坂本光一さんが第34回江戸川乱歩賞(昭和63年)を受賞した
『白色の残像』
甲子園に出場する 高校野球チームのお話です。
「スライダー」とか…の用語が出て来ましたが、
ストレートと どこが違うのか わからないまま
登場人物の関係をメモしながら、結構面白く読みました。
有名野球部の監督が「高校野球のあり方を変えたい」と思って行動します。
甲子園決勝の前日にチームの宿を出て…
…というあたりは
いくら事情があっても、大事な時に宿を離れるの?
…という疑問も。
かつて東大で野球をしていたという坂本光一さん
高校野球の現状に感じるものがあったのでしょう。
登場人物がヤクザの野球賭博に利用される場面も。
あれから20年以上経って、 さて、高校野球はどう変わったのでしょう?
今年、相撲界はヤクザがらみで波乱の一年でしたが
純真な相撲力士や野球青年を汚れた世界に引きずり込む事は
やめて欲しいです。
葉真中顕『ロスト・ケア』 2014年10月15日 コメント(10)
『襲名犯』を読んで GO! 2014年05月29日 コメント(10)
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ココア410さんComments
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