のひとつの例である。(続く)
2003.12.18
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ハンナさんについて語るのは、私以外にももっと適任者がいる。しかしながら、今回の麻酔の後遺症にハンナさんのハーブを利用させて頂き、改めてその効果の素晴らしさを実感できたこの機会に、はなはだ舌足らずながら、少しばかり書かせていただこうと思う。ハンナさん(クローガー博士)と最後に電話でお話させていただいたのは、確か日本でO-157が発生したときだったと思う。ビッグウッド㈱の大木社長(www.bigwood.co.jp)からの依頼で、すぐに電話で連絡をとらせて頂いた。そして、その原因にパピロマウイルスが関係していること、アメリカ人の約3割は保菌者であること、対処にはアシドフィルス菌が有効であることなどを教わった。さらに、子供と老人は、アシドフィルス菌の保有が少ないことも指摘して頂いた。 それからしばらくして、新聞その他でクローガー博士から伺った通りの報道がされるのを目にすることになった。パピロマウイルスに関しては、知る人がいたのかどうか定かではない。 実際、O-157で亡くなった人が子供と老人に限られたことをみると、博士の指摘の裏づけになると思う。 大変残念なことだが、ハンナさんはもうこの世にはいらっしゃらない。トルコで生を受けドイツで医学を学び、アメリカに渡ってアメリカには当時無かった健康食品の販売を始めた。 Reverentの称号を持ち、自分の教会を持つ。彼女が開発した他に類を見ない Herbal Combination の数々は、彼女曰く「天使が教えてくれた」という。 80歳を過ぎてなお、人々の健康で健全な生活のために、後継者の教育からハーブの製造、健康相談などに日夜活動し、周囲の人からは「いったいいつ休んでいるのか」と不思議がられたという。 私のような地球の裏側からの電話での問合せにも、要点をついた的確な解答をして下さった。初めて電話で質問をさせていただいたとき、手を受話器の上に置いて20数えなさいと言われたことを覚えている。数え終わった直後に答えを教えて下さった。後で伝え聞いたところによると、こちらに邪心が(ひと儲けしてやろうなんて)無いかを感じとっていらっしゃったようである。最後にひとこと付け加えると、ハンナさんは決して今の医学を否定されるようなことは無かった。今の医学と共存し、それを補足するというスタンスを終始取り続けられた方だった。改めて、天国からのお見守りに感謝させて頂きたい。
2003.12.17
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ここ丸々3日間、麻酔の後遺症の頭痛と吐き気で安静を余儀なくされていたとき、思わず父に電話をして、少し弱音を吐かせて頂いたことがある。父からは、「そういうふうに我慢しなきゃならない時もあるんだ。」という言葉が、珍しく語気を強めて返ってきた。父は、婿養子として飛鋪の家に迎えられた。私の家は、父で4代目になる江戸時代末期から続く呉服屋だった。祖父はワンマンだったので、最後まで店のことを父に任せず、父は主に経理を受け持って黙々と下積みをしていた。後で分かったことだが、父が税理士との関係をうまく続けていたお陰で、我が家の資産はかなり上手に保持されたようである。多くの婿養子がそうであるように、家の中では頼れる人も無く、祖父母に陰口を言われたりして、辛い思いもしていたのを私は知っている。終戦まぎわには、内地ではあるが、敵の艦砲射撃に備えるという理由で房総半島に従軍した経験も持つ。出陣前にお参りする天照大御神様のことを、最近まで嫌がっていた心の優しい人でもある。ちやほや育てられた私は、父に叱られた覚えさえあまり無かったが、今回頂いた言葉はとても重く感じられ、有難かった。
2003.12.16
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相変わらず横向きだけど、今日は峰岸幸夫さんが開発された、TTWという問題解決技法について読ませて頂いた。例えば会社に100人の従業員がいる。問題解決のためにこの全員の意見を聞くとすると、膨大な時間がかかる。TTWでは、9つに区切った升目の中央に解決すべき問題を書き込み、3分間でその周りに解決方法のアイデアを書き込む。これを皆に実施してもらうと、問題意識を持っている人、解決案を持っている人が明らかになり、その人たちと話し合うことで大幅な時間短縮になる。プロジェクトを進めるような場合にも、誰が適任かを判断するために有効に用いられる。これはほんの一例で、実はもっと奥が深いようであるが、これだけでも十分いいヒントになった。ちなみに、TTWとはThink Tank Windowsの略で、特許出願中とのことである。マインドマップのようなかたちにしてもできるかな?多くの人の考えの要点を短時間に集める方法として、非常に参考になった。
2003.12.15
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寝て暮らす日々が3日目に突入。頭を横にしてないと辛いので、PCも横向きで打てるようになってしまった。夕方から突然痛みが消えたので、起きていろいろと連絡をとっていたら、やっぱりまた痛みがでてきた。これだけ寝かされるのは、何か意味があるのだろうか。フセイン元大統領が捕まったという話を聞いた。世の中が動いてる。早く復帰しなきゃ。
2003.12.14
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今朝はちょっと無理をして、こっそり外出。ちょっと無謀かなと思っていたことが、実行できてしまった。やってみるもんだなあ。でも、裏口から入るところで、先生にみつかっちゃった。御免なさい!同室の大塚さんが、今日退院。まだちょっと不安そうだけど、出られておめでたい。とてもいい人で、いろいろ教えて頂いて(裏口のことも)感謝!その後は、ずっと船酔い(?)との闘い。麻酔の後遺症の頭痛と吐き気。これも回復までの道のりと観念するまで半日。後は、ひたすらじっとしてるだけ。こんな日もあるさ。この船酔いさえ終われば、回復は近い。
2003.12.13
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11月号の企業診断に、ミキハウスの木村皓一社長が紹介されていた。子供の頃小児麻痺を患い、右足が細かった。それを新聞配達で克服してから、何事もやってやれないことは無いという信念を持つようになった。創業は、奥さんと二人。奥さんが作って旦那さんが販売をする。結婚一年後の27歳、資金17万円のスタート。「無くてはならない企業」を目指す。人と品質に妥協を許さない。卓球の愛ちゃんの会社としても知られる。やってやれないことは無いという言葉が信念に変わるためには、まだまだ甘いと反省させて頂いた。
2003.12.12
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朝から検査、浣腸、点滴と続けざまで、そのまま手術室へ。明日かと思っていた。でも今日で良かった。一番いい日。有り難い!周りのヘルパーの人や看護婦さんが騒々しい中、先生は落ち着いて執刀くださり1時間余りで無事終了。麻酔の関係から、今日は一日ベッドの上で動けず。水も飲めず。仕方が無いので、持ってきた司馬遼太郎氏の「坂の上の雲」を読んだ。日露戦争のころ、我々の先人は何日もろくに寝ず、凍っためしを食べ、水も我慢(雪を食べると疫痢に感染する)して、圧倒的に兵力で勝る相手と戦った。今は自衛隊ごときで騒ぐ。隔世だよね。
2003.12.11
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帰りの飛行機の中で、これから起こりそうなことに対するいろんな不安な気持ちが起きてきたとき、斎藤一人さんの言葉を思い出して唱えさせて頂いた。「幸せだなあ、・・・・ついてる、ついてる。」不思議なことに、最初は言葉だけでも20分間くらい続けていると、だんだん気合が入ってくる。どうしてだろう、と思ったときに、ふと温泉で先輩に教えていただいたことを思い出した。人間の体の血液は、20分くらいで一巡する。だから熱い温泉に短時間入るよりも、温めの温泉か半身浴で20分くらい入っていたほうが温まる。確かに、20分以上つかっていると汗が噴出してきた。そういうことって関係あるのかな。これからも試してみよう。
2003.12.10
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